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2025.05.26 Monday
16分休符
今日のレッスンでは、16分休符で始まるフレーズの練習をした。
ぼくは16分休符を休んで、無意識にダウンピッキングで弾いていたら、先生に「そこはアップで弾かないと…」と言われた。 言われてみれば、16ビートのカッティングを普通に弾くときは、常に1小節に16回アップダウンを繰り返して、音を出すところだけ弦を弾いて、出さないときにもピックは上下に動かすのが普通。 つまり、16分休符のところは、ピックで弦に触れず(ミュートしてもいい)、2つ目の音はアップピッキングで弾くということだ。 常に、ダウン・アップを繰り返すということを意識しないといけない。 そうすることで、小節の頭の休符を意識できる。 目からウロコとはこのことだった。 カッティングの時に、常にダウン・アップを繰り返すのは基本だとわかっていたが、単音で弾くときにもそれを意識することで、休符を意識できる。 なるほど、と理解した。 自分が教えるときには、「音を出さないところを意識することが大事」と言っているのだが、それができていない。 情けない話だ。 ついでに、幾田りらの「ロマンスの神様」という曲のギターソロのところを聞いてもらって、それを弾いてみた。 音の並びは基本的なペンタトニックという、ギター弾きなら誰でも知っているというスケール。 ただただ、そのフレーズをなぞっているので、音は出せるのだが、なぜかぼくが弾くとかっこよくない。 これはどうやったらいいんですか?と聞いた。 それはノリが足りないという指摘。 ノリというのは、やはりリズム。 このギターソロはちょっと走っている(リズムが前のめりになっている)から、単に音程だけを並べてもだめ、ということだ。 極論すれば、リズムに前のめりにノッて「踊りながら弾く」という感じという。 単に弾いている状態から、そこに行くのが難しい。 何度も聞いて、感覚をつかんで、スピード感を持って弾かないといけない。 今日はすごくためになるレッスンだった。 |
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