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2006.09.04 Monday
日のあたる街角で
今朝のNHKの朝のドラマ(純情きらり)で、主人公の桜子が、敗戦でアメリカを恨む小学生に、戦争を始めた自分たち大人が悪かった、と謝った上で、「アメリカを恨んでいても、いいことはない…」と言ったあとに、自分が好きなジャズの曲の話を始めた。
その曲が、「日のあたる街角で」という曲。 ”On the sunny side of the street”というのが原題。 知っている曲だったが、意味はよくわかっていなかった。 調べてみると、この曲はアメリカが不況のどん底であった1930年代の曲。 悪いことばかりではない、ものごとにはいい面もあるんだという、暗い気持ちを吹き飛ばそう、という曲だった。 それが、わかってみると、素晴らしい曲に思えてきた。 CDを買おう。 On the sunny side of the street Grab your coat and get your hat Leave your worries on the door step Just direct your feet To the Sunny side of the Street Can't you hear that pit ten-pat And the happy tune is your step Life can be so sweet On the Sunny side of the Street I used to walk in the shade With those blues on parade But now I'm not afraid This over, crossed over And if I never have a cent I'll be rich as Rockefeller Gold dust at my feet On the Sunny side of the Street Words by Dorothy Fields Music by Jimmy McHugh 曲の意味は、こんなのだと思う。 日のあたる街角 コートをつかみ、帽子を持って、暗い気持ちは出口で忘れよう 日のあたる街角へまっすぐに進んでいこう 足音が聞こえるかい? 君の足音は、そのハッピーな足音だ 生きてることはこんなに素晴らしい 日のあたる街角を歩けば ずっと日陰を歩いてきた 憂鬱な気持ちばかり でも、こんな事はもう恐くない 通りを渡って、日のあたる街角を歩けばね 1セントもなくても、ロックフェラーみたいに金持ちだ 足もとには砂金がある 日のあたる街角を歩けば ものごとには、いい面があるという勇気を与える曲だった。 アメリカ人はそれがわかって、歌っていたのか…。 |
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