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2023.10.31 Tuesday
胃カメラ
今年は健康診断のバリウムの代わりに胃カメラをやった。
今朝の検査だ。 先週予約をとって、昨日の9時以降絶食。 朝の服薬もやめて、自転車で近所のクリニックに行った。 そこは鼻からカメラを入れるので、楽だと聞いた。 でも、実際にはそんなに楽ではない。 オエッとなりにくい、というメリットはあるのだろう。 それでもかなり気持ち悪い。 待合室で、胃の泡を消すという薬を水で溶いて飲む。 診察室で、鼻に麻酔薬のジェルを注射器で入れて、吸って喉まで出してくださいという。 普段意識はしないが、喉からジェル出てくる感触がわかる。 それでダミーの管を入れて、5分ほど待つ。 それから、ダミーを抜いて、先生がカメラを入れていく。 もっと細いカメラかと思っていたが、案外太い。 こんなのが通るのかと思ったが、順調に通って行って、食道から胃と十二指腸を見て終了。 長く感じたが、10分弱だったと思う。 途中で食道の出口あたりにポリープがあり、検査をするために針金のようなものを入れて採取した。 何度か水を注射器で入れて、洗浄した。 胃液が逆流して食道炎ぽくなっていたり、胃が少し荒れているらしい。 十二指腸のところもちょっと荒れている。 ストレスはだいぶ減ったと思うが、それでもなくならない。 検査結果は2週間後とのこと。 口から入れるよりは楽なのだろう。 何かで読んだが、胃カメラの日本のシェアは高いらしい。 カメラと光ファイバーが強かったからだろうか。 そのせいで、AIで学習させる素材がたくさんあるのが強みになっている。 そのうち、AIが画像診断するようになるのだろう。 フェイク画像を見ていると、AIなら診断など簡単だろうと思う。 学習の素材が多いことが決め手になる。 つまり症例が多いことだ。 国民皆保険でどんどん検査をやってきた。 CTスキャナの数など世界一らしい。 グーグルに聞いたら100万人あたり107台で、コンビニの総数の1/5にあたる数だという。 高度成長期のお金があるときの遺産みたいなものだ。 設備を入れたら稼働させないといけないから、すぐに検査をする。 儲けるために検査をする。 そんな構図もあるのだろう。 増え続ける老人医療について、考えさせられた。 |
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