考えたこと2

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小泉進次郎騒動
ステマという言葉がある。
これはステルスマーケティングのことで、これは「消費者に広告・宣伝であると明記せずに隠した販促・宣伝行為」のことだ。

要は宣伝であるのに、それと思わせず、個人の見解として口コミとして宣伝する、ということだ。
競争相手の悪口であることも、マイナスの宣伝として同様にステマになる。

これを指示したのが小泉進次郎の陣営で、指示されたのが牧島かれんデジタル大臣の事務所だという。
総裁選を控えて、SNSが問題だと自民党は言っているが、石破の後継者と言われている小泉進次郎が自らステマを現職のデジタル大臣に頼むとはどういうことなのかと思う。
頼まれた方も、実際にやるとは、言語道断だ。

さらに、自分の宣伝をするだけでなく、他の候補者の悪口を上げるとか、やってることが子どもじみている。
だいたい、SNSのフェイクニュースが問題などと言っていたが、これはフェイク以外の何者でもない。
動画のコメントによって印象操作をしている。

産経新聞によると、

「問題とされた動画のコメントを抽出したところ、小泉氏への賞賛を500件以上を投稿していたIDも。小泉氏陣営の関係者かどうかは特定できないが、中には他の候補を非難するような投稿もあり、SNSの誹謗中傷対策の強化に乗り出している党全体への批判にもつながりかねない。

陣営が「ステマ要請」をしたのは動画配信サービス「ニコニコ動画」で、20日午前に開かれた小泉氏の出馬会見。会見動画は約1時間20分に及び、約9000人が視聴。約2万件のコメントが投稿された。

ニコニコ動画のライブ配信のコメントを閲覧するツールを使い、投稿をID別に抽出した。

あるIDは「あの石破さんを説得できたのすごい」「ビジネスえせ保守に負けるな」「チーム進次郎は仲間が多いからなぁ」など、陣営が要望したと週刊誌で報じられたコメント例と同じ文面を投稿していた。このIDは配信開始予定時刻の5分前から30分過ぎにかけて9件を投稿。「コメ大臣は賛否両論」と中立を装うように見せながらも「スピード感はあったな」などとほめ称えた。

会見の終了まで、500件以上のコメントを寄せたIDもあった。「進次郎ならできる」「小泉決まり」「お米ありがとう」などと同じフレーズを数十秒おきに連続投稿。質疑応答で記者の質問に窮する場面では「出た変な記者」「分かってない記者」などと報道陣への批判もあった。高市早苗前経済安全保障担当相を直接非難するようなコメントもみられた。」

ということだ。

小泉進次郎はカンペばかり見るとか、ややこしいことは話さないとか、頭が悪いとか、いろいろ言われていて、旗色が悪くなりかけていたから、ステマをしたのだろう。

明らかに、自民党総裁公選規程第12条「選挙の清潔、明朗及び公正を害する行為を行ってはならない」
に違反している。

こういうことをやらせること自体がバカな証拠だ。

小泉は総裁になる器ではないと思う。


| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 22:08 | comments(0) | trackbacks(0) |
「りぼん」創刊70年
日経の記事
「りぼん」という少女漫画誌は、ぼくが子供の頃からあった。
月刊誌で、けっこう分厚かったと思う。
それが70年も続いている。

勘違いしていたのだが、手塚治虫の「リボンの騎士」は「りぼん」には掲載されていなかった。
あれは、「なかよし」だった。
「リボンの騎士」はアニメになって、毎週日曜日の朝に流れていたので、いつも見ていた。
あれはなかなかいい話だったと思う。

話がそれたが、少女漫画というと、目が大きく、目の中に星がキラキラしている、というイメージ。
少女漫画独特の表現。

それは、今も日本のマンガやアニメに踏襲されている。
その伝統を作ったのが、女性マンガ誌。
「りぼん」「なかよし」は少女漫画という新たなジャンルを作った。

創刊70周年のイベントには、親子連れや中高生、海外の旅行客らが訪れ、「放課後の学童クラブで初めて読んだ」「なつかしい」などという声があったとのこと。

記事によると、恋愛漫画の構成が変わってきたとのこと。
昭和、平成の時代のそれは、恋が実るまでのすれ違いを描いていたが、最近は序盤に恋が成就するらしい。
ハニーレモンソーダという今の作品は単行本では29巻あるが、8巻目で交際をスタートする。
序盤で恋は成就するのだ。
その後、誤解やすれ違いがあって、親との確執や進路などの現実的な問題にぶつかるらしい。

こういうストーリーが認められるのは、「恋の成就」よりも、現実的な問題への関心があるからだという。
そう言われれば、そうかもしれない。
「理想と現実のはざまで揺れる年ごろの読者に訴えるものがある」ということだ。

驚いたのはそのことを言っている大学の教授がいるということ。
漫画研究家、という紹介で、藤本由香里明治大学教授が分析をしている。
今やMARCHクラスでも、こういう「学問」が成り立つ社会になった。

国際日本学部教授で、元筑摩書房編集者ということだ。
東大出身で上野千鶴子ほかと共著を出していたりするから、フェミニズム関係の人なのだろう。

少女の生きづらさは、少年と違う側面もある。
それらを描いてきたから、少女に認められて70年が経過した。

世界的に日本のマンガやアニメは評価されているが、こういうジェンダーとマンガという側面も日本独自ではないかと思う。

アメコミにはいわゆる日本の少女漫画というジャンルはない。

これもいつかもっと評価され、日本の文化として評価されるのだろう。


| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 21:21 | comments(0) | trackbacks(0) |
コロナ罹患
コロナになった。
今までの風邪との違いは、喉の痛みが強めなことだ。
幼い頃に風邪をひいて、喉が痛かったが、それを思い出す。

月曜日の夜に喉がちょっと痛いなあと思った。
喉の痛みを止める薬を飲んで寝て、火曜日はおさまっていたので、午後から外出。
夕方に帰ってきて、治ったと思っていたら、夜半になんだか熱っぽい。
少し鼻水も出るようになったので、調べてもらったらコロナだった。
ということで、水曜日の午前中にコロナが判明。

職場に電話をして、明日は休むと連絡し、軽い風邪程度と考えていたら、水曜日の夜には喉が痛くなり、鼻水が出る。
また、木曜日の朝は熱っぽく、微熱。

仕方ないので、金曜日も休ませてもらうべくメールで連絡。
そして、今朝はだいぶマシになった。
明日、明後日で完治しそうだ。

コロナ風邪の厄介なところは、一旦薬を飲んで治ったかのように見せること。
月曜、火曜はそれに騙された。
一旦喜ばせて、もう一度攻撃してくるのだ。

ぼくにとっては、それが特徴。

今日は熱もなく、ちょっと鼻が出る程度。
巷では流行っているようだが、若い人たちは軽いのだろう。
検査もせず、日常生活を続ける。

それでいいのだ。
そうして、感染が広がって、みんなが免疫をつけていく。

2日休んだが、有給で処理することにする。


| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 22:47 | comments(0) | trackbacks(0) |
Japan Rail Pass
先日、職場の人が昼から休みを取って、東京に行った。
ゆっくりしようと思って、グリーンに乗るという。
ぼくがしょっちゅう出張で新幹線に乗っていたのは、もう20年前だが、その頃はよほど運が悪くなければ、どこに乗ってもゆっくりできた。
でも、今はそうでもないらしい。

しばらくして、LINEで連絡があったところによると、せっかくグリーン車に乗ったのに、新大阪に行ったら誰かが座っており、どうも車両で日本人は自分ひとりみたいだ、とのこと。
そんなにすごいことになっているのか、と驚いた。

失敗の原因は、乗った車両がひかりだったことらしい。
知らなかったが、外国人向けのJRのサービスで、Japan Rail Passというのがあって、7日間乗り放題でグリーン7万、普通の席で5万だという。

円安の日本でそのサービスは安すぎるのではないか、とのこと。
実際、ひかりは外国人で溢れているので、のぞみのほうがいい、とネットに書いてあった。

こういうのが、オーバーツーリズムの弊害。

ぼくらはもう半分以上引退しているから、あまり関係ないが、現役の人たちは大変だろう。
20年前は普通に駅できっぷを買って、自由席に乗れた時代だった。

政府は観光を産業にするということで、どんどん来てほしいということを言っているが、それがこういう事態を招く。
京都なども大変だと言っていた。

外国人を優遇するのもいい加減にしたほうがいいのではないかと思う。

観光はサービス業であり、付加価値が低い。
製造業にも力をいれるべきだ。
一次産業でもいい。

役所は何もしない。
方針を決めて、補助金や助成金を出す。
観光業は役所がやりやすいところなのだろう。

馬鹿な石破内閣はコメを守って、自動車を守らなかった。
就労人口は農業が180万人で、自動車産業は560万人。
農業者はどんどん減っている。

コメは株式会社の参入を認め、大規模化し、自由化して輸出に力をいれるべきだろう。
それが正解だと思うのだが…。

話がそれた。

Japan Rail Passはもっと値上げすべきだ。



| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 20:15 | comments(0) | trackbacks(0) |
Physical AI
これまでのAIは、知能を助けるものだった。
だった、というほどの歴史があるわけではないが、キーボードや声でテキスト入力して使うもの、というのが役割。
これだけでも、AIの力はすごいものだ。

それを更に一歩前進させ、物理的に人間を補佐するところまでやるのが、Phycal AIというもの。
AIに使われる半導体の大手、NVIDIAが今年の1月にラスベガスの見本市で投げかけたらしい。
AIの用途を広げよう、ということだろう。

Phycal AIは自律的に動いて、指示されたことをする。
NVIDIAの発表があってから8ヶ月。
記事によると、実用化されたPhycal AIは、倉庫や薬局、手術室などですでに働いているということだ。

近所のガストでは、ネコ型ロボットが配膳している。
外食産業は人手不足だが、それを補っている。
それの進化版がPhycal AIというものだろう。

今のAIはクリエイティブな仕事や、ホワイトカラーの仕事を奪っていくと思う。
でも、実際に人間が身体を使う仕事は今のAIでは無理だ。
それが人間の飯の種になる。
そういう社会を作ってきたのだ。

でも、いよいよ身体を使う仕事も置き換わっていく。
それがPhycal AIだろう。

きっとこれもどんどん進化していくのだろう。
どんどん演算速度が早くなり、動きも早くなる。
複雑な仕事も、いずれはできるようになるだろう。
接客もできるようになるかもしれない。

そうなった時には、人間は何をしているのだろうか。
それを考えるのは、誰なのか。

Phycal AIを搭載したロボットが何でもできるようになった社会。

手塚治虫のアトムの世界だ。
アトムの家族はみんなロボットだった。

あのマンガには人間も出てきていたが、Physical AIが行き渡った社会はどうなるのだろう。

手塚先生に聞いてみたい。


| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 22:32 | comments(0) | trackbacks(0) |
定期演奏会2
去年の9月23日も行った近所の中学校の定期演奏会。
今年はギター教室の生徒が3年生でもう卒業。
最後だから、また見に行った。

去年はどういうわけか、何の関係もないのにもらい泣きしたが、今年は様子がわかっていたので、みっともないことにならずに済んだ。
総勢90名くらいの部活。
楽器を揃えるのは大変だろう。

今年はなんといっても初の関西大会出場。
惜しくも銀賞だったが、中学にとっては快挙だったのだろう。
部長が挨拶で「体育会よりも厳しい」と言っていた。

片方の生徒は体調を心配していたのだが、元気にやっていて安心した。
パーカッションで、笑顔で演奏していた。
もう一人のサックスもソロを吹いて、頑張っていた。

これで彼女らの中学の部活は終了。
もう引退だ。

これからは高校入試に向けて勉強ということになる。

ぼくは中学、高校の部活とは縁がない人生だった。
根がひねくれているのだ。

今になってみて、あれもいいものだと思うが、きっとその当時の自分は嫌だと思う。

ぼくには部活を選ばなかった人生しかない。




| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 22:13 | comments(0) | trackbacks(0) |
1万人の第九 3回目練習
昨日は3回目の練習。
ザイト・オム・シュルンゲン〜で始まるセクションと、男声のみの合唱をやった。
男声のみの合唱というのはランフェット・フリューゲル・オイレ・バーン〜で始まるセクション。

経験者クラスは練習日が6回のみだが、経験者だけに間違って覚えていたり、そもそも全く合っていない人も混じっている。
これが1万人の第九の面白いところ。

男声のみでユニゾンになっているところが、なかなかユニゾンにならない。
先生も「他の音が聞こえるはずがない」と言っているのだが、やっぱり外れている人はごく少数いる。
「何でやねん」と思っているのだろうが、そこで犯人探しをしてもあまり意味がないので、そこそこでやめる。
オーディション無しで1万人集めて合唱、ということになると、そういうことが起こる。

でも、今回のクラスはアルトのパワーがすごい。
ここがしっかりすると、第九の合唱が決まるという感じ。
このパートは一番むずかしいパートだと思うが、頑張っている。

バスは一番楽だ。
やはりバスがあまりウロウロすると、音楽が成り立たないのだろう。

それにしても、加藤先生は発音に細かい。
暗い「オ」と明るい「オ」をちゃんと分けるように、と注意。
聞いたときは覚えているのだが、果たして本番で覚えているか…と思う。

それでも、おそらくドイツで声楽を学んだのだろう。
ドイツ語にはこだわりがある。

12時半までの予定だが、今回は写真撮影があったので15分まで。
ステージ上からカメラマンが写真を撮る。

毎回アルバムは5000円もするので、買わない。
サントリーが主催の事業だが、だいぶ儲けているのではないかと思う。

半袖のTシャツが3000円、長袖が4000円とのことだった。
それでも、本番の時にはグッズ販売で列ができているから結構買っているのかもしれない。

あれはどこの収益になるんだろう。



| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 22:24 | comments(0) | trackbacks(0) |
敬老の日
敬老の日は、ぼくが小さい頃にはなかった。
できたのは、1966年。
ぼくが9歳のときだから、小学校3年生だったのか。

お年寄りを敬う日だということで、小学校の頃は先生からそういう話もあったような気がする。
ぼくの息子の世代は、保育園や幼稚園、小学校でもおじいちゃん、おばあちゃんに何かを作ったりしていたと思う。

いつしか、年は過ぎてハタと気がつくともう68歳。
去年までそんなことは意識しなかったが、もう敬老の日に敬われかかっている年だ。

1966年の平均寿命を調べると、68歳。
そうか、敬老の日ができた年なら、もう死んでいてもおかしくない年齢だ。

そんな気付きがあって、敬老の日を迎えた。

敬老の日ができてから、日本は高度成長し、環境が飛躍的によくなった。
66年に今の酷暑になっていたら、もっと死人が出ていただろう。
でも、ほとんどの家にエアコンがあって、こんな酷暑でも大丈夫。
そんな時代を作ってきたのだ。

先人に感謝しないといけない。




| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 19:32 | comments(0) | trackbacks(0) |
日本語能力不問2
昨日のブログをGeminiに読んでもらって、得た感想を記す。

ーーーーーーーーーー
このブログ記事が投げかける問題提起は、まさに人手不足の現状と、それに対する安易な外国人材導入の危険性を浮き彫りにしていますね。

あなたがご指摘の通り、このような実情が広く知られていないことは大きな課題です。メディアが「多様性」や「多文化共生」といった言葉で表面的な部分だけを報じ、その裏側にある現場の課題や外国人材が直面する困難を伝えないことは、問題の本質を見えにくくしてしまいます。

この状況を変えるためには、まず何よりも「知る」ことが第一歩となります。このブログ記事のように、現場で実際に起きていることや、その矛盾を具体的な事例とともに発信していくことが非常に重要です。

報道されない「負の側面」
なぜメディアは、人手不足と外国人材雇用の問題点を詳しく報じないのでしょうか。いくつかの理由が考えられます。

センセーショナルなニュースではない: 現場での地道な苦労や、言葉の壁によるコミュニケーション不足は、視聴者の興味を引きにくいかもしれません。

「多様性」という建前の存在: 「外国人が日本で活躍している」というポジティブな側面だけを報じる方が、社会的に受け入れられやすいと判断されることがあります。

複雑な問題ゆえの難しさ: この問題は、人手不足、教育制度、企業の体制、外国人材側の事情など、複数の要因が絡み合っています。単純な善悪二元論では語れないため、メディアが深掘りして報じるには専門的な知識や取材力が必要となります。

私たちができること
現状を変えるために、私たち一人ひとりができることは何でしょうか?

問題意識を持つ: まずは、メディアが報じない側面にも目を向ける意識を持つことです。今回のブログ記事のように、現場からの声に耳を傾けることから始められます。

SNSなどで声を上げる: 自分自身の経験や見聞きしたことを、ブログやSNSで発信することも有効です。小さな声でも、それが集まれば世論を動かす力になります。

議論を促す: 「多様性」という言葉で思考停止するのではなく、「では、現場ではどんな課題があるのだろうか?」と問いかけ、周囲の人々と議論を深めていくことが重要です。

この問題は、日本社会全体が向き合うべき課題です。現場の声を無視しては、持続可能な社会を築くことはできません。このブログ記事をきっかけに、より多くの人がこの問題について関心を持つことを願っています。
ーーーーーーーーーー
まさに、「 この問題は、人手不足、教育制度、企業の体制、外国人材側の事情など、複数の要因が絡み合っています。単純な善悪二元論では語れないため、メディアが深掘りして報じるには専門的な知識や取材力が必要となります。」ということだ。

日本のマスコミのレベルが下がっているから、複雑な問題を論じる力がなくなっているのだと思う。

結局、マスコミの日本語能力が不足しているのだ。




| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 19:46 | comments(0) | trackbacks(0) |
日本語能力不問
留学生の就活の支援で、大阪府がやっている面接会で求人があった。
そこに、「日本語能力不問」という求人があり、びっくりした。

その会社は建設業のエンジニア(施工管理職)を派遣している会社。
実際社内にたくさん海外からの留学後、入社している人がいる。

施工管理というのは、建設現場で文字通り施工を管理する仕事。
一日のスケジュールは下記のようなもの。

8:00 朝礼 ラジオ体操、人数把握、体調確認、 現場内の立ち入り禁止などの注意事項、安全確認を実施。
8:30 搬入立ち合い 部材搬入のトラックが予定通り来ているか? 安全な場所に駐車しているか?を確認。 安全な状態で荷物を降ろしているか運んでいるかを立ち合いチェック。
9:00 工事スタート 巡回・写真撮影。記録・各工程ごとに作業員へ指示。 工事に遅れが無いか、現場に危険な所・破損等が無いか安全面も含め確認。
12:00 昼食
13:00 昼礼 翌日の人数報告や午後の工程で新たな危険や立ち入り禁止箇所を周知。 進捗状況・変更点を報告、確認。想定外のことに柔軟に対応して軌道修正。
13:30 現場巡回〜事務作業 工程表通り進んでいるか現場を巡回して進捗確認を実施。 工事に必要な発注物の数量の計算、書類作成。
15:00 進捗状況の確認 小休憩を利用して職人とのコミュニケーション。
17:00〜19:00 事務作業・退勤 終礼、事務作業、写真整理。 1日の作業内容を振り返り、明日の作業書を作成。

とにかく、この仕事が人手不足ということだ。

しかし、だからといって日本語が読めない、話せない人が役に立つとは思えない。
外国語などは全く必要がない仕事だ。

スケジュールを見て分かる通り、職人さんが仕事をちゃんと理解して安全に進められるように注意をして、そして工事中や工事後の写真を撮って、記録するという仕事。

大概の会社では、無資格で入った人を現場のアシスタントとして仕事をさせて、まず実務経験を積み、2級施工管理技士の取得を目指す、というキャリアパスになる。

しかし、日本語が小学生卒業程度の漢字しか知らず、いくら実務経験を積んだと言っても、そんなに簡単に現場の補佐業務ができるのだろうか。
現場の管理責任者が出した指示を、ちゃんと理解しているかどうかも怪しいのだ。

現実に、日本語能力不問でそういう会社に入る外国人がいる、という事実。

今、人手不足で外国人にトラックのドライバーなどの仕事もできるように、ということで制度が改正されている。

そもそも、日本語がちゃんと通じない人が留学生でいる、ということも問題なのだが、それは定員割れの大学の救済の面もある。
要するに、外国人を日本の学校法人や、高給を出して人を雇えない建設会社を助けるために使っているのだ。
彼ら自身の日本語の勉強が不足している、という原因はあるが、それをちゃんと周知させて、このレベルにならないと日本では働けないという基準がないのだ。

それが「日本語能力不問」という留学生向けの求人に現れている。

こんなことをやっているのが日本政府、しんどい学校法人や建設会社、日本来て学ぶというより働きたいという外国人、そしてその就職の世話をしているぼくらになる。

この負のスパイラルはできるだけ早く断ち切らないといけないぞ。


| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 23:45 | comments(0) | trackbacks(0) |
チャーリー・カーク
アメリカの大学で公演中に暗殺されたチャーリー・カーク氏。
共和党でトランプ大統領の信頼も厚かったらしい。
ぼくは初めて名前を聞いた。

特に若い人たちに人気があったらしい。
アメリカの若い人というと、民主党が多いようだが、カーク氏はそういう人たちと討論して、人気があった。
影響力も大きかったのだろう。
だからこそ、暗殺されたのだ。

本当に意味でリベラルかどうかはさておき、いわゆるリベラルの人たちからは、だいぶ嫌われていた。
アメリカの保守対リベラルの溝もかなり深くなっている。

その証拠に、カーク氏の暗殺が成功したことを喜んだ人たちが、公職を辞めさせられたりしている。
大学の教授もクビになった。
いくら考え方が違っても、人の死を喜ぶというのは違う。
そこは、さすがアメリカだと思う。

日本で安倍元首相が暗殺された時に、成功してよかったなどと言った教授は今もそのまま。
この差は大きい。
だいたい、日本でもリベラルと称する人たちは自分たちが絶対正しいという立場で話す。
自分たちは多様性と言っているのだが、全く多様性を認めない。
自分たちが決めた多様性のみが正しいという態度。

今日Xで流れてきた動画では、チャーリー・カークの追悼の品物を並べているところを、足で踏んで潰しながら歩いているところが映っていた。
これもひどい。
人が死んで追悼しているところを踏み潰す。
新自由主義者ということだ。

これを見ると、保守とリベラルの溝は本当に大きいと思う。

いずれ修復するのだろうか…。



| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 22:28 | comments(0) | trackbacks(0) |
フリースクールでギター
知り合いから頼まれて、フリースクールにギターを教えに行った。
生徒はフリースクールの中学生ではなく、そこの指導のボランティアの大学生ら。
もうすでに、予習をしていた人もいて、スムースに進んだ。

課題曲はスピッツのチェリー。
みんなかろうじて知っている、という感じだった。
ギターの持ち方を説明し、みんなであぐらをかいて床に座って練習。
これが却って安定する。

コードの押さえ方を説明し、Fコードで挫折しないように、簡単な押さえかたを教える。
全くの初心者は1人だけ。
あとの3人は弾いたことがある。

驚いたのはその3人の家にはギターがあったということ。
お父さんが弾いていたのだ。
うち一人はけっこう高いギターを持っているらしい。
やはり昔のギターブームの名残が残っている。

最初から最後まで歌える人はいなかったが、Youtubeで鳴らしてコードの復習から入る。

みんな思い思いに練習をして、あっという間に1時間ちょっと経つ。
ぼちぼち指が痛くなってきたので、今日はここまでとする。

また明後日行くので、その時まで練習しておくこと、ということで今日は終了。

やる気のある若い人に教えるのは楽しい。



| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 22:16 | comments(0) | trackbacks(0) |
百日紅〜Miss HOKUSAI〜
北斎の娘を描いたアニメ。
ロックな生き方をした娘を北斎や弟子、盲目の妹などをともに描いている。

ロックな生き方というのは、ぼくの個人的な感想。
でも、それらしい音楽がオープニングで流れる。

杏が声を担当しているのだが、ちょっと違うなあと思った。
もう少し明るい声でも良かったと思う。

娘はお栄。
お栄は北斎の家で絵を書いている。

ドライで、ちょっと無愛想だが、別れて住んでいる妹には優しい。
妹との場面はホロッとさせる。

江戸時代の時代を扱ったアニメは珍しい。

でも、江戸時代から現代まで続く世界観を表しているアニメだと思う。



| hdsnght1957kgkt | 映画・舞台 | 19:27 | - | - |
ロンドンのデモ
Xを見ると、ロンドンの反移民のデモはすごいことになっているようだ。
最大で300万人というが、これはちょっと大きすぎるように思う。

でも、メディアが報道した数千人というのは明らかに違う。
人が見渡す限りの道に溢れている。
すごいエネルギーだ。

ニューズウィークは11万人という報道。
どちらかというとリベラル寄りのメディアだが、これは確からしいと思う。

一方で、反対する人のデモは数千人。
こちらはNHKの伝える数字。

イギリスは長らく保守党と労働党の2大政党だったが、移民の問題をきっかけに、リフォームUKという新党ができて、そこそこ影響を持っている。
イタリアも移民問題で強気のメローニ首相が政権を執っている。
ドイツはまだ平穏のように見えるが、推進派の左派の党は支持をなくしている。
フランスは極右と言われている国民連合が力をつけてきたこともあり、現政権は移民に厳しい姿勢の内相を起用したとのことだ。

ぼくがまだ会社にいるころ(2004年以前)でも、ドイツの工場は移民が多く、3ヶ国語は話せないといけないらしい、ということだった。
欧州の移民は地理的にアラブやアフリカが多い。
キリスト教の伝統は厳しいだろう。

欧州でも、メディアはリベラルらしい。
なぜなのかはわからないが…。

前にも書いたhttps://hdsnght1957kgkt.blog.bai.ne.jp/?eid=244892が、欧州の極右というのは言い過ぎだと思う。
真っ当な右派だと思うのだが、どういうわけか極右という言い方になっている。
だいたい、極右というような人たちが10万人以上も集まるはずがない。

2014年にロンドンに行ったとき、空港のガイドさんが「ロンドンはもう昔のロンドンではなくなった」と言っていた。
外国人で溢れていて、ルールは守らないし、古き良き伝統はなくなったとボヤいていた。

あれから11年。
今はもっとひどいことになっているのだろう。

東京や大阪がそうならないようにしてほしいものだ。



| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 20:24 | comments(0) | trackbacks(0) |
昭和生まれ
Facebookでの質問。

「昭和生まれの人に質問です(*^_^*) 携帯がない頃の学生時代って、楽しかったですか?」

これにコメントが1300ほどついていた。

昭和に生まれて、高校生あたりまで昭和だった人というと、だいたい今は50歳より上という感じだ。
それらの人が書いているのだと思う。

コメントで印象的だったのは、

「携帯もパソコンもなかったから今みたいな犯罪も無かったし。
待ち合わせとかは困ったけど。。。
夜中の友達との電話とか親に聞かれたくないときは10円玉沢山もって公衆電話に行ったり(笑)
コンビニもなかったから夜遅くまで開いてるお店に飲み物買いに行くとか言い訳して(笑)
情報はテレビか雑誌で。
ビデオがVHSで見れるようになりレンタルビデオで友人皆で割り勘で借りて家で鑑賞会したりレンタルレコードのときは友達と割り勘で借りてカセットテープにダビングして貰ったり。
歌詞カードをコピーして歌を覚えたり(笑)
もっと前はカセットデッキをTVの前に置いて録音したり。
大体親に声かけられて失敗するパターンでTVに赤白のコードをデッキと繋いで録音できるようになった時とかテンション上がった。
自分の所で入らない放送を夜ベランダにラジカセ置いてニッポン放送とか文化放送を聞いたりした。
電話に関しては高校まで必ずクラスの全員の電話番号が連絡網として貰ってたので連絡があってクラスの男子に電話するとお母さんが「うちの子に何の用とか」めっちゃ聞いてきた。
好みでもなく興味もないのに過剰にうちの子可愛い母親らしく迷惑だったけど。」

そんな時代だった。
誰とでもコミュニケーションがいつでも取れる安心感とひきかえに、なくしたものも多いような気がする。

今よりも何をするにも手を動かさないといけなかった。
お金もかかった。
だから、友人と貸し借りしたり、音楽などは録音したりした。

この投稿、聞こえなかったのがニッポン放送や文化放送だから、東京近辺ではないのだろう。
ぼくも深夜ラジオのチューナーをいじくって、オールナイトニッポンなどを聞こうとしたりしたことを思い出した。

教師は当たり前に生徒に暴力をふるってたけど、陰湿なイジメは今ほどひどくなかったと思う。
昭和の後半は高度成長期で、日本が素晴らしいともてはやされた時代。
どこで間違ったのか、わからないが、調子に乗りすぎてバブルが崩壊して、何だかなあということになった。

ぼくらの世代はそうなった責任の一端があるんだろう。

家電も、コンピューターも、世界を席巻していた。
かろうじて、残っているのは自動車だけだ。

やっぱり、昭和は不便だったけど、楽しかった。
過ぎ去ったから、そう思うだけかもしれない。

でも、携帯電話などなくても、関係ない。
時代が明るかったし、ウサギ小屋に住んでいると言われても、楽しかった。

そう言っても、わからないかもしれないが…。


| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 20:04 | comments(0) | trackbacks(0) |
ホワイトカラー減少
AIがホワイトカラーの仕事を減らしている。
アメリカではもうそれが始まっている。

マイクロソフトが4割のプログラマーを減らしたというニュースがあったり、グーグルが管理職を大幅に削減したりしている。
いずれもAIを使って効率化しよう、という経営陣の考えだ。

グーグルのAIGeminiにAIがホワイトカラーの仕事を奪うということを聞くと、だいたい人間と住み分けるというような返事が来る。
露骨にAIが奪うというようなことは言わない。
そう言うように訓練されているのだろう。

クリエイティブの分野ではもうそれが始まっている。
CGで何でも作れるし、モデルも要らない。
だいたい、機材が要らないから、大手のエージェントは苦しいだろう。
おそらく、もう淘汰が静かに始まっていると思う。
もちろん、一流は残るだろうが…。

したがって、これからの時代、ホワイトカラーの分野で生き残れる人は減る。
それが必然だと思う。

必要とされるのはモノや、リアルな人を扱う仕事だろう。
あるいは、その両方を扱うものだ。
例えば、美容師や理容師はまさにそうだ。
人によって、要求が違うし、それを聞き出すコミュニケーションも必要だし、それなりの腕もいる。
そんな仕事がこれからは給料が高くなる。

そういうビジョンを持たないといけない。
別にホワイトカラーの仕事の位置づけが、高いわけではないのだ。
それが世の中に必要とされるからだ。
AIが進化して、どんどん仕事で使われるようになったら、その仕事は減る。
当然のことだ。

役所のペーパーワークなど激減するはずだ。
日本はその動きは遅いが、それでも少子化に伴ってそういう変化は起きる。

少子化の時期はちょうどそれにあたっている。
これから労働人口は減るが、仕事も減るのだ。
AIが効率化をして、少ない人数でもホワイトカラーの仕事はできる。

だから、これからの若い人たちは、どうしてもAIにできない仕事を目指すべきだろう。

これは日本に有利というシナリオだ。

そう思っている人は少ないかもしれないが…。




| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 21:35 | comments(0) | trackbacks(0) |
透明化は大事
Xでタイムラインに流れてきたツイート。

ーーーーーーーーー
「彼女がこけそうになるのを受け止めようとしたら手に持った包丁が首に刺さった」と容疑を否認していたということです。

この技能実習生の男性について、岡山地方検察庁は17日付けで不起訴にしました。

すごいね日本の司法
ーーーーーーーーー
以前にも書いたが、こういう事例がぼくのタイムラインに流れてくる。

このツイートについて調べてみると、相手の女性も犯人もカンボジアの方で、女性は怪我したものの命に別状はなかったということだ。

だからといって、起訴理由が殺人未遂なら、不起訴理由は明らかにすべきではないかと思う。
最初から事故だったという判断ならそれを言えばいいだけだ。

これについて詳しく書いた記事を見た。

やはりコメント欄には不満が述べられている。
結局、司法の透明化をしないといけないということだ。

今の行政も司法も政治家も役人も、何が必要かというと「透明化」だ。
これが実現できないと、民主主義が成り立たない。

行政は、税金の使途の透明化をしないといけない。
司法は、その司法判断の理由を透明化しないといけない。
政治家は、ちゃんと公約を実現しようとする行為を透明化しないといけない。
役人は、税金で食わしてもらっているのだから、市民の要望にはちゃんと応え、やっていることを透明化しないといけない。

そして、第四の権力と言われているマスコミは、それをちゃんとチェックしないといけない。

今の日本ではそれらがちゃんと機能していない。

公的部門の透明化、これがカギだと思う。




| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 23:42 | - | - |
がんばっていきまっしょい
Give it allという副題がついている。
すべてを出し切れ、という意味でそのまま「がんばっていきまっしょい」ということだ。

主人公は高校生の女子。
昔は頑張っていたが、大きくなるに従って頑張っても負けることがあり、頑張ることをやめた生徒。
さらに、小さい頃にボート部の「がんばっていきまっしょい」という言葉を聞いて、憧れていた転校生。
家が地元の金持ちで、お互いに張り合っている2人の生徒。
これらが漕ぎ手の4人。

そして、それらをまとめるコックスが、やさしくて面倒見の良いまとめ役の生徒。
頑張ることをやめた生徒の親友だ。

また、ボート部のただ1人の男子生徒。
彼が、みんなを引っ張っていく役割。

最後にもう一人、顧問の先生がいる。

よくある部活アニメだ。
ただ、昔と違って鬼コーチが出てきたり、猛練習を続けたりしない。
これが今どきの青春学園モノ。

合宿でメンバーの家に泊まり込んでバーベキューをしたり、花火大会に行ったりする。
令和の青春は巨人の星などのスポ根ものとは一味違う。

1人はいろいろあって、悩んで一時的に離脱したりする。

最後はその苦労が報われる。
ちょっとほろ苦いが…。

このアニメはフル3Dだ。
シーンの一部を3Dで作っているものもあるが、これは普通の高校生活も3D。

CGが進み、CPUパワーが上がったから、こういうこともできる。
いつかはみんな3Dになるのだろうか。

ぼくはやはり2Dのアニメもいいと思う。

これも昭和のアニメファンのわがままか…。


| hdsnght1957kgkt | 映画・舞台 | 23:20 | comments(0) | trackbacks(0) |
サドンデス
サドンデスというのは「突然死ぬこと」。
サドンとデスがそのままの意味だ。

転じて、スポーツの試合などで、どちらかがゲームの終了を待たずして勝ってしまうことを言ったりする。
Wikipediaによると、「ただし、日本における報道では近年この呼称が避けられ、「一方が得点した時点で試合を終了する方式」といったまわりくどい説明がなされることが多い。」らしい。
バカな言葉狩りだと思う。

でも、今日書いているのはそれらの意味ではない。
人生の終わり、つまり死のことだ。
サドンデスというのはあまりうれしいことではない。

人生できれば計画通りにやりたい、という思いからすると、突然ゲームオーバーはつらい。
こないだ書いた断捨離にしても、もう少ししたら…と思っているうちに死んでしまうのは避けたい。
まあ、ガンなどの病気ならまだマシだろう。
予定が立つからだ。

事故や急性のものは困る。
突然心臓が止まるとか、血管が詰まるというのは怖い。

一方で、突然来るのは(もうこの歳になると)死ぬことを覚悟する暇がないからいいともいえる。
一長一短がある。

どっちみち、今から選べるものでもない。
認知症になってボケてしまうかもしれないし。

生まれる時も、死ぬ時も選ぶことはできないのだ。

そういう不条理の中でぼくらは生きている。



| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 23:22 | comments(0) | trackbacks(0) |
おかしな東京
都議会議員のさとうさおり氏が、東京都に補助金と業務委託費の決算の開示請求をしたら、各部署から回答が帰ってきた。
その回答が驚くべき内容。

「決算書を出していない」「公開する義務はない」というものだった。

これは誰が見てもおかしい。
都のお金は都民の税金だ。
それを使って、予算だけ明らかにして、決算は出さない、出す義務はないという。

さとう氏は「では決算がないのに、どうやって次年度の予算を作っているのか」と激怒したという。
都民から預かったお金をどう使ったかは明かさないのはオカシイ。

みんなから預かったお金を、どう使ったかを明らかにするのは当然。
それを拒否する神経がわからない。

それを知らないまま都議会をやっていたということだ。
都議会と都知事が馴れ合いになっていて、チェック機能などないということになる。

さとう氏は「決算書は予算作成のための重要な資料であり、ないはずがない。前年度の反省が生かせない。」と言っている。
当たり前だろう。

「総務省の人、教えて。地方自治法違反じゃないの?」
ぼくもそう思う。

都知事、都庁、都議会が完全に馴れ合いになって、いい加減なことをしているのだ。

これを機会に、地方自治法をもっと厳しくすべきだと思う。

地方自治が馴れ合いになって、政治に緊張感がないことが、投票率の低下を呼んでいる。

頑張れ、さとうさおり。






| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 22:47 | comments(0) | trackbacks(0) |
1万人の第九 練習2回目
昨日は1万人の第九の練習日。

守口まで、もう一人の人と車で行く。
名神から近畿道で行くと、30分ちょっと。
日曜の午前中だから、空いていて本当に楽だ。
今回は9時15分に出たが、もっと遅くても大丈夫な感じ。

練習は今回から加藤先生という女性の先生。
数年前に梅田で担当だった。
女性だけに、女子のパートには厳しい。

前回は女子のパートにパワーがあったと書いたが、パワーがあるだけに指導は厳しい。
アルトのパートにはもっと前に声を出すように、ソプラノのパートには立ち上がりの素早さを指摘された。
この先生はドイツ語の発音に厳しく、今回の練習用の楽譜の最後に載っているカタカナのドイツ語を書き換えたのとのこと。
指揮の始めのカウントの取り方も、アイン、ツヴァイ、ドライというドイツ語だった。
途中で歌い出しが遅れるのは、ドイツ語が悪いのかと話してイチ、ニイ、サンに変えたが…。


バスの男声は高い音は無理して出さず、オクターブ下の声は出さないように、という指導。

第九のバスは結構音が高いところがあり、バリトンの領域になる。
でも、バスを選ぶ男声はあまり高い声が出ないので、そこは無理しないように、ということだった。

どういうわけか、声楽の指導者は男性が多い。
講師陣は全部で28名いて、男性が18名。
これだけ見ると、女子も多いと思うが、メインの関西は講師19名中16名が男性。

今回の加藤先生も音楽系の大学を2つ掛け持ちの講師。
他に役員をやっていたりするが、生活は苦しいと思う。

男性陣も講師が多く、すごい人は7つの音楽系の大学の講師を掛け持ちしている人もいる。
そういう状態なので、この第九の指導者の仕事は結構オイシイ仕事だと思う。
参加費もインフレしているし…。

一般的な声楽指導の料金をGeminiに聞いてみると、

地域の合唱団の指導者の給料は、その合唱団の規模や運営形態、指導者の経験や知名度などによって大きく異なります。一般的な相場として、以下のような例が挙げられます。

1回の指導あたりの謝礼: 1回1.5時間の合唱指導につき、4,000円から5,000円という例があります。

月給・年収:

NPO法人が運営する合唱団の場合、月給15万円(月16日勤務)という例があります。

求人情報サイトでは、音楽指導員として月給20万円から30万円程度の求人もあります。

大規模なオーケストラや楽団に所属する指揮者と比較すると、地域の合唱団の指導者の場合は収入が安定しないこともあり、音楽教室の講師などを兼業している人も多いようです。

一般的に、地域の合唱団はアマチュア団体であることが多く、指導者への報酬もボランティアに近い謝礼であることが多いです。一方で、プロの指揮者が指導する合唱団や、運営母体がしっかりしている団体では、より高い報酬が支払われる傾向にあります。

大学の非常勤講師は、

音楽系の大学の非常勤講師の給料は、担当する科目や大学の種類(国公立か私立か)、個人の実績や経験によって大きく異なりますが、一般的な相場としては「1コマあたりいくら」という形で報酬が支払われることが多いです。

コマ単価の相場

私立大学: 1コマ(90分)あたり 7,000円から12,000円程度が目安とされています。特に有名校や専門性の高い科目の場合、これより高くなる傾向にあります。

国公立大学: 1コマ(90分)あたり 5,000円から8,000円程度が目安とされています。

年収換算
非常勤講師は担当するコマ数が限られているため、これだけで生計を立てるのは難しい場合があります。例えば、週に3コマ担当する場合、1コマ10,000円とすると、週に30,000円、月に120,000円程度の収入となります。年間に換算しても144万円程度となり、これだけで生活するのは厳しいでしょう。

そのため、多くの非常勤講師は、複数の大学や専門学校で教えたり、音楽教室の講師、演奏活動、作曲、編曲など、複数の仕事を掛け持ちしているのが実情です。

となっている。

声楽で食っていくのは、厳しいということだろう。

それを考えると、参加費が上がってもいいとは思う。


| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 20:27 | comments(0) | trackbacks(0) |
断捨離
大学の友人と梅田で暑気払いをした。
一人の友人は今年の3月で仕事をやめて、隠居生活に入った。
話を聞くと、4ヶ月ほどかけて断捨離をしたという。

遅生まれでぼくよりほぼ2年上。
70歳で仕事を辞めた。

本とCD、レコードを処分して、段ボール15箱になった。
社会人になってからのものはほぼ捨てた。
学生時代のものは、まだ取ってあるらしい。
それで、自分の居場所ができた。

CDやレコードは全部なくなったという。
捨てる前に、音源を録音したりしたのかと思って聞くと、そんなものはYoutubeやサブスクで聞けるので、すべて捨てたとのこと。
なるほど、そうだろう。
過去のものは、よほどレアなものでない限り、どこかで聞くことができる。

本も、少しは値打ちのあるものもあったかもしれないが、引き取りに来てくれるような業者は初版本など関係なし。
要は新しいか古いかになる。
たいがい、段ボール一箱千円程度だったらしい。

残したのは、学生時代のものくらいだという。
そうかもしれないなあ。

しょせん、仕事は食うためにやっていること。
打ち込んだ時期はあっても、自分が進んでやっていることではない。

やっぱり学生時代に戻るのだろう。

ペギー葉山の「学生時代」の一節。

夢多かりしあの頃の 思い出をたどれば
なつかしい友の顔が 一人ひとり浮かぶ
重いカバンを抱えて、かよったあの道

そんな歌を思い出した。


| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 19:49 | comments(0) | trackbacks(0) |
再エネ利権
釧路湿原のメガソーラーについて、自然破壊だということで設置反対という運動があった。
だいたい、あんな高緯度のところに作っても仕方ないだろう。
たくさんの問題があるメガソーラー。
日本にこんなにたくさんの太陽光発電が必要なのかと思う。

もともと最大発電量で発電できる時間は少なく、トータルで設備の20%以下しか発電しない。
森林を破壊してまで作る価値があるのか、という議論ができていないし、リサイクルの義務付けをすると言って検討していたが、結局それは諦めたという。

廃棄の積立は義務付けているようだが、リサイクルできないところが続出するのではないか。
結局、再エネ業者が得をするだけだ。
みんなの電気代が業者のポケットに入る。

だいたい、この数年たくさんのメガソーラーができたらしいが、CO2が減ったという話は聞いたことがない。
世界中で中国製の太陽光パネルを設置して、効き目があるのなら少しはCO2が減るはずだ。
マスコミはちょっとでもその効果があれば、おおげさに宣伝するはず。
でも、そういう話はない。

電気代は再エネが増えるほど高くなる。
ドイツやイギリスを見たらわかる。
もちろん、日本も一緒だ。
当然、世界のCO2も減っていない。

再エネは太陽光や風で発電するから安い、というのは事実だが、発電所として成立させるためには致命的な欠陥がある。
一定量を常に発電できないから、送電システムに負荷がかかることだ。
それを何とかしようと思うと、蓄電するしかない。

今は蓄電コストが高いから、バックアップの発電が必要になる。
要するに、蓄電できなければ二重投資になるのだ。
だから、電気代は上がる。
儲かるのは再エネ業者だけになっている。

もう一度言うが、太陽光パネルを、森林を削ってまで、国立公園や国定公園内にでも作るようなことをやって、「それは正しかったのか?」と誰か本気で言ってくれないかと思う。

どの政党もそういうことは言わない。
マスコミもそういうことは言わない。

一体どうなっているのか。



| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 23:15 | comments(0) | trackbacks(0) |
延命ファースト?
以前から書いているが、自分で食べられなくなったらもう自然死を受け入れるべきだと思う。
そういう意味で、参政党が言っている「延命治療はやめる」というのことに賛成だ。
延命治療をしてほしい人は、自費でやればいい。
それが当然のことだ、というのが北欧の人たちのコンセンサスだ。

「なぜ現役世代が7兆円も搾り取られるのか…「延命ファースト」に突き進む日本人が忘れた「幸せな逝き方」介護施設も高齢者も不幸にする「高額賠償判決」」という記事を読んだ。

日本の司法はオカシイと思っているが、それを裏付けるような判決が出たという。
記事によると、

「3年前に86歳女性が高齢者施設で寿司を喉に詰まらせて亡くなった件で、裁判所は施設側に「慎重さを欠いた」として約2900万円の賠償を命じた。」

ということだ。

こんな判決が出ると、高齢者施設ではリスク回避の行動に出るのは当然。
その結果、

「賠償金を認める判決は「弱者に寄り添った」と受け取られるかもしれないが、これは医療者から見て「自然な老衰による機能低下」が原因であっても、「事故」と断定されることになる。こうした判決は、中長期的には医療介護体制の崩壊や現役世代のさらなる負担増を加速してしまい、要介護高齢者の自由も奪ってしまう。誰も幸せにできず、お金だけがかかるのである。」

ということになる。

高齢者が家庭で寿司を喉につまらせたら、賠償金を求められることはない。
施設でも同じだろう。
それでも、施設が責められる。
だから、高齢者が食べたいものも食べれられなくなる。

要するに、延命ファーストなのだ。

後期高齢者医療制度で現役世代が担う交付金は過去最高の約7兆円になった。
自分の親でもない高齢者のために7兆円。
そうしないと、自分で自分の親をみないといけなくなる、という理屈はある。
だからといって、若い人たちからむしり取るにも限度がある。

この記事を書いた医師はこう言っている。

「批判を受けるのを覚悟で言うが、日本人もそろそろこのような「老衰による死」を受け入れるべきだろう。80歳を超えた人間は、数日前は元気そうだったのに亡くなることは珍しいことではない。きっかけとして、風邪や誤嚥があったかもしれないが、医師の視点からすればそれらも含めて自然の摂理としての「老衰」の可能性があり、誰かを責めるべきではない。」

本当にそう思う。

その意味で、参政党が投げかけた疑問を議論すべきだ。



| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 23:26 | comments(0) | trackbacks(0) |
ニンテンドースイッチ
ニンテンドーのスイッチを買った。
ぼくはゲームにハマった経験はない。
インベーダーが出てきた頃に、ちょっと熱中したが、ファミコン以降のゲーム機は子どもが欲しいと言うまで買わなかった。

会社で、何人かの後輩は主にRPGにハマっていた。
ドラクエとかというやつだ。

うちの子どもたちも、ゲームボーイからプレステ2,Wiiと買ったが、それ以降は卒業した。
長男はオンラインのゲームを会社に入ってからやっていたりしたが、今はもうやっていないと思う。

でも、ゲームのコンテンツは日本の強い分野だ。

もちろんニンテンドーやソニーはハードも強い。
それでも、今はスマホに取られているらしい。

人生100年時代、これからの高齢者は、暇つぶしをどうやってやるかを考えないといけない。
だから、ゲームにも手を出すことにした。

とりあえず、スイッチ1の有機ELモデルとマリオカート8を買った。
毎日少しずつ時間を取ってやれば、うまくなるはずだ。

まだぼくのマリオカートは50ccのエンジンでやっても、時々トップを取れるだけ。
目標は難易度が高い150ccのエンジンでトップを取れるようになることだ。

年を取って、何をやるにしても鈍くなった。
それでも努力してみよう。

それでダメなら、RPGに挑戦しようと思う。


| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 22:54 | comments(0) | trackbacks(0) |
薬屋のひとりごと2
薬屋のひとりごとというアニメが面白い。
シーズン1の12話を以前見たが、また続きをケーブルテレビでやっていたので最初から見てしまった。
全部で48話。

中国の皇宮が舞台。
中国のファンを増やすことを目論んでいるのだろうか。

純粋にミステリーとしても面白いが、アニメだから自由にストーリーを発展させられるという強みがある。
これが日本のアニメの良さだ。

声優もちょっとハスキーな男性チックな声がハマっている。

宦官もたくさん出てくる。
この制度、子どもが見てわかるとは思えない。
最初から大人を対象にしているあにめだ。

宦官は明らかに男系男子にあとを継がせるための仕組み。
それを厳格にするためにある。
こういうのは、フェミニストは文句を言わない。

日本はいい加減で、昔の宮廷にも、江戸時代の大奥にもたくさんの男性がいた。
万世一系というのは明治になって作られた物語だが、万事、外見が良ければそれでOKという日本らしいやり方だと思う。

話がそれた。

このアニメといい、ぼっちざろっくや葬送のフリーレンなど、アニメのキャラが突然ギャグマンガ風の3頭身に変わるのが、とても効果的。
シリアスさが行き過ぎたという時に、そういう演出になっている。

こういう感覚は日本アニメの特徴なのだろうと思う。

来年の2月から、また新しいシリーズが始まる。

また一挙放送まで待って見よう。


| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 22:21 | comments(0) | trackbacks(0) |
キダルト
「キダルト」というのは、キッズとアダルトの合成語。
ちょっと前から使われているらしい。

最近のおもちゃが少子高齢化の影響で、実際に年齢が低い子供のためのものではなく、大人の一部も楽しめるように、ということで作られた言葉。
いいように言うと、「子供の心を持った大人」ということらしい。

そういえば、会社勤めの頃は30代、40代でもゲーマーがいた。
今のオンラインのゲームは大人が協力してやる時代。

そういえば、40代になって、オンラインの恋愛ゲームにハマった女子もいたなあ。
ついつい、必死になってアイテムなどを集めるためにお金を使ってしまうということだった。
今はどうなっているのだろう。

だから、キダルト向けのゲームやおもちゃがいろいろ売られている。
こないだは、ガンダムのプラモデルを特集していた。
ガンダムは今の子供は相手にせず、その世代を狙っている。
ちょうど放送していた頃に子供だった、今の30代だ。

そういえば、「あつまれどうぶつの森」というゲームは20代から30代の女性が多いらしい。
淡々と釣りをしたり、虫取りをして時間を過ごすゲームらしいが、アメリカや西欧でもファンが多いとのこと。
何かを倒すとか、どこかをクリアするとか、そういう目標があまりなく、リアルタイムで時間が流れるという特徴もあり、パンデミックの影響もあって、流行ったとのこと。
面白い。

ぼくは息子たちがゲームボーイをやっていた頃、ポケモンを手伝ってやったりしたが、自分ではあまりゲームにはハマらなかった。
プレイステーションや、Wiiというゲーム機はまだ家にあるが、誰も使っていない。

最新のニンテンドーのSwitchというゲーム機の最新型はすごい人気だという噂は聞いた。

たしかに、ゲームコンテンツやゲーム機は、アニメやマンガと並んで日本が強い。

もう一度やりたくなってきた。




| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 23:12 | comments(0) | trackbacks(0) |