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2016.10.31 Monday
初日の驚き その2
学校法人に転職した初日、入学式のことは昨日書いた。
今日はその後のこと。 ぼくの仕事はコンピューターの関係の仕事だった。 そういうことに詳しい人が必要だ、というので呼ばれた。 ぼくは専門家ではなかったが、前の職場でシステム関係のことはやっていたので、その仕事になったといういきさつ。 学生の情報教育をどうしていくかとか、コンピューター教室を運営するとか、そういう役目だ。 ぼくのために部署を一つ作ってくれた。 ただし、職員はいない。図書館にいて、その建物の4階にコンピューター教室があり、そこに専門の派遣スタッフがいて、その人たちがぼくと一緒に仕事をした。 後から思えば、ずっと大学にいる人と一緒に働くよりも、よかったと思う。 その役目を決めてくれた事務局長が、初日から広報委員会に出てほしいという。 右も左もわからない状態で、いいんですか?と聞いたら、ちょうどその年にできた委員会だからかまわない、ということだった。 主に大学のホームページが「しょぼくて、受験生にあまり見られない」ということが議題らしい。 ということで、入学式の後に広報委員会なるものに出た。 出席者は副学長、学部長、学科長あたりだったか。 よく覚えてないが、10人足らずの会議だった。 とにかく、初めての顔ばかりなのであまり邪魔をしないように聞いていた。 しかし、集まったメンバーはあまりホームページの内容に詳しくなく、どうしたいのかよくわからないという。 あまりにも要領を得ない会議だった。 おまけに、委員長が「それでは、こんど来られた方がそのあたりはお詳しいということなので、お任せして…」と言うのでビックリした。 それまで黙って聞いていたが、こうなると言わないと仕方がない。 話したことは以下の内容。 大学のホームページを受験生に見てもらって、受験生を確保したいという目標は理解する。 見せ方はどうにでもなるが、どういう内容を見せたいのか、コンテンツが魅力的でなければダメ。 コンテンツのことは、ぼくは素人で全くわからない。だから、それを決めてほしい。 そういうと、議長が「あなた、とてもいいことをおっしゃる」と言った。 アタリマエのことを話しただけだったが、今までどういう考えでやってきたのか、と思った。 これが二つ目の驚いたこと。 ここからぼくの2つ目のキャリアが始まった。 |
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