考えたこと2

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スチールパン
今日はギターの先生が出演するライブに行ってきた。
主役はスチールパンという楽器。20世紀最後のアコースティック楽器と呼ばれているらしい。

発祥の地はトリニダードトバゴという南米の国。ここで石油が取れる。その石油を入れるドラム缶をへこませて、凹面になったところに円形の凸面を作り、その大きさで音階が決まる・・・書くと難しいが、このページを見てみて下さい。

http://www1.linkclub.or.jp/~ishiguro/pan/pan.htm

今日メインで演奏したのは、一つのドラム缶に28音階が出せるようにしてあるもの。クロムメッキの銀色ですごくきれいなものだった。たたく棒は、先にゴムのついたもので、20センチくらいの長さ。
これはテナーパンといって、30センチくらいの深さである。他に60センチくらいの深さのアルトパンというのもあった。こちらは低い音なので、出せる音が少なくなる。

カリブ海生まれの楽器というのがぴったりで、すごく明るい響きがする。金属的なパゥンという音で、きれいな音色。
二人のスチールパン・プレイヤーが、見事なスティックさばきで銀色のスチールパンを叩くと、何ともいえない音の世界ができる。

ディズニーのビビディ・バビディ・ブーや、セルジオ・メンデスとブラジル66のマシュケナダ、アントニオ・カルロス・ジョビンの波や、ジャズの名曲であるテイクファイブなどの曲が、何ともいえずカリブ風になって響く。
曲によっては悲しい響きになったり、明るい響きになったりする。
ギターのF先生は相変わらずうまい。スパニッシュ、ラテン、ボサノバ・・どんな曲でも弾ける。ソロも多かった。

たまにこういう音を聞くと、俗世界から離れることができる。

予約してなかったので、開店と同時に行った。
一番前の席に陣取り、ステージをながめながらビールを飲んでいると、すぐに酔いが回る。

酔いをさます意味もあって、乗りまくって手拍子したので、目立ったのかもしれない。
最後に、スチールパンのリーダーが席の前に来て、目を見て、「今日はありがとうございました」と言ってくれた。

あー、楽しかった・・と独り言を言いながら、帰途につく。
こういう夜は、時間が経つのが早い。

「音楽はこころの贅沢」こういう言葉があるのかどうか・・・Googleではヒットしなかったが、そういう言葉がぴったり来るライブだった。

2週続いた連休も終わり。

明日からがんばって働かないと。


| | 音楽 | 22:57 | comments(0) | trackbacks(0) |

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