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2008.10.06 Monday
昔の唄
竹内まりやのExpressions、今までのベスト盤を買った。
今回はレーベルを超えての企画だったが、特に初期の曲がよかった。 最近の曲も、好きな曲がたくさんあるのだが、自分が音楽と過ごした時間の密度とでもいうか…、まだどっぷり仕事に漬かっていない時期に聞いた曲は、その頃の「気分」を呼び戻すのだろう。 デビューしてしばらくの曲はイイ。 レコードの時代だから、最近は聞いてない曲。 だから、よけいに懐かしかった。 戻っておいで私の時間、ドリーム・オブ・ユー、September、不思議なピーチパイ、象牙海岸、マージービートで唄わせて…。 「ユニバーシティストリート」は残念ながらファン投票で入らなかったのか。 あの曲の終わりには、何人かがわいわい言って、別れていく場面の会話が出てくる。 「まりや試験どうだったー?」 「落っこちたー」 「バイビー」 「東京では、バイバイのことを、バイビー言うらしいゾ…」 仲の良い友だちと別れる時には、「バイビー」とマネしたことを思い出す…。 若かったな〜。 そんな関西人はたくさんいたハズ。 今回のExpressionsの1枚目に入っている、「五線紙」という曲も好きだった。 二十年ぶりくらいに聞いたかな。 あの頃の気分がよみがえるから、音楽は不思議だ。 竹内まりやは歌だけで、安部恭弘の作曲で作詞は松本隆。 この曲の歌詞はあの時代のものだ。 あの頃のぼくらは 美しく愚かに 愛とか平和を詞にすれば それで世界が変わると信じてた そうそう。 そんなふうに思った過去を持って、大人になって、そして…、という時期の歌だった。 70年代の気分を思い出しながら聞いた。 |
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