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2021.05.31 Monday
痩せた
こないだ、久しぶりに会った人がいて「痩せたね」と言われた。
ダイエットをしたことを話すと、「そんなことできへん」という。 「膝が痛くなったから」ということを話すと、そんな年寄みたいなこと、という。 年齢を言うと、納得された。 もっと若いと思っていたらしい。 大学生と相談をするという仕事の性質上、あまり年寄に見られても具合悪い。 だから、髪を自分で染めている。 それくらいしか、若作りしてはいないのだが、若く見てくれるのはこの年になるとちょっとうれしい。 ぼくらが働き始めたころの常識でいえば、そんな年の人は企業にはいなかった。 60歳というと、結構なお年だったなあ。 でも、今は65歳定年になったから、まだ居ても許される年齢。 今の仕事は経験も仕事のうち、ということなので、65歳で定年とは限らない。 それを狙っているから、髪を染めている面もある。 たしかにスリムになって、ズボンのウエストは5センチほど減った。 体重は6キロ減った。 もう少し減らしたいのだが、それは難しい。 スーツなど、合わないものも増えた。 ズボンももともとのデザインが太目で、今のスタイルではないところに、痩せて足もスリムになったから、履けないものが増えた。 これはダイエットというより、筋肉が落ちたという方が正しい。 うちの父も心臓の手術をしたときは痩せた。 手術で痩せたのではなく、食事の注意を受けて痩せたのだ。 もともと野菜はあまり好きではなく、卵や肉が好きだったと思う。 酒は全くダメで、奈良漬で赤くなっていた。 最近はオンラインでの仕事も増えて、自分の顔がディスプレイに移ることも増えた。 マスクで半分は隠れているが、それでもあまりうれしいものではない。 できれば、見ずに過ごしたい。 でも、毎日化粧をする女性が、化粧品に金をかけてきれいになりたいという気持ちになるのはわかる。 見ていて、きれいではないからだ。 いつの世も、子どもはかわいく、老人は醜い。 当たり前のことを毎日見せられる。 これは苦痛だ。 オンラインの時代になると、男性のアンチエイジングの製品が売れるのではないか。 |
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