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2008.01.13 Sunday
ふりつけからダンスへ
ひと昔前は、テレビの音楽番組で「踊る」というと、歌のオマケという感じだった。
もっとも、それは「ふりつけ」と言われていたものだが…。 麻丘めぐみの「私の彼は左きき」あたりが懐かしい。 男性ではフォーリーブスがハシリかな…。 その後、キャンディーズ、ピンクレディと続く。 ジャニーズ事務所のタレントたちがそれに続いていったようだが、数年前に様相が変わった。 エグザイルを初めて見た時はビックリした。 子どもに「あのチョロチョロしている人は?」と聞くと、「ダンサー」だという。 それまでは、歌う人が踊るのが原則だった。 エグザイルは、歌う人は歌い、踊る人は踊る。 ダンスが主役で、シンガーは脇役と言ってもいい。 CDを買うと、DVDが入っていたりする。 ダンスを見せるために歌がある。 今はダンサーではなく、パフォーマーというらしい。 世の中はどんどん変わっていく。 どんどん増えていくのだろう。 たしかに、音楽が簡単にコピーできる時代になった今、ビジュアルで売る方が儲かるのも事実。 ビジネスとしても正解かもしれない。 「ふりつけ」はもう古いのか…。 パフォーマーの時代が来つつある。 |
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