考えたこと2

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夢やぶれて
スーザン・ボイルの歌で、一躍有名になった曲。

今日、聴く機会があって、もう一度聴いた。

I Dreamed a Dreamという題。
ミュージカルのレ・ミゼラブルの中で歌われる曲らしい。

題の意味は、文字通り訳せば、私は夢を夢見た、という意味だ。
Dreamというのは、夢見るという意味だから、夢を夢見たというのは、何となくヘンな表現。

夢というのは、かなわないもの、という意味も含まれているのかな。
だから、夢やぶれて、という意味になるのか。

しかし、いい曲だ。

前半は「夢見た」、という過去形で歌われる。

後半になって、現在形になり、最後はThe dream I dreamedという、題とは逆の関係になる。

レ・ミゼラブルのどの場面で歌われるのかは知らないが、愛する人がいなくなった、という唄だ。

ミュージカルはあまり好きではないが、この曲はそのために作られた曲だし、その場面で歌われることに意味があるのだろう。

でも、そんなことは飛ばしてしまうほど、スーザン・ボイルの歌はすばらしい。
何度見ても、感激する。
会場のオーディエンスと一体になって、引き込まれる。

 But there are dreams that cannot be

 かなわない夢がある

当たり前のことだが、夢は普通はかなわない。
夢に向かって努力すればするほど、夢は遠のいていく。
若ければ若いほど、努力だけでは夢はつかめない。(そもそも努力をする人が少ない)
というか、若ければ若いほど、簡単にかなうものを夢とは言わない。
それをつかむためには、努力に加えて、巡り合わせが必要だ。

それを努力の結果と呼ぶか、運と呼ぶか、難しい…。

年をとって、夢はやっぱりかなわないと思う。
それが夢なのだ。

ほんの一部の人だけが、努力と巡り合わせの結果、夢をつかむ。

でも、ほとんどの人の夢は結果的にやぶれる。

「夢やぶれて」、名曲だ。



| | 音楽 | 23:26 | comments(0) | trackbacks(0) |

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