考えたこと2

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人生の扉
23日に発売した竹内まりやの新しいアルバム。
買おうと思っていて、忘れていた。

今日、子供に頼んで買ってきてもらった。初回限定版がまだあったらしく、ボーナスCD付きだった。
時にはいいこともないと…。

いつも通り、肩の力が抜けたいいアルバムだと思う。
竹内まりやは、ぼくよりも少し歳が上のはずだ。

作る曲のパターンがいくつかあって、マイナーのバラードや軽いポップな曲もいいが、カントリー風というか、ゴスペル風というか、そういう曲もこの人によく合っている。

アルバムの最後の曲。感動してしまった。
歌詞の一部だけ紹介させてください。
年を重ねないと書けない曲。

人生の扉。

 春がまた来るたび ひとつ年を重ね
 目に映る景色も すこしずつ変わるよ
 陽気にはしゃいでた 幼い日は遠く
 気がつけば五十路を 越えたわたしがいる

そう。
そのとおり。

 満開の桜や 色づく山の紅葉を
 この先いったい何度 見ることになるだろう
 ひとつひとつ 人生の扉を開けては感じるその重さ
 ひとりひとり 愛する人たちのために 生きてゆきたいよ

ぼくも同じことを思う。

 君のデニムの青が 褪せてゆくほど 味わい増すように
 長い旅路の果てに 輝く何かが 誰にでもあるさ

デニム、というアルバムタイトルは、これ…。

最後の部分の英語の歌詞は、

 悲しいことだけど、身体は弱っていく
 年をとるのはつらいと言ったよね
 人生なんて意味がないという人もいる
 でも、わたしは生きていくことは価値あることだと信じてる
 そう、今でも信じてる

というような意味だと思う。

三拍子のゆっくしりたビートに乗って、歌う竹内まりやは、二十数年前にユニバーシティストリートを歌っていたあの人か。

同世代の心にしみる、いい歌だ。
涙が出てくる。

すごく素敵なクリスマス・ソングもあって、いいアルバムです。



| | 音楽 | 00:45 | comments(4) | trackbacks(0) |

コメント
私も買いました!
昨日「最後の曲、いいよね〜」と話していたんですよ。
間奏でフラットマンドリンのソロがあるでしょう?
あれもすごくいい!

彼女のマイナーな曲が好きです。
胸にしみる歌詞で、昔は聞くたびに涙が出ました。
なんで、あんな曲が書けるんでしょうね?
すごい人・・・同年代なんですけど、ユーミンも。
| SA | 2007/05/28 12:11 AM |

いいですよね。
前のアルバムに比べると、少し歌詞に年輪が出たというか…。

たしかに、マイナーのバラードは得意ですね。

でも…、私はポップス調の明るい歌の方が好きです。

「人生の扉」はフラットマンドリンのソロもきれいな音だし、スチールギターもいいですよね。

ユーミンは、デビューの時からすごい…と思いました。
竹内まりやは、出てきたときは少しアイドルしてましたよね。
でも、この人は年を経るごとにすごくなってきました。

次はどんなアルバムになるんでしょうか…。
今から楽しみですね。


| suzy | 2007/05/28 11:19 PM |

フラット・マンドリンと言えば、ポール・マッカートニーの
新譜のPVで、彼自身がマンドリンを弾いています。

http://www.youtube.com/watch?v=xTNXrkBSp_o

英国の田舎の風景も素敵な映像でした。
| Northfield | 2007/05/29 7:49 AM |

あれはアイルランドでしょうか…。
なまりがすごくて、英語がほとんどわかりませんでした。

ポールが弾いていたのは、少し変わったフラットマンドリンですね。あんな形のもあるんですね。

マンドリンを持っても、左利きですよね。
当たり前か…。

ビートルズの時は、一度もマンドリンを弾いたことはなかったと思います。

最後の現役ビートルとして、頑張ってほしいです。


| suzy | 2007/05/29 11:20 PM |

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