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2008.04.02 Wednesday
Georgia on my mind
「我が心のジョージア」という邦題がついている曲。
ここ数日、この曲ばかり聴いている。 この曲は、ジョージア州出身の人がよその土地に行って、ジョージア州を懐かしむ歌かと思っていたが、そうではないらしい。 ジョージアという女性のことを思って歌う歌。 でも、ジョージア州の州歌になっているらしい。 有名なのはレイ・チャールズが歌っているもの。 盲目のソウル・シンガーであり、ピアニストである彼はジョージア州の出身。 身体を揺すりながら歌う姿は、すごく印象的だ。 この曲はスタンダードナンバーとしてよく演奏されるが、マーチン・テイラーというギタリストが演奏しているのを聴いたのが2日前。 それから、耳から離れなくなった。 「我が心の…」というのも、文語的な表現だ。この曲の邦題はいい。 ブルースノートが多用される曲で、何ともいえない哀愁がただよう。 マーチン・テイラーというギタリスト、何でも、チェット・アトキンスという知る人ぞ知るギタリストが「こいつはスゴイ」というような事を言ったらしい。 おまけに、イギリス人で、王室から勲章ももらっている。 たしかに、スゴイ。 ギターの神さまがのりうつったようなプレイをする。 ベースと伴奏とソロ、どれか一つでもスゴイのに、それを1台のギターで一度にやってしまう。 ときどき、神さまが人に宿ることがある…ということを信じてしまう、そんなギタリストだ。 マーチン・テイラーの「我が心のジョージア」。 いいですよ! |
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