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2007.12.31 Monday
Yuming films
こないだNHKでやっていた、ユーミンの曲にモチーフを得て作ったショートフィルムを見た。
「リフレインが叫んでる」「青いエアメイル」「A Happy New Year」の3本。 ユーミンの曲はもともとドラマ性が高いので、曲のイメージそのままを作るんだろうと思っていたら、何となく意外な3本になっていた。 人によって、曲から受ける感じは違うだろうから、それぞれの監督が感じたそのままを作ったのか、それともわざとひねったのかはわからない。 ぼくにとっては、意外だったというべきか。 結果的に15分くらいのフィルムにしようと思うと、あんなふうになるのか…。 ユーミンの詩はたいがい間接話法だ。 もちろん、思いは語られるが、それよりも情景が先にくる。 その情景から、何を感じるかは、聞いている人の思いで変わってくるのだろう。 「リフレインが叫んでる」では、岬を走る主人公が、「青いエアメイル」ではエアメイルの代わりに友達からのカードを受け取った主人公が、「A Happy New Year」では凍る街路樹を走る主人公が、それぞれ描かれる。 どれも、せつないフィルム。 ユーミン自身が解説で「泣ける」と言っていた。 こんな企画なら、もっとやってほしい。 |
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