考えたこと2

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頬に夜の灯
コロナの報道に嫌気が差して、リアルタイムのテレビを見るのはもうやめた。
再放送の方がマシだ。
というわけで、今日は朝から「80年代のシティ・ポップス」というYoutubeのチャンネルを流していた。
杏里や山下達郎、竹内まりや、角松敏生といった懐かしい曲。

中にあっと思う曲があった。
一時よく聞いた曲。
吉田美奈子の作品。「頬に夜の灯」という曲。
82年にリリースされている。
出たときは知らなかったが、聴いて好きになった。
カセットに入れて、よく聴いたのを覚えている。

歌詞の最初の「灯ともし頃ならば」というところが、ストリングスとエレキギターのイントロと相まって最初から心を捕まえる。
いい曲だ。

「灯ともし頃」というのは、ぼくはこの曲でしか聴いたことがない言葉。

Webで意味を調べると、「明かりをともす時刻。夕暮れ。」と書いてある。
彼女がどこからこの言葉を持ってきたのかと思う。

間奏のサックスも泣かせる音。

夕暮れの寂しさと、明かりがチラホラしてはなやぎ始めた街で、足を止めて「愛をおくる」。
なんとも言えない。
82年というと彼女が山下達郎とのコンビを解消した頃。
そんなことを考えると、切なくなる。

吉田美奈子と山下達郎のコンビは曲作りといい、コーラスといい、最高だった。
コンビを解消してからの山下はあまり聞く気がしない。

この曲は吉田美奈子のそんな思いが詰まった曲だと、ぼくは勝手に思っている。

こういう曲が手軽に聴けるようになって、素直にうれしい。

 灯ともし頃ならば 街もはなやいで
 急ぐ足を止める 夜に飾られて

最初から、引き込まれる歌だ。
難しい曲だが、それをいとも簡単に歌う吉田美奈子の実力を発揮した曲。
80年代というと、ぼくの20代から30代。
いい曲多かったなあ。

彼女のベストパフォーマンスの一つだと思う。


| | 音楽 | 22:24 | comments(0) | trackbacks(0) |

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