考えたこと2

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町工場の感覚
大きい事はいいことだ…というコマーシャルソングがあったが、そうとは限らない。

組織についていえば、大きすぎるとヨクナイことも出てくる。

大きくなると、そのスケールメリットはある。
仕入れが安くなったり、製品が数の優位性を持ったり…。

一方で、町工場のような感覚がなくなる。

みんな、官僚的になって、縦割りの仕事をこなすだけ…という状態になりやすい。

早く帰れて、それはいいのだろう。でも、本当にそれでいいのだろうか。

町工場の感覚、それは、例えば製品はこうあるべきという議論をしたり、どうやって製品をよくするかという事を話しあったり、自分のところの製品をどうやって売るか考えを出し合ったり、ちがう事業部の製品であってもどうやってそれを伸ばしていくか話しあったり…そして、それらを全て「世間話」のエリアでできたりすることだと思う。

「世間話」のエリアでできるというのは大事だ。
公式の場で会議ということになると、誰が出るとか、誰が出ないとか、なぜそれをするのかとか、ややこしい。
「世間話」のエリアなら、その時いる人が誰でも参加できる。

何人かで残業しながら、「あれは、どうやって解決したらいいのかな」などという会話をする。
答えが出るわけではない。「こうやったらどうや」「いやああやったら…」などという。
そういう「ムダ」が実際は次の仕事のヒントになったりする。

町工場の感覚を残したまま大きくなることは難しいのだろう。

ものを作るというのは、面白い。


| | 考えたこと | 00:33 | comments(0) | trackbacks(0) |
古内東子
古内東子、コマーシャルでかかっている。

この人は明るくて、せつない歌を書く。

日本ではめずらしい人ではないか。

「逢いたいから」という曲が何かのコンピレーションCDに入っていて、知ったのがきっかけ。
この歌はテレビドラマの主題歌か何かになったらしい。

例によって、ドラマは見ていないが、片思いの男性が、そうとは気づかない女性の事をうたった歌。
もうここには来てほしくない、でも言えないよ逢いたいから…という歌だ。

メジャーコードの曲だが、何とも言えずせつない。

もう一つ、印象に残っているのは「Peach Melba」 という曲。
決まって彼女が去ったあとは甘い香りがしてた、あれはピーチメルバ…という歌詞。

この歌は逆で、片思いの男性に彼女がいて、その人がいつもしている香水?がピーチメルバだという歌。
きっと、彼女よりも好きだ…とうたう。
もちろん、私の方が…という意味だ。

この人はこういう歌を書かせたら、右に出る人はいないのではないかなあ。

しばらく聞いていなかったが、久しぶりに古内東子を聞きたくなった。
時々思い出したように聞きたくなる。

CDをさがしてみよう。




| | 音楽 | 21:40 | comments(0) | trackbacks(0) |
携帯電話
携帯電話を変えた。

使っていた携帯電話の電池がだめになって、充電してもすぐに電池が無くなってしまうという状態になったからだ。
これは何とかしてほしい。

とはいえ電池を替えるのも馬鹿らしいので、新しい電話を買った。
もう25ヶ月も使っているのだ。

いろいろ機種があるが、使いやすい機種がいい。

今はスポーツのデーターが取れるのや、液晶が横になってテレビが見られるのや、いろいろある。
余分な機能がついているのだ。

これは要らないのですが…といっても、それが無いのはありませんという返事。

どれも同じなら、何でもいいや、と思って適当なのを買う。

ただ、携帯電話で困るのは、実際に使ったらどうなる…というところがわからない。

今の新しい電話、使ってみて驚いた。

字が小さい!

文字のサイズというところで、変更してみるが、入力するところのサイズは変わるのだが、最初から表示されている文字は変えられない。

アドレス帳の文字サイズも変えられない。

こんなに文字が小さくて、年寄りはわかるのだろうか…。

それと、画面の切り替えが遅い。
これは余分な機能を持たせたからだろう。
電話の画面からメールの画面、アドレスの画面に変えようとするときに、一呼吸遅れる。
あれ、ボタンを押し間違えたかな…と思っていたら変わるのだ。

おまけにテレビなど要らないが、テレビがついているから、アンテナがある。

そうか。

だから、シニア向けの携帯があるのか…。

一昔前までは、シニア向けの携帯は、普通の携帯の文字を大きくしたらそれでよかった。
でも、今は普通の携帯が文字を大きくできないのだ。

そういうことか…。

というわけで、この次はシニア向けの携帯を買おう…と思っている。

ただ、その時までにまともなシニア向けの携帯が出ているかな。

これなら、持ちたいと思う携帯電話だ。

どんなものなのか、わからない。

でも、それを出してほしいと思う。

| | 考えたこと | 19:37 | comments(0) | trackbacks(0) |
量子力学
この世の中はアナログである。

アナログというのは量が連続的に変化するということ。
時間でも、重さでも、温度でも…何でもそうだ。

ぼくらはアナログの世界に住んでいる。

10時と10時1秒の間には、ちょうど中間の10時と0.5秒があるし、そのまた中間の0.25秒があるし、そのまた中間の0.125秒があるし、そのまた中間の0.0675秒があるし…、いつまでいっても終わらない。

現実的ではないかもしれないが、どこまででもいける。

重さも同じこと。
1キロと1.1キロの間には、1.05キロがあり、そこにも中間があって、1.025キロがある。
これもどこまでいっても終わりがない。

ぼくらはそういう世界に住んでいる…と思っていた。

ところが、究極の世界ではとびとびの値になる。

ものの重さを究極まで極めると、最後の最後はこれ以上分割できない単位になる。
よく考えたら、当たり前のことだ。

陽子の回りを電子が回っている。
その軌道はとびとびの値しかとれないらしい。

それを扱うのが量子力学。

ぼくらが住んでいる世界を扱うのではない。

そんなものを扱って、どうするのか…と思うが、物理というのは何でも始めた時にはそんなもの何の役に立つのかというものらしい。

生きているうちに、それが役に立つところを見られるのか…。

難しいかもしれないなあ。





| | 考えたこと | 23:50 | comments(0) | trackbacks(0) |
秋眠暁を覚えず…
ここ数日寒い日が続いている。

そのせいか、よく眠れる。

ぼくはだいたい夜は強い方だし、眠れるといっても、布団に入ってから本を読むページ数が減った…というくらいのことだと思っていた。
ところが、そうではない。

よく眠れるといったら、本当によく眠れるのだ。

今日はめずらしく12時を過ぎているが、いつもは11時過ぎになると眠くなる。

眠い目をこすりながら、布団に入る。

ほとんど、バタン、キューの状態だ。

11月になって、そんな日が続いている。

これから、ずっとそういう日が続くのだろうか…。

これが季節のものなのか、年齢によるものなのか、見極めが必要だ。

でも、そういう日が続くとしたら、困るなあ。

いつ本を読めばいいのだろうか…。

本は寝る前に読むものと決めていた。
その習慣を改めないとイケナイ。

でも、とりあえず、今日はもう寝る。





| | 考えたこと | 00:19 | comments(0) | trackbacks(0) |
機会損失
携帯電話ができて、機会損失について、考えるようになった。

知り合いが、休みの日にどこかに出ていて、連絡がとれない…、という状況でどうにもならんな〜ということになる。

ただし、これは携帯を持ってない場合の話。

携帯電話を持っていっていたら、連絡して「何か」を伝える。

その「何か」が伝わらないことが、機会損失。

「何か」は、単なる用事かもしれないし、危急の事かもしれない。

それを聞かないで過ごしたら、…難しい。

ほとんどが用事の部類のことだろう、と想像できる。
でも、ひょっとしたら、急な伝達事項もあるかもしれない。

携帯電話がない時は、聞かずに済んでいたことだ。
今は聞かないとイケナイ…ような気がする。

世の中がせちがらくなった。

携帯があるから、用事でも何でも伝わるのだ。

世の中も、何で伝わらないのか…、という感じだろう。

休みの日は、OFF。
何でもOFFで切れているから、OFFである。

機会損失があった方が人間らしい。

休みの日はもともと機会などないのだから。


| | 考えたこと | 20:10 | comments(0) | trackbacks(0) |
ダイハード4
遅ればせながら、ダイハード4をみた。

いつもながら、タフなブルースウィリスが見られる。

サイバーテロがテーマ。
テーマ自体は、あるよな、というもの。

何気なく取った電話で、ハッカーの一人を逮捕に行って、騒ぎに巻き込まれる。
ヘリコプターまで出てきて、すごい活劇。

ハッカーの彼と助け合って、犯人捜しをする。

どんでん返しもなく、後はそのままぶっ飛ばし…。

ダイハードならではのストーリー。

久々のダイハードだったが、ハードさは減っている。

もう年だということだろう。

今回はハッカーが最後にマクレーンからお礼を言われる。

追いつめられた時に、人は自分の得意ではないことでもやれる。

人それぞれ、得意なことは違うだろうが…。


| | 映画・舞台 | 20:31 | comments(0) | trackbacks(0) |
Party
ハイファイセットのTwo in the Partyという歌がある。

同窓会のパーティだろう。
「みんな変わったかな…」という歌詞がある。
そこが印象に残る歌だ。

今日の昼はそんなパーティだった。
といっても同窓会ではない。

ぼくが、前にいた会社の人たち。
みんなで昼ご飯を食べる。

ぼくが辞めてから、4年。
レイアウトもだいぶ変わったと思う。
たくさんの新人が入った。
そして、もうすぐ新しい建物に移る。

ぼくがいた頃のあとかたもないだろう。

でも、あのころの人たちは変わらない。

みんなにも、ぼくにもいろんな事があった。

それでも、「みんな変わったかな…」と思う気持ちは変わらない。

「みんな変わったかな…」

変わらないなあ…、とそう思う。






| | 考えたこと | 22:54 | comments(0) | trackbacks(0) |
青い月の光を浴びながら…
今日、帰りに懐かしい曲を聴いた。

「砂に消えた涙」だ。

この歌、いろんな人がうたっている。
でも、弘田三枝子の歌がベスト。
「砂の中に」というところを、「すなのーなっかにー」というふうに歌う。
「いつわりの」は「ひつわりの」だし、「あいのかたみを」は「はいのかたみを」である。
この人が歌うとイヤミがない。
そして、声量が大きい。声に力があるから、そうできるのだろう。

麻丘めぐみも、それなりにいい感じ。ビートが少し違うのかな。

竹内まりやは素直に唄っている。

名曲は出だしから違う。

ギターのイントロが、印象的だ。
1フレーズ聞いたら、この曲だとわかる。
そして、ストリングスが続く。

この曲はどの歌手が歌っても、アレンジは似たようなものだ。
あのギターのイントロと、それに続くストリングスの音は外せない。
そうすると、この曲のイメージが決まる。

「泣いたの一人きりで…」というところ、ホントに泣ける。

青い月の光を浴びながら…。


 砂に消えた涙

 青い月の光を浴びながら 私は砂の中に
 愛のかたみをみんな埋めて 泣いたの一人きりで
 Ah あなたが私にくれた 愛の手紙 恋の日記
 それのひとつひとつのものが 偽りのプレゼント

 白い波の打ち寄せる海辺で 私は砂の中に
 恋の想い出みんなうずめて 泣いたの一人きりで
 Ah あなたが私にくれた 甘いことば 熱いキッス
 それのひとつひとつのものが 偽りのプレゼント

 青い月の光を浴びながら 私は砂の中に
 愛のかたみをみんな埋めて 泣いたの一人きりで







| | 音楽 | 22:46 | comments(0) | trackbacks(0) |
マラソン大会
今日は次男のマラソン大会だった。

同じところを3周する。
1周約10キロらしい。

ぼくらが高校の頃、同じようなイベントがあった。
冬に山を走る。
20キロくらいだったか…。

男子だけだった。
しんどかったけど、楽しかったのを覚えている。

小学校の5.6年の時は、毎日走った。
速いもの順であり、外のクルマが走る道を走るのだから、いい加減なものだ。
先生より速い人もいたなあ。
今なら、安全の問題は…というようなことを言って、走ることなどできないだろう。
だいいち、走った事で授業時間が減るのだが、それもいい加減なものだった…と思う。

走りはじめは手が冷たくて、手袋をして走りたいが、走り始めるとすぐに手が熱くなる。
だから、最初から手袋はしない。
白の半パンだった。なつかしい。

そのおかげで、5年、6年とウチのクラスは風邪で学級閉鎖にならずにすんだ。

あの頃、誰の親も文句を言わなかった。
昭和42年くらい。

ビートルズが来日した年か。
アメリカ人はソニーはアメリカの会社だと思っている…、そんな話に感激した。

45人以上のクラスで先生が一人。
授業崩壊などしないし、授業中立って歩き回る人などいなかった。

あの頃の日本がよかったのかな…。

今ほど豊かではないけれど、夢があった。
みんな、夢はかなわなかったけれど。



| | 考えたこと | 23:50 | comments(0) | trackbacks(0) |
おー、北海道は雪積もってる…という声。

長男の携帯がバイブで揺れた。
メールがきたらしい。
その添付ファイルで送られてきた、北海道の雪の写真。

電信柱と真っ白な雪。

そんな季節になった。

もうすぐ来るクリスマス。
気の早い店には、リースとツリーが飾られている。

あなたから、メリークリスマス。私にもメリークリスマス。
サンタクロース イズ カミング トゥ タウン。

毎年クリスマスが来るのを思い出させる日がある。
今年は今日だった。

もちろん、クリスマスが来ることはわかっている。
でも、あ、それが来るなあという事を思い出す日は11月のいつかだ。
何がそれを思い出させるかはわからない。

クリスマス…雪が降ればいいと思う。

今年は、このあたりでも雪が降って積もるだろうか…。





| | 考えたこと | 23:36 | comments(0) | trackbacks(0) |
名刺
最近、名刺を交換することが増えた。
何かといったら、名刺交換。とりあえず、名刺。

なんだか名刺を安売りしているようだ。

もともと、初対面で何か打ち合わせをする時にまず名刺交換して、そのうえで話をする…、そんなものだったと思う。

ところが、そんなこともせず、名刺交換のために名刺交換するという。

最初はとまどった。
別にそれほど話をするわけでもなく、カードのコレクションを広げるために名刺を出すような感じ。
えーと、もう交換しましたか…、という具合。

こないだ、その種の集まりがあり、名刺を忘れた。
忘れてしまうと、すっきりしたものである。

「いや、名刺の持ち合わせがなくて…」
「あ、そうですか。いやいや、そしたら私だけ…」

という具合に名刺が集まる。

でも、集まった名刺にそれほど価値はない。
どうしても後でコンタクトを取りたい人などいないからだ。

名刺を撤廃したらどうだろうか。
どうしても、必要な人はこちらで名前を覚えて、電話をかける。

「失礼します。○○の集まりでお会いしたものですが…」

本当にコンタクト取りたい人なら、それでも何とかなるだろう。

まあ、でも、やっぱり名刺は必要かな…。

みんながやっていることなら、やらないといけないのだろう。

でもなあ…。





| | 考えたこと | 23:13 | comments(0) | trackbacks(0) |
ホメオスタシス
ホメオスタシスという言葉、聞いたことがある人もいるだろう。

「恒常性」と訳される。

身体のどこかがこわれ、修復不能になっても、それをバイパスして別のところが代替えの働きをする、というような時にも使われる。
外から見ていると、身体の一部がいったんこわれ、また治ったように思う。
でも、こわれたところが治ったわけではなく、別のところが同じような働きをする…そんな意味だ。

体温や血圧など、上がったり下がったりするものに対しても言われる。

負のフィードバックである。
上がったら、下げる方に、下がったら、上げる方にはたらく。

だから、身体はできるだけ一定に保たれる。

このホメオスタシスというもの、いいことばかりだと思うと、そうでもない。

何に対して悪いか…。

そうです。ダイエット。

ダイエットをするためにカロリーを減らし、それによって体重が減る。
でも、ある限度を超えると、ホメオスタシスが働きはじめる。
減ったはずの食物から、余計にエネルギーを貯えたりする。
または、省エネの体質になって、従来よりもエネルギーを消費しにくくなる。

すばらしい、ホメオスタシス機能。でも、問題だ。

「恒常性」を保とうとするから、こういうことになる。

痩せたい人は、一月に5%以内らしい。

一月に5%か…。
そんなにいかなくても、ホメオスタシスが働きはじめるような気がする。

気のせいかな…。



| | 音楽 | 21:56 | comments(0) | trackbacks(0) |
1MB
今まで書いたもののテキストをまとめるとどうなるのか。
調べてみると、1MB足らずらしい。

このブログを書く画面があるのだが、そこには0MB/10MBとなっている。

そんなものか。

一文字は2バイト。200文字書いても、何やかやで450バイトにしかならない。
5日間で2250バイト。つまり、2Kバイトと少しということになる。

1MBというと、1000KB。1000000バイトになる。
うーん、そう簡単に1MBにならないか…。

でも、もう800件近く書いている。
400バイト以上書いた日もそこそこあるのだが。

新聞の文字数を基準に考えてみる。
今は新聞の文字も大きくなって、一面あたりだいたい800KBくらい。
昔はもうちょっと多かっただろうが、このごろいろんな新聞が文字を大きくしたので、1MBはいかない。

してみると、新聞の文字数は意外と多いことがわかる。
そういえば、裁判の判決の主文など、時々でているが、結構書いているなあ。

これだけ書いてきて、新聞の1面にまだいかない…。

まあ、個人の努力もこんなものかな。

いずれ1MBは越えるのだろうが、それにしても新聞の情報量は多い。

でも、中味を見ると、そんなに多いとは思えないのだが…。

まあ、1MBを越えたらお祝いしよう。

| | 考えたこと | 23:39 | comments(0) | trackbacks(0) |
Defencive
ディフェンスという言葉は、時々使う。

守るということだ。

自衛隊の「自衛」にあたる言葉は「Self difence」ということになっている。
ディフェンスは「防御」という意味で、オフェンスの「攻撃」とワンセットで使われる。

でも、Difenciveという言葉はあまり使わない。
「防衛的だ」というような意味になるが、使ったことがない。

防衛的…、日本語でも使わないなあ。

と思っていたら、今日のドラマで使っていた。

亡くなった妻を思っている父親とその息子。
ガレージに遺品を置いているが、その箱は捨てられない。
その遺品を偶然見つけてしまった息子と、そこにあらわれたお父さん。

これは遺品の箱だといわれ、お父さんはそれを隠していたことをいう。

「それは、捨てられない」

そう言って、立ち去った。

その時のお父さんを言いあらわす言葉が「Difencive」。
あとで、次男が長男に説明する。

「それで、親父はどうだった?」
「ばつが悪そうだった。(Very difencive.)」

そんな会話がかわされる。

なるほどな…。そんなふうに使うのか。

自分を守るのに精一杯で、人のいうことなど聞けない…そんな意味になるのだろう。

だれしも、そんな時がある。

日本語には、ひと言であらわせる言葉があるだろうか…。



| | 英語 | 23:12 | comments(0) | trackbacks(0) |
デジタル一眼レフ
こないだ、イベントがあって、写真を撮るのにデジタルの一眼レフを借りて撮った。

写真を見てびっくり。
デジタルカメラで撮ったとは思えないきれいさ。
ベタッとしてないというか、階調が深いというか、何気なく撮っただけだが、写真が違う。
白が、白くないのだ。

ウチにあるのは、だいぶ古いデジカメで、薄くて簡易なもの。
さすがに薄くて簡易なものでは、簡易な写真しかとれない。
まあ、記録だからと思って撮るが、あまりきれいではないのでついつい忘れてしまう。
あの写真は、ホントに記録だけなのだ。

デジタルの一眼レフといっても、3年ほど前に発売されたもの。
それであれだけ撮れるのだから、大したものだ。

何が違うのだろうか。

画素数が違う。
デジタル化するプロセスが違う。
レンズが違う。

素人目ではあるが、フィルムカメラを越えているのではないか。
デジタルにすると、フィルムカメラではできなかった補正ができる。
一概に補正がいいとは言えないが、でも、手ぶれを補正したり、逆光やホワイトバランスを補正したり…、いろんなことができる。

アマチュアのカメラマンにとっては、デジタルの方がいいと思う。

被写体があれば、デジタルの一眼レフを買おうと思うのだが…。

昔、カメラ少年だった頃を思い出した。

こう見えても、蒸気機関車を撮っていたんだけどなあ…。


| | 考えたこと | 22:55 | comments(0) | trackbacks(0) |
歌の時代
テレビを見ていたら、黒人の演歌歌手がでてきた。

たしかに、演歌と黒人の取り合わせはめずらしく、ヒップホップか…と思わせる外観であれだから、気をひくのは間違いない。
でも、曲は演歌だからなあ…。

と思ったら、本当に売れているという。
サビの部分は、作曲者の宇崎竜堂でも歌えないとのこと。
ふーん、さすがに難しそうだ。

従来の演歌層に比べて、20代の女性が多く買っているとの分析。

最近の演歌は、カラオケで歌いやすくということを考えて作っていたらしい。
なるほど。
そうなるとこれは難しいだろう。
だからこそ、歌のうまさで売れる。

去年の冬、近所の寿司屋で聞いた演歌を思い出した。

店に客はぼくらだけで、テレビでかかっている演歌が流れていた。
何の歌だったか…、冬の夜にしみる演歌だった。

あの場面では、アリスの「冬の稲妻」やハイファイセットの「暖炉でマシュマロ」は似合わない。

ひれ酒を飲みながら、冬の寒さをたのしむ。

歌のうまさが問われるところだろう。

また、演歌の時代が来るんだろうか。
そんなに甘いことは起こらないと思う。

でも、今まで過小評価されてきた、歌謡曲の逆襲だ。

本当にうまい歌を聴くという、そんな時代が来るかもしれない。

下手な歌手がたくさんいるからなあ…。




| | 音楽 | 20:53 | comments(0) | trackbacks(0) |
結婚祝い
結婚祝いを渡すことになった。

おめでたいことだ。

だいたい、これくらいにしましょうか?といって、金額を決める。
後は渡すだけ。

でも、日は選ぶ。
友引か大吉の日に渡すのだ。
知らなかったが、そうするらしい。
それも、午前中に渡してしまうのがよいとのこと。
ホントかな…と思うが、そうする。

最近は、遅い結婚が多い。

女性の生き方が多様化しているのを表しているのか…。

それでも別にいいと思う。
人生が長くなったのだから、別に結婚は遅くてもかまわない。

遅い方が、成熟した考え方で子どもを(もし、生まれれば)育てることができる。

成熟していないからといって、悪いわけではないと思うが…。

どちらにせよ、おめでとうございます。

めでたいことに代わりはないのだ。






| | 考えたこと | 22:25 | comments(0) | trackbacks(0) |
楽譜を読む
今日はギターの日だった。

レッスンに行く。
このところ、"On the Sunny Side of the Street"にかかっている。

この曲の途中の弾き方で、どうしてもわからないところがある。
BbやEbm7などが入り乱れて書いてある。

ここは、どうやって弾くのでしょうか…。

そうしたら、少し考えて、ここはこうでしょう、と弾きはじめた。

でも、そうは書いてない…ことはないが、はっきりとは書いてない。

それを想像でこうだろう、と弾く。

ふーん、そうなるのか。

「それは、はっきり書いてないですが…」
「うん、それは書いてなくても、オレはちゃんと読んだデ…という勢いで弾くんです」

そういうことだ。

勢いで弾く…それはいける。

でも、ちゃんと読むのは難しい。

先生のように弾くと、うまく聞こえる。

やっぱり、先生は違う。



| | 音楽 | 23:39 | comments(0) | trackbacks(0) |
全然いい
日本シリーズで解説者が「全然いい」というのを聞いた。

これを聞いていて、違和感があるのは昭和生まれの人になるのかな。

もちろん使う側はもっと広がっている。
野球の解説者も、もちろんぼくよりも年上だ。

もともと、「全然」というのは、悪い時に使う言葉だ。
少なくとも、ぼくらが小学校の頃は、悪い方の見本で使われた。
否定を強調する副詞…という感じかな。
昭和30年代の辞書には、「全然」は否定的な意味で使われる、と書いてあったと思う。

「全然速くない」とか、「全然強くない」とか…。

今日の解説では、ピッチャーの調子がシーズン中と比べて「全然いいですね」という具合に使っていた。

よい時につける言葉が見つからないからなんだろうか。

「すごく」、「とても」という言葉で置き換えるのが難しいのかもしれない。

「全然」というのは、「いつもと比べてどうか」というニュアンスが付加される。
その意味で、「すごく」や「とても」とは違うのだろう。
「いつもと比べてよい」という時には「全然」を使うということになるのか。

そのうち、アナウンサーも使うようになる。
ぼくらの中には、若干違和感が残るが、今の二十代の人にはあまり違和感はないから。

全然いい…あと20年くらい経つと、普通の表現になる。

こうやって言葉が変わっていく。






| | 考えたこと | 21:08 | comments(0) | trackbacks(0) |
F先生
F先生は体育の先生だった。

中三の時の先生。
3年6組だった。
あの当時の中学は45人くらいのクラスで11組まであった。

女性の先生だったが、こわかった。

大柄で、声が大きく、きれいだった。

バレーボールをやっていたらしい。

あの頃のぼくは、あまり何も考えていなかったなあ。
今でも、考えているとは言えないが…。

中学最後の学年だったが、とくに何も考えず、卒業をした。

中学の先生は気の毒だと思う。
クラブをやっていれば、まだマシかもしれないが…。
何を言っても、聞いているようで聞いていない。
鼻持ちならない自分がいる。

友だちもいるにはいるが、中学だけの友だちというのはいない。
小学校か、高校のどちらかが一緒という友だちだ。

ぼくはクラスでは目立たなかった。

でも、そんなぼくでも卒業式の日、仰げば尊しと蛍の光をうたって、少しジーンときた。
そんなことを思い出す。

F先生の黒いスーツ姿。
卒業式の日のために、スーツを着ていたのだ。

中学か…。
何をしていたのか、わからない年頃。

でも、大人になるために必要な時間。

そんな時が誰にもある。


| | 考えたこと | 00:20 | comments(0) | trackbacks(0) |
筑紫哲也
今日のニュースで筑紫哲也が亡くなったと伝えていた。
ちょっと前にガンだといっていたが、あれから何年経つだろうか。

4チャンネルの11時の顔だった。
テレビの人らしく、怒ったことはあまりなかったと思う。
いつも柔和な顔で、ニュースにコメントしていた。

6チャンネルとはだいぶ違う。
10時からやるニュース、これはキライだ。

正義の味方といった感じで報道する。
悪いものは悪い、ダメなものはダメ、こうしてほしい、ああするべきだ…。
あんな風にはなれない。
悪いものでも、それを決めたり選んだりしたのは、ぼくらなのだから。

その点、4チャンネルはマシだった。
まだ穏やかだったと思う。

この人、昭和10年生まれ。
かろうじて、昭和ヒトケタではない。

10歳で終戦を迎えたことになる。
ちょうど、戦争が終わった時に、小学校の高学年。
まだ、戦前と戦後の教育を受けていた世代。
この世代の人には含羞がある。

この人がガンで入院したころから、ニュース番組を見なくなった。

別にファンだったわけではない。

その頃から、新聞の世界から遠ざかっただけだ。

でも、いい人が亡くなったと思う。

合掌。


| | 考えたこと | 22:28 | comments(0) | trackbacks(0) |
リンゴ
リンゴが落ちるのを見て、ニュートンは万有引力を発見したらしい。

この話は有名だ。

本当にそうだったかどうかは知らないが、いくらかの真実が混じっているのだろう。

でも、普通の人なら、地球とリンゴが引き合うとは思えない。
それが天才の証明なんだろう。

リンゴが落ちる…、これは木になるのだから、絵になる。
高いところにできるのだ。

それでもなぜリンゴなのだろう。

緯度を考えると、イギリスに果物はそんなにできないことに気づく。
ロンドンの緯度は東京よりもかなり高く、北海道に近い。
だから、リンゴなんだろう…。

ロンドンの果物といえば、もう一つはイチゴ。
ウェッジウッドの陶器の皿に、ワイルドストロベリーというのがあった。

イチゴというのは、いろんな種類がある。
でも、ワイルドという名前がついているイチゴだから、野生だ。
育てて食べようとは思っていないのか…。

元々、イギリスの人たちは、北の国だし、果物というものにあまり期待はしていないのかもしれない。

そんなわけで、地球と引き合って落ちたのは、リンゴになった。

北の大地で育った、野生のリンゴだったろう。

まずいとは思うが、食べてみたい気もする。

| | 考えたこと | 23:00 | comments(0) | trackbacks(0) |
スチームモップ
前から通販やテレビショッピングなどで気になっている商品がスチームモップ。

水を入れて、電気を入れて30秒。
これで、準備完了…というもの。

フローリングの床、畳、絨毯、何でも来いの製品。

たしかに、床の汚れているのは、クリーナーだけではとれず、あの水蒸気の湯気で拭いたらきれいになりそうだ。
畳も、湯気で拭くときれいになりそう。

絨毯は、付属のモップを取り付けるもの(要は少し下駄を履かさないときれいに拭けない)が使いにくそうだが…。

何度か買いかかって、その都度踏みとどまっている。

踏みとどまる理由は、これはどうもムダ遣いになりそうという思いがあるからだ。

掃除のグッズは長い間かけて使っており、今までムダになったものは少ないのだが、どうだろうか。
自分が使うかどうか、聞くというのもなあ。

肩からかけるもの、掃除機型のものと2種類ある。

掃除機型のものの方が、きれいになりそうだ…などと思っている。

でも、ノズルから蒸気を噴き出してきれいにするという方が、持ちがいいような気もする。

値段も1万円ちょっとのものからある。

ここは冷静に、考えてみよう。




| | 考えたこと | 01:14 | comments(0) | trackbacks(0) |
アシモフ
アマゾンでまたアシモフの本を買った。

この人は多産な作家。
アメリカのSF、ノンフィクションの作家で、大学教授である。

SFについては、ロボットに関するものも書いた。
ぼくはそれしか知らないが…。

ぼくが知っているのは、ノンフィクションの作家としてである。

すでにここに書いた、「空想自然科学入門」や「真空の海に帆を上げて」など、面白いし役に立つ科学知識の本である。

たしかに、今の最新の知識からは遅れている。
それでも、書いてあることのほとんどは確かだし、今の科学者の専門的なところから見るとエライ違いである。

何が違うのか…、この人は物理、化学、生物、地学何でも来いである。
ある本では化学と地学のことを書いていたと思ったら、別の本では物理と生物のことを書いている。
そのどれもが、面白くてためになる。

こんな人が、科学の教科書を書いたら面白いのに…と思わされる。

ダメなんだろうか。
こんな人に書いてもらったら…。

日本の教科書も、だいぶ工夫はしているがまだまだ読み物としては面白くない。

読んで面白い教科書、これを作らないといけない。

難しいかな…。




| | 考えたこと | 00:10 | comments(0) | trackbacks(0) |
働きすぎ
時代というものがある。

今は平成の世の中。
ちょっと前は昭和の時代。
昭和といっても戦後の時代だ。

昭和は前半と後半で分かれるのではないか。
昭和20年〜25年くらいまでの混乱の時代と、それから後の右肩上がりの経済成長。

ぼくらが知っているのは、昭和の後半になってからだ。
ほんのちょっとしか知らない。
当たり前といえば、当たり前か。まだ50代なのだから…。

戦後の時代をひと言でいうと「明日は今日より豊か」だった。
働きすぎと言われたのは、昭和40年までだろう。
それでも、まだまだ働き過ぎだったと思う。
いや、適性というべきか…。

それはわからない。
世の中の半分くらいは、働きすぎていたのではないか。

ぼくが就職した時、昭和54年だったが、まだまだやることがあった。
やることがあったから、残っていたのか、それとも明日でもよかったのか…。

いつまでにやればよかったのかな。

とにかく、土曜日が出だった。

毎日毎日、目一杯仕事があった。

あの頃から比べると、一週間の仕事は減ったと思う。

世の中全体で仕事が減ったのだろうか。
どうだろうか。

よく考えてみないとイケナイ…。






| | 考えたこと | 20:58 | comments(0) | trackbacks(0) |
ブランク
長いこと書いていなかったので、書けなくなった。

毎日書いていると、ペースができる。
下手な文章でも、曲がりなりにも絵になる。

久しぶりに書こうとすると、アイデアが出てこない。

題名だったり、内容だったりするが、よく毎日出てきていたものだと思う…。
無理やり書いた日もあったけど、それはそれでまあよいことにしよう。

でも、こうやって、いざ何か書こうとすると、難しいものだ。

いくつか、気に入っているものがある。
いつか、この文集を集めて、加筆して本にする時に(時期は未定だが)単独でまとめようと思う。
そういうのは、少ししかないけど。

書いているうちに、リズムがつかめて書けるようになるのではないか、と思って書くのだが、なかなかうまくいかない。

リズムがつかめたかと思うと、するっと逃げていく。

思いつく時は、いくつも思いついて(そんな日はめったにないが)、困る。
でも、思いつかない日の方が圧倒的に多い。
その中で、苦しんで書いていると、きゅうに前がぱっと開けたかのように筆が進む。
かと思うと、思いつきはよかったが、書き出すとぱたっと止まる日もある。

いろんな日があるなあ。

どんなリズムがあるのか。
リズムをコントロールすることができる方法があるのだろうか。

それができたら、スゴイ人になれるかも…。

気を取り直して、もう一度書けるように頑張ります。


店主敬白



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