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2021.08.12 Thursday
Windy Lady
山下達郎の初期の曲。
NYで録音している。 ぼくはこの曲が一番達郎らしいと思うし、達郎のOne of the Bestsだとも思う。 現地のスタジオミュージシャンを指名して録音したと聞く。 このベースがいい。 当時よく見た名前のベーシスト。ウィル・リーという。 今日Youtubeで「Japaneseシティポップ」というプレイリストを聞いていたらかかった。 ぼくは密かにこのアメリカ録音の「サーカスタウン」というLPが、達郎のベスト盤だと思っているのだが、本人はどう思っているのだろうか。 ニューヨークとロスアンゼルスで片面ずつの録音。 バブルの始まりの前だ。 達郎ももう68歳。 このLPを録音したのが1977年だから、弱冠24歳の頃だ。 このアルバムがベストだと、ぼくが勝手に思っていることなのだが、なんとなく本人もきっとそう思っている、と確信的に思っている。 ソロデビューのアルバムが生涯のベストという皮肉。 達郎が愛した、アメリカのポップスや黒人のR&Bが一番現れたアルバムだ、と個人的には思っている。 アメリカで録音しているから、当然といえば当然だが…。 なんと言ってもこの若さがいい。 友人の下宿のJBLで聞いて、あっけにとられた。 まだ達郎が売れる前。 80年のRide on timeくらいでメジャーになったと思う。 なぜ彼がこのアルバムを買ったのか、聞いたような気もするが忘れた。 彼のおかげで達郎を知って、今日に至っているのだ。 あの頃が懐かしい。 |
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