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2011.07.31 Sunday
ハイカラ
神戸はハイカラな街だと言われている。
語源由来辞典によると、ハイカラというのは、西洋風なこと、目新しくしゃれていること、そのようなさまや人のことを言うらしい。 語源は、明治時代に西洋帰りや西洋の文化や服装を好む人が、ハイカラーのワイシャツを着ていたことから、転じたらしい。 その当時はハイカルという動詞もあったとのこと。 明治時代の言葉だったのか。 神戸がハイカラなところというのは、そうだと思う。 港町というところが、そういう土地柄を生むのかもしれない。 京都で勤めるようになって、それは痛感した。 神戸人は自由だ。 新しいもの好きで、古いものに囚われない。 楽天的で、人生を肯定している。 まず、やってみる、そして修正すればいいと思っている。 そんな印象をぼくは持っている。 ハイカラという言葉は、すぐに目新しい物にとびつく人を揶揄する意味でも使われる。 たしかに、行き過ぎるとダメだろう。 長所の裏側は短所だから、仕方がない。 神戸の良いところは、ウエットすぎないところだろう。 いい意味でも悪い意味でも、ドライなのだ。 阪神間全体に言えることだと思う。 そういうところから、京都に行くと、だいぶ土地柄が違うのがわかる。 やっぱり、神戸が好きだ。 |
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