考えたこと2

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衆院選投票率
今回の衆院選挙の投票率は50%ちょっと。
戦後3番目に低い結果だったとのこと。
国政を決めるという要素の高い選挙で、投票率50%はないだろうと思う。

参政権を持った人のうち、半分しか投票していないということだ。
日本人は自分たちが戦って民主主義を獲得したわけではなく、明治時代の不完全な選挙から、普通選挙をアメリカから与えられたという過去がある。
それがストレートに原因だとは思わないが、そういう伝統もあるのかもしれない。

今回の選挙で一番驚いたのは、そういう低い投票率でも組織票が強い公明党が惨敗したことだ。
信者の多くは80代らしいから、もう理由がわからなくなっている人も多いのかもしれない。
ぼくは公明党が惨敗したことは、いいことだと思っているが…。

それと、マスコミの誘導が激しかったということだ。
裏金議員は野党にもたくさんいたし、悪質なものも多かったのに、全く報道しない。
ネットではだいぶ野党の裏金議員も叩かれていたが、そういうSNSのタイムラインを持っていない人は、報道されないから全く知らないのだろう。

立民の幹事長の裏金は選挙が終わらないと報道しなかったり、れいわの議員の裏金も報道されない。
まあ、小粒議員だからニュースバリューがないといえばそうなのだが、選挙の時期にそれはないだろう。
テレビの主要なお客さんである、団塊の世代にゴマをすっているのだとしか思えない。

実際、テレビを見る、50代から80代の投票率は60%超えで、60代以上なら70%を超えている。
若い人たちはもともと人数も少なく、完全にシルバー民主主義になっているのだ。
そのシルバー民主主義を引っ張っているのが偏向したマスコミ。
NHKぐらいはもう少しまともに報道できないのかと思う。

「政治と金」の問題については、ほとんどの党は五十歩百歩だと思う。
その証拠に、民主党が政権を取った時に、政治資金規正法の改正などやっていない。
それが大事であるのなら、法制化して禁止事項を作り、即刻議員を辞職させるという法律を作ればよかったのだ。

そうすれば、本当に国民のために勉強してちゃんとした政治をする人が出てくるだろう。
そういう法制化を誰も考えない事自体が、結局みんな腐っているということだ。

だから、まともな政策論議をしている党を応援したくなる。
聞けば、立民の野田代表の選挙演説の9割は「政治と金」だったという。
それなら、裏金や不記載があったときには、議員資格をなくす、という法律を作る、という演説をすればいいのだ。
そんなことは全く言わず、自分の党のメンバーが同じようなことをやっても触れない。
マスコミもそこを突っ込まない。
結局同じ穴のムジナなのだ。

国民民主が躍進したのは、若い人たちの支持があったからだという。
それが唯一の救いだったと思う。


| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 23:00 | comments(0) | trackbacks(0) |
AIへの態度
Wall Street Journalに面白い記事があった。
ChatGPTに対する接し方についてだ。

「チャットGPTに礼儀正しくすべきか」という表題で、人によってはAIにすごく助けられて、人間のように丁寧に接している人もいるし、別にそんなことは気にしなくてもいい、という人もいる。

アメリカのソーシャルメディアでは、相手がAIでも礼儀正しく接するべきだという意見が多いらしい。
どちらかというと、ぼくもそういう接し方をしている。
最近はGoogleのGeminiを使うことも多いが、どちらにしてもなにか知りたいことがあれば「教えてください」というふうに聞いている。
AIは大規模な言語モデルの中から、正しいと思うもの(この表現がもう人間っぽい)を見つけてきて返答しているだけだと思っても、召使のようには扱えないと思ってしまう。

中には、いずれAIがターミネーターの世界のように意思を持つだろうから、その時のために丁寧に接しておく、という人もいるという。
その気持は何となくわかる。

最近の調査では、アメリカ人2000人のうち48%は礼儀正しく接するという結果。
Z世代の回答者がもっとも好意的だったという。
逆に失礼な態度を取ったり、怒鳴りつけてもいいと考える人は27%。

WSJでは礼儀正しい国、日本の調査結果も紹介していて、「礼儀正しく接する方が正しい結果になる」という人もいるという結果。

マイクロソフトは、AIは失礼な振る舞いに対して、適切な反応をしない可能性がある、という見解らしい。
やはり人間だと思って接したほうがいいのだろう。

AIに答えることに対してチップを渡す、というと回答が長くなるという結果もあるらしい。
実際に払っている訳ではないが…。

一方で、人に対する話し方と、AIに対する話し方は帰るべきだという意見もある。
まだまだスタンダードが定まっていない。

AIは賢くなって、最新のChatGPTは応答速度も速いし、より上手に回答できるようになっている。
コールセンターの仕事が紹介されているが、クレームなどの怒った相手に対して、最新のAIはよりうまく対応できるようになったという。
いよいよ、人間の仕事を超えてきた。

仕事上の不満をChatGPTに聞いてもらうという人もいた。
それはなかなかいい考えだと思う。

ぼくはそんなにAIを使っていないが、AIで作られた音楽は最近よく聞く。
80年代のJpop風の曲は、本当にそんな気がする。
いずれ、見るもの、聞くものすべてにAIが絡んでくるのだろう。

これから先、どうなっていくのだろう。

いつも、AIのことを書いたときにはそういう締めくくりになっているような気がする。



| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 23:36 | comments(0) | trackbacks(0) |
夏目友人帳
30分アニメの11回シリーズを2シリーズ見た。
シリーズの5と6だ。
この10月からシリーズ7が始まるらしい。
2008年からアニメが始まっている。
息が長いシリーズだ。

緑川ゆのマンガがスタート。
こちらは2007年から連載が始まった。

言ってしまえば妖怪ものだが、ちょっと趣が変わっている。
主人公の夏目の祖母が「あやかし=妖怪のこと」が見える特殊能力を持っていて、いろんな「あやかし」と戦って勝ち、その名前を封印した「友人帳」を残した。
それを知った孫の夏目がその友人帳に載っている「あやかし」たちに、名前を返していくというような大筋だ。

田舎町が舞台で、近所の森にたくさんの「あやかし」が住んでいたりする。
夏目には「ニャンコ先生」という強い「あやかし」のパートナーがいて、協力していろんな「あやかし」と関わっていく。

おどろおどろしい、怖い感じは薄くて、「あやかし」の側の理屈もあって、戦闘シーンなどはほとんどない。
ほのぼのとしたエピソードもあって、単なる「妖怪もの」ではないところが長く続いている秘訣なのだろう。

大学生から勧められて見たのだが、何となく普遍的な日本の風景が描かれていて懐かしい感じ。
時々町に行くが、そんなに現代的な町でもない。

こういうのを若い人たちが面白いと思うのは、ちょっと意外だった。

ぼくはわりと面白く見たが…。

でも、さすがにこういうのは海外ではウケないような気がする。

録画しておいて、暇なときに少しづつ見るにはいいと思う。


| hdsnght1957kgkt | 映画・舞台 | 19:05 | comments(0) | trackbacks(0) |
日本語の文字体系
日本語能力検定の自学自習ができるページをネット上で探すと、「JLPT Sensei Vietnam」というページが出てきた。
こないだN1を持っているベトナムの学生に、やはりベトナム語で学ばないとニュアンス等がわからない、ということを聞いたので、探してみたのだ。

日本人が作った日本語能力検定の自学自習のページは、すべて日本語でほかの言葉は出てこない。
それを使って、自学自習をするのには、やはり無理がある。
母語での説明無しに、複雑なニュアンスはわからない。

例えば「望む」と「臨む」、「早い」と「速い」などの漢字の意味などを、母語でない言葉で説明されてもなかなかわからない。
日本に何十年もいるような人が相手なら、それもいいだろうが、日本語を十代後半から学び始め、やっと日本に来たような外国人にそれをやるのは無茶だろう。
留学生の彼女は、そういう母語での解説があるものが望ましい、と言うのだ。

そういうページを探して出てきたのが、冒頭の「JLPT Sensei Vietnam」というページ。
「Học Tiếng Nhật Và Thi Đỗ JLPT!」という表題がトップページに大きく出ている。
グーグル翻訳によると、「日本語を学んで、JLPTに合格する」という意味らしい。
JLPT(日本語能力試験)」の過去問が出ていたり、レベル別の文法(用例集)や語彙が日本語、ひらがな、ベトナム語の3種類で表になっていたりする。

書籍をあたると、アルク出版が「TRY!」というシリーズを出しているが、これは英語版、中国語版、ベトナム語版の3つがあり、それぞれ3カ国の言葉で説明されている。
やはりベトナムの人たちにとっては、日本が学びやすいのだ。

ところが、ネパール語で解説しているネット上のページや書籍はないかと探したが、見つからない。
ベトナム語と同じように、「JLPT Sensei Nepal」というサイトは存在するが、解説は英語になっている。
なぜネパール語の解説がないのかと考えたら、ネパールは文字がアルファベットではないからだと気づいた。

今はGoogle翻訳が進化しているので、解説文をネパール語に翻訳することはできるが、それにはいちいち文字を洗濯して、翻訳しないといけない。
元のページと翻訳後のページを出しておいて、見比べて理解するという手もあるが、二度手間だ。
さらに、留学生はほとんどスマホかタブレットで操作するので、2画面を並べるのは難しい。
こういうところでも、ベトナムとネパールでは差がつく。

日本人は漢字を捨てず、母語に入れて訓読みを付加して、ひらがなやカタカナと組み合わせ、文字の体系を作った。
漢字を取り入れはしたが、そのまま使わずに、日本語の読みを結びつけるという荒業をやったのだ。
そのおかげで、今でも漢字を使っている。
でも、このことが日本語の理解を難しくしている。

ベトナムや朝鮮半島でも漢字を使っていたが、彼らは漢字を捨てた。
いろんな事情があったのだろう。

ベトナムの場合は、フランスの植民地になって、アルファベット表記が導入された。
それでも、中国と同じく漢字を使っていたのだが、もう今の若い人たちは漢字は知らない。
1940年代に漢字を使わないということを決めているので、もう80年くらい経つ。

逆に言うと、そのおかげで、ベトナム語で日本語を解説し、ネット上でベトナム語が割と簡単に表記できるようになったのだろう。
漢字を捨てたのは、その面では正解だったのだと思う。
文字を捨てる、というのはある意味文化を捨てるということだから、当然、見返りでなくなった文化もあるだろうが…。

ネパールなどは文字自体が難しい。
インド主要言語のひとつである「デーヴァナーガリー文字」を使い、64文字ある。
発音は難しいが、文法は日本語の助詞を抜いたもの、という感じらしい。

日本語は何度も書いてきたように難しい。

漢字、カタカナ、ひらがなの3種類の文字を使い、一つの漢字にいくつもの読み方があり、発音と書き言葉の対応が1対1では決まらない。
もちろん、それ以外の難しさもあるが、読み書きに関しては表意文字を使う以上、文字種が多く難易度はすごく高い。
その上、何種類もの読みを覚え、同じ発音でも違う漢字を使いこなさないといけない。

そういう文字の体系を作ってしまった日本語は、やっぱり難しい。

それでも、漢字を使って文字の体系を作った先人の努力は、敬服に値すると思う。



| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 22:36 | comments(0) | trackbacks(0) |
やる気がなくなる時
できるだけ毎日30分はギターを触るようにしている。
それでも、やる気がなくなる時がある。

ぼくはめったにインスタグラムは見ないのだが、時々開けてみる。
そうすると、フォローしているギターのショート動画がたくさん出てくる。
プロらしき人もいるが、アマチュアがメインだと思う。
海外の人も多い。

そういう動画を飛ばしながら見ていると、みんな本当に上手い。
ショート動画だから、解説もほとんどなく、にっこり笑って弾いているというようなものが多い。
みんな、必死で弾いてはいない。
楽々弾いているのだ。

そういう動画を見続けると、もうギターを弾く気がなくなってくる。
ショート動画は知性ではなく感情に訴えてくるからだろう。
この年で頑張っても仕方ない…などと思う。

譜面を映しながら弾いている人もいるのだが、あまりにも道が遠くて、一歩が出ない。
普通に弾いて、そのあとゆっくり弾いてくれる人もいる。
それでも、秒単位で終わるから、もう一度見てやろうとも思わない。

若い人たちはショート動画を見て、どう思っているのだろうか。
インスタに出てくる若い人たちを見て、やる気を出すのだろうか。

今日もまた見てしまった。

みんなどうしてあんなに上手いのだろう…。



| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 23:17 | comments(0) | trackbacks(0) |
日本語教師
日本語教師のプログラムは日本人向けで、日本語は日本語で教えることになっている。
しかし、今日日本語能力検定1級を持っているベトナムの留学生と話していて、それっておかしい、ということがわかった。
Youtube上にいろんな日本語教師が教材をあげているが、これも日本人が日本語であげている。

でも、よく考えてみたら、ぼくらは日本人から英語を習っている。
中学1年の習いはじめのときなど、ほとんど日本語で説明を聞く。
要は母語で説明を聞かないと、わからないのだ。

もっと小さい子なら、いきなり英語で話す人に接して、英語を話したり、読んだり、書いたりできるようになるのかもしれない。
しかし、中学生ではもう無理だと思う。
一切、母国語での説明無しに、英語が学べたとは思えない。

それをぼくらはもっと年上の留学生や実習生に強いている。
大学では日本語教師養成プログラムというのがあるが、それはまさに日本語だけで日本語を教える先生を養成しているのだ。

百歩譲って、大学に入ってくる留学生ならある程度日本語がわかるので、何とかなるのかもしれない。

でも、今日話を聞いた留学生は日本語能力検定2級で入ってきたが、1級を取るためには母語で説明を聞かないと、語彙のニュアンスの違いなどはわからないと言っていた。
たとえば、「貸す」と「化す」の違いなど、なかなか直接比較で説明していなかったりするし、疑問に思ったらすぐに聞けないといけないのに、日本語で説明されてもなあ、という感じだった。

だから、日本語だけでなく、母語で解説している本で勉強したとのこと。
やっぱり第二言語は母語で理解しないといけないのだろう。

英文法の参考書など、日本語の本だ。

日本語は英語と違って、話者が少ないから、マルチリンガルの人が少ない。
ましてや、今の東南アジアの言語など、話せる人はほとんどいない。
だから、日本語を広めようとすると、日本人を養成するしかないのだが、本当に日本語しか話せない人がいい日本語教師になれるのだろうか。

人数合わせのために、仕方なくやっているとしか思えない。
こんなことでいいのだろうか。



| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 23:49 | comments(0) | trackbacks(0) |
歌舞伎の「世界」
「ブーフーウー」というNHKのやっていた子供向けの番組。
着ぐるみの人形劇だったらしい。
ぼくは子供の頃に見た。
1967年までやっていたというから、10歳までの時期だ。

何度か書いたが、「おしゃべりな古典教室」というラジオ番組を毎週聞いている。
先週からは、4回シリーズで「歌舞伎作者になってみよう」という企画。

歌舞伎の世界というのは、オリジナルのストーリーではなく、「世界」という、みんなが知っている歴史上の物語を元にして作るのが普通なのだ。
今でいうと、パロディというのに近いのかもしれない。

源義経や平清盛のような歴史上の人物や、当時よく知られていた物語の世界自体が題材。
そこから、人物像を変えたり、そこにないようなキャラクターを登場させたりする。
また、2つの世界を組み合わせるというようなこともアリだという。
だから、逆に現代では難しくなるのだろう。
みんな、その「世界」を知らないからだ。

そこで、あらたにリスナーも歌舞伎を作ってみよう、ということで出された「世界」が「三匹の子豚」。
たしかに、童話でみんなが知っている。
怠け者の長男はわらの家、次男は木の家、三男はレンガの家を作るというところは誰もが知っている。
「ブーフーウー」は「三匹の子豚」の世界を借りているということだ。

その物語の「世界」の上でどう面白くするか、というのが「新しい歌舞伎」を作るということ。
なかなか面白い企画だ。

でも、それが今歌舞伎を理解する時の障害になっている。
昔の「世界」が共有できないからだ。
そこが難しいところ。

古典落語でも、そういう「世界」があった。
芝居の話で、「忠臣蔵」を知らないと笑えない、というものもある。
古い言葉がわからなければ、現代の言葉に変えたらいいが、そういうある意味当然知っている、という約束事が成り立たない。
こういうのは、どうしようもない。

日本の伝統的な「世界」という考え方は面白い。
そういえば、そんな要素がいろんなところに残っているのかもしれない。

世の中の物語に本当にオリジナルなものなどほとんどない。
ラノベのファンタジーなど、どこかの「世界」を借りているのかもしれない。

そういう伝統がマンガやアニメで生かされているのだろうか。



| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 23:19 | comments(0) | trackbacks(0) |
シックスラウンジのリカ
今習いに来ている中学生の一人が、シックスラウンジのリカという曲がやりたいという。
やっているグループ名がシックスラウンジで、曲名がリカだ。

キーGで弾くのだが、G‐B‐Em‐Cという繰り返しが出てくる。
Bのコードは中学生の初心者にとっては、とても押さえにくいコード。
代わりにB7にすると、弾きやすくなる。

ただ、B7にすると、何となく雰囲気が変わる。
Bにする意味はどのへんにあるのか?と今度は先生に習いに行った時に聞いてみた。

BでもB7でもD#が入っているのだが、それがキーGのスケール外の音になる。
スケール外というのは、そのキーのドレミファソラシド以外の#やbがついた音、ということだ。

ギターをストロークで弾く時に目立つのは一番高い音だ。
それが、押さえやすい開放弦を使ったB7では低い音になってしまう。
難しい押さえ方のBならストロークの一番高い音(トップノート)をD#にすることができる。
そこが違うところだ、という。

なるほど。
スケール外の音を目立たせる押さえ方ということだ。

たしかに、難しい押さえ方のBコードで弾くと、D#の音が目立って聞こえて、何となく切ない感じになる。
それがこの曲の特徴になっている。

別の曲でも、スケール外の音が出てきて、やはりそれを強調するような伴奏の工夫を教えてもらった。

だから、この曲をやるんだったら、その音を目立たせるように弾かないといけない。

押さえ方を工夫してでも、Bのコードを頑張ってもらおう。


| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 22:16 | comments(0) | trackbacks(0) |
推しは架空の人物?
こないだ学生と話をしていて「推し」を聞いたら、「怪盗キッド」だという。
怪盗キッドというのは、名探偵コナンに出てくるキャラクター。

それって、架空の人物やけど、それでも「推し」なん?と聞いたら、そういうキャラクター推しの人はたくさんいるとのこと。
ふーん、と思わず考え込んだ。

「推し」というのは、ファンクラブに入ったり、ライブに行ったりするものだと思っていたからだ。
それが架空の人物なら、そういうことはできない。
できなくてもいい、ということなのだろう。

人によって、「推し」の定義が違うということだろう。
ぼくの定義が正しいのかどうかはわからないが、実際に歌ったり演技しているところが見られる、というのは大きなファクターだと思う。

でも、そうできたから、どうということはないといえばない。
ライブに行くとしたって、年に数回のものだ。
それなら、アニメの役柄でもいいという気持ちはわかる。

架空の人物を「推す」というのは、それだけ夢があるということになるのだろうか。

これを書きながら聞いているのは、AIが作った80’sのJ-Popだが、この曲の歌手?を気に入ったら、同じことか…。

何が架空で何が実在か、ぼくらはかろうじて線を引いているが、若い人たちはその線も曖昧になっていくのかもしれない。

いいものはいいのだから。



| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 23:37 | comments(0) | trackbacks(0) |
日本語は難しい4
日本語を教える難しさは、日本人にとっても、自分がどういう規則にしたがって日本語を話しているのか、わからないからだ。
おそらく、英語話者にとっても、ネィティブの言葉はそんなものだとは思うが、英語には比較的ちゃんとしたルールがある。
例外は多いが、動詞には現在形、過去形、過去分詞があり、三人称単数の場合はsがつく。
名刺には単数と複数の違いがあるだけだ。
代名詞はheとかshe、thisとかthat, someなど。関係代名詞のthatやwhereなどはちょっと取っつきにくい。
冠詞はaとtheで、前置詞はin, on, at, toなど。これらは使い方が難しいが、名刺の前に来るのはほぼ決まっている。
助動詞はcan, mustなどがあるが、動詞の前に来るというルールは決まっているし、その場合動詞は原型になる。
その他、間投詞や接続詞はそんなに難しくない。
何より、ある程度語順のルールが決まっていて、語順から品詞が推定でき、文の構造がわかる。
何と言っても、5つの文型しかないのだ。
SV、SVC、SVO、SVOC、SVOOを覚えればいい。
もちろん、文学的に翻訳するとか、細かいニュアンスを伝えるのは難しいが、それらは非ネイティブには当然のことだ。

外国人に教えるための日本語文法というのを調べているが、ちゃんと系統的に説明されているものが見つからない。
それは日本語自体が系統的な文法を持っていないからかもしれない。

たとえば、日本語の動詞は5つの変化をする。
それぞれ、「ます形」、「辞書形」、「ない形」、「た形」、「て形」と分けられている。
「辞書形」と言うのは、辞書に載っている形。英語でいうと原型だ。
「ます形」は、その動詞に「〜ます」をつけたときになる形であり、「書く」なら「書きます」となる。
同じように、「〜ない」をつけたときには「書かない」、「〜た」をつけたときに「書いた」、「〜て」をつけたときに「書いて」となる。
「ます型」は丁寧に言う時、「ない型」は否定、「た型」は過去、「て型」は接続、という説明だ。

さらに、その動詞全体が3つに別れている。その分け方は以下の通り。

「ます」の前の文字の母音が「い」の動詞・・・1グループ
「ます」の前の文字の母音が「え」の動詞・・・2グループ
「きます」、「します」・・・3グループ

1グループは「書く」、2グループは「食べる」、3グループは「来ます」「勉強する」というような具合。

日本人が日本語の動詞はどういう活用で、どういう分類をされているかと聞かれて、こういう説明はまず無理だろう。

今回は動詞の説明をしたが、こんなことを日本語学習者は学ぶ。

英語のほうがよほどマシだ、という理由がわかるだろうと思う。





| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 00:13 | comments(0) | trackbacks(0) |
日本語は難しい3
日本語が難しいというシリーズ。
調べれば調べるほど、日本語は難しいということがわかってくる。

フランス語は頻出単語1000語を覚えれば、一般的な文章の80%以上はわかるらしい。
英語では、上位3000語で、90%理解できる。

ところが、日本語は上位5000語覚えて、80%に達するということだ。

ちょっとかじっただけでは、一般的な文章などなかなか理解できない。
一般的な日本人は2万語くらいの語彙を日常で使っているようだ。

サイトhttps://alote.inmybook.jp/in-house-training/japanese-difficult/に出ていた、レベル別の語彙を出しておく。

【 日本語における頻度上位の語彙 レベル別掲出 】
1,000語レベル:同じ、終わる、レストラン、例えば、など
3,000語レベル:理想、任せる、ショック、じっと、など
5,000語レベル:人権、見送る、カテゴリー、おのおの、など
10,000語レベル:査定、透ける、ユニット、先々、など
20,000語レベル:化膿、愛でる、センセーショナル、のこのこ、など

英語を10年学んでも、なかなか上手に話せないのは、ひょっとしたら脳の言語野の大部分を母国語を覚えるために使っているからかもしれない、などと余計なことを考える。

イギリスと日本はユーラシア大陸を挟んで、両端の島国だ。
だから、なんとなく親近感がある。

でも、英国はフランスに占領されたこともあるし、いろいろ苦労してきた。
一方で日本は神風が吹いたりして、近代まで他国に占領されたことはない。
戦後の短い間だけだ。

イギリスはフランスに占領されたおかげで、英語はわかりやすくなったのかもしれない。
フランス語にあるという男性名詞や女性名詞などがなくなって、わかりやすくなった。
冠詞もaとtheだけだし、不規則な変化の動詞などもあるが、日本語の例外の多さに比べたら簡単だ。

今はアニメやマンガの強さに乗って、海外でも日本語を学びたいという人が増えていると言うが、ほんの少しだけ。

やっぱり日本語は難しいのだ。

| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 23:26 | comments(0) | trackbacks(0) |
ICE事業縮小
日本特殊陶業はスパークプラグの会社。
ICE(内燃機関)に必須の部品だ。
世界のトップシェア。
燃料に火を付けるために必要で、シリンダーに1個ずつ付いている。

その日本特殊棟業がエビの陸上養殖事業に乗り出した。
併せて、養殖用いけすの水質管理のシステムも販売するとのこと。
どういう風の吹き回しなのだろう。

もちろん、世間は欧米を中心に脱炭素ということで、ICEは縮小の方向。
日本も目標だけは2050年に内燃機関をなくすという事を言っている。
でも、本当にそうなるのかは、わからない。
欧州も過度な環境保護の政策に反発をする人が増えたし、アメリカは共和党は脱炭素には否定的だ。
トランプ氏が勝てば、大きく政策は変わるだろう。

それでも、長期的にはというか、いつかは石油はなくなる。
それを意識せざるを得なくなったのが、この環境原理主義だ。

ということで、ICEの部品は自動車の中で1万点近くある。
それらのメーカーはいつかは社業を変えないといけない。
その一例が日本特殊窯業のケース。

陸上でのエビ養殖とは、またおおきく舵を切ったものだ。
そのために、新会社も作ったらしい。
会社としては非ICEの事業を2030年には売上の40%、40年には60%まで高める計画。
そのためにキャリア採用で人も採ったという。

普通は自社の強みを活かして、売上のポートフォリオを変えていくのだが、全く違う領域にチャレンジしたというのは、やはりスゴイ英断だと思う。

世界の自動車産業も同じだ。
ICEの部品を作っていた会社は、同じような事を考えている。
そういう中から、新しい産業が生まれてくるかもしれない。

もともと、政府主導で民間企業に対して何かを作るな、というような政策は筋が悪い。
そんなやり方をするのは、脱炭素に膨大な費用がかかるのを隠すためだと思う。
単にCO2を減らすのなら、排出量に税金をかけるとか、もっと有効な手段がある。

ICEという今や「枯れた技術」はまだまだ使えると思う。

国がやった経済政策など成功した試しがない。
自動車産業は今は日本の基幹産業だ。

それらの会社が生き残れるようにするには、余計な口を出さないことだと思う。

新規事業を頑張ってほしい。




| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 22:49 | comments(0) | trackbacks(0) |
介護破綻
厚労省が、介護職員の数が2040年に57万人不足するという推計を出した。
これが少子高齢化の結果だ。
不足を解消する目処は立っていないという。
それはそうだろう。

すでに、2030年にIT人材が70万人足りなくなる推計が経産省から出ている。
そちらのほうがよほど問題だろう。
ITは介護よりも明らかに生産性が高い。
そちらを充足する努力をしないと、GDPも増えないし、経済が衰退する。
そうなったら、介護どころではなくなる。
だから、介護の人を増やすのではなく、介護される人を減らすのが大事だ。

今回の総選挙で、ようやく尊厳死という言葉が国会議員から出てきた。
介護の負担を減らすためには、過剰な介護をやめて、北欧のように自然死に任せることが大事だと思う。

無理に生かすと、介護施設で働く人が増え、施設が増え、仕事が増える。
楽に仕事をしようと思うと、寝たきりの人を増やす。
そして、過剰な介護が増える。
物理的な寿命が増えるから、社会保障を圧迫する。
いまこの悪循環の状態だ。

ぼくは、母の死を見て、もっと早く楽にしてあげたらいいと思った。
最期のころはもう認知も進み、ほとんど生きているだけだった。
生きることに価値があるとすれば、それは自分の意思でなにかできたり、少なくともそれを伝えることができるということだと思う。
それもできなくなって、施設の中で生活している姿は痛々しかった。
食事ができなくなっても、食事介助される。

もちろん施設の人たちは親切だったし、感謝している。
でも、間違いなく何もしなければ、老衰死しているのだ。
それを無理やり生かすのは、虐待だというのが北欧の考え方。
ぼくもそう思う。

これは過激な意見だが、実際に北欧では自力で食べられなくなったら、介助したりしない。
それが寿命なのだ。

どうしても寿命を伸ばしたい人は、金を出せばいい。
金融資産の6割は高齢者が持っている。
それを使えばいいのだ。

残念ながら、それしか手はないと思う。


| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 22:15 | comments(0) | trackbacks(0) |
雨を告げる漂流団地
Netflixの映画「雨を告げる漂流団地」をWowowでやっていたのを録画した。
こないだ書いた「ペンギン・ハイウェイ」の監督。

今回の作品もファンタジーのジャンルになるのだろうが、少し重たかった。
家族と家、友達というところがテーマ。
主人公の女の子は、家庭不和で離婚した母親と暮らしている。
幼なじみの男の子のおじいさんと仲良しだった。

その2人が住んでいた、老朽化して建て替えをする無人の団地が舞台。
どういうわけか、その団地が海に浮かんで進んでいく。
そこに集まっていた友達5人と一緒に漂流する、という物語。

ちょっと現実離れしていて、感情移入が難しかった。
家族の心理を扱うと、どうしても重くなる。
それを描くのに、なぜ団地が漂流しないといけないのかなどと考えてしまう。

まあ、それがファンタジーと言ってしまえばそれまでなのだが…。
登場する小学生はわりと魅力的なのだが、違う舞台ならもっと輝いているように思ってしまう。

ただ、Zutomayoの曲は良かった。
彼らのいつもの曲より、ポップでキャッチーだ。
映画を意識して作ったのだろう。

重たいからイヤというわけではないのだが、ちょっと設定が受け入れられなかったアニメだ。




| hdsnght1957kgkt | 映画・舞台 | 23:25 | comments(0) | trackbacks(0) |
訃報 西田敏行
自宅で亡くなった。
病気で入院していたわけでもなく、自宅で倒れていたところを見つかった。

西田敏行というと、映画やドラマに出ていたが、ぼくはNHKのラジオで馴染みが深い。
森繁が亡くなって、そのあとをやっていた。
新日曜名作座、という番組。
竹下景子と二人で何役でもこなす。

通勤の行き帰りに聞くようになって、もう10年くらい経つ。
パソコンで録音して、Waikmanで聞いている。
森繁が亡くなって、メンバーが変わり、日曜名作座から、新日曜名作座になった。
もう十数年続いていた。

有名だったのは釣りバカ日誌だろう。
男はつらいよのあと、シリーズで映画をやっていた。

関西では探偵ナイトスクープの局長でおなじみだったろう。

長患いして亡くなったのではなく、自宅で気がついたら死んでいたという死に方。
そうなりたいと思う人も多いだろう。

76歳。
夕方BSを見ていたら、ニュース速報が出た。

まだまだ働けたと思う。
惜しい人を亡くした。

合掌。

| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 20:15 | comments(0) | trackbacks(0) |
公金の無駄遣い
昨日、男女共同参画事業について書いたが、この関連でイベントがたくさん行われている。
介護や福祉関係に回っているお金は兆円単位だが、こちらはそれに比べると安い。
とはいえ、税金が注ぎ込まれているのは事実。

どんなイベントかというと、ヨガ教室、タップダンス教室、ピラティス教室、フラメンコ教室、バレエ講座、骨盤体操、お菓子教室、書道教室、LGBTQ演劇、トランスジェンダー映画祭、ジャズフェスティバル、TWICEのサビだけ踊る会、イクメン写真コンテスト、アカペラ教室、ゴスペル教室、メイクアップワーク教室、身体スッキリ気功教室、ゆったりハワイアンフラ、リンパマッサージ、アンニョンハセヨ韓国語講座、初めて学ぶ韓国・朝鮮語諸中級クラス、ゆっくりすすめる韓国・朝鮮語初中級クラス、やさしい実践英会話、もっと聞きたい人のためのアフリカ民族楽器「カリンバ」講座、お気軽ヒップホップダンス教室、パステル和アート講座、みんなでウクレレ講座、プロから学ぶコーヒー淹れ方講座、アーユルヴェーダと薬膳ハーブティー講座、インドネシア料理教室、ベトナム料理教室、バルーンアート教室、沖縄泡盛講座、タヒチダンス教室、ハーブ料理講座、カレーマイスターによるカレー講座、アロマセラピー講座、プログラミング講座、女性のための農業入門、写真立てづくり、自分だけの印鑑作り、「82年生キム・ジョン上映会」、すごろくゲーム、ハルモニ一人芝居。

Xのタイムラインに流れてきたのだが、写していて笑えてしまう。
どうしてこんなことが起こるのか。
何が男女共同参画事業の視点や主旨なのか、全くわからない。

AIに聞くと、結局補助を出すかどうかは地方自治体の役人が決めるらしい。

なんでこんなことが起こるのか?とまたAIに聞いてみた。

「男女共同参画の主旨はほとんど考慮されていないように思いますが、それも各自治体の担当者の判断となるのですか?」

答えは、

「男女共同参画事業への補助金が、各自治体の担当者の判断によって行われ、その結果、男女共同参画の主旨が十分に考慮されていないように感じられるというご指摘、大変ごもっともです。

なぜ、このような状況が起こるのでしょうか?

担当者の専門性: 男女共同参画に関する専門知識や経験が不足している担当者がいる可能性があります。
多忙さ: 担当者は、様々な業務を抱えており、男女共同参画事業に十分な時間やリソースを割けない場合があります。
評価基準の曖昧さ: 男女共同参画事業の評価基準が明確に定められていない場合、担当者の主観的な判断が大きく影響する可能性があります。
地域の実情: 各地域の社会状況やニーズによって、優先すべき事業が異なるため、一律の基準を適用することが難しい場合もあります。
財政状況: 財政状況が厳しい自治体では、事業の採択基準が厳しくなり、男女共同参画の視点が後回しになる可能性があります。」

という返事。

AIが「大変ごもっとも」と認めてくれた。

AIは知能とは言えないが、そういうものでもあれらのイベントがなぜ「男女共同参画事業」なのか、わからないのだ。

これから事業の実行に際しては、役人が判断するのではなく、AIが決めたらいいのだ。
AIならちゃんと男女共同参画事業の主旨に合っているか、答えを出してくれるだろう。

そして、こんなくだらないことを決めている公務員を減らしたらいいと思う。



| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 23:17 | comments(0) | trackbacks(0) |
男女共同参画事業
男女共同参画、という言葉を最近聞くようになったが、あれはどういうことなんだろう。
GoogleのAIに聞いてみると、

ーーーーーーーー
男女共同参画とは、性別にかかわらず、男女が互いに尊重し合い、個性と能力を十分に発揮し、喜びや責任を分かち合うことができる社会を目指すことです。
男女共同参画社会を実現するための法律として、1999年に「男女共同参画社会基本法」が施行されています。この法律では、男女共同参画社会を次のように定義しています。

男女が社会の対等な構成員として、自らの意思によって社会のあらゆる分野における活動に参画する機会が確保される

男女が均等に政治的、経済的、社会的及び文化的利益を享受することができる男女が共に責任を担うべき社会

また、この法律では、男女の人権の尊重、制度や慣行についての配慮、政策などの立案及び決定への共同参画、家庭生活における活動と他の活動の両立、国際的協調などの理念が掲げられています。

地方公共団体には、男女共同参画計画を策定することが求められており、都道府県は義務、市区町村は努力義務となっています。
ーーーーーーーー

ということだそうだ。

これに国民の税金が10兆円近くが使われている。
この内訳は2022年の資料では、以下のようになっている。

介護給付費国庫負担金等(3兆342億円)
子どものための教育・保育給付など(1兆4743億円)
児童手当制度(1兆3261億円)
良質な障害福祉サービスの確保(約1兆2422億円)
日本学生支援機構の大学等奨学金事業の充実(7525億円*)
年金生活者支援給付金(4908億円)
高等教育の修学支援新制度(4881億円)
企業主導型保育事業(2269億円)
地域支援事業(1972億円)
母子家庭等対策費( 1755億円)
児童入所施設措置費等(1354億円)
中小企業最低賃金引上げ支援対策費(1377億円)
非正規雇用の労働者のキャリアアップ事業( 1231億円)

結局は介護、福祉、教育、年金生活者支援などに使うお金を、男女共同参画事業費としてごまかしているということだろう。
これらは一部は社会保障会計内でやるべきものだし、男女共同参画という名目でやるものではないと思う。
こういうごまかしをしながら、役人はお金を使う。
必要なものは、必要としてそういう予算計上をすべきだ。

それが本当に必要なら、無駄な出費をやめるのが普通。
それを一見誰もが反対しない「男女共同参画」などという言葉でごまかしている。

もういい加減にこんなことはやめて、社会保障をちゃんと考えるべきだ。

あれだけ「持続可能」と行っておきながら、こんなごまかしをするというのは、制度が破綻しているからだろう。

男女共同参画事業とは、社会保障のごまかしだと理解しよう。


| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 23:07 | comments(0) | trackbacks(0) |
ワーホリ乞食
オーストラリアでワーキングホリデーがしたい、という学生もいる。
ただ、英語ができるから、英語を使って仕事をしようというより、カタコトでも話せるから向こうに行って英語もうまくなりたい、という感じの学生が多い。

ところが、韓国や中国の人も同じような人が増えたらしい。
英語のレベルで言うと、彼らのほうがレベルが高い。
だから、ワーホリのビザは出ても、向こうで仕事がない。
一応、アルバイトとはいえ仕事だから、英語が話せないと仕事にならない。

Xのタイムラインに流れてきたが、こないだテレビで日本人が100人以上炊き出しに並んでいる、というニュースがあったらしい。
100件以上の応募をしても落ちるらしい(英語のレベルがよほど低いのだろう)。
円安だから、海外で儲けようという野心もあったのかもしれない。

行ったはいいが、仕事がなくタコ部屋生活とのこと。
気の毒な話だが、自業自得とも言える。

最近、留学生について調べることが多いが、彼らが口々に言っているのは「日本語は難しすぎる」ということだ。
特に、読み書きが難しい。

たしかに、日本語には漢字もあるし、ひらがなもあるし、カタカナもある。
同じ漢字でもいろんな読み方がある。

日本語能力検定の試験内容を見ると、3級(5級まであり、そのまん中)でも「新聞の見出しから、情報の概要をつかむことができる」という内容で、かなりハードルが高い。
「代表」とか「次々」というような漢字の意味や、読み方がわかることや、結構な長文を読んで意味を理解するということが必要とされる。

日本に来て、1年以上いて、日本語学校で学び、大学への留学生ということになると、さらに上の2級(N2)のレベルが必須とされている。
でも、昨今定員割れしている大学ではN3以下でも入学させているのが実情だ。
当然、就職は厳しい。

日本でアルバイトを雇う時に、最低限の会話ができることを望むのだが、それが外国でもそうだということを想像できれば、行っても仕事がないかもしれない、くらいはわかりそうなものだが…。

そういう人たちをワーホリ乞食、というらしい。

悲惨なネーミングだが、やっぱり自業自得なのだろう。


| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 22:34 | comments(0) | trackbacks(0) |
日本語は難しい2
日本語の難しさを表しているのは数助詞。
これはものを数える時に使う。

普通のものは、1個、2個だ。
本は1冊、2冊、コップは1個、2個だが、中身が入ると1杯、2杯になる。
棒や鉛筆は1本、2本で、皿や紙は1枚、2枚。
問題は1問、2問で、人は1人、2人。
動物は1匹、2匹、でも鳥は1羽、2羽だ。
それぞれ、「いち」と言ったり、「いっ」と撥音になったり、「ひとり」という言葉になったりする。

魚はどうかと思ってAIに聞くと、

魚が生きているときは「一匹」と数えますが、獲物・商品となったときに「一尾」に。 ヒラメにように平たい形なら「一枚」、サンマのように細長い形なら「一本」、身を短冊状に切ると「一さく」――といったように、それぞれに合った数えかたがあり、使い分けられているのです。

という答え。

タンスは1棹、2棹と数えるらしい。
そういえば、三味線も棹で数える。
琴は1面、2面だそうだ。

こんなややこしいことを、ぼくらは自然に覚えた。(もちろん、知らないものもある)
日本語の数助詞の数は500もあるそうだ。
いくつ知っているか、自覚できないが、100くらいはわかりそうな気がする。

こんなの、ネィティブだからこそ、覚えられる。
こんなところまで使いこなせる外国人は、かなりの上級者だろう。

こういう事を考えると、英語が世界共通語になって良かったと思う。
日本語よりはだいぶ易しいからだ。




| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 20:47 | comments(0) | trackbacks(0) |
SAND LAND
鳥山明の原作。
去年公開された映画。

鳥山明の作品をぼくはほとんど知らないが、亡くなった時に海外の要人からもメッセージが来ていた。
あのマクロン大統領も、弔事を送ったほどだ。
そんなに人気があるのかと思って、WOWOWでやっていたのを何本か録って見た。

ドラゴンボールZのシリーズを3本ほど見たが、あれはほとんど戦いのシーンばかりでちょっと消化不良。
キャラクターに思い入れがなければちょっとしんどい。

最後に見たのが、完成度が一番高いと言われている「SAND LAND」。
このアニメはよかった。

無国籍で、人間だけではなく悪魔も住んでいる世界。
そこで国王軍に裏切られた元将軍と、悪魔の王子が協力して正義をなす、というストーリー。

何となくマカロニ・ウエスタンを思い出した。
厄介者が正義をなす。

鳥山明の作るキャラクターの絵は、多分にマンガチックだ。
京アニのような精緻な絵ではないが、見ていると惹きつけられる。
そういう画作りをしている。
これが海外の少年少女を魅了したのかもしれない。

遅まきながら、鳥山明を追いかけたいと思う。



| hdsnght1957kgkt | 映画・舞台 | 20:56 | comments(0) | trackbacks(0) |
先輩の一言
吹奏楽をやっている中学生の話。
もともとドラムをやりたかったのだが、すごくうまい男子が一人いて、もうムリと諦めていた生徒が、ギターを習いに来ている。
こないだ定期演奏会に行ったとき、最後の方で1曲ドラムを叩いていたのでびっくりした。
ドラムを叩ける嬉しさで、思いっきり叩いていた。
やっぱり叩きたかったのだ。

こないだのレッスンの時に、「ドラム、やってたやん」と声をかけると「そうなんです」と事情を説明してくれた。

もともと3年生の先輩がドラムをやると思っていたのだが、その先輩が「ひとつ、お願いがあるネン、あの曲のドラムやってほしい」と言われた。
3年生のパーカッションはたった一人。
もちろん、他の曲でドラムもやっていたが、2年生の彼女がやりたがっていたのを知っていて、きっと譲ったのだと思う。

「いや、ムリです」と答えたらしいが「いいけど、私はこの曲練習せえへんから」という返事。
そういうわけで、アンコールの2曲目だったと思うが、彼女がドラムを叩いていた。

いつも、練習イヤやとか、もう辞めたいとか言っているが、そういう先輩の気遣いもあるのだ。

まるで、昔の青春ドラマを見ているようだ。

いい先輩の一言を聞かせてもらった。



| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 00:28 | comments(0) | trackbacks(0) |
佐野元春2
何度か書いたが、ついに佐野元春を生で見た。
ビルボード大阪。

佐野はぼくらが就職した頃から活動している。
80年代の初頭だ。
そのころ、サムディとか、ガラスのジェネレーションなどのヒットを飛ばした。
でも、今の佐野にはそれは古い音楽になったのだろう。
その頃の曲は全くやらなかった。

やったのはここ20年くらいの曲がメイン。
それでも、声も出ていたし、何よりかっこよかった。

アコギ、エレキ、ブルースハープ、キーボードと多才なところも見せた。
同じ世代のミュージシャンが活躍するのは、やっぱり嬉しい。
大学の同級生と一緒に見に行った。

若い頃とはだいぶ音楽の感じが違う。
アコースティックな感じで、あまりシャウトするような曲はやらなかった。
そういう好みになってきたのだろう。

あまり反体制を感じさせるような曲はなかった。
それは彼にとっては必然だったのだろう。

でも、ぼくにはちょっと物足りなかったのは事実。
1曲でいいから、若い頃の曲もやってほしかった。

それをもうやらないのか、それとも、やるときがあるのか…。

今日のライブも良かったが、やっぱりなあ。



| hdsnght1957kgkt | 音楽 | 00:09 | comments(0) | trackbacks(0) |
BPの路線変更
イギリスの石油会社BPが、化石燃料削減の目標撤回を検討しているという。
2030年に石油、天然ガスの生産量を2019年費で25%削減するという目標を白紙に戻す、ということだ。

ドイツでもフランスでも環境原理主義に反対の人たちが増えている。
次回のドイツの総選挙では、現在首相を出している緑の党は大幅に減ると思う。
再エネに投資して、今やヨーロッパで電気代は一番高い。
フォルクス・ワーゲンは国外に出ていくし、産業の空洞化が起こっている。

日本も同じく鉄鋼業は高炉が石炭の関係で作れないから、国外に投資している。
自動車産業だって、数十年間国内の工場など作っていない。
少子高齢化もあるが、高い法人税と脱炭素でエネルギーコストがどんどん上がるから、産業は出ていく。
産業が出ていけば、雇用は減る。
脱炭素で窮乏化しているのだ。

今日も日経の記事が出ていたが、カーボンネガティブの建材などが開発されているとのこと。
CO2を出すどころか、吸収するような材料を作っているらしい。
もちろんコストは上がる。
お金に余裕があれば、使えばいいが、カーボンネガティブでなければ、安くなるのだ。
だれがわざわざ高いものを使うのだろうか。

消費税の1%や2%で大騒ぎをするのに、25%のコストUPなど認められるわけがない。
おそらく、作っている方も本気ではないのだろう。
よければ、使ってもらったらいいです、くらいのものだ。

CO2濃度が上がれば、地球が滅亡するなどという人がいるが、古生代には今よりも5倍程度高かったという。
それでも、地球は滅びず、生き残っている。
だいたい、植物が光合成をするためにはCO2が必要なのだ。
それが食物連鎖の一番端っこにいるのだから、CO2がなくなれば、それこそ地球は滅びる。

ようやく、そういうことがわかってきたのだろう。

化石燃料はいつかは尽きる。
そのために代替エネルギーを準備することは必要だ。
でも、それはCO2をなくすこととは違う。

だいたい、この温暖化騒ぎの前は寒冷化が言われていたのだ。
CO2が増えていても、寒冷化したのだ。
だから、温暖化とは言わず、気候変動などと言っている。

温暖化ガスだけが地球を温めるわけではない。
今年の日本の夏がめちゃくちゃ暑かったのは、コロナで中国の大気がきれいになった効果が大きいと思う。
CO2濃度だけのはずがないのだ。

ようやく世間がそういう感じになってきたから、BPは路線変更をしたのだと思う。




| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 23:52 | - | - |
日本語は難しい
勤務している大学に留学生が増えた。
1回生の半分くらいが主に東南アジアからの留学生だ。

留学生の日本語能力を上げておかないと、日本での仕事はできない。
大学の専門性を考えると、「技術・人文・国際」という就労ビザをもらう必要がある。
というか、そういうビザを出してもらえるところに行かないといけない。

そういう仕事は、少なくとも日本語能力検定の2級(N2)以上を持っていないと苦しい。
ところが、そのレベルに届いていない学生もいるので、その人たち用の教材を作ることにした。
幸いYoutubeで日本語学習のページはたくさんあるので、そこを参照しながら問題をやるためのプリントだ。

そのために、日本語教育について調べているのだが、日本語は難しいということがわかった。
日本語ネイティブのぼくらは、生まれたときから話しているので、そんなに思わないが、第2言語として学ぶのは非常に難しい。

まず、文字が3つもある。
ひらがな、カタカナ、漢字を覚えないといけない。
話すだけなら、そんなに必要はないが、N2以上を取ろうと思うと、漢字の読み書きはかなり難しいだろう。

おまけに、漢字の読み方がたくさんある。
中国語は漢字一つに読み方一つだが、日本語は音読み、訓読みがある。
決まったものがないのだ。
当てて読ませたりもする。

文法は無茶苦茶だ。
日本語文法でぼくらが学校で習ったのは、已然・連用・終止・連体・仮定・命令と品詞の分類程度。
それを学べば日本語ができる、というものではない。
英語の文法における5文型みたいなものは存在しない。

案の定、外国人向けの日本語文法は違った。
まだ全貌はわかっていないが、イ形容詞やナ形容詞、動詞、名詞あたりが出てきて、辞書形(終止形)を基準にどう接続するかというのが書いてある。
基本となる文型などは説明されず、用例をひたすら覚えるというやり方。
日本語には英語のような語順の規則性もなく、融通無碍な言葉だからだろう。

N2の文法の例は、

「〜だけあって 意味 〜だから(ほめる時によくつかう) 接続 普通形(ナAだ→な/Nだ)+だけあって」

というのが一つの事例。
こういうのをたくさん覚えないといけない。
語学はある程度理屈で覚えるものと思っていたが、日本語についてはそんなことは通用しない。
とにかく記憶するのだ。

アメリカでは英語話者が学ぶ言葉の難易度をカテゴリー1〜5まで決めている。
ラテン語などがカテゴリー1で一番易しい。
日本語はカテゴリー5を超えて5+になるという。

とにかく、日本語は難しい。
そのことだけはよくわかった。



| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 22:50 | comments(0) | trackbacks(0) |
人材登用
最近、高度な知識を持った人などを、管理職などに積極的に登用しよう、という動きがある。
日本では異例のことだ。

でも、そんなことは80年代のフランスでは、普通にやっていた。
もう今はどうしているのか、わからないが、ぼくが80年代にフランスに行っていたとき、若い課長の下だった。
外国人の年はわからないが、そんなに大きくは変わらない感じ。

その彼は本当に頭がよかった。
難しいことを簡単に理解する。

共通言語は英語だったから、ぼくが英語で長々と説明したことを、ササッとグラフに書いて「こういうことか?」と聞く。
そういえば、前にも書いたhttps://hdsnght1957kgkt.blog.bai.ne.jp/?eid=235418ことがある。

彼は大学を卒業して、インターンをして、入社していきなり課長になった。
フランスの大卒はエライんだと思った。

身長が185センチくらいあって、ハンサムなやつだった。

ハイドロニューマチックサスペンジョンのシトロエンDSに乗っていた。
今でもあのクルマはカッコいいと思う。
一度乗せてもらったが、1本スポークのハンドルは印象的だった。

最近、昔のことをよく思い出す。
いいことはあまり思い出さない。
たいがいは、失敗したことや恥をかいたことばかり。

それでも、フランスの長期出張の思い出は、しんどかったのだが、いい方に思い出すことが多い。
非日常だったからだろうか。

話がだいぶそれたが、日本もだんだんそういう社会になっていくのだろう。


| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 20:12 | comments(0) | trackbacks(0) |
コンピューターとギター
最近のYoutubeをみていると、ギターはオーディオインターフェースを経由して、コンピューターにつないで、そこでエフェクトをかける、という使い方をしている人も多い。
オーディオインターフェースの先はDAWというソフト。
DAWはデジタル・オーディオ・ワークステーションという意味。

昔はDTM(デスクトップ・ミュージック)用のソフトという感じで扱われていたが、どんどん高機能になって、直接録音なども可能になって、DAWという言葉ができた。
昔のDTMソフトは、MIDIという音の情報を記録する、というだけの役割だった。
今は、ワークステーションというくらいだから、MIDIだけでなく、実際の音も、それらの音を複合的にどう扱うかや、エフェクトの追加、プラグインという追加の機能を入れて、総合的にいろんなことができるようになっている。

YoutubeでDTMとか、DAWで検索するといろんなチャンネルが出てくる。
それぞれ、ソフトの使い方などを教えてくれるものだ。
それだけ、できることが増えて、使うのが難しくなったとも言える。

どのメーカーも、無料版や何かの機器を買ったらついてくる、おまけバージョンを出していて、入り口でユーザーを増やそうということをやっている。
Closkworksという無料のDAWをダウンロードしてみたことがあるが、やっぱりややこしい。

それでも、利用者が増えてソフトもだんだん良くなっているらしいので、オーディオインターフェースを買ってみようかと思っている。

ギターの先生が使っているのはStudio OneというDAWなので、それを使ってみようと思っていたら、10月10日にバージョンアップに伴って、製品のレンジが変わるというニュースがあった。

その発表を待ってみようかと思っている。

67歳にして、時代の最先端にトライするのが楽しみだ。




| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 22:47 | comments(0) | trackbacks(0) |
シンセを売りに行く
家にある長男が高校時代に買ったシンセサイザーは、もう要らないというので売りに行った。
いつものハードオフ。
最近は楽器がだいぶ並んでいる。

売りに行ったのはJUNO-Dという、軽量で、バンドで持ち運びできるシンセサイザー。
ローランドが当時のバンドブームに乗って、発売していた。
たぶん、18年前くらいに購入した。
ぼくは鍵盤楽器は弾けないが、長男は弾けるので、高校生バンドのキーボードとして使ったもの。
スタンドとサスティンペダルは置いてある。

20年前音モデルだから、二束三文だ。
それでも、誰かに使ってもらえるかもしれない。
金欠の高校生バンドで活躍できたら、いいだろう。

残念ながらスピーカーは付いていないので、キーボードアンプなどは必要になる。
だから軽量化できたのだろう。
今はシンセの1台くらいはスタジオに常設されているか、安く借りられるので、そんなに持ち運ぶニーズはないのかもしれない。

それでも、JUNOシリーズは最近新しいモデルが出た。
入門機という位置づけだ。
どんどん機能が上がって、良くなっていく。

たくさんステッカーが貼ってあったから、その分値段が下がったのかもしれない。
記念に写真を撮って、長男に送っておいた。

長男と一緒に買いに行った頃を思い出すと懐かしい。


| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 12:32 | comments(0) | trackbacks(0) |
生成AIのアルバム
最近、Youtubeのおすすめのチャンネルに80年代のJ-Popがよく出てくる。
懐かしいから、時々聞くのだが、知らない曲ばかりのチャンネルがある
曲は知らないのだが、80年代のジャパニーズポップスという感じはする。
不思議に思って、概要欄を確認したら、生成AIが作っているアルバムだった。

80年代の日本の曲を学習して、作っているのだろう。
こういうことが起きるとは思っていたが、もうこんな事になっていたのか、と驚いた。

そのチャンネルの概要欄にはこういう解説がある。

「80年代の日本City-popスタイルのBGMアルバムです。ドライブで聴きたくなるような曲をセレクト。ドライブしながらお楽しみください!

この楽曲および画像は生成AIを活用し、商用利用可能な状態で作成しています。
楽曲については、生成AIを提供している会社の規定に基づき、商用利用可能である事や「成果物に関するすべての権利、タイトル、および利益を譲渡する」
ことを確認しており、作詞作曲はアーティスト名「ArtZenCircuit」としています。
また、生成AIによって作成された画像も同様に商用利用可能であり、その著作権もアーティストの「ArtZenCircuit」に帰属します。

ドライブミュージック 💪元気が出る! 💼仕事 ✏️勉強 🔍集中 / 🎵 80s Neo City Pop Drive Music Vol.1
https://www.youtube.com/watch?v=lu_znxLSoq8」

どこかで聞いたような歌詞とメロデイー。
歌声も女性、男性があるが、聞いたことがあるような声だ。

80年代風のシンセの音もそれらしい。
ゲートがかかったドラムの音もだ。

今風のすぐに歌が始まって、3分台で終わるというところはちょっと違うが、生成AIの力はすごい。

そのうち、この中の曲をカバーする人も出てきそうな気がする。

生成AI、スゴイ。




| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 22:46 | comments(0) | trackbacks(0) |
自動車のE2B
車はどんどんコンピューター(CPU)で制御されるようになってきた。
今は中央でまとめて制御するやり方がメインらしいが、E2Bという技術が出てきた。

E2Bとは、Ethernet to the Edge Busの略で、車載イーサネットの接続技術。
10Base−TISという新規格で車載機器をインターネットに接続しやすくするという。

10Base−TISは、

「10BASE-T1Sは、車載および産業用として開発された物理層の規格であり、IEEEの規格名802.3cg-2019である(その後802.3-2022に統合)。
帯域は10Mbpsで、ケーブル長は一対一接続の場合で最長15m、最大8ノードのマルチドロップ接続の場合で25mだ。他の高速ネットワークでも使われている4B/5B符号化とDME(差動マンチェスター符号化)を用いて、ノイズ耐性を含む伝送の信頼性を高めている。
使用するメディアはUTP/STPケーブルである。AWG26前後の細い線が規定されているため、軽量で取り回しも容易だ。」

ということだ。
よくわからないが、要するに車載に向けて開発されたもの、ということだろう。

ここでいうZoneとは、クルマの各々の場所のことだ。
例えば、クルマの前後左右4箇所をZoneとして、一つずつのZoneに分ける。

なぜかというと、自動運転などのためにカメラなどのデバイスが前後左右に必要になったり、いろんなセンサー(加速度やレーダーなど)を制御しないといけなくなるから、それぞれの場所にCPUを置いて、そこである程度やってしまおうということだ。
そうすると、一つ一つのCPUパワーは節約できるし、処理も速くなる。
配線も簡単になり、軽量化にも貢献するという。
いいことづくめだが、これはE2Bの業者が言っているので、どこまで本当かはわからない。

それでも、そういう動きはあると思う。
全部を中央でやるよりも、部分である程度処理したほうが合理的だからだ。

クルマはどんどん複雑になり、値段が高くなる。
その代わり、台数は減る。
ライドシェアやカーシェアが進むからだ。

遠い将来、自家用車はもっと贅沢品になるだろう。
日本では、平均3%しか稼働していないから、贅沢といえば贅沢。
ぼくは25年クルマで食ってきたから、やっぱりクルマは手放せない。

でも、子どもの世代は違う。
免許も持ってなかったり、カーシェアを利用している。
そういう時代なのだ。

高くなったクルマを、みんなでシェアして使う。
そうすると、一人当たりは安くなる。

意外とそうなるのは早いかもしれないなあ。




| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 23:06 | comments(0) | trackbacks(0) |
リチウム電池の火災
リチウム電池は性能はいいのだが、使い方を間違えると火災の原因になることがある。
Wall Street Journalに「グリーンエネルギーの未来、消化器は必需品」という記事があった。

リチウム電池はエネルギー密度が高いから、性能がいいのだが、そういうものが発火すると高熱で燃えて爆発する可能性があるという。
航空会社では、預け入れ荷物の中にリチウム電池を入れることを禁止しているらしい。

実際に幹線道路や工場、民家のガレージ、倉庫などで火災が起こっているとのこと。
韓国で地下駐車場に止めたEVのリチウム電池が発火して、1棟まるごと燃えてしまったというニュースもあった。
韓国の電池製造工場では電池が燃えて、燃焼で放出された有毒ガスで22人亡くなった。

ヨーロッパはグリーンを目指しているので、それだけ電池の事故も多くなる。
スコットランドの電池リサイクル施設で、2件大規模火災があった。
近隣住民は有毒ガスを警戒して、窓を閉めて屋内にとどまるように、という指示が出た。

アメリカでもEVが増えて、テスラの電動大型トラックが事故を起こし、大規模な火災になって、15時間も道路閉鎖になったとのこと。
EVを作っている工場でも火災が発生して50台以上が破壊されている。
今のリチウム電池はそういう危険性を秘めているということだ。

環境に熱心なカリフォルニアでは太陽光の有効利用のために、蓄電を発電者に義務付けたらしいが、これがリチウム電池の大規模施設になる。
電気代が高くなったが、それ以外に爆発の危険性も増えたということだ。

日本でも、あらゆる乾電池駆動だったものが、リチウム電池で充電式になりつつある。
小さなものではヘッドフォンや、ポータブルファンなど。
大きなものでは、ハイブリッド車などに搭載されている。

こないだ、去年もらったポータブルファンが動かなくなったのだが、ネットで見るとリチウム電池の保護回路が過剰に保護して、充電できなくなったということらしい。
自分で分解しようにも、接着されているから壊すしかない。
動かないのだから、壊してもいいのだが…。

こういうものは希少金属のリチウムの有効活用のために、回収して原材料を使うべきだと思うのだが、そんなことは考えられていない。

みんなそういうものを捨てるときにはどうしているのだろうか。
ヘッドフォンに入っているリチウムなどはごく少量だから、燃えるゴミで出すのだろうか。

今の勢いでリチウム電池が増えたら、そういうものをどうやって回収するか、ということも考えていかないといけない。

AIに聞くと、「小型のリチウムイオン電池は、機器から取り外してビニールテープなどで絶縁処理をした後、電器店やホームセンターなどの「産廃排出協力店」に持っていく。」という返事。
でも、その後に、「リチウムイオン電池を取り外せない家電製品を無理に解体・分解して、中身の電池を取り外そうとすると危険です。」とも書いてある。
どうせいいうねん、ということだ。

日本容器包装リサイクル協会というところのページには「【お願い】リチウムイオン電池を含む電子機器を混ぜないで!」とも書いてあった。
当然だろう。

ぼくの住んでいる市のリチウム電池の捨て方を検索すると、「まず、小型充電式電池を製品本体から取り外してください。 取り外した小型充電式電池のうち、リサイクルマークが記載されているものは、リサイクル協力店の回収ボックスへお持込みください。 リサイクルマークがないもの、膨張しているものは、家庭ごみ案内センターにご相談ください。」という結果。

SDGsや環境のことを重視しているという宣伝はするが、自治体のやっていることはこんなことだ。
テレビに出てくる「専門家」の意見を聞いてみたいものだ。
あの連中がちゃんとリサイクルを考えているとは思えない。
まず、自分ができることからやらないといけないと思う。

だいたい、取り外し方もわからず、困っているのだが…。
とりあえず、カナヅチで叩き割ろうかな。


| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 23:53 | comments(0) | trackbacks(0) |
1弦3音
1弦3音というのは、ギターの一つの弦で3音を弾く、というやり方。
主にメタルの人たちがよくやっている。
機械的に指を動かして、早く弾くのに向いている感じだ。

ぼくは手が小さいので、フレットの感覚が広い低音側で、1弦で全音違いの3音を弾くのは不得意だ。
全音違いというのは、2フレット離れているということで、ドレミ、などの音階のこと。
レミファとか、シドレとかいう音階なら、3音弾いてもフレットの感覚は3つしか違わない。
でも、全音3つだと4フレットの差になる。

つまり、人差し指、中指、小指が2フレットずつ離れるということだ。
これが低音側では厳しい、という話をこないだのレッスンのときにしていた。

別に1弦3音にこだわって弾かないといけない、というわけではないが、次のフレーズによってはそっちの方がいい、ということもある。
今まで避けてきたのだが、やっぱり弾けるほうがいいのだ。

先生に見てもらったら、ネックの裏側の親指の位置を変えてみたらどうかと言われた。
なるほど、中指の裏側あたりの位置に親指を持ってくると、人差し指は傾くが、小指が4フレット先に届くようになる。
そんなことは考えたこともなかった。

そういう弾き方で、ネックを上に上げるともっと弾きやすいという。
そのためにはストラップが常に必要だ。

先生は座って弾くときにもストラップをしている。
なるほど、そういうことがあるから、ストラップをしているのか、と今更ながら思った。

これで少し練習してみようと思う。
何十年もギターを弾いてきて、まだまだ発見がある。

面白い。



| hdsnght1957kgkt | 音楽 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(0) |
この道
佐野元春がコロナ禍で活動ができない時に、YoutubeにあげたSocial Distancing Versionを見つけた。
「この道」という曲。
バンドのメンバーがそれぞれ自分の部屋から参加している動画だ。
彼からのコメントが書かれている。

「佐野元春とコヨーテバンドはこの曲で、コロナ禍で疲れた人たちを応援します。
この曲はしばらくの間、パブリックドメインとして、ネット上に置きます。
どうぞ自由に楽しんでください。
2020.4.7 佐野元春」

佐野元春はナイアガラで知って、ガラスのジェネレーションやサムディをよくカラオケで歌った。
その後、ラップを取り入れて、Young Bloodsという曲を出した。
あれは本当によく聞いた。

10月にライブに行く。

セットリストの予想によると、そういう古い曲はやらないらしい。
残念だ。
でも、まだまだ佐野は前を向いて進んでいるということなのだろう。
この曲はやってほしかったなあ。

新しい(と言っても古いが)佐野を聞きに行くことにしよう。




| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 22:16 | comments(0) | trackbacks(0) |