考えたこと2

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女性半額はダメ?
焼き肉の牛角が海外で「女性半額」というキャンペーンをやって、この評判が微妙だという。
女性から批判が出ている。

「男性差別だ」という意見は出るだろう。
女性が半額はやりすぎだ、という意見。

「女性が優遇されすぎ」という意見もある。
根っこは同じだが、こちらはジェンダーの色がついている感じ。
損得の問題ではなく、「女性だから…」という性差別につながるから、ということらしい。
もちろん、言葉のまま、という人もいるだろうが…。

今や牛角は世界で800店を展開している。
その世界的な企業が、こんなキャンペーンをやっている、という側面もある。
その大企業が「男女格差を認めている」ということになるのだろう。

牛角はそういうことも見越して、女性半額キャンペーンのリリースを「男性差別」と受け止められないように、注意深くやったのだが、それでも…、ということだ。

こういうのがこないだ書いたポリコレ(Political Correctness)で、特にアメリカで流行っている。
「性によって差をつけるのはよくない。だから、給料や昇進も性で差がつくのだ」というような理屈。
しかしこんな場合、実際に女性の食べる量が少ないから…、ということも悪いのだろうか。
これは差別ではなく単なる違いだと思うのだが…。

「こんな男女格差を認めるようなキャンペーンはアウトだ」という女性もいる。
これらの人たちをWoke(目覚めた人たちというような意味)と言う。

しかし、多くの一般的な人たちからはあまり良い意味では取られていないはず。

これが行き過ぎると、差別は良くないということで、過去の出来事にまで遡って告発するようになる。
それはその時代の常識だったと言っても、そんなことは認めない。

これもどうかと思うのだが…。


| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 22:45 | comments(0) | trackbacks(0) |
ネコの知性
こないだ書いた、カリーナ・ヌンシュテッドというスゥエーデンの作家の続報。

ネコはイヌのように飼い主とは絆を結べない、人間の考えを共有することもできない、といった意見に関する研究の話。
「にゃんこパワー:科学が教えてくれる猫の癒しの秘密」という本のレビュー記事から。

ネコはイヌに比べて社会性が低いということだが、最近ではネコの社会的スキルがイヌに匹敵する、ということが示されているとのこと。
ほんまかいなと思うが、どうもネコは飼い主が好きだというのは本当のように思える。

オレゴン大学の、猫専門の動物行動科学博士クリスティン・ヴィターレによる画期的な報告がそれを実証したとのこと。
ヴィターレ博士は4匹のネコを飼っているが、飼っているネコは自分と交流したがっているとのこと。
2017年と2019年には、エサやおもちゃよりも、人間と過ごしたがる、という発表をした。

どう考えても、イヌの方が人間の言うことを聞くし、盲導犬やシープドッグなど役にも立つ。
しかし、ネコも研究すると、人間に関心を持っているということがわかってきた。
具体的な役には立たないが…。

もちろん個体差はあるが、社交能力はある。
今までそれを対象に研究してなかっただけ、ということだ。

ただ、テストをしても飽きるのが早いので、人間が耐えられない。
社交能力はあるが、飽き性でもあるということ。

要はこれからということだ。

ソニーがaiboというイヌ型のロボットを作っているが、ネコ型のロボットを開発しないのだろうか。

それをちょっと待っているのだが…。



| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 22:53 | comments(0) | trackbacks(0) |
AI対ハリウッド
ハリウッドが、ChatGPTの開発元であるOpenAIに反発しているらしい。
ChatGPTの音声機能の反応が人に近くなり、「AI声優」が現実になったからだ。

アメリカでも個人の肖像権は守られるのだが、16万人が加入している映画俳優組合が、2023年にAIが仕事を代替えしないことを求めてストライキを起こし、AIを使う際は十分な説明や報酬を義務付ける条件を勝ち取ったとのこと。
さすがにAIの本場だけあって、動きが早い。

実際に声優が、自分の声に酷似しているということで抗議し、AIの利用を中止させたということもあったらしい。

連邦政府も法制化に向けて動いている。
AIの活用がそれほどでもない、日本でもルール作りが必要ということで動いている。

さすがに、CMなどでもうAIは使われている
また、CGの世界では、現実と虚構の境界などわからない。

結局、一番機械化が難しいと思われていた、クリエイティブな分野が、実はAIの得意分野になるということだ。
シナリオの作成やキャラクターの設定などにももう使われているだろう。

AIとは人工知能のことだが、きっと世の中の99%くらいのことは、もうすでに過去に何らかの形でやっているものなのだろう。
本当にクリエィティブなものなど、殆どないのだ。
過去の物語を組み合わせれば、新しいものになる。
それが、いわゆるクリエィティブと呼ばれているものなのだろう。

AI声優も、声の合成だけでなく、キャラクターや感情の設定もあると思う。
それを学習すれば、本物に似たものができそうだ。

そうなると、オリジナリティーというものの定義はどうなるのだろうか。




| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 23:18 | comments(0) | trackbacks(0) |
首相官邸のネコ
首相官邸のネコと言っても、日本のことではない。
イギリスの首相官邸だ。

このネコはネズミを取る、というミッションを持っていて、それを2011年からやってきた。
ラリーという名前のトラ猫で、「内閣ネズミ捕獲長官(Chief Mouser to the Cabinet Office)」と呼ばれている。
これまで5人の首相に仕えた。

ウォール・ストリート・ジャーナルによると、「ラリーは英国のアイドル的存在で、Xの非公式アカウントには90万人のフォロワーを抱える。あまりにも有名なため、死んだ時に訃報を発表する段取りを首相官邸が検討していると報じられたこともある(ラリーは現在17歳)。」ということだ。

現在のスターマー首相は6人目だが、自分の飼いネコがいるという。
二匹が気が合えばいいのだが、難しいらしい。
記事では「事情に詳しい複数の関係者によると、ジョジョはまだラリーと会っておらず、首相一家はけんかにならないように会わせる方法を考えている。タブロイド紙のデイリー・メールは、対面が失敗に終われば「キャタストロフ(ネコの大惨事=カタストロフ)」が起きかねないと報じた。」らしい。

カタストロフという単語をもじって、キャタストロフという単語を使う(ダジャレのようなものか)ところといい、これが正式の記事として扱われるところといい、ウォール・ストリート・ジャーナルやイギリス首相官邸のユーモアを感じる。

ボリス・ジョンソン元首相の飼っていた、保護犬のジャックラッセルテリアはラリーのエサを食べてしまって、「ひどい仕返し」を受け、ジョンソンはラリーを「キャジラ(ネコのゴジラ)」と呼んだとも書いてある。

イギリスの歴代の首相はほとんどペットを飼っていて、首相官邸に連れてきているようだ。
そのたびに、この内閣ネズミ捕獲長官と戦いがあったらしい。

大真面目にこういう記事が出る。
それは、健全なことなのだと思う。

記事の最後はチャーチルのエピソード。

「英国の政府機関で猫を飼うのは古くからの伝統だ。ビクトリア時代の建物の多くにはネズミが住み着いているからだ。ネビル・チェンバレン元首相が飼っていたボブは、ウィンストン・チャーチル元首相の飼い猫のネルソンと明らかに折り合いが悪かった。

 一説によると、チャーチル氏はラブ・バトラー教育相に対し、ネルソンのほうがバトラー氏より戦争遂行努力に貢献していると語った。ネルソンは会談の際にチャーチル氏の膝の上に座り、「湯たんぽの代わりになって燃料や電力を節約」したという。」

ラリーは今17歳ということだから、10年足らずのうちに訃報が出るんだろう。

ぼくもラリーをフォローした。

ツイートは英語だが…。



| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 23:55 | comments(0) | trackbacks(0) |
文化戦争
日経の関連誌で「米企業の多様性推進、「文化戦争」の標的に」というのがあった。
ぼくも、そうだろうなあ、と思う。

多様性とは異質なものを認めるということだが、それが行き過ぎると摩擦を生む。
それは当然だ。

企業のDEIという動きに疲れているのだ。
DEIとは多様性、公平性、包摂性の英語の頭文字をつなげたもの。
Diversity, Equality, Inclusionだろう。

企業というのは基本的にモノカルチャーになりやすい。
ある目的に向かって、一致団結して動かないといけない、という感じだろう。
それとDEIは馴染みにくいのは事実。

民間企業に公平性はなじまないと思う。
外向きに「見映え」をよくするために掲げるのはSDGsと同じようなものだ。
完全に客観的に公平にする、というのなら、昇進は客観テストのみでやるしかないと思う。
でも、そんなことは無理で、やはり上司の主観が入らざるを得ない。

多様性はある程度必要だが、過度に多様になると統一性が保てない。
それはガバナンスの不全につながると思う。

包摂性というのは難しい。
ネットで調べると「多様な人々の個々の特性が十分に活かされて企業活動が行われている状態」のことらしい。
これも新製品の開発などでは必要だと思うが、工場などで個性をみんなが発揮し始めると事故が起こる。
思い思いに自分のやり方でやられたら、たまったものではない。

これもポリティカル・コレクトネスの言葉なのだろう。

何事も中庸を持って良しとするのだ。
極論に走ったら、ろくなことがないと思う。

ようやく、アメリカの企業もそれに気づいたのだろう。


| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 21:55 | comments(0) | trackbacks(0) |
ペンギン・ハイウェイ 3
ペンギン・ハイウェイについて書くのは3回目。
2019年にアニメを見て、小説を読んだ。

夏休みにWOWOWでやっていたので、録画しておいた。
覚えてないシーンもたくさんあって、2度見ても楽しめる。

今となっては、よくアニメ化したものだと思う。
小学生の研究者、ハマモト君とお姉さんの微妙な関係。
それはとてもうまく描かれている。

少年の夢は大きい。
それは若さの特権かもしれない。

「私は君が本当の大人になるところを見たかったよ」

というお姉さんの言葉が耳に残る。

物語はSFを題材にしているが、それは少年とお姉さんの関係を描くためのものだと思う。
題材は時空のねじれみたいなものだが、それをうまくペンギンと結びつけて、夢のあるストーリーにしているところが作者の才能だ。

本当にいい映画だと思う。




| hdsnght1957kgkt | 映画・舞台 | 00:01 | comments(0) | trackbacks(0) |
メジャーのルール改正
以前、ピッチャーが投げるまでの時間を制限するという、ピッチクロックについて書いたが、それ以外にも大リーグはいろんなルール改正をしている。
詳しくはこの記事

メジャーリーグは生き残るために、去年から試合時間を短くして、打者の打率が下がると、ある程度まで上がるようにルールを変えている。
だから、スピーディーに試合が運ぶし、点も入りやすい。
ランナーが盗塁をしやすくなったのも、大谷の記録に関係しているのだろう。

具体的には、ピッチクロックという投球間の制限時間だ。
ランナーがいないときには15秒、いるときには18秒の間に次の投球が必要になる。
違反すると、自動的に「ボール」が宣告される。
さらに、打者が変わって30秒以内に投げないといけないという。
日本のピッチャーは慣れるまで大変だろう。

一方バッターもピッチクロックの残り8秒以内にピッチャーに「注意を向け」ないといけない。
そうしないと、いきなりストライクが宣告される。
どちらにも厳しいということか。

また牽制球も制限されている。
1人のランナーに対して、プレートを外す(牽制できる)のは2回までで、3回目に牽制失敗すると、いきなりボークになり、ランナーは進塁できる。
これもピッチャーに厳しい。

さらに、今年から「極端なシフトの禁止」が決まった。
これはデーターに基づいて、この打者はここに飛ぶ確率が高い、というような場合、極端なシフトをひいて守りやすくするというやり方はダメ、ということ。

ルールには「特定の状況で外野手を内野または浅い外野の芝生に配置することを妨げるものではない。しかし、外野手を4人配置することは禁止とする」と但し書きが書いてあるらしい。
要するに、強打者に対して、内野を一人外野に回して守らせる、というようなことは禁止ということ。

また、ホームベースとセカンドベースを結ぶ線に対して、両側に内野手は2人ずつということも決まっている。
右打者でとにかく引っ張るのなら、3塁側に3人、というようなシフトはダメ、ということだ。
ただ、外野手を内野に置くことは禁じていないので、リスクはあるが、そういうこともこれから監督が考えるのだろう。

またベースが大きくなり、塁間が11センチほど短くなった。
コンマ何秒かの差が、アウト・セーフの判定になるのだから、ランナーには有利になる。

それらのルール変更でどのくらい盗塁が有利になるのかはわからないが、大谷の記録はこれらのルール変更の影響もあるのだろう。

日本の硬直した野球の体質を、今こそ変えるべきだと思う。
それが野球というプロスポーツを守ることになるのだろう。


| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 22:46 | comments(0) | trackbacks(0) |
定期演奏会
ギター教室に来ている中学生2名の吹奏楽部の定期演奏会に行ってきた。
400人くらい入る開場がほぼ7割くらい入っている。
吹奏楽部は70名くらいいるから、その関係者で学校から入場券をもらった人だけが見られる。
生徒の保護者に券をもらって大人3人で行った。

中学生のブラスバンドは、ぼくが中学の頃はピーとかプーとか、吹きそこないの音がよく聞こえたものだったが、今の中学生はレベルが違う。
マーチあり、吹奏楽のクラシックあり、ポップスあり、映画音楽ありで、楽しめる。
さすがに1年生は入って半年足らずで、3曲ほどはダンス要員だったが、それでも10曲近くは吹いていた。
まあ、どんな指示が出ているのかはわからないが…。

ぼくの生徒は一人がパーカッション、もう一人がバリトンサックス。
バリトンサックスの子は数人いたので、どの程度吹けていたのかわからないが、ちゃんと身体を揺らしてリズムを取っていた。
パーカッションの子は、走り回ってマリンバやティンパニ、シロホン、シェーカー、大ダイコ、タンバリン、トライアングル、シンバルと大活躍だった。
本当はドラムをやりたいのだが、一人上手な子が同じ学年にいるのでムリ、と言っていたが、それでもアンコールの「世界に一つだけの花」でドラムを見事に叩いていた。

休憩を挟んで3時間のステージ。
この定期演奏会が部の引退式になる。
最後に3年生に一人ずつ花束を渡す。
バックで1,2年生が演奏している。
一人ずつ、後輩のバンドメンバーに礼をして、それから客席に向かって頭を下げる。

ラストの部長の挨拶も立派だった。
思わず、何の関係もないのにもらい泣きした。
この年になって、やっぱり若いということは素晴らしいことだと思う。

残念だが、若いときには気がつかない。
それは仕方のないことなのだろう。

きっと誰もが通る道なのだと思う。



| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 22:23 | comments(0) | trackbacks(0) |
碁盤斬り
映画の話題が続く。

「碁盤斬り」は江戸落語からできた時代劇。
もとの噺も聞いたことはなかった。
聞いても、ほとんど落語の感じは残ってないように思う。

やっとAmazonプライムで見られるようになったので、スマホからキャストして見た。
映画館は暗いから、暗いシーンでも見ることができるが、明るい中でテレビでみると、ちょっと見にくい。
そこはどうしようもない。
やっぱり映画は映画館で見るか、部屋を暗くしてみるしかない。

元SMAPの草薙くんが主役の侍をやっている。
どうしても、現代的なイメージが頭の中でついて回るので、個人的には違和感が残る。
正義感が強い、碁打ちの、藩を追放された浪人役。
娘を清原果耶がやっている。

2つの冤罪を晴らすという物語。

落語が元になっているということだが、もう一つ脚本に工夫があってもよかったと思う。

主役は好演しているし、清原果耶もはまり役なのだが、そこが惜しい。

ちょっともったいない映画だった。


| hdsnght1957kgkt | 映画・舞台 | 10:37 | comments(0) | trackbacks(0) |
マイ・インターン 2
以前、シニア・インターンの映画にロバート・デ・ニーロが出ていて、その映画について書いた
それが2015年。
もう9年経つ。

WOWOWでやっていたので、録画してもう一度見た。
同じところで、この場面いいなあ、と思う。
Facebookにデニーロがアカウント登録をするところだ。

好きな言葉は?とアン・ハサウェイが聞くと、迷わず「You're never wrong to do the right thing.」と答える。
「あなたの言葉?」
「そうだ、たぶんマーク・トゥエインも言ってる」
ちょっとアンが顔をしかめて笑う。
その後、ショーファーで送っていって、どういうわけか「サヨナラ」という挨拶。
デニーロは「サヨナラ」で返す。

彼の言葉はいつも正しい。

カジュアルのオフィスで一人だけスーツとネクタイ。
70歳の時代遅れという感じ。
それでも、いつの間にかみんなの信頼を集めている。

女性社長が頑張るという映画だが、フェミニストっぽいところはない。
ごく自然体でやっている。

こういう映画は何度見てもいい。




| hdsnght1957kgkt | 映画・舞台 | 19:56 | comments(0) | trackbacks(0) |
定員割れ6割
こないだ今年の私立大学の定員割れのニュースがあった。
今まで、比較的定員を保っていた三大都市圏でも定員割れが起こり、全国で6割の大学が定員割れという状態。
つまり、定員割れをしていない私立大学の方が少ない、ということだ。

18歳人口が去年より3万4000人減ったにも関わらず、大学全体の入学定員は1200人増えたという。
人口動態だから、こうなることはわかっていたのに、定員を増やしている。
学校法人は「自分のところだけは大丈夫」だと思っていたのだろう。

おまけに一部の大学は留学生を増やして、割れた定員を埋めようとしている。
当然、留学生とはいえ、日本語が出来ない人まで入れているのだ。
もちろん、私費留学生。
日本語専門学校もひどいと思うが、そういう学生を入れる大学があるから仕方がない。

それは文科省が留学生に補助金を出していることも大きい。

学習奨励費の給付
ア. 対象 大学等に在籍している者のうち、経済的援助を必要とする成績優秀者
イ.給付額 学部レベル 月額52,000円
      大学院レベル 月額73,000円
ウ.給付人数(平成15年度)
   学部レベル 7,450人
   大学院レベル 3,550人
    合計 11,000人

授業料減免措置
授業料減免者数(平成13年度実績)34,774人
  国立 17,919人(前期・後期の延べ人数合計)
  私立 16,855人
授業料減免措置の現状
  ア.国立大学 既存の授業料免除制度の活用により措置。
  イ.私立大学 授業料減免措置を講じた私立の大学(大学院を含む)又は短期大学を設置する学校法人に対し、授業料の3割を限度に助成。

Fランクの文系私立大学に来るような学生は、ほとんど経済的援助を必要としている。
中には優秀な学生もいるが(日本語のSPIで日本人よりも高得点の留学生もいた)、留学生の最低要件である日本語能力検定N2に届いていない学生もいる。
というか、定員割れを起こした大学は文科省からの補助を目当てに、大学のカリキュラムで学ぶことができないような学生も入れている。

それなら、日本人に援助をしたほうがよほどマシだ。
日本人学生には、奨学金という大きな借金を押し付け、留学生には補助をする。
間違っていると思う。

もちろん、本当に学べる留学生に補助をするのはいいことだ。
だが、Fランクの大学ではそれは非常に少ない。
大学の延命のための補助になっている。

そうまでして、文部官僚は天下り先を確保したいのだろうか。
将来の不法滞在者を増やすだけだと思う。

一刻も早く、制度の見直しを行うべきだ。
せめて、日本語能力N2を必須にするべきだ。

それで潰れる大学は、淘汰されるべきだと思う。



| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 09:59 | comments(0) | trackbacks(0) |
超高速!参勤交代リターンズ
以前、超高速参勤交代という映画を見た。
ドタバタコメディの要素が強かった。
こんな時代劇もありか、と思った。

まあまあ面白かったのだが、WOWOWでその続編をやっていた。
それが「超高速!参勤交代リターンズ」。

続編とはいえ、こちらのほうが楽しめる。
参勤交代で江戸に上がって、帰り道の話になるのだが、帰り道というより帰ってからの大騒動がメイン。
同じ時代劇でも「峠」のような、司馬遼太郎の小説の力を借りたものとは大違い。

荒唐無稽ではあるが、余分な情報が入らないのが時代劇の良さ。

それを地で行った映画だった。

こういう時代劇をもっと作ってほしい。

藤沢周平や山本周五郎の人情物もいいが、作家で脚本家の土橋章宏氏の「超高速!参勤交代リターンズ」はもっと評価されてもいいと思う。


| hdsnght1957kgkt | 映画・舞台 | 21:20 | comments(0) | trackbacks(0) |
テセウスの船
ぼくは25年メーカーで勤めたが、ものづくりの難しいところは、時間の流れに耐えるのが難しいということだ。
一つのものを作るためには、たくさんの部品が要る。
それらの部品をいつまで作ってくれるかが問題だ。

昔使っていたVTRは、保証期間が決まっていて、それを過ぎるとお金を出しても修理できなかった。
生産終了から、10年とか15年とかいう数字だったと思う。
それは仕方がないと思う。

その製品がどれだけ続くかわからないが、いくらベストセラーになっても、新しい部品が出てくる。
新製品は、最新の部品を使うから、旧製品の修理部品の供給もだんだんタイトになってくる。

世にいう、消耗品ならいいが、何年か使われるものなら、いつか部品の終了の時が来る。
その時に、簡単に製造中止にはできない。
だから、同等品ということで置き換えていくしかないのだ。

「テセウスの船」という言葉がある。

意味は、

「「テセウスの船」は、ギリシャ神話を語源とするパラドックス(逆説)を表す用語です。怪物を倒した英雄テセウスが乗っていた船が記念として後世に残され、老朽化すると部品を交換して修復されていましたが、古くなった部品が新しいものに交換されるうちに最初の部品は徐々に失われていきます。このことから、部品が交換された船は元の船と同じ船なのか、という矛盾が生じ、哲学的に「そこにあるものが同じである」ということの定義を問う有名な逸話となっています。」

ということだ。

ベストセラーがいつしかビンテージになって、それ故にメンテナンスしないといけない。
40年から50年経つと、さすがに部品がありません、と言っても理解されるだろうが、一方でビンテージを成り立たせるためには、部品を確保する努力もメーカーとして必要になる。
これは本当に難しいことだ。

でも、よく考えたら人間も同じこと。
細胞は60兆個あって、1日に3000億個が壊れて死んでいく。
だから、2年半経てばその人間を作っていた細胞はすべて入れ替わっているということだ。

生まれたときの細胞はもう影も形もない。
それでも、人間にアイデンティティがあるというのは興味深いことだ。

ぼくらの世代は、製品でいうとビンテージだが、その値打ちがあるのか、というと甚だ心もとない。

だから、賞味期限があって、死んでいくのだろう。






| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 21:28 | comments(0) | trackbacks(0) |
敬老の日
9月16日は敬老の日だった。
いつの間にか、敬老される側に近づいている。
そんな日が来るとは思わなかった。

統計上の数字を見ると、65歳以上の高齢者の人口は過去最多の3625万人とのこと。
全国民の3割が高齢者ということになる。
後期高齢者は2000万人。
人口の2割弱だ。

総人口は減っても、高齢者は増え続ける。
世界最高の高齢者率らしい。
人口の3割を敬えと言っても、それは無理だろう。

ぼくらの時代は、老人というと、戦中戦後を生きて抜いて、焼け跡から頑張った人、という位置づけだった。
でも、今は戦後の焼け跡は知らず、高度成長を楽しんで、バブルで踊って、逃げ切った人たち、というような感じだ。
ぼくもその一員ではある。

以前は市区町村から祝い金を支給していたらしいが、打ち切っているところもあるらしい。
ちなみに、ぼくの住んでいる市は100歳以上になっていた。
比較的若い人が多いところでも、そうなんだから、高齢者ばかりの地方に行くともう無理だろう。

おまけに、社会保障費を若い人たちからもらって、医療費は1割でいいし(75歳以上)、正直なところ「敬え」と言われてもなあ、ということのような気がする。

来年は介護保険が値上がりするし、団塊の世代が75歳に達するから医療費も上がる。
今までそれについて言ってきたのは維新だけだったが、総裁選でようやく自民党でも言い始めた。
それでも、公明党や共産党、立憲民主などは、高齢者の党なのでこの問題はないことのようだ。
この世代間の問題については、誰も何も言わない。

国は成長産業に人材を投入して稼ぎを増やしたいらしいが、増えるのは医療や福祉、介護ばかり。
20年で2倍になったという。

生産性が低い医療福祉が日本最大の産業になろうとしている。
これで経済成長できるわけがない。

総裁選ではぜひそういう議論をしてもらいたいが…。


| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 21:09 | comments(0) | trackbacks(0) |
第九 練習2回目
森ノ宮の池田先生の教室の2回目を日曜日にやった。
この先生は発声練習が厳しい。
2回目以降のベテランクラスだから、歌詞とメロディは覚えているだろうから、発声を鍛え直すということなのだろう。

2回目は発声練習だけで20分以上の時間。
発声練習の最後に、ハーモニーの練習を輪唱でする。
どこで止めてもきれいな和音になっているような曲だ。
「歌声ナントカ…」というような歌詞。

ソプラノから順に歌っていき、4声のハーモニーを作る。
先生が止めたところで、ちゃんとハーモニーができているか、耳で確認する。
これは面白い。

ただ、発声練習だけあって声を出すので、20分ほどやるとそれだけで喉が痛い。
喉で声を出しているからだろう。
あと4回の練習だが、練習しても喉がしんどくない歌い方をしないといけない。

息を吸って、吐くときに声を出す。
ただそれだけのことなのに、響かせるのは難しい。

先生はバリトンのプロだけあって、マイク無しでも響く声が出る。
各パートに数人はそれに近い声を出せる人がいる。
スゴイなあと思う。

第九の方は、ドッペルフーガのところを集中的にやった。

今年の教室は人数が多く、男性100人、女性200人。
やっぱり女性は男性の倍はいる。
ネットで調べると、第九のコーラスをやると、アルトが多くて、ソプラノが少ないということだったが、1万人の第九はソプラノの応募が多い。
比較的メロディが多く、知ってるから、という理由なんだろう。

アルトは第九のコーラスの肝と言っていいと思う。
一番音程差が多いコーラスで、難しいパートだ。
音域的にはアルトだが、練習してみてソプラノに変える人も多いのだと思う。

ドッペルフーガでは、ソプラノは上のラの長い部分がある。
よくあの声が出るなあと思うが、どうしても金切り声の状態になる。
そこを丸く、明るく、音程をキープして、と先生は言うが素人には難しい。

全体に高い音は全パートそうなりやすいのだが、男性の場合はオクターブ下に逃げる人もいて、そこは厳しい。
何度か歌わせて、オクターブ下が聞こえなくなるまでやる。
おそらく、そういう人は口パクになっているのだろう。

今回の先生は若くて、練習も面白い。

頑張ろう。


| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 10:44 | comments(0) | trackbacks(0) |
若い頃には司馬遼太郎をいくつか読んだ。
彼の作品には、彼の思いがだいぶ入っているようだ。
それが作品を面白くしているのだが、批判する人もいる。

当然、当時はそんなことは知らずに読んだ。
「坂の上の雲」が最初で、高校3年生だった。
秋山兄弟と正岡子規が主人公。
日露戦争のバルチック艦隊の撃退の話だった。

司馬遼太郎はファンが多い。
「竜馬がゆく」など、ドラマや映画になって、役者が心酔していた。
ある意味、司馬の史観が小説を通じて日本人に伝わったのだろう。

あくまでも、小説として読めばいいのだが、実際に存在した人が出てくるので、どうしても半分ノンフィクションとして読んでしまう。
半分ならいいが、全部事実だと思う人もいる。

これが実際に起ったことならいいのだが、正しい歴史などわからない。
いろんな学説があり、その時にその人がどう思ったかなど、わかる由もない。
そこが落とし穴なんだろうと思う。

連休中に司馬作品の「峠」をやっていた。
「峠」は明治維新の時の長岡藩士、河井継之助の話だ。
大政奉還のあと、薩長の横暴に反感を持って、武士の徳川家への報恩を尽くすという物語。

大昔に読んだので、あまり覚えていないが、司馬作品は中身が濃いのでごく一部を映画化したという感じ。
まあ、コアの精神性を映画化したということか。

ちょうど日本の高度成長の時代と、司馬の作品の隆盛は同時期になる。
というか、高度成長の時流に乗って、日本人スゴイ、という意識を増長したのだと思う。
そんな事を考えたのは最近だが…。

そんなわけで、ちょっと中途半端な映画だった。




| hdsnght1957kgkt | 映画・舞台 | 19:05 | comments(0) | trackbacks(0) |
ChromeOS
ぼくはずっとChromeBookを使っているが、ChromeBookが動いているChromeOSでは、ランサムウェア(会社のデーターを暗号化して使えなくするというウィルスのこと)の被害報告が0件ということらしい。
ChromeOSは、安くてWeb経由でしかパソコンを使わない人にとってはいい選択だと思う。

Googleのドキュメント、スプレッドシート、スライドなど、Officeもどきのソフトを、クラウド上でやれる仕組みもだいぶ良くなってきた。
見せ方に凝るよりも、内容をシンプルにわかりやすく伝えるということなら十分だ。

それよりも最初から共有の仕組みがついているのがいい。
書類というのは誰かと共有するために作るもので、送る手間がなく、作る時点から共有できるのは実際に仕事をしている人から見れば、メリットもあると思う。

300人以下の中小企業のクラウド化など、これを使えば、安全だし簡単だ。
値段もリーズナブルだと思う。
ただ、Googleが外国企業であり、信頼していいのかという問題はあるが、とりあえずそんなことは言ってられないだろう。
KADOKAWAの例を見ても、ランサムウェアの怖さは十分脅威だし、それ以上に安くて安全な方法などないように思う。

だいぶ前に、USBにデーターを入れて持ち帰っている人と、クラウドにデーターを置いておいて、家からもアクセスしている人が議論していたが、ぼくは信頼できるクラウドならそちらのほうが断然上だと思う。
USBは紛失や盗まれる心配があるが、クラウド上なら物理的には安全だ。
重要な情報であればあるほど、クラウドの方が安全だと思う。
だからこそ、インフラになり得るのだ。

すでに自治体では導入事例もあるらしい。

1社に依存するのは危険だが、日本の生産性はOECDの中でも低いのだから、もうそんなことは言っていられないのではないか。





| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 00:08 | comments(0) | trackbacks(0) |
インタビュー女優
こないだぼくのタイムラインに流れてきたXの画像を見て、ちょっとびっくりした。
テレビのインタビューの画像なのだが、同じ人が3回、違う場面や番組で出ている。
どうも、インタビュー専門の女優というのが存在するのでは?ということだ。

まあ、若い人たちはテレビなど見ないから、そもそもインタビューなどされたくないのかもしれない。
そんな状態だから、タレントを使って、テレビ局の意向に沿った発言をさせるのだろう。

実際、一般人へのインタビューでも切り取り方を変えれば、どうにでもなる。
だから、そんなのは当たり前だったから、タレントを使っても同じという理屈かもしれない。

テレビの視聴者はほぼ高齢者だから、その意向に沿う形でないと、視聴率が上がらないとか、ディレクターや局の偏見とか、いろんな理由があるだろう。

しかし、マスコミも落ちたものだ。
とても第四の権力などとは言えない。
意見があれば、それを表明すればいいのに、一般人のインタビューや「専門家」と称する名も知らない大学の教授などに話をさせて、さも世の中の風潮のように伝える。

記者のレベルも落ちて、記者会見で意味のない質問も多い。
未だに記者クラブなどが存在し、それが批判されていても、自分たちに都合の悪いことには触れない。

そんなマスコミだから、インタビューもヤラセなのだろう。
ネット上でそういうことが言われていても、それも報道されない。

いったい、どうなっているのだろう。




| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 22:59 | comments(0) | trackbacks(0) |
職場あるある
日経xwomanというところのWeb記事で、LIXILの専務のジン・ソン・モンテサーノという人が、LIXILについてこんな事を言っている。

「なぜこんなに静かなの? 何かあったの? と不思議に思った」。10年前に初めて会社を訪れたときのことを振り返るのは、LIXIL取締役 代表執行役専務のジン・ソン・モンテサーノさん。他にも社内の「慣習」がモンテサーノさんを驚かせます。「隣同士の席に座る社員の間でも仕事の質問はメールで送る」、「社内での立場によってエレベーター内での立ち位置が決まる」、「話したい人がいたらまずはその人の上司に許諾を得る」。

ぼくが入社した頃は、まだメールもFAXもなく、何でも手書きでアナログな時代だった。
コピーもゼロックスは高くて、青焼きの時代だった。
オフィスの主役は電話であり、常に何人かが電話で話していたものだ。
だから、大部屋では「静かなオフィス」などという言葉はなかった。

よくしたもので、仕事をしながらでも、誰がどんな事をしているか、電話の声を聞いているとわかった。
最初は実験の部署で、どこのOEMでどんな問題があるか、誰が困っているのかなど、仕事をしながら知ることができた。
設計に移って、試作の依頼の日は工場に説明をしている先輩や、「そんなん、出来へん」と言われて困っている後輩など、いろんなところで、いろんな話が聞こえていた。

だから、試作の込み具合や、本数のタイトさなどもなんとなく共有できた。
今の若い人は電話は嫌がるが、そういうメリットがあった。
時には世間話をして、和ませるテクニックも使う。
そういう駆け引きも電話の交渉で覚えた。

今のオフィスはとても静かだ。
電話がかかってくることがほとんどない。
メールで済むからだ。

90年代、バブルの末期は仕事がめちゃくちゃ忙しく、毎日午前、午後の2回、まとめてFAXの束が届いた。
毎回、10センチ弱の厚みがあった。
それを見て、指示を書いて、課員に配るのが就業時間内で終るかどうか…。
そのあと、自分の仕事をしていた。

そんな時代を経て、電子メールの時代になり、FAXがなくなりかけたときに会社をやめた。
だから、ぼくの中では会社はやかましいところ、という記憶が強い。

でも、今の職場は本当に静かだ。
無駄話もしない、という感じ。
どうしてこうなってしまったんだろう。

その記事には、続いてこう書かれている。

「日本企業の「あるある」な光景は、礼儀ともいえますが、根回しや忖度(そんたく)の文化がはびこると、生産性が下がり、変革も起こりにくくなってしまう。皆が活発に議論し、やりたいことをやれるダイナミックな社風に生まれ変わるため、モンテサーノさんはどう動いたのか? 今朝は大企業の経営陣の立場からの「本気の一歩」を紹介します。」

残念ながら、ここから先は有料だった。
日本の生産性が低い原因は、きっとこんなところにあるのだと思う。



| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 09:38 | comments(0) | trackbacks(0) |
Avrcp トランスポート問題
機器が新しくなると、勝手にいろんなことをやろうとして、パソコンのトラブルが発生する。
ChromeBookでぼくのLine6のアンプにBluetoothで音楽を送って、しょぼいパソコンのスピーカーではなくちゃんとした音で聞いている。Line6の小さな練習用のアンプは、モノラルだが、それなりに良い音がする。

ところが、Windows11の新しいノートPCでBluetoothでつなぐと、音楽を流している間はいいのだが、
一旦止めたり、違う曲をYoutubeで探したりすると、勝手に切れる。
Line6のアンプはかなり古いので、新旧で何かあるのかなと思っていたが、あまりにもひどいので、例によってネットで問題解決の方法を探した。

最初に出てくるのは、電源を入れ直すとか、ペアリングをやり直すとかいうもの。
そういうのはもう何回もやっているからなあ、と次の候補に行く。

すると、デバイスマネージャーで、Bluetoothのところを見ろと書いてある。
なるほどと思い、Bluetoothのところを開くと、そのアンプの名前のものが2つあった。
一つはAmplifi_30_bcというもので、これがぼくのアンプだ。
もう一つ、Amplifi_30_bc_Avrcp トランスポート というもの。

なんで2つあるのか、気になってAvrcpとBluetoothで検索してみた。
すると、このAvrcpというのはBluetoothのヘッドフォンなどから、プレイやストップ、早送りなどをコントロールするものだとわかった。
そんな機能はアンプ側にはなく、Youtubeの画面でやるから、関係ない。

調べたページには、このデバイスを無効にしたらいい、と書いてあった。
右クリックして、無効を選ぶと見事に解決した。

こういうことがあるから、パソコンはややこしい。

それでも、解決できて満足。

ページ制作者に感謝。



| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 23:29 | comments(0) | trackbacks(0) |
認知症対策
最近、認知症対策についてのページが増えたと思う。
ぼくのように、親の認知症を見てきた人も増えたのだろう。

脳トレというのは、確かに効果があると思うが、うちの母もやっていた。
ある時まで頑張っていたが、急にぷっつり辞めてしまった。
なんで?と聞くと、わからなくなったから、という返事だった。

今日見た記事によると、脳トレは慣れると効果が薄れる、と書いてある。
その通りだろう。

ぼくも惰性で数独やクロスワードをするが、慣れてくると単なる作業になってしまう。
だから、脳トレはやったほうがいいが、そんなに効果は期待できないと思う。

認知症になる人もいるが、ならない人もいて、老いれば必ずなるというわけでもない。
それは結局、老いても脳を使っているかどうかだろう。
使わないと、人間の器官は衰えるのは当たり前だ。

一番脳を使うのは、人と接することだと思う。
人と話すと、脳は否応なく動く。
それと外へ出て運動することも効果があるだろう。
動く部分は違うが、歩き回ると人とぶつからないようにするとか、こけないようにするとか、いろんな神経を使う。
唯一、認知症に効果があるのは運動だ、というのは説得力がある。

母もサービス付き高齢者向け住宅に入って、歩行器を使って外出していたときは、まだそんなにひどい認知ではなかった。

そういうことを両方ともできるのは、仕事を続けることだ。
それがムリなら、外に出て何かをする機会を作ることだ。
習い事をするのはいいと思う。

ぼくは仕事がなくなったら、英会話を習おうと思っている。
別にうまくなりたいわけではない。
英語を話すということで、脳を動かそうと思っている。
今はネットで安くできるらしいので、それを使うのもいいと思う。

それと期待しているのは、人工知能の発達だ。
人並みに会話ができるようなAIもできてくるだろう。
そういうものができれば、独居老人になっても、話す機会が増える。

そういう意味では、ペットを飼うのもいい。
世話で運動するし、話し相手にもなる。
相手は話せないが、こちらから話せればいいのだ。

若年性のアルツハイマーなどは別だが、ぼくは老人の認知症というのは病気ではなく、母を見ていて生活習慣病に近いものだと思う。
それを教えてくれた母には感謝している。


| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 22:06 | comments(0) | trackbacks(0) |
心配ごと
大学で勤務している時に、お世話になったHさんという人がいる。
一緒に働いた人だ。
企業で人事をしており、人事の考え方を教わった。
毎日学校に来るわけではなかったが、週に3日くらい来られていたと思う。

ぼくよりも一回り以上年上だった。
集団就職の受け入れもやったことがあると言っていた。
工場で働く女子の採用や、若いころ勤め先のソフトボール部の監督もやっており、阪神タイガースの大ファンだった。

2年ほど前から連絡が途絶えて、色紙に元の仲間でメッセージを書いて送ったり、今回は手紙をみんな1通ずつ書いて、まとめて送ったりした。
その都度、遅れながらも返事は来るのだが、とても短い返事。
その方を囲む会ということで、年に一度か二度宴会をしていたのだが、それもできなくなった。

一緒に働いていたころの最後の方で肺がんが見つかり、手術された。
お見舞いに行ったことを覚えている。

Hさんは、人事出身ということで、ぼくがキャリアの仕事をする前にも来てもらっていた。
その後、一度学校の仕事は辞めたのだが、またお願いして来てもらった。
他のメンバーに信認が厚く、学生のことも考えてくれる本当にいい人だった。
慕っている学生も多かった。

もう85歳。
他のメンバーは、短いメールの返信が着て、よかったなあ、と言っているが、もう数週間経ってやっと来た返事。
かなりお悪いのではないかと思っている。

年をとって、マチュピチュに行ったり、テニスをやったりして、活動的な人だった。
酒好きで、飲むと笑いが絶えない。
そんな元気な人でも、いつかは老いる。

ぼくは返事は来なくても、もう一度手紙を出そうと思う。
やっぱりあの世代は、メールではなく手紙だろう。

感謝の思いを伝えたいと思う。




| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 22:58 | comments(0) | trackbacks(0) |
音列が同じ
以前、オルタードスケールのことを書いたが、今日のレッスンでもまた出てきた。

キーがCのときに、G7からCという動きがドミナントモーションという。
難しそうに聞こえるが、これは小学校のときの起立、礼、着席のときにピアノで彈くC、G7、Cという和音の動きだ。
このG7のときに、Gのオルタードスケールが使える。

不協和音のかたまりのようなスケールで、ソ、ソ#、ラ#、シ、ド#、レ#、ファ、というもの。
なかなか覚えられなかったが、最初の音から、半全半全全全全という音の並びだ。

これはGの半音上のAbのメロディックマイナーと同じ音の並びだと前に書いたが、今日はさらに、Dbのリディアンセブンススケールを同じ音だと教えてもらった。
リディアンというのはファから始まるスケールで、ファソラシドレミbファという音の並び。
ファからいうと、全全全半全半全という音列。

つまり、4つ目の音から始めると、半全半全全全全になって、Gのオルタードスケールになる。

ついでに、バップ(これがよくわからない)の人が使う、ツー・ファイブのパターンを教えてもらった。
Cに落ち着くパターンとして、F#m7b5‐B7‐Em7b5‐A7‐Dm7b5‐G7‐Cというもの。
Cありきで、Cに向かっていくときは普通はDm7‐G7‐Cという感じで行くのだが、Dm7に行くためのツー・ファイブとしてEm7b5‐A7、もう一つA7にいくためのツー・ファイブとして、F#m7b5‐B7を前に前に付け足していく、といやり方。

こういうのがバップらしい。

そういう音楽を黒人のジャズマンたちが作ってきた。
理屈は後でつけたのかもしれない。

本当に天才だと思う。

| hdsnght1957kgkt | 音楽 | 23:18 | comments(0) | trackbacks(0) |
ハンドマッサージ
最近、ギターを長時間弾くと左手が疲れる。
というか、関節が痛くなって、手のひらも凝っている感じがする。
ひどいときは、翌日になっても痛い。
手の力を抜いて、ブラブラと動かすと少しマシになる。

ネットで手のマッサージを調べると、近所にあったので予約して行ってみた。
40分のハンドのコース。

肘から始まって手のひら、関節、指の先までマッサージしてもらう。
左手が疲れているということで、そちらに時間を使ってもらった。

手は常に使っているので、凝っているのだろうが、肩のように自覚がない。
それでも、手のひらを押してもらうと気持ちがいい。
仕事のうち、大部分はキーボードを叩いているので、それもあるのだろう。
どうしても手を開くという動作がない。

終ると、手に力を入れて開くと痛かったのだが、それが治っている。
帰ってギターを弾いても、楽に弾ける。
えらいものだ。

通ってみようと思う。





| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 22:36 | comments(0) | trackbacks(0) |
政党助成金
れいわ新選組という政党があるが、ここがいろんなことをやっている。
なんでそんなお金があるのだろうと思っていたら、結構な人数の国会議員がいるのだ。

衆議院が3名で全員比例区。
参議院が5名でうち4名が比例区。
まともに当選したのは、山本太郎のみだ。

今日調べるまで、ぼくはこの政党がこんなに人数が多いとは思っていなかった。
衆議院の比例代表ブロックで、政党名を「れいわ新選組」と書く人がそんなに多いとは…。

また参議院にも4人比例区がいる。
こっちもびっくりだ。

彼らが活動できるのは豊富な政党助成金があるからだ。
政党助成金の配分ルールは、

「各政党から届出のあった政党届(基準日現在)に基づき、総務大臣は届出のあった政党に対して交付すべき政党交付金の額を算出します。 政党交付金は議員数割と得票数割で構成され、政党交付金の総額の2分の1は議員数割で、残り2分の1は得票数割で計算し、その合算額が交付すべき額となります。」

となっていて、れいわ新選組の助成金額は6億2900万円。
もちろん、この政党は(他の野党もだが)政権を取る気などないので、6億2900万を活動費にしているのだ。

共産党は政党交付金の制度に反対して、交付金を受け取っていないとのこと。
そこだけは、立派だと思う。

他の政党の助成金は、自民党が160億5300万円、立憲民主党が68億3500万円、日本維新の会が33億9400万円、公明党が29億800万円、国民民主党が11億1900万円、社民党が2億8800万円、参政党が1億8900万円、教育無償化を実現する会が1億1800万円となっているらしい。

日本の国会議員の経費は給料以外にも、月100万円の文書通信交通滞在費や65万円の立法事務費、年間約635万円の賞与やJR、航空券の無料クーポン券、更には公設秘書の給与を含めると、国会議員一人当たり、月約573万円、年約7500円の経費がかかっている計算になるという。

それ以外にも、政党助成金がある。
等の運営の費用ということになるのだろうが、なんでそんなにいるのだろう。
だいたい、議員立法などほとんどないのに、月65万円の立法事務費ってどういうことなのか。

れいわ新選組の代表の山本太郎は、さんざん福島原発の危機を煽り、ベクレてるなどという言葉も作り、能登半島では、ボランティアを募集前に行って迷惑をかけ、自身の宣伝をしたりした上に、今回大石という国会議員がが沖縄の辺野古で座り込みをして強制排除される、という状況。

こんなことができるのも、お金があるからだ。
自費では行っていないだろう。

れいわ新選組だけに限ったわけではないが、政治と金の問題を言うのなら、自分たちがもらっている各種のお金や、政党助成金のことも問題にしたらどうかと思う。

マスコミが第四の権力というのなら、そういうところも突っ込んでほしいものだ。


| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 22:26 | comments(0) | trackbacks(0) |
駒田蒸溜所へようこそ
P.A. WORKSという会社が「お仕事シリーズ」というアニメを作っている。
その長編アニメを初めて見た。
「働くこと」がテーマになっているアニメだ。

モデルは富山の蒸留所らしい。
2023年の11月に発表されている。

駒田蒸溜所というウィスキーの製造をやっているところが舞台。
家族経営で、「独楽」というウィスキーを作っていたが、地震で蒸溜所が潰れ、ウィスキーを作ることができなくなり、焼酎を作っている。
ずっと引き継いできた「独楽」を復活させたいと、美大で絵を習っていた娘がウィスキーを一から勉強して、復活をさせるというストーリー。

兄が父親の決断に離反して家を出て、大手の酒造メーカーで働いているが、その絡みもある。

主人公はWeb記者の、転職5回目の25歳の若者。
よくある、自分のやりたいことを探していて、仕事に身が入らない。
その彼が、だんだんとウィスキーづくりの取材をするうちに、仕事が楽しくなり、一人前になるというストーリー。

実写でも作れる映画だと思ってみた。

なぜアニメにしたのだろう。
アニメでないと表せないシーンは思いつかないが…。

強いて言えば、余計な情報をなくし、展開をシンプルに追うことができる、ということか。

そう思ってレビューを見ると、星5つもあれば2つもある。
評価が分かれる作品なのかもしれない。

でも、ぼくの仕事の立場で見ると、いい話だった。

自分探しなどやめて、今やっていることを一生懸命やってみよう、ということだ。


| hdsnght1957kgkt | 映画・舞台 | 22:29 | comments(0) | trackbacks(0) |
日本語LLM
今のAIは「大規模言語モデル」というのを学習して、言葉で質問されたことに対して、言葉で返答できるようになっている。
LLMというのは「Large Language Models」の略。

現在メジャーなAIであるChatGPTの「GPT」は「Generative Pre-trained Transformer」の略で、「GPT」の説明をネットで聞くと、

「トランスフォーマーアーキテクチャ上に構築されたニューラルネットワークベースの言語予測モデルです。プロンプトと呼ばれる自然言語クエリを分析し、言語の理解に基づいて最適な応答を予測します。」

ニューラルネットワークというのは、脳の神経を模したネットワークのことで、こちらも詳しく聞くと、

「人間の脳に似た方法で意思決定を行う機械学習プログラムまたはモデルのことで、生物学的なニューロンが連携して現象を特定し、選択肢を検討し、結論を導き出す方法を模倣したプロセスを使用します。」

という回答。

よくわからないが、人間が考えるプロセスを真似したから、人間みたいに答えられるということだろう。

LLMはいろんなところが開発しているが、Googleの開発した会話型のLaMDAという会話型のLLMは1.56兆語のサイズがあるらしい。
1.56兆語のテキストがどれだけの大きさになるのかはわからないが、かなり大きいだろう。

それを学習させて、的確な回答ができるAIを作るには、ChatGPT3の場合、

「GPT-3 は、1750 億を超えるパラメーターまたはウェイトを使用してトレーニングされました。エンジニアは、ウェブテキスト、Common Crawl、書籍、Wikipedia などのソースから取得した 45 テラバイトを超えるデータでトレーニングしました。」

ということらしいから、少なくとも45テラバイトのデーターが必要だった。

それをいろんな人が使って、現実的な時間で返答をするためには、すごい演算装置(CPU)の速さと能力が必要になる。
結局、人間の脳みたいな仕組みを作り、記憶されている言語を学習しているから、人と会話ができるレベルまで来たということだ。

これは言語だけだが、写真や動画、音楽などは、それらをテキスト化して、同じような仕組みを使うのだろう。
ネコの写真を見せて、それがネコだとわかるためには1000万枚の画像が必要だった、ということだから、膨大な学習が必要になる。
人間はそれを日常生活を送りながら、きっと同じようにやっているのだろう。

寝ている間も脳の使用カロリーは変わらないということだから、脳は一生働きどうしだ。

でも、アメリカで開発されたChatGPTなどが日本語で使えているというのには、なんとなく不思議だ。
言語の構造が違うのに、同じLLMを使えるというのは翻訳の部分は別なのだろう。
質問を英語にして、それで回答を生成し、それを日本語に翻訳して答えているということだろう。

でも、最近は日本語LLMもできてきたらしい。
その方が自然な日本語で回答できる。
当然、日本の法律などは日本語の方が正確だし、行政手続きのAI化をしようとすると、日本語LLMを使ったほうがいいだろう。

この分野はこれからどんどん進む。

その先に何が起こるのかはまだ予想がつかないが…。


| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 22:35 | comments(0) | trackbacks(0) |
正義と微笑
太宰治名言という表題で、Xでタイムラインに表示された。
「正義と微笑」という日記小説。

高校時代に太宰治が好きで、文庫本は全部読んだ。
捨てた記憶がないので、家のどこかにあるはずだが、見つからない。
何となく、題名だけは記憶にあるが、さすがに50年前の記憶は蘇らない。

大学に入ってすぐに生協で当時の文学者の全集のセールがあった。
とても安かったのだが、それは旧仮名遣いの本だったせいだった。
旧仮名遣いのほうが、情緒があると思って買った。

仮名遣いはいいのだが、読めない漢字が多く、結局ほとんど読まないまま本棚に鎮座している。

その「正義と微笑」はXで以前も話題になったことがあるらしい。
太宰の本など、結局大学に入ってからは読めなくなった。
何となく、読む気にならなかった。

母も、太宰は若いときにしか読めない、というようなことを言っていた。
熱病のようなものなのだろう。

Xのタイムラインで流れていた「正義と微笑」の一節は、こんなものだ。

「勉強というものは、いいものだ。代数や幾何の勉強が、学校を卒業してしまえば、もう何の役にも立たないものだと思っている人もあるようだが、大間違いだ。植物でも、動物でも、物理でも科学でも、時間のゆるす限り勉強して置かなければならん。日常の生活に直接に役に立たないような勉強こそ、将来、君たちの人格を完成させるのだ。何も自分の知識を誇る必要はない。勉強して、それから、けろりと忘れてもいいんだ。覚えるということが大事なのではなくて、大事なのはカルチベーㇳされるということなんだ。カルチュアというのは、公式や単語をたくさん暗記している事でなくて、心を広く持つという事なんだ。つまり、愛するという事を知る事だ。学生時代に不勉強だった人は、社会に出てからも、かららずむごいエゴイストだ。学問なんて、覚えると同時に忘れてしまってもいいものなんだ。けれども、全部忘れてしまっても、その勉強の訓練の底に一つかみの砂金が残っているものだ。これだ。これが貴いのだ。勉強しなければいかん。そうして、その学問を、生活に無理に直接に役立てようとあせってはいかん。ゆったりと、真にカルチベートされた人間になれ!」

太宰治は、津軽出身の金持ちの息子で、いろんな人に迷惑をかけ、文学賞が欲しいと先輩にねだったり、金を借りたりした、ろくでもない人間だったが、こういう文章が書ける才能があった人だ。
生粋のロマンチストだったと思う。

今でも若者の心をつかめる。
そういう作家だったと思う。

桜桃忌には今でも沢山の人が集まるらしい。
誕生日が命日という作家。

私小説はつまらない(でも若いときは、すごいと思った)が、こういう小説はまだまだファンがいるのだろう。


| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 22:36 | comments(0) | trackbacks(0) |
コメ不足
以前から、コメの減反政策ってなんでやっているのだろうと思っていたが、今回のコメ不足の原因が「減反によるコメの生産量減少だ」という記事を見て納得した。

コメの減反政策というのは、農水省とJA農協が、コメの高価格を守るために供給量を減らしている、ということらしい。
インバウンド消費の増加や猛暑の影響などもあるが、それ以前の根本問題があるということだ。

何度か書いたが、食料安全保障を考えるのなら、コメはどんどん輸出するべきなのだと思う。
輸出できるほどの生産をしていれば、何かあっても輸出を減らせばいい。
こんな簡単なことがなぜわからないのだろう。
それは農業をやっている人たちのやりがいにもつながるはずだ。

外国人の旅行客に日本食を紹介している動画を見ると、たいがい日本のコメはレベチhttp://hdsnght1957kgkt.blog.bai.ne.jp/?eid=241179においしい、と話す。
外食産業がどんどん海外に出ていっているが、日本のコメで作ったおにぎりなど、ファストフードとして十分に通用すると思う。
マンガやアニメのおかげで、日本の認知度は世界でも上昇しているのだろう。

農水省は食料安全保障のことをいつも言っているが、やっていることはその反対だ。
大規模農業でコメを量産して、国内とともに輸出したらいい。

農水省は国内需要だけを考えて減反しているらしい。
記事の中にこうある。

「JA農協と農林水産省は、コメの需要が毎年10万トンずつ減少するという前提で減反(生産調整)=作付面積の減少を進めてきた。前年比10万トン減少という前提でコメの作付面積を減らしていれば、作況指数が前年並みの100でも、昨年の9月から今年の8月までに供給される作年(2023年)産のコメの量は前年(2022年)産に比べ10万トン少なくなる。

現に、作況指数101にもかかわらず、2023年産のコメ生産量は前年の670万トンから9万トン減少した。猛暑による影響を云々する前に、2023年産のコメ供給量は減反で減少していたのである。
わずかな需要増で「コメ不足」になった
需要の増加として挙げられているのは、インバウンドによるコメの消費増である。」

農水省とJAがグルになって、日本のコメを滅ぼそうとしているとしか思えない。
値段が下がるから、備蓄米の放出もしないという農水大臣など、更迭すればいいのだ。

ぼくらが小さい頃には、生産者米価の事を巡って、農家のデモがあった。
コメは統制経済のものだった。
1995年にやっと米価の自由化になり、2004年に食糧法が改正され、完全に流通も自由化された。
なぜそれでも減反をするのか。
農家の自由にやるべきだ。

いまだに農地は株式会社が所有できない。
いまこそ、農業の本当の自由化をするべきだと思う。
そして、日本食ブームにのって、日本のコメを世界に高く売るのだ。
それこそが本来の農業政策だろう。


| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 20:36 | comments(0) | trackbacks(0) |
第九レッスン1回目
日曜日から2024年の1万人の第九のレッスン。
森ノ宮3というクラス。

今年の先生は池田先生という30歳そこそこの先生。
今までで一番若い。
関西出身の声楽家。

第九のホームページの経歴を見ると、「オペラ歌手 神戸市混声合唱団 団員 Voicyパーソナリティ」と書いてあった。

森ノ宮の教室は一昨年と同じだが、人数が違う。
7階のレッスン場が本当に一杯になるくらい、椅子を並べてある。
男性1に対して女性が2という感じ。

先生は良い体格をしているが、汗かきでタオルを首からかけている。

経験者クラスということで、初回から全部通してやった。
1年ぶりで歌うが、のどが痛い。
家にいると、ほとんど話さないので、声が出にくい。

でも、面白そうな先生だ。

あと5回。頑張ろう。



| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 00:06 | comments(0) | trackbacks(0) |
子ども家庭庁の予算
子ども家庭庁の要求予算が6兆円だそうだ。
何に使うのかわからないが、6兆円も使うくらいなら現役世代にその分減税すればいい。
6兆円を6000万人で割ると、1人10万円になる。

若い人たちの家族が3人だと30万円。
毎年30万円は大きい。
もちろん独身者も10万円の減税だ。

いったい何に使おうというのなわからないが、子育て支援とかに使うくらいなら、子ども家庭庁など潰して現役世代を減税する方がよほどマシだと思う。

今年の1月から6月の出生者数は35万人。
一時は100万人以上生まれていたのに、今はその1/3。
シンプルに、若い人たちが貧しくなっているのだと思う。

ずっと政府の対策は効き目がなかった。
単調減少だ。

余計なことをせず、シンプルに若い人たちの負担を減らすのが一番いいと思う。

総裁候補の誰か、子ども家庭庁は潰す、と言ってくれないか。




| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 14:41 | comments(0) | trackbacks(0) |