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2022.04.06 Wednesday
ハーモニックマイナー
Amのハーモニックマイナーというと、ラシドレミファソ#ラという音階。
普通のマイナー(ナチュラルマイナー)の7番目のソの音をソ#にしただけ。 でも、このソ#の音が哀愁を漂わせる。 マイナーのドミナントモーションというのがあって、AmのキーでいうとE7→Amというコード進行がそれにあたる。 このE7のときに、ハーモニックマイナーのスケールのフレーズが使える。 簡単なフレーズだ。 レドシラソ#と弾いて、1オクターブ上のファミレドを弾く。 これが何ともいえずいい感じ。 単にスケールをなぞっているだけのフレーズだが、これがハーモニックマイナーの威力。 このフレーズだが、弾くときのコードはE7なので、E7でこのフレーズの音をみると、シbラbソファミレbドシbになってしまって、何やこれ、という音階。 ところが、E7→Amの解決側のAmでスケールを考えると、単なるレドシラソ#ファミレドになる。 こういうことがよくあるのだ。 E7で考えるとややこしくなるけど、Amで考えたら簡単というようなこと。 先生も、実際に弾くときにはAmの音階で考えると言っていた。 アドリブを弾くということは、何らかの階名を考えながら弾かないと弾けない。 当然だ。 楽譜にはコードしか書いていないのだから。 実際に、何を考えながら弾くかが問題なのだ。 今になってこういうことがわかってきたのは、何とも手遅れだが、できるだけ頑張って覚えていきたいと思っている。 |
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