考えたこと2

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ぼくらの時代
なぜかはわからないけれど、時々頭の中に流れる歌がある。
誰しもいくつかのレパートリー?があるのだろうが、最近よく頭の中で流れるのは、オフコースの「ぼくらの時代」という歌。

リフレインの部分の歌詞が、

 もうそれ以上そこに立ち止まらないで
 ぼくらの時代が少しずつ今も動いている

というもの。

あまりはやった歌ではないのだが、どういうわけかこの歌はよく覚えている。
リフレインのあと、最初はこんな歌詞だ。

 あの頃に戻ってやり直したいこと
 誰にでもそれぞれ心の中に

 時は移りゆくもの明日を見つめて
 あの頃は時々ふりむくだけにして

この歌は、小田和正が古い世代に向けて作った歌のように見える。
ずっとそう思ってきた。
こんな歌詞が続く。

 あなたの時代が終ったわけでなく
 あなたがぼくたちと歩こうとしないだけ

 ああ 心を閉じて背を向けるひとよ
 ぼくらのことばに耳を傾けて

今になって、この歌の「あなた」は同世代のことだろう…と思うようになった。
この頃、若者の「しらけ」が言われていた時代だった。
しらけてないで、頑張ろう…という意味だったのかもしれない。
作られたのは1980年だから、今から27年前。小田和正が30代の前半である。
もう学園紛争も落ち着いて、あれは一体何だったんだろう…という世相だったと思う。

いったい何をしてきたのか…という思いの中で、「あの頃」にとらわれず、明日を見つめて、自分の信じる道を行こう、という歌だったのだろう。

今になって、ようやくわかった。

まだしばらくは頭の中で流れていると思う。






| | 音楽 | 20:28 | comments(0) | trackbacks(0) |

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