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2010.08.05 Thursday
ビリー・ジョエル
ビリー・ジョエルのライブをテレビで見た。
頭は禿げて、白髪になっているが、ピアノに向かって座っている、あれはビリー・ジョエルだ。 ストレンジャーやアレンタウン、ジャスト・ザ・ウェイ・ユーアーなど、懐かしい曲をやっていた。 80年代を代表するミュージシャン。 年をとってもかっこいい。 紺のブレザーに黒のTシャツ、そこそこすりきれたジーンズに革靴という姿。 ピアノのイスを蹴って飛ばし、お尻や足でピアノを弾く。 ギターを持つ姿も絵になる。 1949年生まれだから、もう61歳になる。 エネルギッシュなステージ。 このライブをやったときは59歳だったらしい。 あんな59歳になれればいいなあ、と思う。 だいぶメタボリックになったし、姿はオッサンだが、それでも、かっこいい。 全く彼の若い頃を知らない人は、どう思うんだろうか。 単なるオッサンだろうか。 ジャニーズが好きな人たちには、単なるオッサンなんだろうなあ。 時間というのは残酷である。 ぼくらが若いころ、東海林太郎や藤山一郎を見て「何やこのオッサン」と思ったのと同じこと。 その人と同じ時間を過ごしていないと、その人のイメージは伝わらない。 結局、ぼくの事をわかってもらえるのは、子どもの代までだろう。 ビリー・ジョエルの世代は、ぼくらのちょっと下までか…。 |
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