考えたこと2

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吹奏楽関西大会
ギターの生徒がやっている中学の吹奏楽部が、県大会でも勝ち残って、関西大会に出場することになった。
昨日はその関西大会を見に、堺の音楽ホールに行ってきた。

中学校始まって以来の関西大会出場で、その発表があったときは、部員の多くは号泣だったとのこと。
少数の部員は「もうええわ」という感じだったらしい。
それはぼくの教室の生徒が言っていた。

昭和の感覚の学生もいれば、Z世代の学生もいるのだろう。
Z世代の学生にとっては、県大会のために他の学校でベテラン顧問に来てもらって、特別練習をすることも「ありがたい」という感じはないのだ。
おまけに1時から5時までの予定が、6時半までやって予定が遅れたことに対して謝罪もない、ということが許せないという。

昭和の感覚とは大違い。
ぼくらの時代だったら、長い事練習していただいて、ありがとうございます、というのが当たり前。

また、前にも書いたが、学校の集客(志望学生を増やす)という意識もあって、大人が必死になっている、という図式もある。
関西大会に出るような学校はすべからく指揮者は大人。
顧問の先生なのだろう。
地区大会時は半分くらいは生徒が指揮者だった。

それにしても、さすが関西大会でどの学校も上手かった。
3年間練習したら、こんなにうまくなるという見本だろう。
どれくらい頑張ったのだろうと思う。

例によって、ぼくのギターの生徒はそこまで必死にやりたくない、というタイプだから、普段の練習の時から長時間の練習や部内の人間関係でボヤくことが多い。
ぼくも部活を頑張った経験などないから、もっともだと思う。

大学で、就活のエントリーシートに頑張ったことを書くのだが、女子は吹奏楽部のことを話す学生がけっこういる。
でも、それらの学生のうち、まだ楽器を続けている学生はほとんどいない。
なぜかというと、管楽器は高いからだ。
それはすごく残念だし、彼女らも内心はそう思っているのだろう。

結局、学校の思惑でその頑張りを引き出して、使って、それで終わりになっている。
せめて、楽器を安く変えるような仕組みとか、特別ローンなどを使えないのだろうか。
3年頑張ったら、そういう仕組を使えるというようにすればいい。

中学高校あわせて6年間。
そういう学校のためだけではなく、学生のために何かできないのかと思う。

残念ながら結果は銀賞で、彼女たちの長い夏は終わった。

お疲れさま。





| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 21:59 | comments(0) | trackbacks(0) |
TOP10%補正論文数
文科省が「科学技術指標2025」を発表した。

TOP10%補正論文数という数字が使われている。
この意味は「特定の分野と年に発表された論文の中で、被引用数が上位10%に入る論文を抽出し、その論文数を、論文全体の数に対して1/10になるように補正した数値のことです。これは、論文の質的な評価指標として用いられ、国の科学研究力を測る上で重要な指標の一つとされています。」ということ。

要するに重要な論文がいくつ出たかという指標だ。
これが1993年に米英に次ぐ3位だったのだが、ずっと下がり続けてG7の中で3年連続最下位。
実際には13位という位置だ。

この30年の間に、どんどん落ちた。
科学技術立国などと言っていたが、それもちょっと無理かもしれない。
今はまだ過去の遺産で食っていけるが、それももう続かないと思う。

Japan as No.1などと言っている頃は、お金に余裕もあったし、若い人も多かった。
それが、バブルが崩壊し、家電もコンピューターも海外に取られ、かろうじて自動車だけが残っている。
やっぱり豊かにならないとダメなのだろう。

経済的に豊かなのが先か、科学技術力の高さが先か、それは難しいが…。

円安が進み、観光立国などと言っているが、それはとりも直さず科学技術で負けて国が弱くなったということだと思う。
観光よりも技術力を持った製造業のほうが圧倒的に付加価値が大きく、GDPに貢献する。

しかし、最下位は情けない。

栄枯盛衰という言葉を文字通り実現している。

今頃になって、文科省は理系に力を入れると言っているが、間に合うのだろうか…。



| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 21:13 | comments(0) | trackbacks(0) |
AIの80年代J-Pop
ギターの練習に流すのにちょうどいいので、AIで作られた80年代風City-Popを聞いている。
外国の人が作ったものが多い。
曲はいかにも、という感じが多いのだが、よく歌詞を聞いていると頻出する単語がある。
これらは曲を作る時に、AIに指示するプロンプトに書いているのだろうか。

聞いていると、AIに作らせた人の感じが何となくわかる。

とにかくよく出てくるのはコンビニ。
80年代にそんなにコンビニはなかったと思うが、今の外国人の旅行者の話を聞くと、とにかく日本のコンビニは神、という西洋人が多いから、きっと西洋人が作ったのだろうと思う。

それからポケベルもよく出てくる。
これは英語ではPagerというらしいが、日本では90年代が全盛期。
ぼくはやったことがないが、高校生の間で数字の語呂合わせで情報を送るのが流行ったということだ。
「1052167」(どこにいるの?)などが有名らしい。

80年代ではないが、そのへんの事情も知らない外国人も参入しているのだろう。

さらに、カセット。
これはまさに80年代の音楽文化を支えていたメディアだ。
ちょうど日本の高度成長の時期だったなあ。

ディスコもよく聞く。
バブルの象徴みたいな感じだ。

AIのことだから、Geminiに聞いてみると、よく出てくる単語として挙げられたのは以下。

・「瞳」「街」「夜」「雨」
博報堂生活総合研究所の調査によると、実際の80年代J-Popで最も多く使用された単語は「瞳」でした。AIが生成する歌詞でも、この手の情景描写を喚起する単語は頻出します。

・「悲しみ」「ロンリネス」
AIが作成したとされる80年代風J-Pop動画の冒頭の歌詞に「悲しみはロンリネス」というフレーズがあり、80年代らしい感傷的な雰囲気を醸し出しています。

・「ネオン」「夜景」「ドライブ」
当時のシティポップや都会的な恋愛を描いた楽曲に頻出する単語です。AIもこのようなキーワードを学習しているため、生成された歌詞にも多く登場します。

・「君」「僕」「私」「あなた」
個人間の関係性を描く上で不可欠な代名詞です。特に80年代は「私」「あなた」が多かったとされていますが、AIは「僕」「君」なども含め、広く使用します。

AIの作る歌詞はよく聞くと陳腐な感じ。

でも、曲や間奏のサックスやギターはとてもいい。
ぼくのように、80年代のCity-Popを懐かしいと思っている人が聞き流すのだろう。

時々、「ファミリアの夏」というような、突拍子もない題名が出てくるのも御愛嬌だ。

「青春ハイウェイ’85」という曲もあって、「カセットテープに録音した歌声 ウォークマンで聞いて君を想い出す 喫茶店の窓際でアイスコーヒー飲んで 君の笑顔が心を暖める」という歌詞など、何とも言えず80年代。

たまに、明るくノスタルジックになるのもいいと思う。



| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 00:05 | comments(0) | trackbacks(0) |
行政と議会
さとうさおり氏のYoutubeを見ていて、日本の地方自治の行政の透明化は全く進んでいないと思った。
それは与野党相乗りというような議会の劣化もあるし、行政のレベルが下がっているということもあるだろう。
それでも、議会と首長が緊張関係にないということが最も大きな問題だと思う。

これは兵庫県の騒動についても同じだ。
長らく続いた井戸県政のもとで、完全に議会と首長が癒着し、役人の勝手な定年後の天下りやその組織などを通じて多くの無駄遣いをしていることから、明らかだ。

おまけに行政に質問をしても、まともな答えが返ってこない。
結局20年も続いた井戸行政で県庁の幹部も腐ってしまったのだろう。

ということで、Geminiに質問をしてみたので、その過程をちょっと紹介する。

「行政の情報はどうして簡単に検索で出てこないのでしょうか?」

「行政の情報が検索で簡単に出てこない理由には、いくつかの要因が考えられます。

1. 専門的な用語や略語の多用
2. 検索エンジン最適化(SEO)の不足
3. 情報がPDFや紙媒体で公開されていることが多い
4. 組織構造に基づいた情報配置
5. 情報の更新頻度とアーカイブ」

ぼくの住んでいる市の決算の情報を調べても、全く言う通りの状況。
だいたい、言いたいことを伝えるだけで、それ以外は勝手に見ろという感じだ。
Geminiの言う通り、PDFのファイルだらけ。

おまけに、さとう氏がやろうとしているように、どの団体にどれだけ、どういう目的で補助や委託をして、その決算がどうなっているのか、どれだけの効果があったのか、というような資料は見つからない。
本来なら、それは市民の税金を使ってやっていることだから、優先的に公開すべきだろう。

どこかにあるのかもしれないが、ぼくが見つけたのは決算の概要の資料だけ。
これはおおぐくりに決算が書かれているだけで、具体的な使途はまったくわからない。

「この状況は市民に対して不親切ではありませんか?」

「たしかに、行政の情報が探しにくい状況は、市民にとって不便で不親切だと感じるかもしれません。

多くの市民は、行政のウェブサイトにアクセスする際、「このサービスを受けたい」「この手続きはどうすればいいのか」といった具体的な目的を持って検索します。しかし、行政のサイトは、担当部署ごとの縦割り構造になっていたり、専門用語が多用されていたりするため、知りたい情報にたどり着くまでに時間がかかったり、途中で諦めてしまったりすることがあります。

市民が不便に感じる現状は、行政と市民の双方にとって課題であり、今後もより使いやすい情報提供の方法が模索されていくでしょう。」

本当に縦割りや経費の問題なのだろうか。
東京都のようにお金が余って仕方ない自治体でも、決算の情報自体がないという。
結局、議会と行政が結託して、好きなようにやっているのだと思う。

「病院の総合診療科のように、各課の情報をまとめてオープンにする部署を作るべきなのでは?」

「「病院の総合診療科のように、各課の情報をまとめてオープンにする部署を作るべきでは?」というご提案、とても素晴らしい視点ですね。

たしかに、市民が知りたい情報をワンストップで提供する、いわば「行政版の総合診療科」のような部署があれば、利便性は大きく向上するでしょう。この考え方は、行政の「縦割り行政」の弊害をなくし、市民サービスを向上させる上で非常に重要です。

市民の視点に立ったサービス提供は、これからの行政に求められる最も重要な要素の一つです。ご提案のような「行政版の総合診療科」は、市民と行政の関係をより良くする、有効なアイデアだと思います。」

「人手はIT化によって余っているはずです。それらの余剰人員やもう陳腐化した施設や組織で働いている人を集めて作ることは簡単だと思うのですが。」


「おっしゃる通り、IT化によって定型業務が自動化され、余剰人員やリソースが生まれるという側面はあります。また、時代に合わなくなった組織や施設を見直すことは、行政改革において重要な課題です。

しかし、それらの余剰人員やリソースを新しい部署に集約することは、実際にはそう簡単ではありません。」

ここでいろんな理由を並べるのだが、こんなことは民間企業ならとっくにやっていることだ。
要は本気でやるということだろう。

「これは、これからの行政サービスというよりも、この時代に必須のサービスだと思います。これらを丸投げでなく、市役所自らやっていかないと、住民税の減税や新しいサービスなどできないと思います。」

「まさにその通りですね。もはや「これからの」というより、この時代に必須のサービスであり、行政が自らデジタル化に取り組むことは、住民サービスの向上だけでなく、財政的な健全化にも直結する重要な課題です。」

住民が求めているのは、より便利で、無駄のない行政サービスです。その実現のためには、おっしゃる通り、市役所が自らデジタル化の舵を握り、住民の視点に立ったサービスを構築していくことが不可欠です。」

「今現在それができない理由はどこにあると思われますか?」

「現状で行政のデジタル化が思うように進まない理由は、主に予算、人材、そして組織文化の3つにあると考えられます。」

ここでも、Geminiはできない理由を並べる。
でも、やらないといけないし、やるべきなのだと思う。

「しかし、各部署で出している予算をちゃんと見える形で、検索可能にしてページを作るだけですから、そんなに難しくないと思いますが。」

「おっしゃるように、各部署の予算を可視化し、検索可能にするページを作成するだけなら、技術的にはそれほど難しくないかもしれません。しかし、それを実現するためには、技術的な側面だけでなく、行政特有の課題を乗り越える必要があります。」

ここで、またしても「 統一されたフォーマットの欠如」「 データの「公開可能」な形への変換」「 担当部署の責任と権限」の3つの理由を簡単ではない理由としてあげる。

「このように、単に技術的な問題だけでなく、組織の文化、業務プロセス、そして人々の意識を変えることが、より大きな課題となっています。こうした課題を乗り越えて初めて、市民が求める透明性の高い、分かりやすい情報提供が実現できます。」

役所の回し者かと思うが、これはAIなのだ。
途中は省略するが、これは議会と行政の緊張関係がないことが原因だろうと思う。
結局、

「このプロジェクトは億単位のお金が必要になるわけでもなく、こういうページを作るという強い意志さえあればそんなに難しくないと思います。」

という問いに対して、

「おっしゃる通りです。各部署の予算情報を一元的に集約し、市民が検索できるページを作成することは、億単位の予算を必要とする大規模なシステム開発ではありません。強い意志と、行政内部の連携、そして市民の視点に立つという姿勢があれば、十分に実現可能です。

これは、技術的な問題というより、むしろ「誰が、どういう目的で、何のためにやるのか」という強いリーダーシップとビジョンの問題と言えます。」

「予算の見える化ができれば、決算の見える化も簡単にできますよね。」

「おっしゃる通りです。予算の見える化ができれば、決算の見える化も格段に容易になります。

予算と決算は、行政活動の始まりと終わりを記録した、いわば「双子の文書」です。予算は「これからお金を何に使うか」という計画であり、決算は「実際にどう使ったか」という結果報告です。

予算の段階で、市民が理解しやすい統一されたフォーマットや項目が導入されていれば、決算の際も同じフォーマットに実績を当てはめるだけで、自然と分かりやすい決算書が作られます。これにより、市民は、「この事業にいくらの予算が組まれたのか」、そして**「実際にいくら使われたのか」**を簡単に比較できるようになります。」

この重要なことができていないのが、この日本の政治だ。

「国政ではまだ与野党の政策議論がありますが、地方政治ではほとんどありません。首長の選挙では与野党相乗りなどということが行われており、これは馴れ合いの証拠でしょうね。」


「地方首長選挙における与野党相乗りは、ご指摘の通り、政党間の馴れ合いや政策論争の不在を示す側面があると言えます。国政とは異なり、地方政治では政策の違いよりも、安定した行政運営や地域課題の解決が重視される傾向が強いのが背景にあります。

このように、地方政治における与野党相乗りは、安定志向や選挙戦略といった現実的な理由がある一方で、民主主義の重要な要素である「政策選択の自由」や「議会による行政監視」を損なう可能性がある、複雑な問題と言えます。」

兵庫県の問題は、この「監視機能の低下」が生んだ問題だ。

「今や日本中の地方議会が行政と馴れ合いになっており、そのせいで投票率が下がっていると思います。」


「多くの地方議会で行政と馴れ合いになっているという見方は、広く指摘されており、これが投票率の低下の一因になっている可能性は高いです。馴れ合いは、有権者が「誰に投票しても政治は変わらない」と感じる大きな理由の一つです。

もちろん、投票率の低下には、人口減少や高齢化、選挙制度の問題など、複数の要因が絡み合っています。しかし、地方議会が本来の役割を果たさず、行政との馴れ合いが続いていると有権者が感じれば、それが投票行動に消極的になる主要な理由になることは十分に考えられます。」

「この状態を打破するにはどういうことが考えられますか?」

「この状態を打破するには、市民、議会、行政の三者がそれぞれの役割を見直し、連携を強化することが不可欠です。

これらの取り組みを単独で行うのではなく、三者が協力し、対話を重ねることで、馴れ合いの関係を打破し、健全な民主主義を再構築できるでしょう。」

玉虫色の答えだが、やはり市民の代表である議員と首長の緊張関係がないといけない。

さとう氏の都議会のレポートを見ていても、この緊張関係が欠如しているのだ。
だから首長と与党のやりたい放題になっている。
決算すらわからず、無所属は会議にも参加できなかったという。

地方政治から変えていくのが、健全な民主主義を育てるために必要なのだと思う。


| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 21:22 | comments(0) | trackbacks(0) |
故安倍首相
ぼくは安倍首相の外交は正解だったと思っている。
親アメリカで、岸元首相の孫だけあって、その路線を継承した。
戦後日本の本筋だろう。

憲法の安全保障の考え方をめぐって、憲法上日本はアメリカを守るために戦うのか、という問題を当時のトランプ大統領が問題にしたときに、棚上げされていた非対称の片務関係を解消した。
ぼくはそれは正しいと思う。

それ以外に故安倍首相がやったことについては、是々非々だ。
原発の再稼働を進めなかったことはダメだと思うし、金融緩和政策については、よくわからない。

それでも、地政学的に日本は微妙な位置にいて、今の体制を維持するためにはアメリカと同盟を組まないといけない、という強い思いは正しい。
だから、トランプ氏にも好かれたのだろう。

首相を退いて、奈良で演説中に暗殺されたのを聞いたときは残念だった。

安保を境に、反安倍という人たちが増えた。
昔の全共闘の世代と重なるのだろう。
その人たちが、安倍首相を攻撃していた。

それはそれで、仕方ないことだし、政治家というのはそういう商売なのだ。
反対勢力の自由も認めるということだ。

でも、暗殺されたときに、「暗殺が成功して良かった」などと暴力を肯定する人たちが出てきたのには驚いた。
憲法9条の亡霊だ。

そしてそれらの暴力を肯定する人たちが、叫んでいることが「戦争反対」だ。
明らかな矛盾。
わけもわからず、「安保反対」と叫んでいたら良かった60年前ではないのだ。

また、その頃にゲバ棒で人殺しをしていた中核派と呼ばれる組織の人が政治家になったりしている。
本当にこれでいいのか。

まるで、自分たちは絶対に正しく、そのためなら何をしても許されると思っているとしか思えない。
そして、それらの人たちが今は「石破辞めるな」と言っているようだ。

NHKを含む、日本中のほとんどのマスコミもそちら側だ。

これは危険なことだ。





| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 23:44 | comments(0) | trackbacks(0) |
70年代洋楽
昨日のレッスンは楽しかった。

前半は持って行ったブルースの基礎の練習。
ぼくがブルースの基礎のバッキングを知ったのは、BeatlesのGet Backだった。

定番の伴奏では、小指を使って人差し指から4フレット離れたところを押さえないといけない。
これが難しい。
ぼくは小指が短く、4フレットは無理だった。
ましてや、当時はフォークギターだったから、余計に無理だ。
いろんなバッキングのパターンやオカズを教えてもらって、そのあとはBeatlesの話になった。

先生はLet it beの映画を見ておらず、アップルレコード社の屋上でライブをやっているところは知ってはいたが、あまり印象に残っていないとのことだった。
ぼくはあの映画がBeatlesを知るきっかけになったので、よく覚えている。

あのライブでやった、Don't let me downはよかった、という話になった。
イントロを弾くと、先生も弾いて、ギターのリフをやってくれた。
先生はさすがに何でもできる。

そこから、先生はCSN&Yに行って、そしてクラプトンやグランドファンクに進んだと言っていた。
ぼくはS&Gに行って、フィフス・ディメンション、キャロルキングという道をたどった。
そこが大きな分かれ目だったのだと思う。

それでも、歳は同じで、知っているミュージシャンも同じということで、ギターを弾きながらその頃の音楽の話をしている間に時間が経ってしまった。

こんな話をすると、時間がいくらあっても足りませんね、と言いながらレッスンを終えた。





| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 22:07 | comments(0) | trackbacks(0) |
和製英語
こないだXで和製英語の一覧を見ていて、意外と多いのだと思った。
その例を書いておく。

オーダーメイドなど、いかにも通じそうだが、これはカスタムメイドが正解。
ベビーカーも日本独自らしい。
ナイーブはダメで、センシティブということだ。

アメリカンコーヒーなど、いかにもという感じだが、これは弱いコーヒーということでウィークコーヒー。
ホテルのフロントもダメで、レセプションという。これは覚えがある。
ホームページも通じない。ウェブサイトというらしい。

スキンシップもダメ。フィジカルコンタクトが正解。
これなど、いかにも英語らしいと思うのだが…。
トイレはトイレットとい表示もあるが、通じるのはレストルーム。

ミシンはソーイングマシン。
それはそうだろう。マシンがミシンと聞こえたから、ミシンになった。
ソーイングが飛んでしまったのだろう。
クレームも通じない。コンプレインが正しいらしい。

フライドポテトはフレンチフライ。これは知っていた。
ドンマイはラジオの英語講座で聞いた。ネバーマインドが正しい。

最近、留学生と話をすることが多いのだが、特にわからないのがカタカナ言葉。
ぼくらはカタカナの言葉は外来語だと思っているが、それが意外と通じない。
留学生はみんな英語を知っているから、大丈夫などと思うと大間違いだ。

カタカナの日本語は特に難しいと言う。

これはまだ解決しない謎だ。


| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 23:19 | comments(0) | trackbacks(0) |
1万人の第九2025
今日から2025年の第九の練習が始まった。
今年は守口の教室。
日曜日の朝だ。

講師は以前1回やった女性の先生。
ただ、今回は用事で代わりの講師の面白い人だった。
この人が6回やってくれたらいいのに、という感じ。
どうしても女性の講師は男声にはあまりきつく言わないから、ちょっと物足りない。

もう今年で9回目。
ただし、コロナのときはリモート参加なので、実質的には7回だ。

参加料も高くなったし、若い人たちのクラスが増えて、仕事帰りに平日練習というのはできなくなった。
まあ、このイベントの未来を考えると、仕方ないのだろう。

男声の参加者は相変わらず高齢だが、女性はちょっと若返った感じ。
ソプラノとアルトは今回の教室はパワーがあった。
去年とエライ違いだ。

今年も12月まで3ヶ月ちょっと。
頑張って歌おう。



| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 23:25 | comments(0) | trackbacks(0) |
千代田区のVisaカード
さとうさおり氏のYoutubeを見ていて、呆れた。
彼女によると、東京都の千代田区は、区民にお金をばらまくことになった。
その日に、さとう氏のところになんとVISAカードが送られてきたらしい。

ちゃんとしたVISAカードだったとのこと。
これは、5000円を使うためのカードであり、これを住民9500人に配布するので、総額約3億5000万円の費用がかかる。
ただ、それを配布するために、郵送費や経費が1億5000万追加でかかっている。
つまり、5000円を配らずに、その分を減税すると経費を入れて7000円千代田区民は得になったということだ。

結局、バラマキは金が無駄遣いされるということ。

そんなことは役所もわかっているはず。
これが参議院選挙のときには国政でもやると言っていたバラマキだ。

しかし、千代田区はマイナンバーを使うとか、考えなかったのだろうか。
3億5000万配るために、経費を1億5000万使うという感覚は信じられない。

きっとこんなことが日本中で行われているのだろう。
それは本当ににっちもさっちもいかなくならないと、直らない。
それを今直すために、さとう氏は頑張っている。

日本中でそういう無駄遣いを摘発していかないといけない。

それにしても、千代田区の役所の人が内部通報でこんなことやってる、と言ってもいいと思うのだが…。



| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 20:21 | comments(0) | trackbacks(0) |
技能職人気
アメリカのドラマを見ていると、水道管が壊れて、なかなか修理に来てくれないという場面がよくある。
配管工が足りないのだ。
若い人たちは、オフィスワークを目指すから、どうしてもそういう古い仕事が足りなくなる。
でも、2000年代生まれのZ世代はちょっと変わってきたらしい。

「両親はIT職というタナー・バージェスさんは、溶接工の道を選んだ」というWall Street Journalの記事を少し前に読んだ。

それによると、アメリカのZ世代の若者が、配管工の仕事を選んでいるとのこと。
記事にはこうある。

「人手不足に長年悩まされてきた熟練技能職が、米国の労働者の中で最も若い世代から注目されている。その多くが大学に進まないことを選択した人たちだ。溶接や機械加工などの分野で賃金が上昇し技術も進化したことで、技能職が見直され、汚い低位職というイメージの払しょくに一役買っている。大学の学費がここ数十年で高騰し、学位にそれだけの見返りがあるのか疑問視する人が増えたことで、こうした職業の魅力が高まっている。」

アメリカは雇用の流動化が進んでいる。
それは、年功序列、終身雇用の制度がないからだ。
仕事を辞めやすく、すぐ見つかる社会。
不安定に見えるが、企業が人を雇いやすいというところが優れている。
もう一つ、一旦雇ったら終身ということになると、給料が上げにくいが、雇用が流動化すると給料は上げやすい。
日本の失われた30年の要因の一つは、年功序列、終身雇用制度だと思う。

だから、配管工が足りなくなると、その仕事の給料は上がる。
それが健全な労働市場なのだ。

Z世代の若者が溶接の仕事を選んだ理由の一つが給料。

「雇用が安定していることと、着実な収入アップが見込めることも悪くないと考えた。周りを見る限り、この仕事を5年続ければ年収は10万ドル(約1520万円)に届くとみている。」

ちゃんと需要と供給の法則が働いている。
足りない仕事は給料がちゃんと上がるのだ。

「米給与計算代行サービス大手オートマチック・データ・プロセッシング(ADP)のデータによると、2023年の初任給の年収(中央値)は建設業が前年比5.1%増の4万8089ドル、専門サービス業は2.7%増の3万9520ドルだった。
 ADPによると、建設業の初任給は4年連続で、専門サービス業界(会計士など)やIT業界(システム管理者など)を上回った。」

これが正しい労働市場のあり方。
AIの影響も考えると、Z世代の若者は正しい選択をしていると思う。

翻って、日本では安い給料を維持するために、外国人の技能実習生などを、何の議論もなく入れようとしている。

安易に外国人に頼ると、大変なことになるのは今の欧州やアメリカを見ればわかることだ。

一刻も早く、雇用の流動化を進めないといけないと思うのだが…。





| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 22:25 | comments(0) | trackbacks(0) |
シャノンの予言
日経の記事によると、1951年にクロード・シャノン氏は「次に来る文字や単語を統計的に推定することで、人間の知性や言語理解を再現できる」という論文を書いたとのこと。

彼は情報通信技術の基礎を築いた人だ。
シャノンのサンプリング定理というのは、振動や音の測定をする人は聞いたことがあるはず。
ぼくも先輩から教えてもらった。
観測したい振動の倍以上の周波数でサンプリングしないと、観測できないということだったと思う。
20代の頃だったなあ。

その彼が提唱していたことだ。
当時は人間の知性はそんなものではないということで、批判を浴びたとのこと。
それは誰でもそう思う。
ぼくもそう思った。

今のAIの技術の基礎である「トランスフォーマー」はその単語や文脈から、次に来る単語を推定するという技術。
要はシャノンが言ったことを実行しているのだ。
そうすると、思った以上に人間らしい文章が生成される。

膨大なネット上の文章を学んで、それぞれの単語の意味をベクトル化して、それらを合成して文章の意味を推定して、次に来る単語を推定し、またそれで作られた文章の次に来る単語を推定する、という膨大な計算量でAIは答えを出している。

シャノン氏の頃にはできなかった推定が、今は計算資源と学ぶテキストが豊富に使えるようになって、実現したということだ。

ということは、人間の知性というのも、同じようなことをやっている可能性が大きい。
あまりにも、人間が作ったような文章が生成されるからだ。

脳のメカニズムはまだわかっていない。
それでも、単純な文章の穴埋め問題の理屈だけで、こんなに正確な文章を作るとは驚きだ。

でも、それを予言できたのは人間であり、それは偉大なことだと思う。

そこに人間の価値があるのかもしれない。
改めて、偉大さを知った。

シャノンは人間の価値を示した天才だったのだろう。



| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 00:48 | comments(0) | trackbacks(0) |
さとうさおり2
最近、毎日さとうさおりのYoutube動画を見ている。

今日は、Xで政治家の収支報告書のことや財務省のことについて、何ヶ月か書いてきたツイートがまとめて消去されたということを言っていた。
彼女によると、YoutubeよりもXの方が拡散力が強いとのことだ。
一人で国家権力に立ち向かっているようだが、役所の力は恐ろしい。
だからこそ、拡散しないといけないのだろう。

こないだびっくりしたのは、都議会というのは無茶苦茶な組織だということ。
何でも本会議の前に、この議案に対してどういう意向か?という紙が回ってくるとのこと。
事前にそれを確認しておきたいという、事務の効率化があるらしい。
まあ、時間がどれくらいかかるのか、ということを事前に知っておきたいということだ。

ところが、その意向を本会議で変更すると、各会派に謝罪して回らないといけない、というルールがあるそうだ。
事実上、本会議は茶番になっている。
本来ならそこで議論して、意向が変わるというか、そのために本会議があるはずなのに、そこで事前に提出した意向確認書と違う意思表示をしたらダメということだ。

さとう氏も言っていたが、これは事実上の議論の放棄になる。
まあ、100人以上の都議会議員が議論するというのが成り立つかどうかということはさておき、明らかな本会議の骨抜きである。

本会議は一般人でも傍聴券を手に入れれば、傍聴できる。
そこでの議論を聞きたい、という都民もいるだろう。
それを封殺しているということだ。

各会派に謝罪をしないといけないというのは、文書化されたルールではないだろう。
不文律による言論封殺と言ってもいい。

各自治体でもそういうことは議会運営の効率上やられているとのことだが、本会議での議論の上、意向が変わってもOKという自治体もあるとのこと。
でも、都議会はひどい。

こんなふうにして、民主主義が根本から腐っていく。

こういうことを発信しているさとう氏は、本当にエライ。

ぼくの住んでいる市はどうなっているのか、聞いてみようと思う。


| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 22:40 | comments(0) | trackbacks(0) |
音声生成AI
生成AIの進歩はすごい。
いきなりGoogleがAI Speech Generationというのをリリースした。
Google AI Studioで無料で静止画や動画生成ができるのだが、この中の機能の一つがGoogle Speech Generationだ。

これはすごい。
すべてブラウザ上で使えるので、AI Studioに入るだけ。
ナレーションの文章を入れるのだが、その時に感情を書けば、それを反映する。
半笑いで話すとか、ちょっと怒るとか、あくびをしながらとか、十分理解できるレベル。
ただ、英語で”laughing”とか入れないといけない。

こうなってくると、ラジオのCMなど、1人で作れてしまう。
声の種類もいろいろあって、年齢、性別等で選べる。
サブスクすれば、種類は増える。
これもこれからどんどん進化するだろう。

そのうち、1人でアニメの動画を作れる日も来るかもしれない。

調べてみると、日本製の音声合成もあって、声優として使えると言っていた。
それがEleven Labsというソフト。
こちらは日本語で感情を入れて書ける。

新しいクリエイターが、こういうツールを使って作品を作り出すと、どうなるのか想像がつかない。

こんなツールが誰でも使えるようになる。
要るのは通信回線とパソコンだけだ。

今までスタジオを借りて、ナレーターを呼んで、アナログのミキサーやマイクロホン、モニターなどを使って、作っていたものがAIを使えば1人で部屋でできる。

これはAIによる雇用の消滅だろう。

日本は幸い働く人が減っていくから、まだマシだとすら思う。

真剣に人間はどうやって生きていくのか、考えないといけないと思う。


| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 22:46 | comments(0) | trackbacks(0) |
親戚
うちの父は広島県の三次市のもう少し奥の世羅郡で生まれた。
あのロックバンド、ツイストの世良公則の故郷だ。

ぼくが結婚するまでは、戸籍は世羅郡だった。
結婚を機に、母の勧めで当時住んでいた神戸市に移した。

父の父は軍人で満州に行っていた。
結局南方戦線で戦死した。
前に書いたかもしれないが、父は家族と別れて小さい頃から日本に住んで学校に行ったらしい。
祖父の家にいた時期もあったはず。

祖母がよく満州の話をしていた。
父は戦前に満州に行き、家族と過ごしたことを晩年に言っていた。
それまでは、生い立ちの話など一切しなかった。
そういうものかもしれない。

父の親戚は千葉に住んでいた妹だけで、子どもがいなかったので、そっちは縁が切れている。
祖母が亡くなった時に、お経を覚えて唱えていたのを見て、父にそういうところがあったのかと驚いた。
年を取って、信心深くなったのかもしれない。

母の祖父母は神戸に住んでいた。
祖父はぼくが小学校1年の時に胃がんで亡くなった。
夏休みに葬儀があったが、その時の白黒写真が残っている。
祖父母の親戚が集まり、孫のぼくらも入れて、総勢30人くらいが写っている。

祖母は姫路の奥の方の出で、祖父との間に4人の子がいた。
長女、次女、長男、三女の4人。
ぼくは次女の息子になる。

まだ行きているのは三女のおばさんだ。
ついこないだ、そのおばさんが「自分は上の男の子が早逝したので、できた子だ」と言っているのを聞いた。
それまで、母の下に男の姉弟がいたことを知らなかった。

祖父は設計事務所を開いていて、祖母の姉弟がそこで働いていた。
祖母は面倒見が良くて、一番年上の長女だったらしく、下の姉弟を神戸に呼んで祖父の設計事務所で働かせていたらしい。

こないだ百歳を超えて亡くなった大叔父もその一人だったとのこと。
祖母も百歳を超えた長生きだった。

今年のはじめに亡くなって、葬儀に行けなかったので、初盆にお参りに行ってきた。
百歳になっても、毎日歩いていたとのこと。
その大叔父が、ぼくがまだ小学生の低学年のころ、三菱のコルト1500ハッチバックに乗っていた。
運転席に座らせてもらったことを覚えている。

結局、両親はきょうだい以外、あまり親戚付き合いをしていなかったので、ぼくにも親戚付き合いをしている人はいない。
盆や正月に集まるというと、弟の家族だけだ。

ぼくには従兄弟が4人いたが、2人は亡くなっている。
そのうちの一人とは音信不通だ。
結局今でも連絡がつくのは1人だけ。

というわけで、盆や正月に親戚一同が集まるというような家が、なんとなく羨ましくもあり、大変だなと思うところもある。

おかげで考えている墓仕舞いについては、それほどもめずに済む。

これも遺伝なのだろう。




| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 23:51 | comments(0) | trackbacks(0) |
外国人問題
ぼくは、埼玉県の川口市のクルド人の問題について、Xで石井孝明氏のフォローをしていて、それについては石井氏の意見をもっともだと思う。

それに関心を持って以降、犯罪に対する司法判断が、どう考えてもオカシイということを知った。

なかでも、外国人の犯罪に対して、おかしな司法判断が多い。
なぜか、マスコミのニュースではなく、全てネット上での指摘だが…。
フェイクも入っているのだろうが、一部は本当にあったことだ。
それらをマスコミが取り上げないこと自体も、オカシイと思う。

いったい、どういうことなんだろうか。

参政党の躍進について、リベラルよりの立場の人が匿名を条件にこう言ったらしい。

「参政党が伸びた事自体は全く歓迎できないが、無為無策のままほったらかされていた外国人との共生問題に対して何らかの対処が必要だという機運が出てきた事自体は内心歓迎している関係者は、日本におけるこういう課題に関わっている人たちの中に結構いる」

ぼくもそうだと思う。

既得権者の意見に引きずられて、なし崩しに外国人を入れることには反対だ。
日本は島国で、独自の文化を持っている。
そこに全く違う人たちが大量に入ってきたら、どうなるのか。

日本語は難しいから、なかなか流暢に話せるようにはならない。
英語ほど易しくないのだ。
読み書きとなると、本当に至難の業だ。
ぼくらは日本人に生まれて、何の疑問もなく日本語が使えてラッキーだ。

そういう環境の中で、既得権者の古い人達に引きずられて、なし崩しに外国人を増やすのは違うと思う。

日本の若者を雇用すべきだが、少なくなった若者は給料が安いから来てくれない。
だから、安い給料で外国人を入れて、働いてもらう。
おまけに、ひとり雇ったらいくら、という補助金まで出る。

そういう人たちに対する雇用者には、良くないものもいる。
過酷な労働条件で働かされる外国人もいるのだ。
だから、脱走して不法滞在になってしまうケースも多いと聞く。
そういう仕組を作っているのは、国なのだ。

こういうことをなし崩しにやっているのが現状だと思う。
そういうものに関わったことのない人たちには、全くわからない。

ぼくは実際にそういう問題の端っこの部分に関わっている。

そういう人たちは、このことを問題視している人が多い、ということだ。
だから、700万票もの票が集まったのだと思う。

本来なら、与党が進んでこの問題を議論するのが本筋だと思うが、それが全く無く、大所高所からこれについて考える政党がなかったことも、参政党の躍進を招いたのだろう。


| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 23:20 | comments(0) | trackbacks(0) |
ギターとアンプ
バンドの先輩からエレキギターとアンプを譲り受けた。
ギターはフェンダージャパンのテレキャスターカスタムという、オールブラックのもの。
アンプはドイツの会社、Hughes&KettnerのBlue Edition 30Rという韓国製の30Wのソリッドステート。

どちらも先輩が東京に単身赴任している2000年当時に、バンド活動をしていて購入したもの。
こちらに帰ってきて、もう使わないから処分したいということだった。
中古で売りに行けば、5万にはなるだろう。
そういうものを譲り受けるので、加古川まで高級日本酒を買って持っていった。

さすがにずっと使っていなかったというだけあって、ギターは音が出なかった。
これは掃除が必要だと思って、ピックガードを外し、ブリッジの金具も外して、金属磨きできれいにした。

ジャックのところがガタついていたので、それを締め直したら音が出た。
ここはテレキャスの弱点と言われているらしい。

全部もとに戻して、レモンオイルとクリーナーで拭いてきれいにした。
さすがに使っていたときの歴史が残っていて、ボディには打痕などがあった。
歴戦のツワモノとして、貫禄がある。

ネックがきれいなのが嬉しい。
ぼくはメイプルのフレットボードの色合いが好きなので、これは良かった。

フロントピックアップがハムバッキングで、リアがシングルコイル。
珍しい組み合わせだと思う。
フロントのハムはピックアップの高さがボディと一緒くらいになっていて、ちょうど出力のバランスが取れるようになっていた。
なるほど、よくできた組み合わせだ。

音も、普通のテレキャスと違って、フロントにしたときの音が優しい。
シングルコイルのとんがった感じがなく、これはこれでいいと思う。

アンプもクリーンチャンネルとディストーションのチャンネルがあり、どちらも期待通りの音が出た。
ギター教室に持っていって、いずれ中学生が高校生になり、エレキギターを弾きたいと言ったら、使えるようにしておこうと思う。
今でも2人ともエレキが弾きたいと言っているが、余計なことをしたら家で怒られそうなので、自分から持ってくるのを期待している。

そんなわけで、また1台ギターが増えた。
オールブラックのテレキャスターカスタム。
一応、ジャパンとはいえ本家のテレキャスだ。

いつまでぼくのところにいるのか、わからないが、先輩から譲り受けたギターだから大切にしようと思う。




| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 00:36 | comments(0) | trackbacks(0) |
山形屋ののり茶漬け
今週いっぱい盆休み。
盆は電車が混むので、子供らも帰ってこず、ボーっとして過ごす。

長い間お茶漬けを食べてなかったが、もらい物の山形屋ののり茶漬けがあったので、今日の昼食べた。
のりの香りがして、塩味もちょうどよく、わさびをちょっと入れて本当に美味しかった。

こういうものは、本当に美味しく、日本文化に感謝してしまう。

梅干しとか、塩昆布とか、たらことか、そういうちょっとしたものが、貴重なのだ。
ちょっとしたものと言っても、手がかかっている。
材料を取ってきて、味付けし、時間をかけて完成する。

お茶漬けというと、コメをお茶で流し込むので消化に良いことはないが、それでも夏の暑い時にサラサラと食べるのは楽だ。

飲みに行って、〆に頼むことはあったが、家で食べるのは本当にしばらくぶりだった。

あー、生きててよかったと思う瞬間だった。


| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 19:51 | comments(0) | trackbacks(0) |
AIがWebを消滅させるらしい
AIがWebを消滅させるというエコノミストの記事を見た。
たしかに、Web広告で儲けて、そのかわりタダでいろんな仕組みを使うというビジネスは今まで成功してきたが、最近はAIがすぐに答えをくれるから、クリック数が減っている。
それを「Webを消滅させる」と言っている。

つまり、クリック数が減るということは、広告収入が減るということで、その収入で成り立っているコンテンツ関係のビジネスが成り立たなくなるということだ。

一方で、AIは学習にコンテンツを使っている。
コンテンツがなくなると、AIも困るというジレンマだ。

ある調査によると、過去1年で検索エンジンの月間トラフィックは15%減ったらしい。
たしかに、最近はAIが答えてくれると、それを読んで問題は解決することが多い。

それで、旅行の口コミサイトや医療情報サイトの利用者が激減した。
また、プログラマー向けのQ&Aサイトもトラフィックが半分以下になったという。

日経の記事よっても、いろんなWebサービスの利用が、AI検索によって減少している。

それをチャンスと捉える起業家もいるが、生成AIの威力はすごいから、実際に対策するのは難しいように思う。
どうやって、クリックを取り戻すのだろうか。

AIの学習にも関わる問題だから、どうやっていくのか。

難しい問題だ。



| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 22:49 | comments(0) | trackbacks(0) |
祝 関西大会出場
こないだ見に行った、地元の中学校の吹奏楽部が県大会に出るということで、今日は姫路まで見に行った。
チケットぴあで前売りの指定席を買って、最近はチケットを飼うのも難しくなったと驚いたが…。

今日で3年生最後の大会になると思って見ていたら、終わった後保護者の方から連絡があって、関西大会出場とのこと。
送ってもらった成績表を見ると「金賞」と書いてあった。

ギター教室の生徒は練習が厳しい時にボヤいていたが、今日は嬉しかったのではないかと思う。
双眼鏡を持っていって、顔も確認できた。

それにしても、めでたいことだ。
ぼくは吹奏楽は素人だからよくわからないが、聞いていた感じではもっとうまいところもあったと思う。
それでも、選ばれたということはプロの審査員が良かったと言ってくれたということだ。

関西大会は堺で8月30日。

生徒の中学最後の大会はまだ続く。
今週の金曜にはギター教室で会う。

どんなことを話すのだろう…。




| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 23:34 | comments(0) | trackbacks(0) |
参政党のトンデモ
参政党は参院選で躍進したが、彼らの主張は一部に過激なものがあったり、支持者の中にトンデモない意見があったりするのは事実だ。

例えば、

コロナワクチンは殺人兵器。
ガンは戦後にできた病気。
発達障害は存在しない。
日本は農薬が世界一使われている。
お好み焼きやケーキなど粉もんは枯葉剤食べてるのと同じ。
メロンパンを食べたら死ぬ。
自然農法だとしてジャンボタニシを田んぼに撒いた。
波動を転写したとかいう米を買える権利を党員が高額販売した。

などなど。

これを見ると、一種の宗教みたいに見える。

それでも、一定の支持者がいるのだ。

昔創価学会が高価な壺を売って、ご利益があるとか言っていた。
それと同じような図式なのだろう。

こういう言説がありながら、選挙中は「日本人ファースト」が大きく支持されたのだと思う。

日本の利益のために、安価に雇える外国人をとにかく入れてほしい、という一部の人たちやそれを促進する政治家への反対が大きくなっているということかもしれない。

最近留学生の仕事をするようになって、本当にそう思う。
一部の大学は明らかに日本で学びたいという学生ではなく、日本で働きたい、という学生を集めている。
その留学生にも国から補助が出るし、働いたらその企業に補助が出たりする。
そういう仕組を国は推し進めている。

いろんなトラブルが起こっているようだが、これは仕組みが悪いのだ。

技能実習生の仕組みも同じようなことだ。
欧州やアメリカの現状を見ているのに、本気でそれを推し進めていいのだろうか。
安い労働力を求めて、今の仕組みを維持しようとしている。
なんで外国人を雇ったら、補助金が出るのか。
これも結局は日本の若者の就業機会を奪い、利益を守ろうとしている企業や業界の既得権を守ろうとしているのだと思う。

トンデモな話題は多いが、その一点が響いたんだと思う。

そして、そういう思いが大きくなっていると現実を、今の政権に知らしめた功績はあると思う。


| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 23:21 | comments(0) | trackbacks(0) |
兵庫県第三者委員会続報
兵庫県の文書問題の第三者委員会の委員長選出の件について、委員長は第三者とは言えないのではないかというメールを監査課に送って何度かやり取りした。
最後の記事がこれだ。

監査課は結局既得権益側に立って、知事を失職させようとしたのだろう。
こんな組織ではやってられないと思う。
斎藤知事はすごい人だ。

ということで、実はその内容を議員に送って返事を待っていたが、やっぱり忙しいのか見てないのかわからないが、とにかく返答がない。
仕方なく、総務部秘書広報室 兵庫県民総合相談センターというところにメールを送った。
内容は監査課に送ったのと同じ内容だ。
ここはオンブズマン機能を持っているらしい。
どんな回答が来るのだろうか。

兵庫県の役所は既得権に染まっている。
ぼくがオカシイと思っていることに、全く正面から答えず、同じことを繰り返すばかり。
こんな役所では、知事は本当にやってられないだろうと思う。

20年も井戸知事が再選されて、完全に既得権ができた。
議会も癒着して、二元代表制の意味がない。
完全に馴れ合いだ。

日本の地方自治体は、みんなこんな風になっているのではないか。
本来なら、議会は行政のチェックをするのが役割。
その役割がなくなっている。
だから、兵庫県の天下りの問題や、特定の利権が当たり前になったのだろう。

それをズバズバ切っていったのが斎藤知事。
それが役所のもうすぐ定年という役職者や、県庁の建て替えで儲ける予定だった既得権業者などが、既得権益にありつけなくなったのだろう。
まさに、絵に描いたような癒着だ。

80歳を超えて、週に何日か顔を出すだけで、月給50万とか、そんな人達がいた。
そんな人たちは切られて当たり前だ。

そんなお金があるのなら、県民のために使うべきだろう。
そんなことがわからないのだろうか。
税金は自分たちのものとでも思っているのだろうか。

日本中の地方議会が、首長と緊張関係を保ち、行政のやっていることをチェックできるようにしないといけないぞ。



| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 00:12 | comments(0) | trackbacks(0) |
VTuber
COVER株式会社という会社がある。
全く知らなかったのだが、学生がVTuberに興味があるというので調べてみた。
COVERは、VTuberのビジネスをやっている。
従業員数600名規模で、400億以上の売り上げがある。

ぼくはVTuberの存在はキズナアイで知った。
そう言えばキズナアイ騒動とか、VTuberという記事も書いたから、この年齢にしてはVTuberについては知識があった方かもしれない。

学生に、そういえばキズナアイは昔見たことがある、というと「ああ、そういう世代ですか」と言われた。
今はキズナアイは活動停止しているとのこと。
その後、VTuberについてはフォローしてなかったから、事情は全く知らなかった。
フォローをやめたのは、ボイスチェンジャーを使って、中年のおじさんが女性のVTuberをやっていることもある、と聞いて興ざめしたからだ。
でも、知らぬ間にこのVTuberに関するビジネスは、とてつもなく大きくなっていた。

学生によると、このCOVERという会社は海外進出を成功させているらしい。
もうひとつ、ANYCOLORという会社もあって、こちらはわりとライバーの自由な発想(ライブをする人という意味で、ライバーというらしい)でやらせる会社だという。
こちらも400人規模で、400億以上の売り上げ。

学生の解説によると、この2社がVTuber業界の2大巨頭らしい。

VTuberのキャラクターを描く人をママと呼ぶとか、実際には音楽や構成、アニメーションの作成など、いろいろな業界用語がある。
要は、1人ではなかなか続けられないということで、こういう会社ができた。

Youtubeの動画だけでなく、3Dのアニメーションのライブなどのリアルのイベントもある。
もちろん、Youtubeライブもあるので、そこでお金が生じる。
Youtubeだけでは儲からないので、グッズの販売もやりだした。
これがバカにならない儲け。

宝鐘マリンというVTuberはCOVERに所属しているのだが、こういうプロフィール。

「宝鐘マリン
Houshou Marine
「Ahoy! 宝鐘海賊団船長!宝鐘マリンです〜!」「ヨーソロー」

宝石、宝、お金が大好きで、海賊になって宝を探すのが夢。海賊船を買うのが目標で今は陸でVTuberをしている。
(ようするには今はただの海賊コスプレ女)お姉さん風にふるまい、小悪魔的に誘惑したりからかったりしてくる。
小悪魔的エロティックな魅力を持つ色気のある女上司。しかも若い!(大体17歳)」

このタレント?の誕生日限定グッズがなんと16720円で、なんと数日が完売。
昨日見たときにはもうSOLD OUTになっている。

このVTuberは一体何が資産なのかと聞くと、「声」だという。
まあ、確かに声は大事だ。
でも、アニメーションを作ったり、音楽を入れたり、モーションキャプチャーをしたりする人たちがいなかったら出来ないのは事実。
それでも、そのキャラの声が大事だという。

だから、日常生活でもあまり外で話さないらしい。
コンビニの店員がファンだったら、声を聞いてわかるからという。
そんな、ちょっと話したくらいでわかるのか?と聞くと、毎日動画を見て、声を聞いているのだから、推しの声は絶対わかる、と断言していた。

エライものだ。

今は海外進出のために、英語ネィティブのライバーを日本で住まわせるということもやっているという。
感心した。

こういうアニメ絡みのビジネスは日本の強いところ。

COVERのホームページを見ると、

「日本で生まれたVTuberは、世界中で視聴される文化となり、その規模は配信に留まらず、IPを活用したメディアミックスまで拡大しています。
そしてこの文化をさらに多くの人たちに親しんでもらうには、様々なジャンルのクリエイターと共創し、優れたコンテンツ性を追求しつつ、我々の強みを活かしながら、VTuber体験そのものを拡張していくことが重要です。」

と書かれている。

まさにその通りだ。
こういうオタッキーな文化を拡大し、ビジネスに広げていく。
日本も捨てたものではない。

ホームページの文句。

「VTuberは、キャラクターIPとしての側面を持つ独自性から、多様なメディアミックス展開が可能です。
各VTuberの影響力の高まりによって、その規模は名だたるIPの規模を考えると今後大きな可能性を持つ領域であり、我々もマーチャンダイジングやライセンス/タイアップの領域に先行投資を行い、日々開発に取り組んでいます。

日本で生まれたVTuberは、世界中で視聴される文化となり、その規模は配信に留まらず、IPを活用したメディアミックスまで拡大しています。
そしてこの文化をさらに多くの人たちに親しんでもらうには、様々なジャンルのクリエイターと共創し、優れたコンテンツ性を追求しつつ、我々の強みを活かしながら、VTuber体験そのものを拡張していくことが重要です。」

学生のおかげで、新しい世界を知った。



| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 21:01 | - | - |
男たちの旅路3
ケーブルテレビでオンラインの番組表で、やっているのを見つけた。
もう何度目かになる。
過去に何度か、このブログにも書いている

今回やっていたのは第4部。
吉岡司令補(鶴田浩二)が根室で暮らしていて、陽平(水谷豊)が東京に連れ戻しに行ったところから始まる。
何と言っても、このシリーズは岸本加世子が出ている。
清水健太郎の妹役。
この頃の岸本加世子はコケティッシュで大ファンだった。

今日は第1話を見たのだが、やはり鶴田浩二の特攻で死ななかったという役どころは重い。
そういう世代の俳優だ。
ぼくはヤクザ映画はあまり見ないが、この男たちの旅路での役は本当にいいと思う。

折しも原爆の慰霊祭関連で、風化させないなどという議論が毎年出るが、本気で言っているのだろうか。
戦争の記憶というのなら、被害の記憶ばかりでなく、加害の記憶もあるのだ。
でも、マスコミの言っているのは被害の記憶ばかり。
お涙頂戴のものばかりだ。

本来なら、どうして戦争を始めたのか、何を望んでいたのか、なぜ満州を侵略したのかなど、そういう考えをもう一度思い出すことが大事なのだと思う。
それなら、風化させてはいけない。
何度か書いたが、被害者意識だけ風化させてはいけないというのはオカシイ。

話がそれたが、このドラマを若い人が見たらどう思うんだろうか。

このドラマはずっと残してほしいと願う。




| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 23:26 | comments(0) | trackbacks(0) |
リーガルサーチ
AIが出てきた時に、士業の仕事は大幅に置き換えられると思っていたが、もう始まっている。
Facebookでリーガルサーチというサービスの宣伝を見た。

これは「業界最大級の4,000冊超の法律書籍、判例、法令、ガイドライン。司法試験満点水準※の「法律特化のリーガルリサーチAI」を搭載し「質問」や「知りたいこと」を入力するだけで、信頼できる情報へ瞬時に辿り着けます。」というサービス。

リサーチに要する時間を1/10程度にできるという。

「法律特化のリーガルリサーチAIにより、1クリックで書籍・判例等の法情報にアクセス。根拠となる参照元を明記した上で、要点をまとめます。」

弁護士事務所はもちろん、大きな会社の法務担当などの導入事例がある。
確実に人の仕事を奪っていくだろう。

もう一つ、リーガルオンというサービスもある。
これはリーガルオンアシスタントに話しかけるだけで、複雑な法務業務を自律的に解決するという。

「このかつてないシンプルな体験が、法務の未来を拓きます。」

という宣伝文句。

こんなのは序の口だろう。
AIは24時間勉強できるから、すぐに賢くなる。
人間が使い始めることで、どんどん解決できるケースも増えるだろうし、知識も増えていく。

日本の法律は特に基本的なことしか書いてない事が多く、実際は法令や政令で決めているところもあるので、専門家でないとなかなか扱えなかった。
それでも、それに長けたAIが出てくると、軽く人間を超えてしまう。

既に、Youtube上には山ほどAIが作った音楽が流れている。
24時間、作り続けることもできるのだ。

クリエイティブな仕事も、地道な法務の仕事も、AIに変わっていく。

若い人たちは、これから何をすべきか、よく考えないといけないぞ。



| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 21:36 | comments(0) | trackbacks(0) |
コメの輸出
今朝のニュースで、ようやくコメの増産、輸出という言葉が出てきた。
とても遅かったと思うが、それでもそういう方向に行くというのはいいことだ。

どうして農水省というところは内向きなのだろう。
コメを守るというが、最大の防御は攻撃だという、当たり前のことをようやくわかったということだ。
大規模化とかスマート農業とか言っているが、それをするためには株式会社の参入を許すべきだろう。
コメ農家の高齢化はどんどん進んでおり、おいしい日本のコメはきっと海外でも引く手あまただろうと思う。

今回、初めて輸出という言葉が出てきた。
何とか農業をよみがえらせてほしい。

それにしても、日本の高度成長は主に大企業が引っ張ってきたのだと思う。
日本は基本的に自由貿易の姿勢だし、外資と戦わないと生き残れない。
そういう厳しさの中で、自動車や家電、半導体、コンピューターなどが成長した。

それでも、中国が市場に参入してきて、大きく負け越した。
残っているのは自動車だけで、他は青息吐息。
家電はメーカーはいくつか残っているが、ほとんど中国や東南アジア製だ。

生き残るために、安い労働力を求めて、海外に出て行った。
おかげで、日本の企業のグローバル化は大きく進んだのは事実。
企業の生き残りは戦いなのだ。

それに比べて、国内で閉じている役所や農業、漁業、林業などの第1次産業は全く進んでいない。

今回やっとそこに光が差した。

この動きは続けるべきだ。



| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 20:02 | comments(0) | trackbacks(0) |
さとうさおり2
こないだ書いた、さとうさおり氏の動画をいくつか見た。
生い立ちを話しているものもあった。

千代田区にこだわって、2023年に区議選にNHK党から出て落選、23年に衆議院東京1区から出て落選、そして、今年の2月に千代田区議選に出て落選、という政治家歴。
今年の都議選でついに当選した。

この人見るからに頭が良さそうだが、本当に苦労をしている。
茨城県の生まれで、4人きょうだいの末っ子。
行きたい高校には電車通学がお金がかかるので、行けなかった。
自転車で通える近所の高校に行って、高卒でアルバイトをしながら予備校に通って、公認会計士と税理士の資格を取った。

大手の監査事務所で働き、富裕層(年収100億以上)の顧客担当のチームに入ったという。
独立して会計事務所を開業して、現在に至っている。

この人が、都議会のことをいろいろと発信しているのだが、無所属1人会派は虐げられているのがよくわかる。
同じ都民から付託を受けて議員をやっているのに、大政党の権利は大きい。
機会の平等さえ与えられない。

支持者たちが都に訴えて、少しだけ改善されたという。
ぼくもファンになった。

丸い眼鏡がよく似合う。

彼女のような議員が増えれば、少しは政治も変わるだろう。


| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 21:57 | comments(0) | trackbacks(0) |
バンド練習
今日はバンドの練習日。
いつものように、3時間スタジオに入った。
途中何度か休憩を挟まないと、疲れる。

今回は新曲を1曲やった。
サン・フランシスコ・ベイ・ブルースだ。
エリック・クラプトンのバージョンでやった。

メジャーのブルース。
曲調は明るいが、悲しい別れの歌。
この悲しい内容を、メジャーなメロディにのせて歌うというのが何とも言えない。
ぼくらは英語のニュアンスはわからないが、どんな気持ちでネイティブの人は歌っているのだろう。

この歌は歌うのが難しい。
歌詞がどう考えても字余りになる。
theをザなどと発音していない。
聞こえるか聞こえないかくらいの音なのだろう。

次までに英語の発音を練習しようということになった。

その他はずっとやっている曲。
だいぶ曲に慣れてきた。

なんとなく、バンドらしくなってきたような気もする。

また頑張ろう。



| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 23:32 | comments(0) | trackbacks(0) |
暗順応
このところ、明るいところから暗いところに入ると、目が見えなくなる。
完全に見えないわけではないが、周りの様子はわからないから、困るのだ。

暗順応がうまくいかない、ということで今日眼科に行って診てもらった。
68年も使ってきた目だから、相応に悪くなっている。
老眼の進みも早くなったからなあ。

眼科に行って、視力の検査や眼底の写真を撮って診てもらった。
特に、眼科の診断としては暗順応が遅いということに関しては気になるところはない、ということだった。
黄斑性のナントカがあるので、経過観察しましょう、ということだった。

光を目に当てて、目の絞りの追従も診てもらったが、暗順応は加齢もあるので、仕方ないという感じ。

ぼくは目だけはわりと良かったのだが…。

こないだ吹奏楽のコンクールを見に行った時に、ホールに入るところで暗くなるのだが、そこに入った時に周りが全く見えなくて困った。

西日の中で運転していて、眩しくて前が見えないこともあった。
明順応も遅いのだ。

少しずつ、性能が落ちていく身体のパーツ。

もう何ともならないという事実に慣れないといけない。

それが老化というものなのだろう。


| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 20:53 | comments(0) | trackbacks(0) |
ZEV規制撤回
ZEVというのはZero Emission Vehicleのこと。
要は電気のみで動く自動車ということだ。
とりあえず、走行中のCO2は出ないから、ゼロということになる。

これはアメリカでも一番厳しい、カリフォルニア州が作った規制。
ホンダなどはアメリカでの販売比率が高いから、これを考慮してEV化を進めるなどと言っていたのかもしれない。
今はカリフォルニアを含め民主党系の州を合わせて10州程度が採用している。

これがトランプ政権が目の敵にしている「気候変動」を抑止する活動の一つということだったが、これを撤回するということを連邦政府が決めた。
カリフォルニア州は提訴するということらしいが、少なくとも共和党政権が続く限りは、撤回するということになるのだろう。
アメリカの法律はよくわからないが、州の法律を連邦政府が変えることができるのだ。

元はといえば、ディーゼルを推していた欧州勢がコケて、いきなり電気自動車に突っ走り、ZEVが現実的になりかけた。
そうでなければ、もう少しゆっくりした規制になっていたと思うが、欧州勢がEVに舵を切ったのも要因だろう。
もともと、EV化に関しては資源やコストの問題、それをブレイクスルーする技術の問題などがあって、関係者は無理だと思っていた(はず)。

ところが、気候原理主義の強いカリフォルニアでZEV規制ができてしまった。
アメリカにはテスラという電気自動車しか作らないという会社があったから、それでアーリーアダプター(新しいもの好き)や気候原理主義者たちが、これからはテスラの時代だ、ということで悪ノリした。

そこに中国の自動車メーカーが出てきて、ガソリンエンジンではなくモーターで走る車を作って安値で売り込んできた。
もともと気候変動は全て人間の活動のせい、などということを信じていない共和党のトランプ大統領だったが(ぼくもそうだ)、とにかく自国の産業を守るということもあって、ZEV規制をやめることになったのだと思う。

現実的な選択だ。
再エネを使い、自動車をZEVにするなどということは、エネルギーや資源の無駄遣いになるからだ。
もう少し研究し、技術が確立してからでないと、無理だろう。

欧州でも揺り戻しがあると思う。

早速ホンダが方針変更して、ハイブリッドに力を入れることになった。

でも、また民主党が政権を取れば、ひっくり返るのかもしれないが…。




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