考えたこと2

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議事録作成マシン
「自動文字起こしボイスレコーダー」というのが出た。
このレコーダーで録音したら、データーはWIFI経由でクラウドに送信され、AIが自動でテキストデーター化するという。
それを専用アプリでスマホで受信できるというものだ。
もちろん、スマホでなくても、パソコンでもいいのだろう。

こういうのを作るのが、日本らしい。
アメリカや中国の会社なら、そういうアプリを作っていきなりスマホでやると思う。
でも、日本人は専用機を作りたいのだ。

ワープロ専用機がそうだった。
オアシスとか、書院とか、パソコンによる文書作成が一般的になる前、日本では一世を風靡した。
ぼくも1台持っていた。
2行だけ、モノクロの液晶で表示できる。
90年代だったかな。

いろいろと進化を遂げて、当時のパソコン並のカラーディスプレイを備えるものも出た。
ネックはネットワークに対応していなかったことだ。
フロッピーでデーターを移動はできたが、結局パソコンの能力が上がって駆逐された。
よくできた電子タイプライターだった。

このボイスレコーダー、スマホで完結できるのに、わざわざ専用機を仕立てた。
どれくらい売れるんだろうか。

ワープロ専用機は、90年代当時まだパソコンの能力が低く、ネットもインフラになっていなかったから、一時は流行ったが、今はネットもあるし、スマホもある。
ガラパゴスというか、意味がわからない。

開発側は、ボイスレコーダーが使いにくいというアンケート結果を出して、それを解決すべく作ったと言っているが…。

中核の機能はスマホのアプリだろう。

本体が19800円でクラウドの利用料が毎月1時間までのテキスト化なら無料だという。
30時間以内なら月額980円。

まあ、端末を売って儲けようということだろうなあ。

ほんとに売れるんだろうか。




| | 考えたこと | 22:40 | comments(2) | trackbacks(0) |

コメント
時代の進化はすごいですね。
スマホに早口で話しかけてもかなりの精度でテキスト化してくれますものね。

2行表示のワープロは1980年代前半からありました。
http://museum.ipsj.or.jp/computer/word/index.html
↑ここにはCANONがありませんが、
私がCANOWORDの仕事を始めたのが1983年秋でした。
http://itonokai.com/300_index/315_canon-tsushin/007_wa-puro.html
| SA | 2020/11/25 8:32 AM |

ということは、私が2行表示のワープロを買ったのは80年代だったんですね。けっこう遅かったと思いますから、80年代中半でしょうか。
キャノワードはその後モノクロで製本ができるようなワープロになりましたねぇ。
インテルは入ってなかったと思いますが、モトローラのCPUを積んで、すごく高度なことまでできるようになっていきました。
今から思うと、パソコンとワープロ機の分かれ道でした。
| suzy | 2020/11/25 11:11 PM |

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