考えたこと2

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ロング・トレイル
ロバート・レッドフォード主演の映画。
ニック・ノルティが助演でいい味を出している。

1936年生まれのロバート・レッドフォードはもう80歳になる。
若い頃の面影はもうない。
「明日に向かって撃て」でサンダンス・キッドの役をしたのが1969年。
ぼくがそれを見たのは、3本立ての映画館で、封切りから1,2年後だった。

その後何本か主演作を見たが、今回は本当に年をとったと思った。
そういうオジンの映画だから、それでいいのだが…。

役柄は年老いた旅行作家。
もう引退と思っていたが、アパラチア山脈の縦断であるアパラチアン・トレイルを思い立つ。
全体の距離は3500キロ。
妻は一人で行くのはダメだという。
電話をかけまくったが、友人は誰も行かない。
みんなに断られた時に、電話をかけていない友人から電話があり、オレと一緒に行こうという。
若い頃一緒に旅したことはあったが、かなり年をとっており、無理かと思っていたが二人で行くことになる。
そして、山道を歩き始める…、というストーリー。
さすがに、3500キロのトレイルだから、途中町にも泊まる。
アメリカは広い。
毎年2000人ほどが挑戦し、成功するのは10%程度らしい。
この2人もいろいろなトラブルに見舞われ、それを乗り越えていくのだが…。

こういうロードムービー(旅の物語)はいい。
友人役のニック・ノルティはまだ75歳だが、ちょっと太っていて、顔のしわは少ないが、レッドフォードよりは歩くのがしんどそうだ。
本当に山道を歩いているのだが、見ていて心配になる。

人生という旅は、いくつになっても続くという希望が持てる。

最後に主人公がワープロを前に、"A Walk in the Woods"と打つ。
ずっとこの旅の本は書かないと言っていたが、きっと思うところがあったんだろう。

そういう映画。

あの二枚目のレッドフォードも年をとる。
年を取ってもスタイルを維持しているし、元気だ。
でも、80歳。

老いということについて考えさせられる映画だった。


| | 映画・舞台 | 00:04 | comments(0) | trackbacks(0) |

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