考えたこと2

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認知症予防
こないだ、NHKラジオの文化講演会で認知症の事をやっていた。
パソコンで録音して聞いた。

それによると、認知症は脳の中にアミロイドβというものが重合してたまることが原因だと思われてきた。
たまることによって、エピソード記憶や短期の記憶、物事の手順などの記憶が保持できなくなる。
しかし、最近の研究でアミロイドβがたまっても、発症しない人もいることがわかった。
それらの記憶障害の予備能力が高い人は、アミロイドβが増えても問題がない、ということだ。

認知症は40歳位から20年、30年をかけて発症するため、そのあたりの因果関係がはっきりしていない。
薬の効き目も、もうすでに発症した人に使うと効き目がないものもある。
しかし、問題は誰が発症するかわからないということのようだ。

たいがいの人は年をとってどうなるのがイヤかというと、寝たきりになるのがイヤ、というのが一番に来る。
そらそうやなあ、といって聞いていると、二番目にはボケるのがイヤだという。
正確に言うと、ボケ始めて、ボケきるまでの間が困るということだろう。
ボケてしまったら、本人はもう何ともできないからだ。

巷のニュースなどによると、認知症は家族の顔がわからなくなったり、服の着方がわからなくなったり、トイレの場所がわからなくなったりするらしい。
それによって、家族や回りの人たちに迷惑をかける。
最終的には本人が家族に迷惑をかけているのもわからなくなるらしい。
徘徊して、行方不明になる人もいる。

記憶のなくなり方は、まだらになって進行するという。
思い出す日があったり、思い出さない日があったり…。
だんだんと思い出さない日が増えて、最終的には全く忘れてしまう。
それがなくなるのか、忘れているだけかはわからない。
そのまま最後は死んでしまうのだろう。

研究によると、40代、50代から始まっていて、70代で発症するのが多いということらしい。
やっかいなのは、本人も始まっているのかどうかがわからないことだ。
病気が非常にゆっくり進行するので、対策が難しいのだ。

今確実に予防として効果があると言われているのは運動だ。
運動をする人は認知症になりにくいらしい。

そして講演会で話していたのは、学習の効果だ。
学習をすると、脳のネットワークが構築されて、予防になる(かもしれない)という。
新しいことを知る楽しみは、いいことだ。

そういえば、公文(くもん)が同じようなことを言っていた。
公文式のプリントで計算や漢字のドリルをすると予防になるらしい。

人と話をすることも脳を刺激する。
老人ホーム向けのロボットは人の顔を識別し、声をかけてくれるらしい。
今日トヨタがそういうコミュニケーションロボットを販売すると言っていた。
そういうロボットが進むと、認知症も減るかもしれない。
ペットもある種コミュニケーションできるからいいんだろう。

そして、ずっと元気でいて、そこそこの年齢で死ぬというのが理想的。

人それぞれ、目標は違うだろうが…。


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