考えたこと2

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AIoT
こないだ発表されたトヨタのコミュニケーションロボットの「キロボミニ」はインターネットとつながったモノだ。
スマホのアプリを経由してインターネットとつなげないと、使えない。
ブルートゥースという近距離の通信と、WiFi、スマートフォンなどのインフラがそろって、はじめてキロボミニが使える。
これこそIoT(モノのインターネット)だろう。

これから出てくるであろう製品は、多かれ少なかれそういう機能を持つものが増える。
そこにAI(人工知能)がひっついて、AIoTという言葉ができた。
作ったのはシャープ。
最近はちょっと調子が悪かったが、ロボット型携帯電話「RoBoHoN」がそのAIoTの一つだという。
たしかに、RoBoHoNは常時インターネットにつながっており、人間とコミュニケーションが可能だ。
キロボミニにスマホを内蔵したようなものになる、というか、RoBoHoNから通信機能を外したものが来ロボミニというべきか。
もちろん、RoBoHoNは自分で動くし、プロジェクタも内蔵しているから、だいぶ高機能。
値段はRoBoHoNが20万ほどで、キロボミニが4万弱だから、それなりになる。

RoBoHoNは人と会話ができるAIと、それがインターネットにつながっているというIoTが結びついている製品、ということだ。
そういう意味ではAmazonがアメリカで販売している据え置き型の「Amazon echo」という製品もそのジャンルになる。
これは、マイクとスピーカーが付いていて、対話しながらインターネットのサービスを使える。
ムリに人間型にしないところが面白い。
アメリカではそちらが行き方が自然なんだろう。
でも、日本ではどうしても「対話する相手」は「人」でなければならない。
モノと会話するなど、味気ないと思ってしまう。
日本では一般的にロボットというと人間型を想像するが、アメリカでは違うんだと思う。

ドイツは元祖IoTの国だが、ボッシュという家電もやっているメーカーが、いろんな家電にWiFiを内蔵した新製品を出したりしている。
冷蔵庫なら、内蔵カメラで中の様子を確認し、野菜がインターネット経由で注文できたりするらしい。
セットしておけば、自動で注文できるようになると、これもAIoTになる。
どこまでいくねん?という感じだ。

2020年代には、本当にいろんなものが人工知能とインターネットを前提で作られるようになるだろう。
いちいち製品に内蔵しなくても、インターネットにつながったらAIが使える。

そうなると、無線LANやセキュリティをよほどしっかりしないといけないだろう。

でも、冷蔵庫が「今日はジャガイモとニンジンとタマネギがありますから、カレーをしてはどうですか?」と喋って、電子レンジが連動して「ではまずジャガイモの皮をむいて…」などと指示する時代が来るんだろうか。
日本は少子化で、働く人を増やさないといけないし、高齢者が増えるから、家事は考えなくてもできるようになることはいいことかもしれない。

まさに2020年代はAIoTの時代になるだろう。

何となく、割り切れないものは残るが…。

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