考えたこと2

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Leet
最近英語の前置詞である"to"を2で置き換える英語の略語が増えた。

就職関係でよく使われるのがB2B、B2Cというような言葉。
B2Bは企業対企業の仕事で、B2Cは企業対個人の仕事という意味で、BはBusiness、CはConsumerを表している。
ぼくはずっとBtoB、BtoCと書いていたが、ネット上では"to"を2で書く。
こういう略し方は英語で"leet"と呼ばれるらしい。
Wikipediaに載っていた。

それによると、「leet(リート、1337、l33t)は、主に英語圏のパソコン通信や、インターネットの電子掲示板などで使われるラテン文字の表記法である。leet speak(リート・スピーク)とも呼ばれる。
「leet」は、「elite」(エリート)が「eleet」に変化し、さらに語頭の「e」がとれてできた俗語である。日本では「ハッカー語」と呼ばれることがある。」と書いてある。

ラテン文字を使う英語などで、単語の一部を似た発音の文字や形が似ている文字で置き換えたり、そこから一部を取ったりしてできたものらしい。
"leet"が1337になるのは、数字の1や3や7がアルファベットのLやEやTに似ているからだろう。
"to"が数字の2になるのは発音が似ているからだ。
"for"を4で表すというのもある。
"you"を"u"で表すのもありだ。
まあ、覚えてしまうと簡単なのだが、3とEは左右が逆だったりするからわからない。

なぜそんなことをするのかというと、「leet は遊び心で行われる他に、警察や著作関連機関あるいは初心者(ニュービー)などの検索を回避する目的で使われることもある」とある。
主に遊び心なんだろう。
日本でもネットスラングはたくさんあって、その世界にいないとわからない。

leetはハッカー英語とも言うらしい。
ハッカーという言葉も当初は悪い意味だったが、今頃はいい意味でも使われる。
もともと、コンピューターの世界に詳しく、高い技術を持った人という尊称ということだ。

コンピューター犯罪を犯すものを追いかけ、捕まえるためには相手を上回る技術を持っていて、デイスプレイを前にキーボードを叩いて相手の先回りをして、リアルワールドで捕まえるという正義の味方が「ハッカー」という感じ。
英語で言うとかっこいいという意味の"Cool"になるんだろう。

最近のアメリカのドラマにはよく出てくる。
たいがい、ネクタイをしたスーツ姿ではなく、カリフォルニアなら半パンにラフな半袖シャツという感じだし、東海岸でも個性的な格好で描かれる。

ぼくは、そういう少し体制から外れたかっこよさが好きだ。
以前読んだ「ハッカーと画家」を思い出した。

日本でもどんどんそういう意味でのハッカーが生まれてほしい。

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