考えたこと2

2024.9.24から、今までhttp:で始まっていたリンクが、https:に変わります。申し訳ありませんが、リンクが見られないときは、httpsに変えてみてください。
CALENDAR
<< November 2025 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>
+SELECTED ENTRIES
+RECENT COMMENTS
+CATEGORIES
+ARCHIVES
+PROFILE
+OTHERS
佐渡練2025
今年も佐渡練の時期になった。
6回のレッスンを受けて、佐渡練そして来週末が本番。
去年と同じく、立命館の茨城キャンパスのホールでやる。
3クラスまとめてなので、1000人の規模。

佐渡裕もだんだんと年を取ってきたのか、第九の歌詞の説明が主だった。
毎年恒例の男声合唱のところは、最前列で肩を組んでやる。
でも、今年は何となくスピリチュアルな練習だった。

歌詞の意味から、こう歌わないといけないという感じ。

それでも関西の人だから、笑わしながら進めていく。

こういう練習を10回ほどやって、来週が本番。
いよいよ、今年も終わり。

毎年、12月の初めに「蛍の光」を歌う。
第九の合唱が終わって、締めの曲だ。
あれを歌うと、もう年の暮れだと実感する。

さあ、今年はどんな合唱になるだろうか。

| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 17:56 | comments(0) | trackbacks(0) |
地方公務員法違反
Xのタイムラインに兵庫県の情報を教えてくれている人たちが出てくる。
その一つに、県職員が記者に情報を漏らしている、というものがあった。
前から、井戸県政に慣れ親しんだズブズブの職員がいるとは思っていたが、ここまでとは思わなかった。

こないだ、関学で講義をした知事に、いつものつきまといの活動家たちがついてきている動画があった。
知事がどこでオンライン講義をするのかは公開していなかったらしいが、ちゃんと活動家たちは知っていたようだ。
誰かがリークしたのだろう。

よく知事もやっていると思う。
県の職員が県民から選ばれた知事を売る、というのが本当なら罪になるはず。
民間なら罪にはならない(解雇はあるかもしれない)が、公務員には法律がある。

地方公務員法第34条(秘密を守る義務)
「職員は、職務上知り得た秘密を漏らしてはならない。その職を退いた後も、また、同様とする。」

明らかに秘密を漏らしているので、犯罪だ。

そういう職員がおそらく上層部にたくさんいるのだろう。
公務員の風上にもおけないやつらだ。

Xのツイートでは職員の裏切りの情報はたくさんあるとのこと。
ここまで腐っているとは思わなかった。

文句があるなら、県庁内で言えばいい。
それなら罪にはならないだろう。

知事は県民のために働いているのだ。
それが気に食わないというのなら、辞めればいいのだ。

本当にこういう組織を率いてやらねばならない知事は気の毒だ。

もちろん、活動家も悪い。
それを取り締まるべき警察もどうも「言論の自由」に弱い。
あれが「言論」に当たるのかは不明だが…。

しかし、法律を堂々と破っている職員は罪に問うべきだ。

そんなことでもやらないと、この問題は収まらないと思う。




| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 21:33 | comments(0) | trackbacks(0) |
捨てられないKindle
実家じまいをしてもう3年。
その時に実家にあったもので持ち帰ったものはほとんどが本。

母の洋裁の道具がたくさんあったが、リサイクルしてもらった。
あとで母が洋裁を教えていた生徒さんからハガキをもらって、その人にあげたらよかったと後悔した。

3年経っても、跡地がどうなったかは見にいけない。
当初は弟にまた見に行って写真でも送ろうと思っていたのだが…。

今になって、持って帰った本(ほとんどは推理小説やエンタメ本)は果たして読めるだろうかと思っている。
仕事を辞めたら読もうと思っているのだが…。

西村京太郎や今野敏なんかが多かったと思う。
持って帰って、整理もせず部屋に積んでいる。

母は新しいものが好きだった。
機械音痴の父と違って、パソコンも使いこなしていた。
おばさんがやっていたNPOの縦書きの連句集も自分で作っていた。

AmazonのKinnleが出たときも、欲しいと言って注文した。
結局は紙の本が良かったみたいだが、だいぶ電子書籍も買っている。
それが全部母のKindleに入ったまま残っている。

長男が当時読んでいたあさのあつこの本を買って、結構面白いと言って、何冊も買って入っている。

新しい本を買うことはできないが、そのまま読むことはできる。

こういうのは捨てられない。



| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 01:29 | comments(0) | trackbacks(0) |
後悔の人生
今年は暮れるのが速い。
あっという間に12月を迎えようとしている。

若い頃は光陰矢の如しという言葉は感情的に理解していなかったが、この年になるとよくわかる。
こないだ、今年の個人的なニュースはどんなのがあるか、ということを考えたが全く出てこない。
毎週のルーチンワークで過ごしているだけだ。

その中で、何かあっても、毎日のことなので取り立ててニュースにはならない。
ギターを習いに行ってもう20年、教え始めて4年経つが、もう試行錯誤はなくてこなすだけという感じ。
それが年を取るということなのだろう。

それにしても、最近何かあれば過去のことを思い出すのだが、思い出すのは失敗ばかり。
なぜかいいことは思い出さない。

あの時こうしておけばよかったとか、なぜあの時こうしたのか…、そんなことばかり。
もう人生の総まとめの時期に入っているのだろうか。

毎年そういうことが増えてくる。
たしか、前にもこんなことを書いた気がする。

もうやるべきことはやったように思う。

生きる意味などもともとないし、人生は暇つぶしだ。
キャリアに関わって、20年近い。
でも、そこには答えはないと思う。

仕事柄、若い人たちと話をするが、彼らの将来はどうなるんだろう。

そんなことを考えながら、自分を振り返ると、失敗を思い出す。


| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 23:17 | comments(0) | trackbacks(0) |
健康診断
もうすぐ今年も健康診断の日が来る。

以前の職場で、健康診断の前になると節制して、いい結果を出そうとする人がいた。
そんなことをすると診断にならないから、やめたらいいのにと思っていたが、何となくそれがわかるようになってきた。
悪い結果が出ると、それを矯正すべく何かしないといけなくなるからだ。
どうしても、意に沿わないことをやらないといけなくなる。
それがめんどうなのだ。

ぼくが生まれたころの男性の平均寿命は64歳ほど。
老衰での死亡率が67%だ。
病気が見つかる前に死んでいくから、67%が老衰死になる。

この比率はどんどん下がっている。
長生きになったからだ。
今は老衰で死ねる率は20%ほどらしい。

今は男性の平均寿命は83歳。
20年も伸びた。
でも、健康寿命は73歳。
もうあと5年ほどだ。
そこから先は病気になる人が多い。

もちろん、人によって元気さは違うが、統計的にはそうなっている。

結局、高齢者の悩みは「いつ死ぬか」ということになりそうな気がする。
「いつ死ねるのか」という言い方が正しいかもしれない。

人生には終わりが来る。
終わりよければ全てよし、というが…。

どう死を迎えるのが「よし」なのか、それが問題だと思う。


| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 00:44 | comments(0) | trackbacks(0) |
第九の最終練習
先週の日曜日に今年の第九の練習が終わった。
守口の会館に来るまで参加。
加藤先生は以前の大阪ではまだまだだったが、歳を重ねてだいぶ上手になった。

最後の練習時には第4楽章で立つ練習もした。
立つところは決まっていて、第4楽章の喜びの歌のテーマの直前。
ティンパニが乱打するところ。

会場に行ったら、そこで照明が点灯するのでわかるのだが、音楽だけで立つ練習だ。
みんなが立つので、そこで立ったらいいのだが、一番前に座っている(ということは、練習に気合が入っている)男性4人が明らかに遅れて立った。
以前の加藤先生なら、うまく突っ込めなかったと思うが、今回はすかさずツッコミを入れた。
みんな爆笑。

「どうしたん、お父さん4人」という見事なツッコミだった。
ぼくらは毎回前の方に座るのだが、そこから見ていると、ほんとに「どうしたん」という感じだった。
関西の練習では、そこそこ笑いを取らないと一人前とは言えない。

以前梅田でやったときはもっと真面目だった。
でも、だんだんと人間ができて、そういうツッコミも言えるようになったということだ。

どれくらいの講師料をもらっているか知らないが、それに見合うツッコミだった。

前半はゲストとコラボのハナミズキで、後半は通して2回歌った。

いい練習だったと思う。
来週はいよいよ佐渡裕の練習。

いよいよ終盤だ。




| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 20:43 | comments(0) | trackbacks(0) |
大阪の焼肉屋
大阪の焼肉屋のアルバイトをしていた留学生がいる。
過去形になっているのは、今はやめたからだ。

やめた理由を聞くと、36人の焼肉屋で34人が海外の人で、店長もそうだという。
日本人が2人だけということで、お店にいても日本語を使うことがほとんどないからということだった。
まことに、正当な理由だ。
せっかく日本に留学に来て、日本語をマスターしないと意味がないということだ。

しかし、9割以上の従業員が外国人だという焼肉屋で、お客さんは外国人が多いのかと聞くと、そんなことはないという。
日本人もたくさん来るとのこと。

留学生曰く、従業員の日本語はそれほど上手ではないというから、それでお店は大丈夫なのか、と聞いた。
そうすると、注文はタブレットだから大丈夫とのこと。

なるほど、そういうことか。
アルバイトがやるのは、席への誘導と最初の説明、料理の片付けがメイン。

最近増えたタブレット注文の店。
アルバイトの数を激減できる。
今の若い人たちはタブレットに慣れているので、なんの問題もない。
タブレットの操作が苦手な人は、そういう店には寄りつかないのだろう。

そもそも外国人にとっては、タブレット注文の方が親切なのかもしれない。
メニューに解説も入っているからだ。
外国語での表示もできる店もある。

そんな風にして日本はグローバルになっていく。
観光客向けの対応だ。

ぼくが学校法人に転職したのが2004年。
それから、海外とは縁が切れた。

その当時は、外国に行ってもそんなことはなかった。
今はどうなっているんだろう。

80年代にフランスに出張した時、ピザ屋でメニューが全てフランス語で辞書(もちろん紙の辞書)を調べたが、「水夫の食べ残し」とか「ピザ・ソフィアローレン」とかわけのわからない名前で、ウエイトレスに聞いてももちろん英語など通じないし、一かばちかで決めた覚えがある。

そんな経験はもうできなくなるだろう。

でもそれはグローバリゼーションではない。
今ではその国の言葉が話せなくても外国人が仕事ができてしまう。

これからどうやって多文化共生をやっていけばいいのだろうかと思う。

| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 20:18 | - | - |
鬼滅の刃好調
こないだアメリカのS.W.A.T.というドラマを見ていたら、中で「鬼滅」が出てきた。
別のドラマで出てくるくらいだから、かなり人気があるのだろう。

調べてみると、日経の9月の記事に「映画「鬼滅の刃」、北米の初週末収入100億円超 日本アニメで歴代首位」という記事があった。
劇場版アニメ「『鬼滅の刃』無限城編 第一章 猗窩座再来」が北米でも好調とのこと。
公開後初の週末興行収入で推定7000万ドル(約103億円)を記録したらしい。

ぼくは鬼滅の刃はもう一つ見る気がしなくて、全く見ていないが、これだけ人気があるということは面白いだろう。
それも、アメリカで人気というのが不思議。
AI検索では、大正時代が舞台。
そんな中途半端な時代がウケたのか、と思う。

AI検索に聞いたところのあらすじは、

「大正時代を舞台に、鬼によって家族を皆殺しにされた少年・竈門炭治郎(かまど たんじろう)が、鬼と化してしまった唯一の生き残りの妹・禰豆子(ねずこ)を人間に戻すため、そして家族の仇を討つために、鬼を討伐する組織「鬼殺隊」に入隊し、仲間たちと共に鬼と戦う物語」

ということだ。

鬼、という日本の化物との戦いというのがアメリカでウケる。
日本の文化が伝わっているのか。

映画を3本見たらストーリーはわかるのかと聞いたら、それは無理という回答。
やはりTVアニメの第1シリーズから見ないといけないらしい。

最近、流行りのアニメを追いかけているが、なかなか追いつかない。
それほどたくさんの作品が作られている。

日本のアニメ通になるには相当な努力が必要だが…。

とりあえず映画3本見てみようかな。



| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 23:43 | comments(0) | trackbacks(0) |
NHKもひどい
最近の高市政権に対する報道は目に余るものがある。
内閣支持率のグラフが間違っていた。

というか、石破政権の末期の支持率が39%、不支持率が42%で、高市政権に変わって支持率が66%に上がっているが、不支持率は18%なのに、グラフの点は正確なのだが、そこに書いてある数字が42%になっている。
誰が見ても、おかしいと思う。

後で訂正されたようだが、合計が100%を超える支持率のグラフを印象操作しようとしているとしか思えない。
まあ、記者やニュースのスタッフのレベルも下がっているようだから、本気で間違えたのかもしれないが…。

中国に対する発言に関しても、まるで中国の意見が100%正しいような報道ばかり。
もともと基本的な台湾問題のスタンスは、歴史的に日本は台湾を国として承認してはいないが、中国と台湾を比べたときには親台湾という位置づけだと思う。
Geminiに聞いても、「その認識は、日本の政府の公式な立場と、国民感情や実務的な関係のギャップを非常によく捉えていると言える」との回答だった。

日本は台湾の問題に対しては「両岸の当事者間の直接の話し合いを通じて平和的に解決されること」を一貫して希望している、ということだ。
それでも有事になったら「存立危機事態」というスタンスは以前から変わっていないはず。
というか、そういうことがあるから、「平和的に解決することを希望」しているのだと思う。

一体、何のためにそれをわざわざ立憲民主党の議員は執拗に確認したかったのだろうか。

逆に存立危機事態だったら悪いとでも言うのか。
そう発言することが中国に対する抑止力にもなる。
何でも中国を怒らせたらだめだ、というのが立憲民主党のスタンスなのだろうか。

存立危機事態とは、

日本と密接な関係にある他国への武力攻撃の結果、日本の存立が脅かされ、国民の生命などが根底から覆される明白な危険がある事態を指します。
この事態と認定されれば、集団的自衛権の行使(限定的な武力行使)が可能となります。

ということだ。

中国が武力で台湾に侵攻しても、黙ってみておこう、と立憲民主党は思っているのだろうか。

日本は西側の一員として、中国が武力侵攻したらそれを非難し、何らかの武力行使も考えている、という意志を明らかにすることが大事なのだと思う。

実際にどうするのかは、わからない。
その時になってみないと、ということだ。
それでも、その時に「これは存立危機事態かどうか」などと議論をしている暇などあるのだろうか。

実際、それが曖昧なままで有事になる方がよほど危機だと思う。
クマさえ射撃できない自衛隊で、武力行使ができるのだろうかと心配になる。

日本は「自由」を大事にして発展を遂げてきた。
そういう価値観は立憲民主党にはないのだろうか。
中国が行っているというウィグル自治区の人権問題などはどう考えているのだろう。

全く報道されないが、

台湾では「台湾政府は、一貫して「民主主義、自由の価値観を固く守り、理念の近い国家(日本を含む)と共に地域の平和と安定の現状を維持する」という立場を強調しています。日本の安全保障上の決意は、この理念を共有する行動として評価されています。

ということだ。

さらに、日本が大事にしているそういう価値観でいくと、過度に中国に依存することは危険だ、ということにもなる。

だから、ある程度の緊張関係は仕方ないとぼくは思う。
だいいち、この発言後の内閣支持率は上がってるのだ。

それを非難めいた論調で報道するのは、公共放送としてどうなのか。

中立とは言えないだろう。

奇しくも今日、日経に「米国務省は「台湾海峡での武力や威圧を含むいかなる一方的な現状変更の試みにも断固反対する」と表明した、という記事が出た。

NHKはどう報道するのだろうか。

| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 23:38 | comments(0) | trackbacks(0) |
文科省への文句
こないだ書いた「学力低下の原因」という記事で、文科省にコメントを送った。
問題の多い小学校。
先生になりたい人も少ない。
これは要らないことをやりすぎているからだと思う。

ろくに英語に関して養成していないのに英語教育をやれといい、そのせいで中学に入ったときにはすでに英語嫌いになっているという状況もある。
プログラミング教育など、AIでプログラマが代替えされているのだから、もっと抽象的な頭脳操作を勉強させないといけない。

おまけに、こないだ書いた探究学習(アクティブラーニング)。
こんなものを小学生に対してやっても、仕方がない。
知識があってこそのアクティブラーニングだ。
その基礎知識をつけるために、小学校の学習があるのだと思う。

そんなわけで、以下のコメントを送った。
ほとんどはGeminiとの議論で出たこと。
まとめをGeminiに作ったもらって、最後に手で修正した。

記録のためにおいておく。

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

件名:教育格差拡大と基礎学力崩壊への緊急提言:小学校カリキュラムの抜本的見直しを

文部科学省に対し、現在の公教育が抱える「基礎学力の崩壊」と「教育格差の拡大」という深刻な事態を直視し、直ちに小学校のカリキュラムを抜本的に見直すよう強く提言します。

1. 基礎教育の失敗と格差拡大の現状
大学の就職支援現場の実態として、分数、割合(形而上の思考の土台)が理解できない学生が10年以上前から存在し、現在の指導要領による探究学習偏重はこの問題をさらに悪化させています。

基礎学習の放棄: 探究学習や早期英語教育などに時間を割くことで、国語と算数における基礎知識の定着、特に抽象概念(割合など)の丁寧な指導が疎かになっています。

教育の機会均等の崩壊: 公教育が基礎を保障しないため、塾に通う余裕のない家庭の子どもたちが学習から取り残され、経済格差が学力格差に直結しています。これは、公教育の責務である教育の機会均等」の放棄です。

AI時代の矛盾: ITリテラシーの前提となる論理的・形而上的思考力が育たないまま、GIGAスクール構想で機器だけが導入され、「落ちこぼれ」を防ぐという最優先の目標が達成されていません。

2. 緊急対策としてのカリキュラム再構築
この危機的な状況を改善するため、以下の施策の即時実施を求めます。

時間配分の抜本的見直し: 小学校の学習時間を国語と算数に全体の6割(約30%ずつ)を割り当て、基礎学力の徹底的な保障を最優先とすること。

探究学習・早期英語の即時見直し: 基礎学力定着の時間を確保するため、探究学習を原則廃止し、早期英語やプログラミング学習の時間を大幅に削減すること。

ドリル学習の復活: 基礎知識と抽象概念を確実に定着させるため、ドリルや反復学習をカリキュラムの主要な柱として復活させること。

教員のリソース集中: 事務職員の増員などを進め、教員が雑務から解放され、捻出された時間を基礎学力に不安がある生徒への個別指導に充てられる体制を構築すること。

教育は基礎の積み上げであり、その失敗は将来の社会全体の衰退に直結します。中教審は、「落ちこぼれを防ぐ」という最も重要な目標を再確認し、理念やトレンドよりも現場の実態に基づいた施策を速やかに実行するよう強く要請します。
| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 17:22 | comments(0) | trackbacks(0) |
若者の政治参加
学生と話をしていると、彼らは自分たちが世代間格差の被害者なのだ、と思っていることがわかる。
直接言うわけではないが、いろんな情報から、何となくそう思っている人も多い。
彼ら同士でそういう話をするのかどうかはわからないが、ぼくには直接的な話はしない。

こちらから、あなたが働いたときの給料から、ぼくらの年金がたくさん引かれている、という話をしても、何となく苦笑いするだけだ。
仕方ないと思っているのだろうか。
それとも、言ってもどうしようもないと思っているのか。

そういう、言葉にできない不満を若い人たちは持っているように思う。
だから、選挙になっても投票する気にならなかったのだろう。
地方選挙など、悲惨な投票率だ。
この国で民主主義が根付いていない、という証明みたいなもの。

でも、前回の参院選はちょっと雰囲気が変わった。
参政党や国民民主の選挙活動が、若い人たちをその気にしたのだと思う。

今まで高齢化社会で、公明党や共産党の高齢支持層が強かったのだが、流れが変わったのだと思う。
これからどんどん年寄が減り、若者が増える。
立憲、公明や共産の支持者は減っていく。

これを契機に、世代間格差をもっと取り上げ、若者を優遇する、というか若者ばかりに負担を押し付けない政策を掲げる政党が増えるべきだと思う。
どう考えても、もうすでに破綻している社会保障制度など、変えないといけないのだ。

日本の一番の問題は、持続不可能な社会保障制度だ。

これを何とかしないと、国が滅びると思う。


| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 22:35 | comments(0) | trackbacks(0) |
兵庫県の騒動
兵庫県の騒動は、斎藤知事に対する訴えが司法の場で正式に不起訴になり、決着がついた。

第三者委員会の報告書などは参考でしかなく、そもそも第三者と言えるのかという批判もあり、ぼくは信用できない。
それに対する疑問があって、兵庫県の監査課にメールを送ったが、全く返答になっていない返事をもらって、県庁の役人もグルになっているのか、と思う。
それほど井戸県政20年の腐敗は大きいのだろう。

斎藤知事が法外な見積もりの県庁舎の建て替えを中止し、理由不明の外郭団体への予算を中止し、ちゃんと定年の年齢を守り、月に数回出ているだけで何十万ももらっているような高齢の役員を切り、学校への補助を増やしてエアコンをつけ…。
これらのことをやろうとしたから、県民は支持をしたのだと思う。
そしてそれが、既得権益をなくすから、反対の人たちは騒いでいる。

それにマスコミも同調している。
あれだけ知事をボロクソに言っていたのに、それらが不起訴になっても報道はほとんどしない。
それどころか、まだ反省しろなどという。
もう事実を知ってしまったぼくらは、報道は偏向しているとしか思えない。

職員や県議の自死だって、死んだらすべて悪事はチャラにするのか、と思う。
無くなった人は気の毒だし、ぼくも冥福を祈る。
それでも、彼らがやったことはデマを流し、みんなを間違った方向に向かわせるものだった。

それは許されるものではないと思う。
でもマスコミは一切報道しない。
単なるメンツの問題なのか、それとも何かの理由があるのかはわからない。

証拠もたくさん残っている。
それらをマスコミは報道しないし、言及すらしない。
これでは民主主義は成り立たない。

かろうじて、朝7時のNHKニュースは見ているが、他のニュース番組は見る気がしない。
こないだNHKニュースのダッチアングルのことを書いたが、その類のものが多すぎる。
もうNHKは受信料を取るのをやめて、スクランブル化すべきだ。
見たい人だけ金を払えばいいのだ。

民放はもう見るべき番組はほぼない。
見たい人はTVerで見ればいい。

印象操作ばかりするマスコミは無くなってもかまわない。




| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 22:03 | comments(0) | trackbacks(0) |
最後のグレーディング
ぼくが会社に入ったのは1979年。
入社の年は12月まで研修だった。
販売、製造、サービスなどの部署で実習をする。

その時のことはよく覚えているが、なかでも生産技術の部署で実習していたときのこと。
ちょうど、ぼくがいるときに定年退職の人がいた。
明日で退職という日だった。

部署の人がその人に声をかけて、「最後のグレーディングに行こう」と言った。
グレーディングというのは、検査でハネたもののグレードを分けること。
工場では毎日やっていた。

「行こか」と言って2人して現場に向かった。
そこでどういう会話がされたかはわからない。

ぼくらは新入社員だったので、見ていただけだったが、ああいうふうに定年の日を迎えるのか、となんとなく思った。
いつものように働いて、次の日は退職。
もちろんいろんな手続きはあるだろうが、当時の60歳はおそらく今よりも老けていたから、この人は40年ほど働いてここまで来たのかという感じだった。

当時の男性の平均寿命は73歳だから、ちょうど10歳違う。
だから、感覚としては今の70歳が当時の60歳。
あと1年ちょっとだ。

幸か不幸か、ぼくは定年退職を迎えたことはないが、あと1年ちょっとでそういうことになるかもしれない。

その時ぼくの「最後のグレーディング」は何になるのだろうか。


| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 23:17 | comments(0) | trackbacks(0) |
トリックスター
都議会議員のさとうさおりが、都議会や東京都のやっているおかしなことを暴いている。
都はずっと消費税を払わないといけないのに、払ってなかった。
それを知っても、隠していたということだ。

彼女は税理事事務所に務めており、公認会計士。
そういうことには詳しい。

そうしたら、東京都や小池都知事、その取り巻きから攻撃を受けている。
職歴を詐称しているという疑いをかけられ、文春の記者がいきなりインタビューした。
友人や家族まで巻き込まれた。
あきれたマスコミだ。

今は自身の脱税を調査されているらしい。

今日のさとう氏のつぶやき。

「私の仲間っていう風に見られると攻撃を受けるんですよ」「そういう世界なので、極力、一人でいるようにしています」「可哀そうなんで、その人が」「だからいつも一人です」「私は一人だけど一人じゃない」

こんな理不尽なことがあっていいのだろうか。

これが小池都政なのだ。
どこでも、長く権力の座にいるとこうなるのだろう。
兵庫県の元知事の井戸氏と同じだ。

結局井戸氏のやったことは自分たちの利権を作ること。

それを改革しようとした斎藤知事は県議会や県庁の上層部、マスコミを敵に回し、孤軍奮闘して再選された。
それをバックアップしたのがN党の立花孝志。
彼は既存のマスコミをオールドメディアと呼び、いかに彼らの報道がオカシイかも教えてくれた。
その立花氏は今は留置所にいる。

その騒ぎの中、何人がが亡くなったが、亡くなったから聖人君子のようにマスコミは扱うが、その人達は百条委員会でデマを流して斎藤知事を貶めた。

立花氏は亡くなった県議の家族から名誉毀損で訴えられている。
どうなるかは警察や検察に任さざるを得ない。

でも、立花氏の逮捕とバーターするように、斎藤知事や広告会社の嫌疑は全部晴れた。
これは司法の判断だ。

ぼくは去年の選挙の時まで、誰が知事になっても一緒だと思っていたが、立花氏のおかげで、井戸県政の闇を知った。
彼はいい意味で稀代のトリックスターだと思う。
留置所ではあるが、ゆっくり休んでほしい。

たとえどうなっても、ぼくは彼は政治家として必要な人だと思う。



| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 22:44 | comments(0) | trackbacks(0) |
組織票
大昔に労働組合のことについて書いた
そういう体質を持っているのが、労働組合の元締めである連合という組織。
そこが母体になっているのが立憲民主党だ。

最近の国会で本当にこんな党要らない、と思うのがその立憲民主党。

国会は議論の場であり、立法の場であるはずだが、彼らがやっているのは単なる子どもじみた妨害やイジメみたいなものだ。
所属議員にもろくなやつがいない。

兵庫県議会でも立憲系の議員はたちが悪い。
まあ、もともと兵庫県議会はほぼ全部腐っているが…。

とにかく、自分たちが正しいと思っているのだろう。
ルールは自分たちが決め、人の迷惑など顧みない。
そんなマインドの人たちが集まっているように見える。

日本の問題や経済のことなど、勉強などしなくても組織票があれば当選する。
だから、バカなのだろう。

組織以外のメインはもうリタイア後の人たち。
全共闘世代だろう。

人数が多いだけに、鬱陶しい。

昔はぼくも左翼だったが、若い頃に足を洗った。
理想を語っていても仕方ない。

今の立憲民主は人の悪口か揚げ足取りばかりしていて、全く生産性がない。
こんな奴らを国会に送り出しているのはダメだ。

今はそう思っている。




| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 22:32 | comments(0) | trackbacks(0) |
学力低下の原因
「学力低下」の原因はスマホでもコロナ禍でもない?法学者も指摘「小学校での探究やグループワークの増加」が問題かという記事を読んだ。

長くなるが、以下記事から引用する。

「文部科学省が子どもの学力の変化を調査する「経年変化分析調査」(2024年)の調査結果を発表し、波紋を呼んだ。小学6年と中学3年の学力が、前回の2021年度調査より著しく低下し、阿部俊子文部科学省大臣(当時)は「社会経済的背景の低い層のほうがスコアの低下が大きいことを重く受け止めている」とコメントしている。

さて、この学力低下の調査結果は一記者の私からすると「想定内」であった。なぜなら、取材先の複数の塾の現場で「入ってくる中学1年生の学力がひどく低下している」とみなが頭を抱えていたからだ。

「分数の足し算ができないのは当たり前で、もっと単純な四則計算ができない子も増えている。語彙力もないのでそこも補ってあげる必要がある」「高校受験対策の小学生コースに力を入れていなかったんですが、今後はそこに注力して小学生の頃から塾で学力を上げていく必要があると考えている」という話を聞き続けてきた。」

ということだ。
塾で入ってくる中学生の学力が低い、と言われている。
今どきは、生徒の学力を知っているのは学校ではなく塾だ、という話を数年前に塾の経営者に聞いたが、それは本当なのだろう。

これは2020年度から小学校で探究学習やグループワークの授業が組み込まれたから、というのがこの記事の主旨。
みんなで話し合うという授業が増えたため、基礎知識がおろそかになっている。
読み書き計算すら身につかない、ということだ。

これは大学でも同じ。
名称はアクティブラーニングという。
断言するが、こんなことを宣伝している大学には行かないほうがいい。
わざわざそんな言葉を作らなくても、ゼミナールではそういう学び方をしているはず。

アクティブラーニングの前提は、知識の詰め込みだ。
それがないままで、アクティブに学ぶことなどできない。
そんな当たり前のことが教育学者たちにはわからないらしい。

この記事について、Geminiにコメントを求めたら、以下のようなものだった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
この記事は、現在の公教育、特に小学校における教育指導要領の運用が抱える**「基礎学力の定着」と「探究的な学習」のバランス**という根深い問題に切り込んでいます。

賛同できる点

基礎学習の重要性: 探究学習やグループワークは思考力や協調性を育む上で重要ですが、それは確かに記事が指摘するように**基礎知識という土台(応用編)**があって初めて効果を発揮します。「読み書き計算」といった基礎事項を習得する時間が奪われることで、かえって学習意欲や自己肯定感を損なう可能性は否定できません。

効率の問題: 基礎知識の定着には、集中的な講義や反復練習が最も効率的な場合があります。グループワークで時間が消費され、十分な復習ができない現状は、特に多様な学力を持つ児童が集まる公立校においては大きな課題です。

教育の機会均等: 宿題の有無や、基礎学力の定着を家庭や塾に委ねる傾向は、経済的に余裕のない家庭の子どもが十分な教育を受けられない**「教育格差」**を拡大させるリスクがあります。公教育がすべての子どもに最低限の学習を保障するという役割を果たすためにも、基礎学習の時間を確保することは不可欠です。

補足的な視点

探究学習の質の担保: 探究学習自体が悪なのではなく、「時間の計算」の時間を削ってまで不十分な形で実施されるその質に問題がある可能性があります。探究学習を充実させるとしても、まず「計算の仕方」は教えた上で、「時間」という概念を応用的に考える活動へ進むなど、指導内容の整理・工夫が必要です。

教員の負担: カリキュラムの量が増え、授業をスピーディーに進めざるを得ないという教員の声は、教育現場の過酷な実態を示しています。教員が個々の児童の理解度に合わせて立ち止まって教えることができない環境も、学力低下の一因と言えます。

教育は、基礎を固めるインプットと、それを活用するアウトプットのバランスが鍵です。現状の公教育は、意図しない形で「応用」ばかりに時間を割き、公教育の役割を塾や家庭に委ねてしまっているという点で、深刻な転換期を迎えていると考えられます。
ーーーーーーーーーーーーーー

もうアクティブラーニングなどというバカなことをやめて、もっとシンプルに学習させるべきだと思う。





| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 23:45 | comments(0) | trackbacks(0) |
握力
こないだのレッスンの時に、先生が指が弦を押さえる力が弱いと音が悪いというので、握力を鍛えようと思っている、という話を聞いた。
先生はぼくと同じ年。
今から握力を鍛えるのか、と驚いた。

ぼくも一時握力を鍛えようとグリップを買った。
握る力を調整できるもの。
でも、一時はやる気になっても、続かない。

まあ、そこそこ弾けたらええやん、と思ってしまう。
先生はさすがプロだ。
68歳になっても、まだまだ進歩を目指している。

そういえば、ぼくも仕事でしていることについては、毎日ニュースや関連記事をチェックして、学生の助けになるような情報は集めている。
仕事ならできるということか。

先生はいつまで今の仕事を続けるつもりなのだろうか。

もうすぐ70歳だが、まだまだやりそうだ。

頑張ってほしいと思う。



| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 23:32 | comments(0) | trackbacks(0) |
文科省への問い合わせ
Geminiと議論して、今の留学生の受入状況に鑑み、文科省にコメントを送ることにした。
こういう努力とセットでの受け入れこそ、多文化共生ができると思う。

今のゆるゆるの日本語能力の状況では、間違いなく将来社会の分断が起こる。
日本語能力試験の最高ランクN1でも、中学卒業レベルの漢字数や語彙数なのだ。
さらに、昔と違って容易に母国と連絡ができる状態では、よほど強いインセンティブを与えないとそんなに日本語能力は上がらない。

回覧板を回しても、意味がわからないとか、ややこしい書類が読めないとか、ネット上の文章もほとんどわからないとか、いろんなところでミスコミュニケーションが起こる。
いくらAI翻訳が発達しても、何が書いてあるかわからなければそれを翻訳して読もうとは思わないだろう。

ぼくらが当たり前に考えている、外国に住むにはそこの国の言葉をマスターしなければならない、という常識を、日本は外れているのだ。

安易に多文化共生と言ってはいけないと思う。
それは外来者がある程度の努力をして、初めて受け入れられるものだ。

そのためには、質の悪い日本語学校は情報開示をして、知らせるのは当然だ。
日本語を教えるのも難しいが、教えられる方にその努力を強いなければいけない。
それが真の多文化共生だと思う。

以下は問い合わせの文書。

1. 日本語教育機関の「骨抜き」対策の強化
論点:
日本語教育機関認定法の5年間の経過措置は、質の低い学校の温存期間となり、その間の低レベルな外国人材の流入が将来の社会コストを増大させます。
実際、日本に5年以上住んでいて、日本語のレベルがN3以下の留学生がたくさんいます。
日本人は日本語が難しくないと思っているようですが、日本語は非常に難しい言語であり、習得には集中的な長い勉強が必要です。
日本語能力が低い留学生が、社会に出てまともなコミュニケーションができず、それが社会の分断を呼び、外国人が日本人から受け入れられない、という状況を生んでいます。
この状態は一刻も早く是正すべきであり、そのために問題のある学校を徐々に淘汰していくのが、最も現実的かつ持続可能なアプローチだと考えます。
そのため、認定日本語教育機関制度ができたと理解していますが、経過措置の5年間にも情報公開を行うべきです。

具体的な提言:

情報公開の即時義務化: 大学と同様に、日本語教育機関に対し、卒業生のJLPT(N2・N1)取得率、就職・進学先、不法残留率などの「教育の成果」を示すデータの公開を直ちに義務化してください。これにより、学生や送り出し機関が質の悪い学校を選ばなくなり、市場原理による淘汰が促進されます。

入管連携の強化: 経過措置期間中であっても、行方不明率や不法就労率が高い学校に対しては、出入国在留管理庁と連携し、留学生の新規受け入れを制限するなどの厳格な行政指導を直ちに実行してください。

2. 永住を見据えた日本語能力の戦略的向上

論点: 日本の「ハイコンテクスト」な社会で自立し、欧州のような社会統合の失敗を避けるには、特定技能のN4レベルでは不十分であり、永住者には高度な日本語能力が必須です。

具体的な提言:

永住要件へのN1/N2必須化の提言: 法務省に対し、永住許可の必須要件として、JLPT N2以上(理想的にはN1)を導入することを強く提言してください。これにより、外国人材の「日本語能力向上」へのインセンティブが高まります。

公的教育プログラムへの投資: N2・N1を目指す外国人材に対し、企業任せではない、公的資金による質の高い日本語教育機会を大幅に拡充してください。これは、将来の社会統合コストを抑制するための「国家的なインフラ投資」と位置づけるべきです。

3. 外国人材政策における文科省の主導的役割
論点: 労働力不足の議論は厚生労働省や法務省が主導しがちですが、社会統合と共生社会の基盤整備は教育が担うべきであり、文科省こそが日本語能力向上を最優先課題として主導すべきです。


| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 23:13 | comments(0) | trackbacks(0) |
クソ真面目な日本
こないだドイツの自動車業界が、無茶なCO2削減に文句を言っているという記事を紹介したが、これはドイツだけでなく欧州全体の問題だ。
その証拠に、脱炭素に熱心な日経新聞に珍しくこんな見出しが出た。

「温暖化ガス排出削減目標、国・地域の8割未提出 COP30まで2カ月」

記事の内容は、温暖化ガスの排出削減に向けた世界各国の動きが鈍い、ということだ。
なぜそうなったかというと、一つは途上国は安いエネルギーのために石炭や石油を使いたいのだが、それを削減しろというのなら、先進国が補償しろということ。
先進国は、すでに自分たちが排出してきたCO2のせいで温暖化が起こった、と言っているから、どうしようもない。
もう一つは、先進国もアメリカやドイツの自動車工業会のように、こんなことに関わっていられない、と思い始めたということだ。

結局CO2の排出量は経済活動と正比例の関係にあって、CO2を削減するということは、経済活動を縮小するということになるからだ。
これはコロナの時に世界のCO2排出量が減ったことから、明らかだろう。
サプライチェーンが切れて、工場が止まると、CO2の排出量が減る。
つまり、CO2削減は経済の窮乏化ということになる。
こんなことはわかっていたはず。

日本は政治家がバカだから、2035年に60%削減、2040年に73%削減と言ってしまった。
そんなの実現したら、停電は増え、産業は出ていく。
現にドイツでそういうことが起こったから、自動車業界が文句を言っているのだ。

日本のマスコミは、あれだけ温暖化ガス削減に熱心だった欧州ですら、反対意見が多くなり目標が出せない、ということを報道しない。
一体何を考えているのだろうか。
「マスコミ=左派=環境原理主義者」ということなのだろうか。

日本の世論がCO2削減に鈍感なのも、マスコミの報道のせいだろう。
もっと真実を報道すべきなのだ。

電気代が上がったのも、CO2削減で再エネに補助金(固定価格買取制度)を出したからだ。
もうこんなバカなことはやめて、現実的な議論をしてほしい。

高市政権には、それを期待する。




| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 22:06 | comments(0) | trackbacks(0) |
俳優の将来
「AI映像制作会社パーティクル6がつくったAI俳優「ノーウッド」はハリウッドに衝撃を与え、今後映画業界がAIとどう向き合うべきか議論を巻き起こしている。」という記事が日経に出ていた。
日本ではまだまだAIのニュースが少ないが、アメリカではもうここまで来ている。

AIが作った架空の女優「ティリー・ノーウッド」が「ハリウッドを思わせる描写とともに「新人俳優」としてふるまい、SNSを通じて発信を続けている」とのこと。
記事の写真を見ると、レッドカーペットの上でインタビューを受ける彼女の姿がAIで作られた写真になっており、まるで本物の人間のようだ。

さすがに、これは俳優たちは反対するだろう。
職を失う危機感を募らせている、ということだ。

「多くのプロの演技を無断で学習した」ということで映画俳優組合の首席交渉担当者がクレームをつけている。
どの俳優のどのパーツを使っているか、ということを監視しているらしい。
そんなことが本当にできるのだろうか。

デイリー・ノーウッドは新人俳優としてふるまい、SNSで発信を続けているとのこと。
この調子でAIが進化すれば、金さえかければ映画1本がコンピューターの中で生成される日も近いだろう。
もうできているのかもしれないが…。

脚本も、配役もAIがやって、演出はプロンプトでつける。
演技が気に入らなければ、何度やり直させても文句は言わない。
そんな時代はもうすぐ来そうな気がする。

日本のアニメファンなど、もうそういう世界だろう。
2次元の主人公を推している。
それが、現実の3次元の世界で起こる。

AIを使った合成音声は、労組が管理する基金に資金を払う仕組みを導入することで合意しているらしい。
その調子で行くと、動画も同じ扱いになるかもしれない。

だからといって、現実の俳優が全て職を失うことはないと思う。
やはりリアルであることは価値だ。

でも、俳優の市場は小さくなるのかもしれない。

確実にギャラは減るからだ。

AIがこれからどういう社会を作っていくのか、考えると少し恐ろしくなる。
ぼくらは人生の大部分をリアルの中で生きてきたからだ。

今の若い人たちが、どういうふうに受け入れていくのかと思う。


| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 23:09 | comments(0) | trackbacks(0) |
風の吹き回し
よくドラマの中で使われる言葉。
「どういう風の吹き回し?」

Geminiに聞くと「そのときどきで変わる風の吹きぐあいの意から転じてできた慣用句」という返事。
まあ、そのままの意味だ。
転じて、「なんでそうなったのか?」ということになる。

外国人に通じやすいか?という質問には、

「風の吹き回し」という慣用句は、文字通りの意味(風向きや風の勢い)から派生して「(人の)機嫌や心変わり、都合次第で状況が変わること」という意味で使われるため、そのままの言葉では外国人には通じにくい可能性が高いです。

という回答だった。

最近、日本語がまだまだの留学生と話すことも多いが、本当にこういうのが難しい。
きっと日本人なら聞いたら何となく意味がわかるのだろうが、こういうニュアンスが外国人にはわからない。

日本語はきっと同音異義語が多いのだと思う。
この場合の風かそれとも風邪かというところで引っかかったりする。
日本人なら吹くから風だろうと思うのだが、単純に「吹く」と言わずに「吹き回す」になっている。
さらに、その「吹き回す」を名詞化して「吹き回し」という言葉に変えている。

おまけに、漢字を知っていれば、「ふき」が「吹き」だと想像できるが、非漢字圏の外国人だと「ふき」がなんの「ふき」なのかわかりくいということもある。

日本人はそういうことは当たり前にわかると勘違いしている。
本当に日本語は難しいのだ。

こないだ留学生に年齢の話をしているときに、二十五六(にじゅうごろく)と言ったら、首をかしげられた。
にじゅうごろく、というのは25か26のことだというと、そうなんですかと言っていた。

たしかに、年齢を言うときにはそういう言い方をする。
ひどいのは、だいたい40歳というときに40でこぼこなどというのもある。

おそらく、日本語初心者の頭の中には「?」がいっぱいになっているのだろう。

昨日書いた、日本語が流暢に話せる「やなっち」というオーストリア人のYoutuberがいるが、その動画のなかで、六が数えるときに「むっつ」になるのが不思議と言っていた。
「ろく」のかけらもない、という表現。

一日が「ついたち」とか、ウサギは羽がないのに1羽とか、いろんな謎がある。

やっぱり日本語は難しい。


| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 12:45 | comments(0) | trackbacks(0) |
やなっちチャンネル
オーストリア生まれのYoutuberがやっている、やなっちチャンネルを見つけた。
なかでも「外国人が思う日本語が世界一難しい理由は?」という動画だ。

留学生の就職相談をするようになって、今まで漠然と思いはしていたが「日本語の難しさ」というものをもっと意識しないといけない、と思ったからだ。

この動画にはやなっちともう一人の日本で働いている、ウィーンの大学の日本語学科の卒業生が出てくるが、この2人の日本語はすごいレベル。
早口で2人で会話しているのだが、ここまで話せるというに驚いた。
よほど日本語が習いたかったのだろう。

アニメから入ってとにかく覚えたかったというやなっち。

ウィーンの日本語学科がどれだけすごいかわからないが、あの難しい日本語をニュアンスも含めてここまで話せるというには驚いた。
助詞の「は」「が」や、「へ」「に」など、外国人には「どう違うねん」という感じだと思う。

日本語は主語を省いても話せる。
高校時代に古文で源氏物語で苦労したが、あの「誰が誰に話しているのかわからない」という感覚に近いものを、きっと外国人も感じているのだろう。

そんな日本語が好きで、勉強してくれている人がいるのか、とうれしくなる。

十数年前に「日本はアメリカの51番目の州になったらいいかも」と言ったら、息子に「日本語を残すというのを条件にするならいい」と言われたことを思い出した。

日本人は、この難しくて、ややこしい言語を作ってきた。
漢字は拝借したが、何通りもの読み方をして、意味を生かした。
ひらがな、カタカナを作って、漢字と混ぜて読み書きできるようにした。

どこの国でもそうだろうが、日本人は日本語が使えて良かったと思う。
言葉は文化の根本を作っている。

それを中途半端にして、日本語がつたないままの外国人をこれ以上増やしてはいけないと思う。

外国人にちゃんと日本語を教育する仕組みを作らないといけない。

単に働きに来るのではなく、このややこしい言葉を使える人にいてほしいと思う。



| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 19:41 | comments(0) | trackbacks(0) |
AIリストラ2
日経によると、アメリカでは今年の1月から9月で、企業が95万人の削減を行ったらしい。
去年よりも55%増えているとのこと。

政府効率化省が政府機関のスリム化をしたのも大きいが、それを除いても1割増。
気になる「AIリストラ」は4%だという。
ただし、これは直接要因だけで、間接的にAIによる効率化が人減らしの要因となっているものも入れるともっと多いだろう。

AIの影響を受けるのは、まずはホワイトカラー。
アクセンチュアやPwCなどのコンサル業はAIによるリストラをしている。

アマゾンは事務職やエンジニアを1万4千人削減だ。
AIの影響で、まだまだ減っていくという。
前にも書いたが、マイクロソフトはAIによるプログラミングの自動化などで1万5千人の削減。

日本ではまだ表立ってはいないが、いずれなるのだろう。
AIはみんなが使えば使うほど、賢くなっていく。
だから、代替の範囲が広がっていく。

それでも、パナソニックなどは社内の高齢化が進んでいる。
5月に5000人の削減を発表したが、これは国内社員の2人に1人が50代以上という状態を何とかしたいということだ。
国が高齢化しているから、企業も高齢化する。
企業の従業員の人口ピラミッドもいびつになっている。

まだAIによる効率化の波は来ていないが、それはそれで問題でもある。
両方一度にはできないのだろう。

アメリカで起こったことは日本でも起こる。

遅かれ早かれだ。

これからの人たちは、それに備えないといけないぞ。



| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 22:56 | comments(0) | trackbacks(0) |
兵庫の闇
兵庫県の問題がまだ続いている。
県議会の大多数が反知事という状態。
毎週デモ隊と称する輩が、近所迷惑な大音量でシュプレヒコールをあげているらしい。

去年、いろいろと斎藤知事の問題をあげつらって、マスコミも一緒になって攻め立てていたが、その中の一つが「ワインのおねだり」問題。
音声ファイルが切り取られて、まるで知事がおねだりをしていたように思われた。
それらの評価は、委員長が偏っている第三者委員会ですら、明確でないという評価だったが、Xの情報によると、県民が情報開示請求をして新たな事実が出た。

それによると、その「おねだり」が行われたという会議に出席していたメンバーが開示された。
前回の選挙時に反知事だった市長たちと、反知事の県議会議員は出席していて、常識の範囲で聞いていたら知事は「おねだり」をしたのではなく、県議の「お願い」に答えただけである、ということは知っていたはずということは多くの人が指摘している。

百歩譲って、それらの人たちは反知事だから、わざと黙っていたのだろうと思う。

しかし、その会議に出席していたのはそれらの人たちだけでなく、県の公務員の要職者が23人も出ていた。
要するに、県の職員は知事の部下であるにも関わらず、本当のことを話さず、知らんふりをしていたことになる。
まあ、一人二人はへそ曲がりがいたにせよ、23人も長がつく職員がいて、誰も何も言わなかったということだ。

よほど、井戸県政時代が良かったのだろう。
定年を延長して、いいところに行けたのだ。
今どき、それを廃するのは当然だと思う。
それを恨みに持って、知事が不利になるのを見て見ぬふりをするバカモノが23人もいるのだ。

知事が気の毒だと思う。
そういうバカな部下に囲まれても、粛々と政策を実行していく知事には本当に頭が下がる。

県議会は選挙で落ちればただの人だ。
次回の選挙で落とせばいい。

ただ、公務員はずっと残る。
定年までは働くのだ。

これこそ、本当の闇だ。

もちろん、そういう体制を作った井戸氏は責を負うべきだ。
しかし、20年も県知事で居座ることができたという制度も悪い。

せめて首長は2期とか3期で被選挙権はなくなる、という制度にすべきだろう。

そうしないと、兵庫県の公務員のようになってしまうぞ。


| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 23:28 | comments(0) | trackbacks(0) |
AIリストラ
AI活用で、プログラマを4割削減ということを書いたが、コンサルの大手アクセンチュアでも今年1万人の従業員を減らした。

中には、「汎用AIが生まれることで30年には技術的に「99%が失業する。これまで見たことがないレベルの失業に直面するだろう」との大胆な見方を示した。「どうしても人間にやってもらいたい業務しか残らない」と警告する。」という人もいる。

日本のメガバンクでも数年前から従業員を減らしているが、「みずほFGはデジタル化で1万4000人削減」という記事も出た。

今は少子化は大変だと言っているが、見方によっては少子化は仕事を求める人が減るので、いいことかもしれないと思う。

ネットの宣伝で、企業法務などはすでにAIのサービスが出ている。
おそらく、法律関係の士業は大幅に置き換えが進むだろう。
ぼくも時々仕事で法律関係のことを調べるが、AIに聞けばすぐに答えが出る。
今まで行政書士や司法書士に聞いていたことが、簡単にわかるようになった。
結局「この法律を読めばわかるのだろうが、めんどくさい」というような「答えがわかっている仕事」はネットのサービスなどに取って代わられるのだろう。

昔はよく議事録を書いたが、今はそんな仕事もAIに任せればあっという間に終わる。
逐語録ならそのまま出せる。
本当に楽になった。

ホワイトカラーの仕事は激減する。
これは予想ではなく、必然に近いと思う。

今まで技術革新が起こるたびに、同じようなことが言われていた。
それらはある程度真実だった。
でも、今回の生成AIの登場はこれまでよりも大きいと思う。

最先端ではAIとロボットを組み合わせて、物理的な仕事も置き換え可能にしようとしている。
いったいどこまで行くのだろうか。

二十数年前、IBMのホストコンピューターがまだあったころ、コンピュータに呼ばれて保守の人が来た。
コンピューターが自己診断して、この基盤を更新しろという指示があったようだ。
「そうなんですか」と聞いて驚いたが、それが普通になる日が迫っているのかもしれない。

Uberなど、システムの指示で客を人間が取る。
すでにそうなっているのだ。

そういう時に、雇用の流動性を上げないと、本当に日本は悲惨になるぞ。


| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 10:27 | - | - |
SunoAI Ver5
誰でも歌が作れるAI。
前にも書いたが、SunoAIというのが無料版でもそこそこの(というか、音質などを気にしなければ十分な)、クオリティの歌を作ることができる。

いくつか機能紹介の動画を見たが、なるほどすごい。
音楽生成AIにはいくつかあるが、それについて語っている業界人の動画もある。

それによると、まずBGMの作曲の仕事はなくなるとのこと。
作曲家に依頼せず、スタジオも借りず、文章でこういうBGMを作ってくれ、というとすぐにできる。
最新バージョンの有料版なら、音質もいいし、そのまま使えそうだ。
こんな雰囲気の曲、とプロンプトを書けば、それなりの曲を作ってくれる。
雰囲気が気に入らなければ、プロンプトを変えてもう一度作ればいい。
パソコンの前に座って、指示を出すだけで終わり。
ということは、そういうミュージシャンの仕事も減るだろう。

動画ではいくつかの曲をその場で作っていたが、どれも音楽になっている。
英語ベースなので、英語で指示を出さないといけなかったり、漢字は読み方が難しいので「漢字無しで」という指示をChatGPTで作ればいい。

ジャンルも指定できるし、最新バージョンでは自分の作った曲のカバーもできるようになった。
ボーカルの性別も指定できる。

たしかに、海外の人が作った80年代のJ-Popというのを、ギターの練習用にYoutubeでよく流すのだが、最近音が良くなったし、ボーカルのリアリティも上がった。
いろんなノウハウを身につけてきたという感じ。

生成AIだから、具体的にどんな曲かはできるまでわからないが、どれもそれなりのものになる。

ぼくのギターの先生も一度使って、歌モノを作っていたが、さすがに「できたから、どうやねん」ということで、ギターを弾くほうが楽しいということになったとのこと。

ぼくと同い年だから、もうそんなに野心はない(と思う)。
でも、若いクリエイターは大変だろう。
ライバルは一日に百曲でも、苦も無く作る。
そんなやつと戦うのだから大変だ。

現実的には、AIの助けを借りて曲を作ることになるのだろう。
でも、一部の仕事はクライアントができるようになるので、なくなるだろう。

実際、作曲家が使って、感心している。
聞きながら「おお、すごい」とか「かっこいい」と言っている。
やっぱり、作曲や作詞も過去の記憶の積み上げなのだろう。
だから、膨大なデーターを学習させれば、生成できるのだろう。
実際にどんな仕組みで作っているのかはわからないが…。

おまけに、歌声を分離して、別のAIで歌っているところの口の動きを合わせて、動画を作ることもできる。
全くのバーチャルで、バンドメンバーが歌っているMVも作ることができる。
楽器の演奏をしているところまで、本物のように作れる。

こういうことが、至るところで起こっている。
AIを使って、3時間かかっていた仕事が5分でできるようになったとかいうニュースもあるし、Youtubeの動画でAIの活用を教えてい人がたくさんいるが、そういうのを見ると、本当に省人化、効率化に役立つことがわかる。

仕事が減った分をどう使うか、ということだが、普通は人を減らすことだろう。

SunoAIの事例は音楽ビジネスだが、すべてのビジネスでこの状況なのだ。

人の仕事について、考えないといけない。



| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 22:52 | comments(0) | trackbacks(0) |
頭文字D Third Stage
2001年のアニメ。
MFゴーストという新しいアニメを見て、その前のシリーズを何本か見た。
その一つがこの「頭文字D Third Stage」。
アニメのチャンネルでやっていた。

サーキットのレースではドリフト(車両をわざと滑らせる技術)を使うことはないが、このアニメはMFゴーストと同じく、公道が舞台。
トヨタのAE86が主人公の車。
昔のトレノだ。

だいたいのストーリーは同じ。
挑戦するレースがあって、車を走らせて勝つというパターン。
このシリーズでは、公道を走る走り屋のグループ。

そこに同級生との恋愛が絡む。
お決まりのパターンだ。

24年前ということで、まだまだ絵が荒いが、車は3D化されている。
こういうジャンルはどの程度海外でも見られるのだろうか。

出てくる車はAE86をはじめ、RX-7、MR2、ランサーなどの懐かしい車。
若かりし頃に人気のあった車だ。

そういう思いを持ったファンも多いのだろう。

調べるとアマゾンプライムで何本か見られそうだ。

しばらく楽しめるぞ。




| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 17:22 | comments(0) | trackbacks(0) |
日本人の仕事観
2019年から書いているが、ギャラップの「グローバル職場環境調査」のことだ。

今年の結果で日本は145カ国中、仕事への熱意や職場への愛着を示す社員の割合がビリだったらしい。
なんと、仕事に情熱を持っている人の割合はわずか5%だった。
ちなみに、世界平均は23%ということで、極端に低い。
4年連続の最下位。

この結果は終身雇用、年功序列にあると思う。
それが日本独特の制度であり、他の国と比べても極端に悪いとすると、それが原因と思わざるを得ない。

80年代はそれがいい方に働いたのだろう。
そこの頃に調査していれば、上位だったはず。

何と言っても、通信やコミュニケーションの技術が進み、中間管理職というものが要らなくなったというのが原因の第一だと思う。
つまり、仕事が要らなくなっても、雇用は継続せざるを得ないから、何らかの仕事に就く。

年功序列賃金制度はもう崩れ始めているが、この制度は若い頃頑張っても給料は上がらないが、その分は年を取ってから取り返すというもの。
その年を取ったときというのが今、という人がたくさんいる。
その人たちが、実際には要らない人になっているということが多いのだろう。

「働かないおじさん」ということだ。
そういう状態でも、会社にしがみつく。
若い頃から、会社を辞めるなんて考えたこともないのだから、しがみつくしかない。

そういう人のモチベーションが高いわけがない。

一方、若い人たちは、それでも高い給料をもらって、実質的に働きがなくても会社にいるおじさんを見る。
こちらもやる気をなくす。

その結果がこれだと思う。

そのために、雇用の流動化をするしかないのだが、厚生労働省は「正社員」こそが大事だというスタンス。
流動化などしてはいけないと確信しているのだろう。

こういう状態がここ30年ほど続いているのだ。
しかも、どんどんひどくなっている。

さらに、年金のこともあって、定年を延長している。
若い人たちはいい加減にしてほしい、と思っている。

不幸なことだが、これが真実だと思う。




| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 22:13 | comments(0) | trackbacks(0) |