考えたこと2

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留学生のアルバイト
今朝の日経に「留学生のバイト許可厳しく 政府、勤務時間の管理強化」という記事があった。
現状の日本語専門学校や大学で学ぶ外国人留学生の就労審査を厳しくする、ということだ。
不法就労対策ということだが、収入の納税情報を取るという意味もあるとのこと。
お金を取ろうということはやったらいいが、もっと重要な「日本語を学ぶ」という視点が抜け落ちている。

結局、日本のマスコミでも、外国人留学生は労働力としてしかみていないということだ。
その視点だけで留学生の問題を語るのは間違っている。

本来の留学生というのは、留学先の国で勉強して、その成果を持ち帰るというのが自然な姿だ。
それを日本は労働力不足の穴埋めの手段にしている。
これは送り込んだ国から見たら、失礼な話だ。

日本語能力5段階のうち、N4やN5(能力が低い方)で日本に来させて(現地に日本語の教育機関を作ったり、ブローカーなどに任せている)、そこから留学生活が始まる。
日本語学校に入校し、1年から2年を過ごす。
ずっと書いているように、日本語は難しい。

「各語の90%以上を理解しようとする場合、フランス語なら約2000語、英語なら3000語、ドイツ語なら約5000語、日本語なら10000語が必要と言われている」

と書いてあるページもあるくらいだ。

文字の種類は多いし、漢字という非漢字圏の人たちにはやたら難しい文字を、中学卒業程度で1000字程度覚えないといけないし、おまけに漢字の読み方は何種類もある。
文法は英語などと比べると無いに等しいし、本当の言葉の意味を知ろうと思うと歴史も知らないといけない。
主語がなくてもOKだし、それを類推するには空気を読まないといけない。
動詞が少なく、それを修飾する擬態語や擬音語がめちゃくちゃ多い。
それらの事実を日本語教育の専門家たちはわかっているのに、たった1,2年の学習でできると思っているのだろうか。

おまけに、その1,2年間の学習の時間のうち、授業は半日だけだ。
残りの半日はアルバイトを許可されている。
それがそもそもおかしいのだと思う。

もしアルバイトを禁止したら、来る人が減るというのなら、それが本来の姿なのだ。

半日の授業も、悪質な日本語学校が増えて、昔やっていた日本語学校の第三者評価も民主党の事業仕分けで止めてしまい、専門学校は増えたがレベルは落ちた。

文科省は教育を主管しているが、留学生への日本語教育についてはほったらかしと言っていいだろう。

本来なら、そういうことを指摘するのがマスコミの役割だ。

結局日本語がアルバイト程度にしか使えず、まともに読み書きもできない留学生が社会に出ていく。
こんな状態だから、日本人のコミュニティに馴染むわけがない。
だから、いろんな問題が起きている。

マスコミはもっとそういう声を上げるべきだろう。




| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 12:05 | comments(0) | trackbacks(0) |
大学別留学生数のデータ
留学生について調べようと思い、大学別の留学生数のデーターを探した。
JASSO(独立行政法人日本学生支援機構)のページにたどり着き、いろいろ検索をしたが、見つからない。
まとめたデーターだけが載っていて、個々の大学の留学生数というのは出ていないのだ。

Geminiにも聞いたが、公的機関なのでそういうデーターは公表されているはずであり、おそらく生データーでエクセルファイルであるはず、という。
どうしても見つからないので、JASSOに問い合わせたら、返事が翌日来た、
その内容が下記。

「「大学別の留学生の在籍数の調査結果の、おそらくエクセルのファイル」については、ホームページ上(日本留学情報サイト)では公表しておりません。
また、留学生調査の公表されている調査内容についての照会及びデータの内訳に関する照会窓口は現在休止中となっておりますので、ご理解の程、よろしくお願いいたします。」

なんで公開していないのか、どこを見ればわかるのか、を現在問い合わせ中だが、一体どういうことなんだろう。
個々の大学は情報公開を行っており、そのページを見れば留学生数はわかる。
それでも、いちいち調べるのが面倒だから、すでに集まったデーターを見たいというだけのことだ。
紹介窓口は休止中ということだが、別に休止しようがしまいが関係ない。
データーのエクセルファイルのリンクをホームページに貼ればいいだけの話。
1分でできる。

税金でやっている公的機関であり、個々のデーターは公開されているのだから何の問題もない。
ご理解の程よろしくお願いされても、理解はするがなぜリンクがないのか不思議だ。

そうこうしていたら、今日になって、返事が来た。

「弊機構のホームページ(日本留学情報サイト)においては、兼ねてより大学別の留学生数については
公表しておりません。」

全部公開データーで、公的機関なのに公表しないというのはどういうことだろう。

わけわからん。



| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 23:19 | comments(0) | trackbacks(0) |
日本語が話せない
今年に入ってから、留学生の相談も始めて、日本の留学生政策についても考え始めた。
日本の留学生制度についても以前書いた

再掲するが「もともと、日本人は教育に重きを置いていて、そのためにアジアで唯一先進国の仲間入りをした国になったと理解しています。その先人の思いを文科省は無視して、留学生に重荷を負わせ、国際的な信用を失墜し、現状を招いたというのが後世の歴史家が著述する内容になるのでしょうか?」という質問をGeminiにしたところ、次のような返事。

「その可能性は極めて高いでしょう。歴史家が後世に日本の留学生政策を評価する際、「教育立国」として培ってきた先人の遺産を、短期的な政策目標と経営的圧力によって損なった時代として記述するかもしれません。」

このままいけば本当になると思う。
日本にいる外国人についての議論が盛んになっているが、問題のもとは、日本人が日本語の第二外国語としての習得が難しいことを理解していないことだと思う。
ネイティブの日本人は英語を少なくとも6年以上は習っていて、そのくせろくに書けない、読めない、聞けない、話せない人がたくさんいる。

そういう日本人が日本語の読み書き聞き話すは得意なのだから、日本語は簡単なのだとでも思っているのだろう。
とてつもなく甘い考えだ。

アメリカでは英語以外の言葉の習得難易度を出しているが、英語話者にとって日本語は一番難しいカテゴリー5+になっている。
カテゴリー5でも難しいのに、それでは足りなくてプラスが付くのだ。
そんなことは少し関わればわかるはず。
ぼくも留学生を見ていて、なんでこんなに日本語ができないのかと思っていたが、よく考えたらすぐにわかった。

文字の数が多く、種類も多い。
特に漢字だ。さらに、それに伴って語彙も覚えるのが大変。
漢字は表音文字ではないので、読めない。
おまけに読み方がたくさんある。

中学に入って、初めて英語に触れたが、文字ではそんなに苦労しなかった。
小学校でローマ字をやっていたこともあったが、基本的にはアルファベットの大文字小文字を覚えるだけだ。
英語の場合いろんな言語の影響を受けているので、同じ文字でも変わるが、想像でいける部分もある。
さらに、文法が明確でわかりやすい。

日本語には英語のような文法はない。
語彙の用法を覚えるのが文法という感じ。
よく日本語を覚えられるなあ、と改めて思った。
カテゴリー5+は本当だと思う。

言語はその国の文化の元であり、それを理解することが文化理解の第一歩だと思う。
ところが、アジアから日本に来る留学生の多くは、ほぼ就労が目的になっている。
そういう政策を日本は取ってきたのだ。
人手不足だから、外国人を入れて労働力を補充する。
今のヨーロッパがやっていることと同じだが、行き先を日本にしてしまうと言語のハードルがものすごく高くなる。

それを日本政府は理解せず(わかっていたのかもしれないが)、安易に現地に日本語センターなどを作り、そこで即席の教育をして、来日できるようにした。
来日後も日本語学校で教育を受けるのだが、生活費のためにアルバイトを週28時間許可している。
そんな状態で1年から2年勉強しても、日本語を習得できるわけがない。

日本語能力検定の最高レベルN1でも漢字数では中学卒だ。
そこに高等教育を受けた教養などがあれば別だが、母国で高校卒で来て日本で学んでもそう簡単にはオフィスで働けるほどの日本語レベルは習得できないと思う。
Geminiに聞いても、「N1は日本での高度な活躍を目指す上での強力な「スタートライン」と捉えるのが、最も現実的で建設的な考え方だと思います。N1合格は、複雑な日本語の構造を理解し、高度な情報をインプット・アウトプットできるだけの学習基礎力があることの証明です。」ということだ。

そもそも働くために言葉を覚えるのと、その国や人、考え方を理解するために言葉を覚えることはだいぶ違う。
働くために覚えるのだったら、仕事で使えればいいだけだ。
極論すれば、日本には興味はないが、お金には興味がある、ということだろう。

今はネットの時代で、仕事が終われば時差さえ考えればいくらでも母国の家族や友人、あるいは滞在国の同国人などと連絡が母語で取れる。
外国語を覚えないと生きていけない、という昔の留学ではないのだ。
学校で同国人と過ごし、スーパー、コンビニとバイト先しか行かなければ、使える語彙は増えない。

そういう状態を10年以上続けてきて、いろんなところで問題が起きている。
隣の住民が異国語ばかり話していて、言葉が通じないということも増えているのだろう。

現に、日本語が話せない外国籍の子が増えて学校が混乱しているという記事があった。

長くなったので、続きはまた。





| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 23:04 | comments(0) | trackbacks(0) |
大学別留学生数のデータ
留学生について調べようと思い、大学別の留学生数のデーターを探した。
JASSO(独立行政法人日本学生支援機構)のページにたどり着き、いろいろ検索をしたが、見つからない。
まとめたデーターだけが載っていて、個々の大学の留学生数というのは出ていないのだ。

Geminiにも聞いたが、公的機関なのでそういうデーターは公表されているはずであり、おそらく生データーでエクセルファイルであるはず、という。
どうしても見つからないので、JASSOに問い合わせたら、返事が翌日来た、
その内容が下記。

「「大学別の留学生の在籍数の調査結果の、おそらくエクセルのファイル」については、ホームページ上(日本留学情報サイト)では公表しておりません。
また、留学生調査の公表されている調査内容についての照会及びデータの内訳に関する照会窓口は現在休止中となっておりますので、ご理解の程、よろしくお願いいたします。」

なんで公開していないのか、どこを見ればわかるのか、を現在問い合わせ中だが、一体どういうことなんだろう。
個々の大学は情報公開を行っており、そのページを見れば留学生数はわかる。
それでも、いちいち調べるのが面倒だから、すでに集まったデーターを見たいというだけのことだ。
紹介窓口は休止中ということだが、別に休止しようがしまいが関係ない。
データーのエクセルファイルのリンクをホームページに貼ればいいだけの話。
1分でできる。

税金でやっている公的機関であり、個々のデーターは公開されているのだから何の問題もない。
ご理解の程よろしくお願いされても、理解はするがなぜリンクがないのか不思議だ。

そうこうしていたら、今日になって、返事が来た。

「弊機構のホームページ(日本留学情報サイト)においては、兼ねてより大学別の留学生数については
公表しておりません。」

全部公開データーで、公的機関なのに公表しないというのはどういうことだろう。

わけわからん。



| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 23:57 | comments(0) | trackbacks(0) |
台湾情勢
Wall Street Journal(WSJ)の台湾関係のコラムにこういう文章があった。

「誰も台湾を巡る対立を引き起こしたいとは思っていない。だが、挑発しているのは誰なのか。侵攻にどう対応する可能性があるかを説明している指導者か、それとも、その侵攻に向けて計画・準備し、実行をちらつかせている指導者か。日本は、核武装した超大国である中国との軍事衝突を望んでいない。日本がそこまで追い込まれる可能性があるのは、中国の攻撃によってそれ以外の選択肢がなくなった場合だけだ。」

しかし、残念ながら日本のマスコミにはこういう論調はない。
本来なら、そういう意見があってもいいはずだが、大手のマスコミは中国の怒りを正当化するような意見ばかり。
一体どこのマスコミなんだろうと思う。
そして、結論はこうなっている。

「台湾を巡る紛争を回避するためには外交的配慮が常に必要だった。しかし、いま本当に危険なのは日本の首相が現実を語ったことではない。本当に危険なのは、中国が軍事的・経済的圧力を強めて台湾の民主主義を脅かしていることだ。トランプ氏は中国の最悪の野望を阻止するために日本の協力を必要とするだろう。」

その後のニュースでは、トランプ大統領が日本の軍事費を増やすことを伝えた。
まさに、書いてある通りの展開になった。
これでまた、日本のマスコミは戦争内閣だとか書き立てるのだろう。

でも、これは確実に抑止力になる。
それが世界の現状だと思う。

金の問題はあるが、それはずっとアメリカに国防を頼っていた日本の進むべき道だろうと思う。
平和平和と口だけで言っていても、平和ボケと言われるだけだ。
結局日本のマスコミは平和ボケしているのだ。

もうこのへんでボケはやめて、普通に戻るべきだと思う。

それは間違っているのだろうか。





| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 22:12 | comments(0) | trackbacks(0) |
宇宙のファンタジー
アースウィンド&ファイアーの有名な曲。
壮大なイントロに続いて、ギターのリフが始まる。
こないだのレッスンではその話になった。

きっかけは持って行ったリフの最初のところが16分休符になっていること。
漫然と弾いていても、こういうのは練習にならない。
1拍の最初のところを休んで、その後から弾き始める。
前にも書いたが、これが意外と難しい。

ピッキングはダウンとアップを繰り返す、オルタネイトピッキングというやつ。
最初を休んで、次から16ビートで弾くのだ。

この、拍の頭を意識するというのがミソ。
最初から弾くのと、休んでから弾くのは全く印象が違う。

その流れで、宇宙のファンタジーの話になった。
この曲のイントロのリフは逆に16分音符一つ食っている。
食っているというのは、前の小節の最後に一つ16分音符があって、速く弾き始めるということだ。

それでスピード感のあるかっこいいリフになる。

これを小節を食わずに、頭から弾くとどうなるか、ということで先生が弾いてみてくれた。
すると、同じリフとは思えないほど、もっさりしたリズムになる。

この16分音符一つ分食うリズムが自然にできるというのはスゴイことだ。

本当に感心した。




| hdsnght1957kgkt | 音楽 | 20:00 | comments(0) | trackbacks(0) |
AIは敵ではない?
日本は先進国では珍しくAIを脅威ととらえない国らしい。
AIについてアンケートを取ると、「脅威ではない」という答えが44%。
これは非常に楽観的な数字ということだ。

AIで仕事がなくなる、という恐怖を感じている人は15%程度。
そう思っていない人は50%を超える。

ぼくはChatGPTやGeminiを実際に使ってみて、さらにYoutubeでいろいろと活用法を話している動画を見て、その関連の記事も読んで、これはホワイトカラーやクリエイティブな仕事を大きく置き換えると思う。
今までなら半日から1週間かかっていた仕事が、適切なプロンプトを入れるだけで、何度書き直しをしても文句も言わず、数分単位で作ってしまう。
書類作成はプロンプト作成の仕事になると思う。

適切なプロンプトを作るためには、現場を知らないといけないし、人も知らないといけないとは思うが、効率化の度合いが激しすぎる。
スキルもそれほど要るとは思えない。
だから、かなりの頻度で置き換えが起こると思う。

海外では実際にそういうことが起こっている。
皮肉なことに、プログラマというITの仕事がすごく大きな影響を受けている。
法則性がわかっているものや、答えがわかっているものなどはAIも嘘をつかない。

士業(行政書士や司法書士、税理士など)の仕事の大部分は数年のうちにWebでAIがサービスをしてしまうと思う。
単にどうするべきかということなら、無料でAIが答えてくれる。
Webサービスをするのなら、もう一段階進んで書類を作ってくれるところまでやらないといけないだろうが、そんなことはできるだろう。

それに伴って、法律も変えないといけないだろう。

要は業務独占をどうするかということだ。
その仕事は資格を持った人に依頼しないといけない、とかいう法律をどうにかしないといけない。
そんな風にして、世の中を効率化し、行政サービスなどの人員を減らし、生産的な仕事に変えていかないと労働力不足は補えない。

日本が人口減少しながら一人あたりのGDPを増やしていくには、そういう努力が必要だと思う。




| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 23:52 | comments(0) | trackbacks(0) |
1万人の第九2025
今日は第九の本番。
昨日はリハーサルだった。
今回の第九は一青窈がゲストで、一緒に歌うのがハナミズキ。

一緒に歌う高校生の合唱を聞いて昨日は驚いた。
声がきれいなのだ。
きれいというより他に言葉が見当たらない。

声に光があると言う感じ。
申し訳ないが、いつも練習で聞いているソプラノとは全く違う。
やっぱり若い人の声は純粋なのだ。

今年の第九で一番感じたのはそのこと。

年を経ると若い頃の輝きがなくなる。
アルトやバスはそんなに感じないのだが、ソプラノは違う。
もしも、高校生を1万人集めて合唱をしたら、全く違う合唱になると思う。

年齢は声に出るのだ。

それを痛感したのが今年の収穫。

年を取ったのが悪いと言っているのではない。

違うと言っているのだが、わかるかな。



| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 22:03 | comments(0) | trackbacks(0) |
あたしンち3
あたしンちがケーブルテレビで終了して残念だったが、Youtubeにあたしンちチャンネルがあるのを見つけた。
というか、スマホのGoogleのオススメに出てきた。

おかげで見放題だ。
早速チャンネル登録した。

うちは次男のおかげでYoutube Premiumになっているから、CMも流れない。

みかん、ユズヒコ、母、お父さんの4人の立花家。
1話が8分程度の作品。

これでいつでもあたしンちが見られる。

こういう時代になったのだ。
テレビが常識だったぼくらの時代は終わりを迎えようとしている。
そんな時代の人たちが知らないこともたくさんあるのだろう。

あたしンちのチャンネル登録者が160万人、775本の動画がある。

いい時代になった。

ついていける間は、ついていこうと思う。



| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 22:58 | comments(0) | trackbacks(0) |
若い人の時代
若い人たちの時代が来たら変わることは、何だろう。
最近特に思うのは、ぼくらの時代に当たり前だった、テレビの位置づけが変わる。
今の若い人たちはテレビを見ない。
そして新聞も読まない。
だから、マスメディアというものの形が変わるだろう。

日本はどちらかというと、その動きに遅れている。
まだこんなにテレビ局があるのは先進国では珍しい国らしい。

そして、今回の参院選で若い人たちが従来の自民、立民、公明、共産などという従来の政党ではなく、国民民主や参政などに投票した。
それが今回の躍進を生んだのだと言われている。

旧来の政党もネットに力を入れようとしているが、ダメだろう。
立憲、公明や共産は支持者が80代以上がメインらしい。
いずれ消えていくのだろうと思う。

もちろん、新しければいいわけではない。
それでも、若い人たちは今まで虐げられてきたという隠れたエネルギーが貯まっているのだ。

それがどう出るか、次の選挙が楽しみだ。


| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 00:13 | comments(0) | trackbacks(0) |
水素社会?
知らなかったが、東京都が水素事業を始めるらしい。
「TOKYO H2」という名称。
手始めに、水素燃料タクシー600台の導入という目標を立てている。

この運用が始まると、車両費と燃費を一般的な水素の販売価格で計算すると、通常のタクシー(プロパンガスハイブリッド)よりも6年走らせて、51億円も高くなるらしい。

水素をどこから作るかということだが、今回はグリーン水素(製造過程でCO2が出ない)を作るために、水を電気分解する装置を作っているとのこと。
総工費24億円で、年間20万トンの水素を製造するとのこと。

電気分解だから、当然電気を使う。
おそらく、再エネを使う電気で作らないと、グリーン水素にはならない。
ここで使う電気をそのまま使う場合より、1/3から1/4の効率になるという。
つまり、100の電気エネルギーをわざわざ30程度に落として使う(つまり70は無駄になる)ということだ。

結局70億くらいのお金を使って、タクシーを水素で600台走らせるということだ。

世界ではもう水素の効率の悪さに気がついて、いろんなプロジェクトが頓挫しているらしい。

脱炭素についてもガラパゴスな日本はそこから遅れている。

以下に東京都が金持ちだとはいえ、あまりにも無駄が多い。
というか、誰かそんなプロジェクトは無駄だと言わなかったのだろうか。

あまりにも科学的ではない。

こんなことをやっているから、日本は落ちぶれるのだろう。



| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 21:38 | comments(0) | trackbacks(0) |
英語力?
高市総理の英語がジャパニーズイングリッシュだと言う人がいる。
ぼくはそんなことどうでもいいと思う。
ネイティブではないのだし、日本語の発音にない音がたくさんある英語をネイティブ並みに話すことに熱心になっても仕方がないと思う。
もちろん、最低限通じないといけないとは思うが…。

それよりも大事なのは話すことを持っていることだと思う。
何度か書いたが、ぼくが入社したときの課長(Dさん)は関西弁の英語だった。
ぼくが初めて海外出張に鞄持ちで行って、よくわかった。

ぼくもたいがい発音はひどいのだが、お世辞にもDさんの英語の発音はひどかった。
完全に日本人の英語だった。

それでも、外国人には慕われていて、Dさんがいるところに人が集まってくる。
言葉はコミュニケーションの道具だ。
集まってくる人たちはDさんの話が聞きたいのだ。

業界動向だったり、OEMの情報だったり、とにかく話をしようと寄ってくる。
たいしたものだと感心した。

英語をネイティブのように話すことは、確かに努力がいるし、格好もいい。
でも、ぼくには無理だと思ったし、それよりは話すことを持つことだとその時から思っている。

Dさんはもう亡くなってしまったが、あの「インジャパンではねぇ…」というセリフは今も耳に残っている。

英語の話が出るたびに、この話を思い出す。


| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 23:08 | comments(0) | trackbacks(0) |
パスワードポリシー
最近のパスワードはやたらうるさい。
大文字小文字を使えとか、数字希望を入れろとか、8文字以上でないといけないとか、容易に推定されるものはダメとか…。

これらの要求はNIST(アメリカの国立標準技術研究所)というところが出しているガイドラインに基づいて決まっているらしい。
それが今回改訂された。

記事によると、

「従来、NISTはパスワードの複雑性を重視し、大文字と小文字、数字、記号を組み合わせた構成ルールを推奨していた。しかし「混在ルールを課してはならない」と明確に定義し、特定の文字タイプを強制する慣行を禁止した。」

とのことだ。

たしかに、混在ルールはうっとうしい。
アルファベットの大文字、小文字、数字、記号を混ぜなさい等と言われると、覚えられないからかえって簡単なものにしてしまう人もいるだろうし、すでにあるものを使い回すことになることも多い。
無理強いをすると、かえって良くないということに気づいたのだ。

定期的な変更もやめることになったらしい。
侵害されたと思われたときは変えること、というルールだ。

パスワードのみの認証の場合は、文字数は15文字ということだ。
今は多要素認証が増えているから、これは仕方ない。

また、設定時にPassword1などというものは拒否ということになる。
どこまでそれが厳格に運用されるかだが⋯。
秘密の質問もなくすらしい。

その代わりに、パスワードに頼らない認証が増えるのだろう。
最近はパスキーを指定しろというところも増えた。
パソコンに指紋認証や顔認証がついていないと、どうするのだろう。
デスクトップのPCなど、困るではないか。

ともあれ、パスワードの設定は楽になるだろう。
無理強いが減るからだ。

これでパスワードのページが早く変わってほしい。

| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 21:46 | comments(0) | trackbacks(0) |
どこの国のテレビ?
ぼくは民放は全く見ないが、いつも見ている人に最近の状況を聞いた。
こないだまではクマ騒動一色だったらしい。
自衛隊の隊員が撃てないのはどうなってんの?と言っていた。

かと思ったら、クマはもう飽きて香港のタワマンの火事のニュースばかりというのが今週。
たしかに大惨事だと思うが、なぜ海外の火事のニュースをそんなにやるのだろうか。
日本には報道するニュースがないということか。

単に目を引ければそれでいい、ということだろう。
記者の取材能力もないのだろう。
海外のニュースを流して、わけのわからないコメンテーターに話をさせておけばいいから楽だ。

かと思うと、こんなツイートが流れてきた。

「地上波が「中国人団体キャンセルで損失2000万円」と煽る一方、当のホテルは「想定内」「中国人観光客に依存していない」と真っ向否定。

もしこれが事実なら、地上波ニュースは事実より先に物語を作る危険な報道姿勢と言わざるを得ない。
引用
Tokyo.Tweet
@tweet_tokyo_web
·
11月27日
テレ朝「中国人団体がキャンセル 損失2000万円」と報道された愛知のホテルが見解公表 →「過去にも尖閣諸島問題や靖国神社参拝問題など、日中関係が緊張した局面において繰り返し起きており、当館としても想定の範囲内」「中国人観光客に依存してない」 https://anonymous-post.mobi/archives/73480」

この手のおかしなニュースが多すぎる。
よほど高市政権が嫌なのか、中国の肩を持ちたいのか…。

兵庫県のニュースもひどい。
NHKもカンテレも、本当の偏向報道だ。
何でも知事が悪いことにしたいらしい。
まともな県民はもうわかっているのに、どうして続けるのだろうか。
司法の判断も出ているというのに。

兵庫県ではマスコミが誹謗中傷を繰り返している。
一体どうなっているのだろう。

この国のマスコミは末期症状だ。


| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 22:59 | comments(0) | trackbacks(0) |
捨てられないKindle
実家じまいをしてもう3年。
その時に実家にあったもので持ち帰ったものはほとんどが本。

母の洋裁の道具がたくさんあったが、リサイクルしてもらった。
あとで母が洋裁を教えていた生徒さんからハガキをもらって、その人にあげたらよかったと後悔した。

3年経っても、跡地がどうなったかは見にいけない。
当初は弟にまた見に行って写真でも送ろうと思っていたのだが…。

今になって、持って帰った本(ほとんどは推理小説やエンタメ本)は果たして読めるだろうかと思っている。
仕事を辞めたら読もうと思っているのだが…。

西村京太郎や今野敏なんかが多かったと思う。
持って帰って、整理もせず部屋に積んでいる。

母は新しいものが好きだった。
機械音痴の父と違って、パソコンも使いこなしていた。
おばさんがやっていたNPOの縦書きの連句集も自分で作っていた。

AmazonのKinnleが出たときも、欲しいと言って注文した。
結局は紙の本が良かったみたいだが、だいぶ電子書籍も買っている。
それが全部母のKindleに入ったまま残っている。

長男が当時読んでいたあさのあつこの本を買って、結構面白いと言って、何冊も買って入っている。

新しい本を買うことはできないが、そのまま読むことはできる。

こういうのは捨てられない。



| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 22:57 | comments(0) | trackbacks(0) |