考えたこと2

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MG5
MG5(エムジーファイブ)というと、男性整髪料。
男も中学3年になると、整髪料に興味を持つ人が出てくる。
当時はMG5が圧倒的にメジャーだった。

ぼくは使ったことがないので、未だにヘアトニックとかヘアリキッドとかの違いはわからない。
男性整髪料を使う進歩的な友だちは、いろいろと講釈をしていた。

当時の中学3年というと、ぼちぼちオトナに憧れる時期。
進歩的な友だちは精神的に背伸びをしていた。
ぼくにはあまりそういう思いはなかった。

整髪料を使ったからといって、オトナの仲間入りをしたわけではない。
でも、何となくそれがオトナっぽく見えたのだろう。
そういう友人たちが、MG5を使っていた。

Wikipediaによると、MG5は「成功の要因の一つとして印象強いパッケージデザイン、これはアメリカ的な機能主義の精華とも位置づけられるが、西欧の「ギンガムチェック」、日本伝統の「市松模様」にも見受けられる普遍的な配色を基本としながらも黒と銀の大胆な色使いにより、若者の新たなライフスタイルに相応しい、新鮮さ・男らしさ・若々しさをアピールするなど徹底した斬新さを打ち出した。」とある。
それが1967年だったらしいから、71年当時はそのイメージが定着していたと思う。

そんなに詳しいわけでもない友人たちが、MG5のユーザーだった。

今でも当時のデザインのパッケージで売っているようだ。
たしかに、黒と銀のチェックで統一されたいいデザインだと思う。

しかし、当時の神戸市の中学生はみんな坊主頭だった。
坊主頭の中学生が、どうして整髪料を使うのか…とも思う。
常識で考えれば必要はない。
でも、そういうぼくもシャンプーだけでなくリンスも使っていたような気がする。

中学生とは、そういう理不尽なことをする年齢なのだ。

今となっては懐かしい。

そういう仲間たちももう還暦か…。

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