考えたこと2

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ツイッター買収
ツイッターを使っている人は多いと思う。
実際につぶやいている人もいれば、ぼくのようにアカウントを取ってもほとんどつぶやかず、信頼できるサイトや人をフォローして情報を入手するのに使っている人もいるだろう。

ツイッターはとっつきにくいとぼくは思う。
いきなりアカウントを取ってつぶやいても、それを誰も見ていない。
そういう仕組なのだ。

だから、フォローしてくれる人がいないとつぶやいても仕方がない。
フォロアーが多い人につぶやきを送って、それがその人のリツイート(人のつぶやきを引用する)でもされて、それが面白いとフォロアーになってくれたりする。

自分が参加したい話題があれば、それをハッシュタグ(#で始まるワード。#ワールドカップ という具合に使う)で検索してそれを入れてつぶやけば、仲間を見つけることができてフォロアーも増えるだろうが、誰がフォローしてくれるかは結果論だ。
自分でつぶやく人は、一緒に仲間を誘ってアカウントを取って、お互いにフォローしあうというような使い方になっているのかもしれない。
フォローされるのがイヤな場合は、ブロックすることができるようになっているが、そもそもフォロアーを増やせるのはよほど自分のつぶやきが影響力がある場合になると思う。

ぼくはこの人は面白いと思う人や情報元の会社などを複数フォローしていて、もっぱら情報の入手に使っている。
ユーミンもフォローしてはいるが…。

そのツイッターだが、経営不振で身売りの話があるという。
先日まで何社か名乗りをあげていたようだが、結局不調に終わり誰もいなくなったらしい。
世界的にはユーザーがあまり増えておらず、広告も入れにくかったりするんだろう。
もともと140文字という制約があるから、難しい。
でも、写真や動画なども入れれるし、やり方によってはうまくターゲッティングできると思うのだが、ツイッターだけで広告というのはあまり考えられないのかもしれない。

ディズニーも名乗りをあげていたようだが、ツイッターというと「ネットいじめ」「人種差別」などの温床になっているということもあり、企業イメージとそぐわないということで降りたらしい。
たしかに、140文字で何かを言おうとすると、核心のみになってしまうから、一番言いたいことをズバッと言いがちだ。
だから、過激になるという点ではツイッターはそういう側面を抱えているのは事実。
日本でも「炎上する」というとツイッターが早いし、多いと思う。

しかし、社会に与える影響力が大きいのも事実。
アラブの革命などはツイッターがおおきな影響を与えたのではないか。
140文字という制約があるから、とにかく早く拡散する。

でも、日本ではユーザーは増加率が高い。
2016年の2月のユーザー数は3500万人もいる。
2015年のユーザー増加率は世界一らしい。
この推定理由が面白い。
日本語は140文字で表せる情報が多い、ということだ。

なるほど、アルファベットを使う言語は表音文字だから同じことを伝えるのにも文字数が多くなる。
日本は漢字を使うので、盛り込める情報が多い。
「問題」なら2文字だが、"problem"なら7文字になるからだ。
だから、ツイッターの使いでがあるということだろう。
中国語も情報量は多くなると思うが、中国には中国版ツイッター(ウェイボー)があるらしい。

こういうところで言葉の成り立ちが出てくるのが興味深い。
実際には漢字系にはアルファベットの2倍の情報量がいるのだが、それはコンピューターの文字の扱いが進んで無視できるようになったのだと思う。
昔なら問題になったが、今は全ての文字がコードを割り当てられており、一元的に扱えるからだ。

噂ではソフトバンクが買収するかも、という話。
身売り交渉は10月27日に決まるということだが、本当に決まるのかな…。

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