考えたこと2

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セキュリティもIoT
最近のアメリカのアクション系の映画やドラマを見ると、いとも簡単に街頭やハイウェイに設置されているカメラなどをハッキングして犯人(警察の場合もある)の行動をたどるというような場面に出くわす。
実際はそんなに簡単にできるものではなく、シナリオの構成上、そうしているのだろうと思っていたが、そうでもないらしい。

もちろん、街頭の監視カメラなどはインターネットとつながることでコストを下げ、便利になった。
それは必然だろう。
でも、それらがインターネットにつながることで、悪意のあるハッカーたちが攻撃する対象が増える。
カメラを設置する側は、いちいちカメラにややこしいパスワードなどを設定しないことが多い。
それを悪用して、攻撃するということが起こっているらしい。

自分のコンピューターには細心の注意をしてハッキングから守ろうとするが、単なるウェブカメラならついつい手を抜いてしまう。
つなげて、それでOKということになるのだろう。

アメリカのセキュリティ情報サイトによると、あるサイトを攻撃するために、そこへのアクセスを集中させ、ダウンさせてしまうというDDoS攻撃で防犯カメラなどが使われたということらしい。
いろんなものがインターネットにつながる時代。それがIoT(Interenet of Things)だ。

防犯カメラなどは本当に便利になった。
LAN上に設置すれば、パソコンがあれば画像が見られる。
それが防犯カメラが増えた要因でもある。
ただ、それを設置するときのパスワード設定を怠ると、そこを利用される。
犯人は防犯カメラなどの初期設定でのパスワードを知っていて、それで入れるところを探すらしい。

そういえば、ちょっと前にインターネットにつながるテレビがそういう攻撃に使われたこともあった。
使う方も、そんな意識をせずに使っている。
ウチも一台無線LANでつないでいる。
電気屋さんが来て、勝手に設定したりすると、意識もせずにインターネットにつながってるという設定になるなあ。

パソコンだけでなく、どんどんインターネットにつながるモノが増えている。
それが、生活を便利にしているのは事実。
しかし、その裏をかいて悪意を持ってそれらを悪用するハッカーもいる。

しかし、これだけインターネット依存が大きくなると、戦争初期にサイバー攻撃というのも実効性を持つだろう。
政府や軍の通信などは確保される(と思いたい)としても、民間の生活がストップするから、大混乱になる。
パソコンを立ち上げても、インターネットに繋がらず、メールも見られないとなると、ややこしい。
企業が持っているいろんなデーターベースもつながらないと仕事にならない。
交通信号もおかしくなるし、鉄道の改札なども通れなくなったりする。
ATMも使えなくなるかもしれない。
要するに、日常生活が回らなくなる。
テレビ局や新聞もネット依存しているから、報道ができなくなるかもしれない。
情報も遮断されるということだ。
この一撃は大きいだろう。

とりあえず、ネットにつながるものを設置したら、何でもいいからパスワードを変えることだ。
それしか対策はない。

何かもっと安全なものは作られないんだろうか。

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