考えたこと2

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スナク首相の脱炭素方針
イギリスのスナク首相が、今までの脱炭素政策に誤りがあったので、方針を変更する、という演説をした。

今までの英国政府は誤っていて、今後はそれを正すということだ。
具体的には、禁止、規制、課税に頼るのではなく、人々の同意を重視して、「内燃機関自動車禁止の期限の延期に加えて、ガスボイラー禁止の期限も延期する。住宅の断熱改修義務付けの計画も変更する。ゴミの分別細分化はしない。飛行機への税も食肉への税も実施しない」という方針変更だ。

さらに、「歴代の英国政府はネットゼロのコストについて国民に正直でなかった」と言って、今までの脱炭素(ネットゼロ)の政策にはコストについての議論や精査が欠如していたことを明らかにした。

こないだ「量子もつれ」でノーベル賞を受賞したクラウザー氏が、気候危機説を否定し、気候危機に関する科学が腐敗している、という演説を行った。

インタビューの記事から、内容を紹介する。

「気候変動に関して人々に広められている物語は、危険なまでに腐敗した科学の反映であり、世界経済と何十億もの人々の幸福を脅かしている。誤った気候科学は、大規模なショック・ジャーナリズムの似非科学へと転移している。そしてその誤った似非科学である気候変動は、あらゆる悪いことを引き起こしているとされた。本当は無関係であるにもかかわらず、スケープゴートとなったのだ。この似非科学は、同じ様に誤ったビジネス・マーケティング、政治家、ジャーナリスト、政府機関、環境保護論者によって宣伝され、拡大されてきた。

私の考えでは、本当の気候危機など存在しない。しかし、世界の膨大な人口に良い生活水準を提供するという非常に現実的な問題が存在し、それに関連するエネルギー危機は存在する。このエネルギー危機は、私に言わせれば、間違った気候科学のせいで不必要に悪化している。」

きっとスナク首相も同じようなことを考えたのだろう。
気候危機論者たちは自分たちに都合のいいデーターやシミュレーションを紹介するが、たとえ事実と異なっていてもそれには目をつぶってきた。
それが「腐敗」だと言っているのだろう。
今後は議会は脱炭素に関わる予算を承認する際には、それを達成するための計画を同時に精査すべきだ、ということも言っている。

環境原理主義は金持ちの道楽なのだ。
コストを度外視して、いろんなことを決めてきた。

この方針変更が揺り返しの第一歩になるといいのだが…。





| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 20:33 | comments(0) | trackbacks(0) |

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