考えたこと2

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SDGs?
最近流行りの「SDGs」の「S」というのは、サステナブルという意味。
日本語では「持続可能」ということになっている。

世界を変えるために国連が17個の目標を立てた。
それらを総称して「SDGs」と呼んでいる。
正式には「Sustainable Development Goals」ということで、「持続可能な開発目標」という。

ごくたまに、SDGsのバッジを付けて歩いている人もいる。
カラフルな丸いバッジだ。
俗にいう「意識高い系」なのだろう。
会社の方針で付けさせられているのかもしれない。
企業が当たり障りなくアピールしようと思うと、ちょうど手頃な目標だ。
一つ一つについて、何かしらやっていることがあれば挙げて、宣伝できる。

貧困をなくそう、飢餓をゼロに…、というような目標が17個。
それらが実現されたら、持続可能かどうかはわからないが、これらの目標に反対だという人はいないと思う。
できたらいいね、ということだ。

ちょっと皮肉っぽい言い方になったが、みんな自分の生活がある。
それを考えると、そういう返事になるのだ。

例えば「人や国の不平等をなくそう」という目標があるが、それは個人でいくら頑張っても無理な目標。
それこそ国連でやってくれ、という感じだ。
日本は先進国だが、不平等をなくすために、貧しい国々を補助するということで、ジャンジャンお金を出したら、国内は貧しくなるが、それは困るというのが人情。
みんな自分の生活を大きく犠牲にしてまで、それをやってくれとは言わない。

所詮は、「茶の間の正義」なのだ。
「できたらいいね」とみんながテレビを見て、菓子を食べながら話す、というレベル。

SDGsを本気で言っている人は、活動家の類だと思う。
言っているだけで、ではどうやってやるのか、という提案すらないと思う。

ネットの調査結果では「サステナブル(持続可能)な社会の実現に興味がありますか?」という質問に対して「興味がある」と回答した人の割合は4割弱に留まったとのこと。
やっぱりそんなものだろう。

年代別では「10代と20代に次いで、70歳以上の多く(38.1%)がサステナブルな社会の実現に興味がある」という結果。
働き盛りの50代が最も関心が低い。
10代、20代は学校での教育の影響が大きい。
大学の教員もSDGsは好きだ。

茶の間の正義だとわかってやっているのならいいのだが、それを崇高なものと教えられた学生が気の毒だと思う。





| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 22:21 | comments(0) | trackbacks(0) |