考えたこと2

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丸の内サディスティック
椎名林檎の「丸の内サディスティック」がやりたいというリクエストがあり、ある意味で有名なこの曲を練習してみた。
「有名」というのは、この曲のコード進行が「丸サ進行」と言われ、J-Popでよく使われると言われているからだ。

ジャズの人たちは、「Just the two of us」進行と言ったりする。
どちらも同じような進行なのだが、「Just the two of us」の方が先だからだろう。

キーがCで「丸の内サディステック」を見ると、FM7ーE7ーAm7ーC7というのが基本になる。
ちょっとミステリアスでダークな感じもあるし、明るい感じもあって、「おっ」と思わせる。
そんな雰囲気がいいので、意識をしているかどうかは難しいが、使っているのだろう。

「丸の内サディスティック」ではイントロからこの進行が繰り返される。
だから「丸サ進行」という名前がついたのかもしれない。

この進行の最後のC7の手前にGm7を入れると、さらにおしゃれな感じになる。
キーがCでGm7ーFM7が出てくる曲は多い。
一瞬転調した感じも出て、J-Popにはよく使われる。

また、この曲の歌詞もミステリアスで、ギターを知らないと何のことかわからない部分もある。

ギターの名前の「リッケン620」、楽器屋が多い「御茶ノ水」、アンプのブランド「マーシャル」、ギターのブランド「グレッチ」、エフェクターの「ラット」など、知っている人は知っている言葉が散りばめられている。
内容も、ちょっとアナーキーで退廃的な感じ。
「将来僧になって結婚してほしい」とか、「国境は越えても盛者必衰」など、どういうセンスで言葉を選んでいるのかと思う。

それでも、椎名林檎の代表曲らしい。
たしか、紅白でも歌っていたはず。

なんとも言えない不思議な曲だが、たしかに耳の残る曲だ。

J-Popのスタンダードになるのかもしれない。



| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 22:38 | comments(0) | trackbacks(0) |

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