考えたこと2

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イギリスの報道離れ
日経によると、「2017年に報道を避けていた英国市民は24%だったが、最近では41%に増えた。その理由として約半数が心理的な悪影響を挙げた」とのこと。
オックスフォード大学の研究所の報告結果だ。

心理的な悪影響というのは、もちろんコロナのことだ。
コロナでいろんな意見が出て、イギリスでも両極端の意見もあったのだろう。
でも、イギリスは早くから集団免疫などの真っ当な考え方を示していたとは思うのだが…。

さらにコロナだけでなく、気候変動のデマに近いニュースもあったのだろう。
ホッキョクグマがいなくなる、というBBCのニュースは有名だ。
でも、実際にはホッキョクグマは増えているという。
この本を見てみればわかる。

オーストラリアのサンゴ礁も温暖化で無くなる、ということに対して正反対の事実を示している科学者がいるし、2004年に人間が住めるのは南極大陸だけになる、と予言した科学者もいたが、南極の氷は年ごとに最高記録を更新しているというニュースもある。

特に欧州は環境原理主義者が多く、何が本当なのかややこしいから報道を避ける人が増えたのかもしれない。
だいたい、気候変動で地球が滅亡するというようなニュースが多いのだ。
そんなことばかり、聞いてられないということだろう。

気候変動はともかく、コロナに対してはそのような現実に対応するために、数値データーのみを提供するサイトができた。
日本でも東洋経済などがそういうサイトを作っていた(今年の5月にコロナが5類移行したときに更新はやめている)。

しかし、日本ではそういうデーターを見る人が少なく、高齢者についてはテレビのワイドショーの影響が大きい。
コロナを怖い怖いと煽るばかりで、未だに怖がっている人もたくさんいる。
そのせいでなかなかマスクがなくならない。

そういう意味では、イギリス人に比べて、日本人の報道に対するリテラシーは低いのだろう。

新型コロナの感染拡大のおかげで、一般市民のデータリテラシーが向上したことも研究で明らかになっているという。

ぜひ日本でも同様の調査をして、発表してほしいものだ。

日本のマスコミはいかに偏向報道しているか、わかるといいのだが…。


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