考えたこと2

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テニスボールのリサイクル
今年の8月から9月にかけて、テニスの全米オープンが開催された。
ジョコビッチが優勝したのだが、この大会で使われたボールの数は約10万個だという。

125試合行われて、10万個だから、1試合あたり800個使われたことになる。
テニスボールの反発力がすぐに落ちるから、それだけ使わないといけないということだ。
缶に入ったテニスボールは加圧されていて、缶が開けられると周りの空気圧が下がり、ボールの空気圧も下がっていき、反発力が落ちる。
最高の状態でプレーするために、どんどん新しいボールが使われるので、10万個も必要になる。

加圧していないノンプレッシャーボールというのもあるが、大会などでは使われない。
中のゴムが多く、重いし、打球感が異なるからだ。

日経の記事によると、アメリカでは毎年1億2500万個のテニスボールが捨てられている。
普通のマッチなら、6ゲーム先取で1セット、3セットマッチもあれば5セットもある。
全米オープンの規程がどうなっているのかわからないが、10万個使うということは、かなり早めに新品に変えているのだろう。

全米オープンで使い終わったボールは売店で販売されたり、テニススクールに売ったりしているとのこと。
まあ、プロが思い切り打つのだから、ボールのヘタリも早いのだろう。

思い切って、ノンプレッシャーボールに変えたら長持ちするのではないか。
そのうち環境原理主義者たちが、そういう提案をしそうだ。

外側が消耗するのは仕方ないとして、空気が抜けるのを防ぐいい方法はないのだろうか。
加圧容器を使って、少しは復活させられるらしいが、最初の新品のレベルにはならないとのこと。

でも、緊迫感のあるテニスの試合のために、反発力の高いボールが必要ということなら、仕方ないのだろう。

一度ノンプレッシャーボールを使った試合を見てみたいと思う。

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