![]() |
2024.09.09 Monday
音列が同じ
以前、オルタードスケールのことを書いたが、今日のレッスンでもまた出てきた。
キーがCのときに、G7からCという動きがドミナントモーションという。 難しそうに聞こえるが、これは小学校のときの起立、礼、着席のときにピアノで彈くC、G7、Cという和音の動きだ。 このG7のときに、Gのオルタードスケールが使える。 不協和音のかたまりのようなスケールで、ソ、ソ#、ラ#、シ、ド#、レ#、ファ、というもの。 なかなか覚えられなかったが、最初の音から、半全半全全全全という音の並びだ。 これはGの半音上のAbのメロディックマイナーと同じ音の並びだと前に書いたが、今日はさらに、Dbのリディアンセブンススケールを同じ音だと教えてもらった。 リディアンというのはファから始まるスケールで、ファソラシドレミbファという音の並び。 ファからいうと、全全全半全半全という音列。 つまり、4つ目の音から始めると、半全半全全全全になって、Gのオルタードスケールになる。 ついでに、バップ(これがよくわからない)の人が使う、ツー・ファイブのパターンを教えてもらった。 Cに落ち着くパターンとして、F#m7b5‐B7‐Em7b5‐A7‐Dm7b5‐G7‐Cというもの。 Cありきで、Cに向かっていくときは普通はDm7‐G7‐Cという感じで行くのだが、Dm7に行くためのツー・ファイブとしてEm7b5‐A7、もう一つA7にいくためのツー・ファイブとして、F#m7b5‐B7を前に前に付け足していく、といやり方。 こういうのがバップらしい。 そういう音楽を黒人のジャズマンたちが作ってきた。 理屈は後でつけたのかもしれない。 本当に天才だと思う。 |
![]() |