考えたこと2

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コメ不足
以前から、コメの減反政策ってなんでやっているのだろうと思っていたが、今回のコメ不足の原因が「減反によるコメの生産量減少だ」という記事を見て納得した。

コメの減反政策というのは、農水省とJA農協が、コメの高価格を守るために供給量を減らしている、ということらしい。
インバウンド消費の増加や猛暑の影響などもあるが、それ以前の根本問題があるということだ。

何度か書いたが、食料安全保障を考えるのなら、コメはどんどん輸出するべきなのだと思う。
輸出できるほどの生産をしていれば、何かあっても輸出を減らせばいい。
こんな簡単なことがなぜわからないのだろう。
それは農業をやっている人たちのやりがいにもつながるはずだ。

外国人の旅行客に日本食を紹介している動画を見ると、たいがい日本のコメはレベチhttp://hdsnght1957kgkt.blog.bai.ne.jp/?eid=241179においしい、と話す。
外食産業がどんどん海外に出ていっているが、日本のコメで作ったおにぎりなど、ファストフードとして十分に通用すると思う。
マンガやアニメのおかげで、日本の認知度は世界でも上昇しているのだろう。

農水省は食料安全保障のことをいつも言っているが、やっていることはその反対だ。
大規模農業でコメを量産して、国内とともに輸出したらいい。

農水省は国内需要だけを考えて減反しているらしい。
記事の中にこうある。

「JA農協と農林水産省は、コメの需要が毎年10万トンずつ減少するという前提で減反(生産調整)=作付面積の減少を進めてきた。前年比10万トン減少という前提でコメの作付面積を減らしていれば、作況指数が前年並みの100でも、昨年の9月から今年の8月までに供給される作年(2023年)産のコメの量は前年(2022年)産に比べ10万トン少なくなる。

現に、作況指数101にもかかわらず、2023年産のコメ生産量は前年の670万トンから9万トン減少した。猛暑による影響を云々する前に、2023年産のコメ供給量は減反で減少していたのである。
わずかな需要増で「コメ不足」になった
需要の増加として挙げられているのは、インバウンドによるコメの消費増である。」

農水省とJAがグルになって、日本のコメを滅ぼそうとしているとしか思えない。
値段が下がるから、備蓄米の放出もしないという農水大臣など、更迭すればいいのだ。

ぼくらが小さい頃には、生産者米価の事を巡って、農家のデモがあった。
コメは統制経済のものだった。
1995年にやっと米価の自由化になり、2004年に食糧法が改正され、完全に流通も自由化された。
なぜそれでも減反をするのか。
農家の自由にやるべきだ。

いまだに農地は株式会社が所有できない。
いまこそ、農業の本当の自由化をするべきだと思う。
そして、日本食ブームにのって、日本のコメを世界に高く売るのだ。
それこそが本来の農業政策だろう。


| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 20:36 | comments(0) | trackbacks(0) |

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