考えたこと2

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減反政策
ぼくは減反をするのは米が余るからだと思っていた。
でも、そうではなく、米の値段を上げ、農家の利益を守るためだという記事があった。

記事を書いた人は、台湾有事を心配している。
最悪の場合、日本の全てのシーレーンが破壊されるというシナリオだ。
そうすると、輸入に頼っている日本では、食料が足りなくなる。

1億2000万人に米の配給をすると、1600万トンの米が必要。
しかし、今の日本の米の生産量は670万トンしかない。
圧倒的に足りないのだ。

記事にはこうある。

「1960年から比べて、世界の米生産は3.5倍に増加したのに、日本は4割の減少である。なぜか。それは農林水産省が、減反(生産調整)政策を行ったからだ。

減反とは、農家に補助金を与えて米の供給(生産)を減少することで、市場で決まる米価よりも高い米価を実現しようとするものである。これは1970年以来半世紀以上も続けられている。減反を始める前は350万ヘクタールあった水田は、今では235万ヘクタールしかない。」

TPPでもめていた頃、日本の農業という記事を書いた。
あの時から比べても、状況は悪化しているのだ。

日本の米は美味しいと思う。
だから、それを輸出すればいいのだ。
そのためには、農業を大規模化して企業の参入を進めないといけない。
一方で農家の数はどんどん減っている。

企業の参入が何故進まないのかというと、規制緩和が進まないからだ。
農水省、JA(農協)は日本を滅ぼそうとしているのか。

減反に補助金を出している場合ではない。
そんなものはやめて、生産を拡大しないといけない。

どうして、国民を飢えさすような状況を作るのだろうか。

全く本末転倒だ。



| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 23:12 | comments(0) | trackbacks(0) |

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