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2024.09.17 Tuesday
第九 練習2回目
森ノ宮の池田先生の教室の2回目を日曜日にやった。
この先生は発声練習が厳しい。 2回目以降のベテランクラスだから、歌詞とメロディは覚えているだろうから、発声を鍛え直すということなのだろう。 2回目は発声練習だけで20分以上の時間。 発声練習の最後に、ハーモニーの練習を輪唱でする。 どこで止めてもきれいな和音になっているような曲だ。 「歌声ナントカ…」というような歌詞。 ソプラノから順に歌っていき、4声のハーモニーを作る。 先生が止めたところで、ちゃんとハーモニーができているか、耳で確認する。 これは面白い。 ただ、発声練習だけあって声を出すので、20分ほどやるとそれだけで喉が痛い。 喉で声を出しているからだろう。 あと4回の練習だが、練習しても喉がしんどくない歌い方をしないといけない。 息を吸って、吐くときに声を出す。 ただそれだけのことなのに、響かせるのは難しい。 先生はバリトンのプロだけあって、マイク無しでも響く声が出る。 各パートに数人はそれに近い声を出せる人がいる。 スゴイなあと思う。 第九の方は、ドッペルフーガのところを集中的にやった。 今年の教室は人数が多く、男性100人、女性200人。 やっぱり女性は男性の倍はいる。 ネットで調べると、第九のコーラスをやると、アルトが多くて、ソプラノが少ないということだったが、1万人の第九はソプラノの応募が多い。 比較的メロディが多く、知ってるから、という理由なんだろう。 アルトは第九のコーラスの肝と言っていいと思う。 一番音程差が多いコーラスで、難しいパートだ。 音域的にはアルトだが、練習してみてソプラノに変える人も多いのだと思う。 ドッペルフーガでは、ソプラノは上のラの長い部分がある。 よくあの声が出るなあと思うが、どうしても金切り声の状態になる。 そこを丸く、明るく、音程をキープして、と先生は言うが素人には難しい。 全体に高い音は全パートそうなりやすいのだが、男性の場合はオクターブ下に逃げる人もいて、そこは厳しい。 何度か歌わせて、オクターブ下が聞こえなくなるまでやる。 おそらく、そういう人は口パクになっているのだろう。 今回の先生は若くて、練習も面白い。 頑張ろう。 |
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