考えたこと2

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敬老の日
9月16日は敬老の日だった。
いつの間にか、敬老される側に近づいている。
そんな日が来るとは思わなかった。

統計上の数字を見ると、65歳以上の高齢者の人口は過去最多の3625万人とのこと。
全国民の3割が高齢者ということになる。
後期高齢者は2000万人。
人口の2割弱だ。

総人口は減っても、高齢者は増え続ける。
世界最高の高齢者率らしい。
人口の3割を敬えと言っても、それは無理だろう。

ぼくらの時代は、老人というと、戦中戦後を生きて抜いて、焼け跡から頑張った人、という位置づけだった。
でも、今は戦後の焼け跡は知らず、高度成長を楽しんで、バブルで踊って、逃げ切った人たち、というような感じだ。
ぼくもその一員ではある。

以前は市区町村から祝い金を支給していたらしいが、打ち切っているところもあるらしい。
ちなみに、ぼくの住んでいる市は100歳以上になっていた。
比較的若い人が多いところでも、そうなんだから、高齢者ばかりの地方に行くともう無理だろう。

おまけに、社会保障費を若い人たちからもらって、医療費は1割でいいし(75歳以上)、正直なところ「敬え」と言われてもなあ、ということのような気がする。

来年は介護保険が値上がりするし、団塊の世代が75歳に達するから医療費も上がる。
今までそれについて言ってきたのは維新だけだったが、総裁選でようやく自民党でも言い始めた。
それでも、公明党や共産党、立憲民主などは、高齢者の党なのでこの問題はないことのようだ。
この世代間の問題については、誰も何も言わない。

国は成長産業に人材を投入して稼ぎを増やしたいらしいが、増えるのは医療や福祉、介護ばかり。
20年で2倍になったという。

生産性が低い医療福祉が日本最大の産業になろうとしている。
これで経済成長できるわけがない。

総裁選ではぜひそういう議論をしてもらいたいが…。


| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 21:09 | comments(0) | trackbacks(0) |

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