考えたこと2

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文化戦争
日経の関連誌で「米企業の多様性推進、「文化戦争」の標的に」というのがあった。
ぼくも、そうだろうなあ、と思う。

多様性とは異質なものを認めるということだが、それが行き過ぎると摩擦を生む。
それは当然だ。

企業のDEIという動きに疲れているのだ。
DEIとは多様性、公平性、包摂性の英語の頭文字をつなげたもの。
Diversity, Equality, Inclusionだろう。

企業というのは基本的にモノカルチャーになりやすい。
ある目的に向かって、一致団結して動かないといけない、という感じだろう。
それとDEIは馴染みにくいのは事実。

民間企業に公平性はなじまないと思う。
外向きに「見映え」をよくするために掲げるのはSDGsと同じようなものだ。
完全に客観的に公平にする、というのなら、昇進は客観テストのみでやるしかないと思う。
でも、そんなことは無理で、やはり上司の主観が入らざるを得ない。

多様性はある程度必要だが、過度に多様になると統一性が保てない。
それはガバナンスの不全につながると思う。

包摂性というのは難しい。
ネットで調べると「多様な人々の個々の特性が十分に活かされて企業活動が行われている状態」のことらしい。
これも新製品の開発などでは必要だと思うが、工場などで個性をみんなが発揮し始めると事故が起こる。
思い思いに自分のやり方でやられたら、たまったものではない。

これもポリティカル・コレクトネスの言葉なのだろう。

何事も中庸を持って良しとするのだ。
極論に走ったら、ろくなことがないと思う。

ようやく、アメリカの企業もそれに気づいたのだろう。


| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 21:55 | comments(0) | trackbacks(0) |

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