考えたこと2

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メジャーのルール改正
以前、ピッチャーが投げるまでの時間を制限するという、ピッチクロックについて書いたが、それ以外にも大リーグはいろんなルール改正をしている。
詳しくはこの記事

メジャーリーグは生き残るために、去年から試合時間を短くして、打者の打率が下がると、ある程度まで上がるようにルールを変えている。
だから、スピーディーに試合が運ぶし、点も入りやすい。
ランナーが盗塁をしやすくなったのも、大谷の記録に関係しているのだろう。

具体的には、ピッチクロックという投球間の制限時間だ。
ランナーがいないときには15秒、いるときには18秒の間に次の投球が必要になる。
違反すると、自動的に「ボール」が宣告される。
さらに、打者が変わって30秒以内に投げないといけないという。
日本のピッチャーは慣れるまで大変だろう。

一方バッターもピッチクロックの残り8秒以内にピッチャーに「注意を向け」ないといけない。
そうしないと、いきなりストライクが宣告される。
どちらにも厳しいということか。

また牽制球も制限されている。
1人のランナーに対して、プレートを外す(牽制できる)のは2回までで、3回目に牽制失敗すると、いきなりボークになり、ランナーは進塁できる。
これもピッチャーに厳しい。

さらに、今年から「極端なシフトの禁止」が決まった。
これはデーターに基づいて、この打者はここに飛ぶ確率が高い、というような場合、極端なシフトをひいて守りやすくするというやり方はダメ、ということ。

ルールには「特定の状況で外野手を内野または浅い外野の芝生に配置することを妨げるものではない。しかし、外野手を4人配置することは禁止とする」と但し書きが書いてあるらしい。
要するに、強打者に対して、内野を一人外野に回して守らせる、というようなことは禁止ということ。

また、ホームベースとセカンドベースを結ぶ線に対して、両側に内野手は2人ずつということも決まっている。
右打者でとにかく引っ張るのなら、3塁側に3人、というようなシフトはダメ、ということだ。
ただ、外野手を内野に置くことは禁じていないので、リスクはあるが、そういうこともこれから監督が考えるのだろう。

またベースが大きくなり、塁間が11センチほど短くなった。
コンマ何秒かの差が、アウト・セーフの判定になるのだから、ランナーには有利になる。

それらのルール変更でどのくらい盗塁が有利になるのかはわからないが、大谷の記録はこれらのルール変更の影響もあるのだろう。

日本の硬直した野球の体質を、今こそ変えるべきだと思う。
それが野球というプロスポーツを守ることになるのだろう。


| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 22:46 | comments(0) | trackbacks(0) |

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