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2024.09.29 Sunday
ネコの知性
こないだ書いた、カリーナ・ヌンシュテッドというスゥエーデンの作家の続報。
ネコはイヌのように飼い主とは絆を結べない、人間の考えを共有することもできない、といった意見に関する研究の話。 「にゃんこパワー:科学が教えてくれる猫の癒しの秘密」という本のレビュー記事から。 ネコはイヌに比べて社会性が低いということだが、最近ではネコの社会的スキルがイヌに匹敵する、ということが示されているとのこと。 ほんまかいなと思うが、どうもネコは飼い主が好きだというのは本当のように思える。 オレゴン大学の、猫専門の動物行動科学博士クリスティン・ヴィターレによる画期的な報告がそれを実証したとのこと。 ヴィターレ博士は4匹のネコを飼っているが、飼っているネコは自分と交流したがっているとのこと。 2017年と2019年には、エサやおもちゃよりも、人間と過ごしたがる、という発表をした。 どう考えても、イヌの方が人間の言うことを聞くし、盲導犬やシープドッグなど役にも立つ。 しかし、ネコも研究すると、人間に関心を持っているということがわかってきた。 具体的な役には立たないが…。 もちろん個体差はあるが、社交能力はある。 今までそれを対象に研究してなかっただけ、ということだ。 ただ、テストをしても飽きるのが早いので、人間が耐えられない。 社交能力はあるが、飽き性でもあるということ。 要はこれからということだ。 ソニーがaiboというイヌ型のロボットを作っているが、ネコ型のロボットを開発しないのだろうか。 それをちょっと待っているのだが…。 |
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