考えたこと2

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男たちの旅路2
昨日BSを見ていたら、「男たちの旅路」をやっていた。
1976年の第一部。
一度ここにも書いている。

鶴田浩二が吉岡司令補というガードマンの役で出ている。
桃井かおり、水谷豊という第2部以降もレギュラーになった2人も出ている。
第1部だけの森田健作もいた。

さすがに古い。
戦前と戦後の価値観のぶつかり合いだ。
70年代にベトナム戦争があり、社会主義がリアリティを持って語られていた頃だ。

鶴田浩二の「特攻隊の生き残り」と、水谷豊の「全共闘世代」の考え方の違いがこのドラマの見どころ。
山田太一の脚本もいい。

世の中の風潮は、全共闘世代への共感が多かったと思う。
少子高齢化など、はるか先の話で、団塊の世代がまだまだ若かったころだからだ。
今見ても、この対立は面白い。

実際、ぼくがこのドラマに興味を持ったのは会社に入ってからだ。
リアルタイムでは、あまり興味がなかった。
どちらかというと、このドラマは鶴田浩二が主人公であり、戦前の考え方に共感している。
そういうこともあって、見る気がなかった。

もう少し年を取って、このドラマの面白さにはまった。
今までも何度か再放送をしていたが、気が付いたら見ていた。

後のほうのシリーズでは、当時ファンだった岸本加世子が出ていた。
また今回のシリーズも見てしまう。
BSの番組をチェックしているわけでもないのに、どういうわけか、チャンネルをサーフィンしているとめぐり合うのも、何かの縁なんだろう。

このドラマをもっと今の若い人たちにも見てほしいと思うが、それは無理な相談なのだろう。

ちょっともったいないようにも思うが…。

| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 21:50 | comments(0) | trackbacks(0) |

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