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2025.08.10 Sunday
参政党のトンデモ
参政党は参院選で躍進したが、彼らの主張は一部に過激なものがあったり、支持者の中にトンデモない意見があったりするのは事実だ。
例えば、 コロナワクチンは殺人兵器。 ガンは戦後にできた病気。 発達障害は存在しない。 日本は農薬が世界一使われている。 お好み焼きやケーキなど粉もんは枯葉剤食べてるのと同じ。 メロンパンを食べたら死ぬ。 自然農法だとしてジャンボタニシを田んぼに撒いた。 波動を転写したとかいう米を買える権利を党員が高額販売した。 などなど。 これを見ると、一種の宗教みたいに見える。 それでも、一定の支持者がいるのだ。 昔創価学会が高価な壺を売って、ご利益があるとか言っていた。 それと同じような図式なのだろう。 こういう言説がありながら、選挙中は「日本人ファースト」が大きく支持されたのだと思う。 日本の利益のために、安価に雇える外国人をとにかく入れてほしい、という一部の人たちやそれを促進する政治家への反対が大きくなっているということかもしれない。 最近留学生の仕事をするようになって、本当にそう思う。 一部の大学は明らかに日本で学びたいという学生ではなく、日本で働きたい、という学生を集めている。 その留学生にも国から補助が出るし、働いたらその企業に補助が出たりする。 そういう仕組を国は推し進めている。 いろんなトラブルが起こっているようだが、これは仕組みが悪いのだ。 技能実習生の仕組みも同じようなことだ。 欧州やアメリカの現状を見ているのに、本気でそれを推し進めていいのだろうか。 やすい労働力を求めて、今の仕組みを維持しようとしている。 なんで外国人を雇ったら、補助金が出るのか。 これも結局は日本の若者の就業機会を奪い、既得権を守ろうとしているのだと思う。 トンデモな話題は多いが、その一点が響いたんだと思う。 そして、そういう思いが大きくなっていると現実を、今の政権に知らしめた功績はあると思う。 |
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