考えたこと2

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故安倍首相
ぼくは安倍首相の外交は正解だったと思っている。
親アメリカで、岸元首相の孫だけあって、その路線を継承した。
戦後日本の本筋だろう。

憲法の安全保障の考え方をめぐって、憲法上日本はアメリカを守るために戦うのか、という問題を当時のトランプ大統領が問題にしたときに、棚上げされていた非対称の片務関係を解消した。
ぼくはそれは正しいと思う。

それ以外に故安倍首相がやったことについては、是々非々だ。
原発の再稼働を進めなかったことはダメだと思うし、金融緩和政策については、よくわからない。

それでも、地政学的に日本は微妙な位置にいて、今の体制を維持するためにはアメリカと同盟を組まないといけない、という強い思いは正しい。
だから、トランプ氏にも好かれたのだろう。

首相を退いて、奈良で演説中に暗殺されたのを聞いたときは残念だった。

安保を境に、反安倍という人たちが増えた。
昔の全共闘の世代と重なるのだろう。
その人たちが、安倍首相を攻撃していた。

それはそれで、仕方ないことだし、政治家というのはそういう商売なのだ。
反対勢力の自由も認めるということだ。

でも、暗殺されたときに、「暗殺が成功して良かった」などと暴力を肯定する人たちが出てきたのには驚いた。
憲法9条の亡霊だ。

そしてそれらの暴力を肯定する人たちが、叫んでいることが「戦争反対」だ。
明らかな矛盾。
わけもわからず、「安保反対」と叫んでいたら良かった60年前ではないのだ。

また、その頃にゲバ棒で人殺しをしていた中核派と呼ばれる組織の人が政治家になったりしている。
本当にこれでいいのか。

まるで、自分たちは絶対に正しく、そのためなら何をしても許されると思っているとしか思えない。
そして、それらの人たちが今は「石破辞めるな」と言っているようだ。

NHKを含む、日本中のほとんどのマスコミもそちら側だ。

これは危険なことだ。





| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 23:44 | comments(0) | trackbacks(0) |

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