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2024.10.23 Wednesday
推しは架空の人物?
こないだ学生と話をしていて「推し」を聞いたら、「怪盗キッド」だという。
怪盗キッドというのは、名探偵コナンに出てくるキャラクター。 それって、架空の人物やけど、それでも「推し」なん?と聞いたら、そういうキャラクター推しの人はたくさんいるとのこと。 ふーん、と思わず考え込んだ。 「推し」というのは、ファンクラブに入ったり、ライブに行ったりするものだと思っていたからだ。 それが架空の人物なら、そういうことはできない。 できなくてもいい、ということなのだろう。 人によって、「推し」の定義が違うということだろう。 ぼくの定義が正しいのかどうかはわからないが、実際に歌ったり演技しているところが見られる、というのは大きなファクターだと思う。 でも、そうできたから、どうということはないといえばない。 ライブに行くとしたって、年に数回のものだ。 それなら、アニメの役柄でもいいという気持ちはわかる。 架空の人物を「推す」というのは、それだけ夢があるということになるのだろうか。 これを書きながら聞いているのは、AIが作った80’sのJ-Popだが、この曲の歌手?を気に入ったら、同じことか…。 何が架空で何が実在か、ぼくらはかろうじて線を引いているが、若い人たちはその線も曖昧になっていくのかもしれない。 いいものはいいのだから。 |
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